★ Eastern Canada Travel Report ★

10月4日(月) 晴れ モン・トランブラン <Part2>

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AutumnLeavesフランス語の響きにもなんとなく慣れてきた(相変わらず意味はわかりませんが。)2日目は、おすすめ通り紅葉を楽しむドライブに出かけました。ホテルのある中心街Le Villageから離れ、Parc du Mont-Tremblantという州立公園に向かいます。途中からは、あたり一帯、目のさめるような紅葉。午前中ということもあって、行き交う車もほとんどなく、車を止めては写真ばかり撮っていました。
よく見ると、カエデの木ばかりなのですが、深い赤に紅葉しているものあり、燃えるようなオレンジ色のものあり、黄色ありと、見事なグラデーションを作っていました。遠くに見える山も、山全体が紅葉しているのでとても迫力がありました。感じとしては、カリフラワーの房にからカラシ色くらいまでのグラデーションの絵の具で色をつけて、それをぎっしり並べたようでした。ちょっと奇妙な表現ですが、なんとなくイメージはわくでしょうか?ParkEntrance.jpg
ホテルから40分ほどで、Parc du Mont-Tremblantの標識のある入口に到着。係りの人も誰もいないので、そのまま公園の中を進みました。この公園自体は、Les Laurentiadesの高原地帯に約1,500kuにもわたって広がっており、実はLe Villageや、昨日ゴンドラで登った山などもその中に含まれています。私たちが訪れたのは、この中の、La Diable Sectorという地域で、たくさんの湖や川、滝などがあるのでハイキングコースに最適なところ。ただ、ハイキングをするには、もうあまりに寒いので、車でそれぞれのスポットを回り、その周囲だけ少し歩いてみるようにしました。

LacChat最初のポイントは、Lac Chat、「ネコ湖(?)」という湖。周囲のハイキング・コースは既に全く人通りがなく、黒い首のCanadian Gueesが何羽か、ほとりで草を食んでいました。私たちが近づくと、ささっと湖の中へ。写真の右手の岸辺を泳いでいるのが彼らです。周囲の紅葉が湖に映えて、見事な光景でした。水辺だからか、風が吹くと結構寒くて、しばらく外にいると手先や鼻の頭がすっかり冷えてしまいそう。昨日の夜のフレンチの余韻で、朝を抜いてしまっていたので、そろそろ食べ物を補給するため、御手洗いや休憩所のある次のポイントLac Monroeに向かいました。LacMonroe.jpg
Lac Monroeは、大小2つの湖がつながった大きな湖で、La Diable Sectorのほぼ中央に位置しています。だいぶ日が差してきて、真っ青な水面に様々な色が入り混じった紅葉が映って、絵葉書のようなコントラスト。
ここには、この地域唯一のサービスセンターがあり、レストランがあるとのことでしたが、とてもレストランというシロモノではなく、学食みたいな感じの、窓口で注文して食べ物を受け取り好きな席で食べるというカフェテリアでした。普通に英語が通じたインフォメーションで、地図をもらい、そのカフェテリアでサンドウィッチでも食べようと思いましたが、人がいません。フイルムやキャンディの売店にいたお姉さんに聞いたら、う・・・英語が通じない。なんとか「サンドウィッチ」という単語は伝わったものの、それに対する彼女の返事が全てフランス語なので、よくわかりません。意を決して、カタコトのフランス語を話して、少しやりとり(といってもほとんど彼女が一方的にしゃべっていた)をしたところ、身振りからどうも彼女がカフェテリアの管理もしているらしいことがわかりました。最終的には、無事、コーヒーと、ハムとレタスのクロワッサンサンドにトマトをプラスしたものを注文することに成功しました。たかが、山の中のサンドウィッチでしたが、パンがいいのと、お腹がすいているのと、作りたてなので、美味しかったです。(食べ物の写真はこちらでどうぞ。)

RiviereDuDiableここから湖に沿ってしばらくドライブしていくと、舗装していない道に変わってしまいました。とはいっても、すれ違う車も追ってくる車もないので、私のヘナチョコ運転でも大丈夫。高度が少しずつ上がっているのか、このあたりから紅葉が終わりに近くなっていて、残っている緑の針葉樹が目につくようになりました。
目的地のChute Crochesという滝(滝は『Chute』なんですね。)までは、車を止めて、Lac Moroeから流れ出ているRiviere du Diable(『Riviere』は似ててわかりやすい。)にかかる橋を渡って歩いて行きました。ChuteCroches
滝は、高さがあまりなくて、ちょっと迫力薄。なんだか、見比べると川とあんまり変わりませんね。『Croches』は火箸っていう意味なんですけれど、どこが火箸??でも、たくさんの針葉樹の緑の中の一部分に紅葉があったり、岩がたくさんある清流というのが、なんとなく日本を連想させて懐かしい感じがしました。季節がよければ、釣りもできるみたいです。これに釣りベストを着たおじさんの釣り師がいれば、確かに日本情緒あふれる秋の清流釣りの風景ができあがりますね。
ChuteDuDiableそして、最後の目的地は、さらに川の上流にあるChute du Diable。途中までは車で行き、駐車場から約1qくらい山の中を歩いて行きました。このあたりでは、ほとんど紅葉は散ってしまっており、細い土道に模様がついているみたいになっていました。しんと静まり返った山の空気は、すがすがしく、かつ冷たくて透明な、色で言えば透き通ったペパーミントグリーンといったところでしょうか。
最初の湖からここに来るまでに、あまりにきれいなので、かかえきれないくらいに落ち葉をを拾い集めてしまっていたのですが、ここでもさらに形のよいものを拾ってしまいました。そうして歩いていったら、10分ほどで滝のゴーッという音が聞こえてきました。今度の滝は先ほどと違って、かなり本格的。滝を見るための展望台が中間にも設けてあり、滝壷のあたりには虹も見えましたが、写真ではほとんどわかりませんね。この滝も、なんだか日光で見た滝を連想させました。風土は違っても、人工的なものがない自然の風景というのは、なんとなく似るものなのかもしれません。

La Diable Sectorの一番奥まで行ったので、これで引き返し、Parc du Mont-Tremblantを後にしました。ここは、もちろん紅葉も素晴らしかったですが、夏のキャンプなどにはとてもよさそうでした。ハイキングやサイクリングのコースも整備されているし、Lac Monroeでは、ヨットや水泳もできるそうです。

CroisiereMtTremblantLe Villageまで戻り、今度は、ここにある大きな湖Lac Tremblantの中をめぐる遊覧船、Les Croisiere Mont-Tremblantに乗りました。夏季は1日に6便あったりしますが、もう運航の季節が終わりに近づいている今は1日1便のみ。船はそんなに大きくなく、お客さんも多くありませんでしたが、たまたま老人の団体客がいたので、満席状態でした。さすがに寒いので、ガラス越しに外の風景を見るようになっており、同乗した係員がフランス語と英語で説明をしてくれます。BigHousesBesideLake
船は広い湖を1周しますが、右回りに回ったので、左側に座ってしまった私たちは、風景がイマイチでした。加えて、ちょっとフランス語なまりの英語がよく聞き取れず、わかったのは、湖の岸辺には金持ちの別荘がたくさんあること、昔は原住民であるインディアンが動物の狩りをしたこと・・・くらいでした。別荘は確かになかなか豪華で、こんなに離れたところからでもしっかり見えるような大きさの家がいくつもありました。夏は湖でのヨットやキャンプ、冬は本格的なスキーが楽しめるとのことで、ここはMontrealなどの都会に住む人たちの高級リゾート地として成り立っているというのがよくわかりました。

LeChevalDeJadeホテルに戻って一休みした後、ディナーは再びおいしいレストランの宝庫、Saint Joviteの街まで、車で繰り出しました。
今日も、またホテルのコンシェルジェMickyさんのおすすめのひとつ、フレンチのLe Cheval de Jadeというお店へ。『ヒスイの馬』という店の名前通り、馬の看板と緑色のフードが目印のこじんまりしたレストランです。おすすめのブイヤベースとタラのクリームソースをメインで頼みましたが、どちらもすごく美味しかった!特にブイヤベースは具の量や、よくダシの出たスープとも最高。しかも、しなかったけれどおかわりができました。デザートのクレームブリュレもナッツが入っていてちょっと変わっているけれど、クセになりそうな味でした。
すっかり満足してホテルに戻った後は、時差があってちょうど始まった大リーグプレーオフの出場権を決める1試合だけの決定戦、わがNew York Metsの試合を地元のローカル放送で観戦。野球をフランス語で見るのは初めて(!)でしたが、映像が見られればかまわないので、解説は全く不明のまま、楽しみました。ちなみに、選手の名前は、マイケルがミッシェルとかじゃなくて、ちゃんと英語読みで発音してました。深夜にメッツが見事勝利を収め、さらに満足して眠りにつきました。

明日は、この高原を出て、都会のMontrealに向かいます。

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