★ Eastern Canada Travel Report ★

10月6日(水) (続き) 雨のち晴れ モントリオール <Part3>◆このページをとばすときは
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MontrealNotreDame美術館のところから、今度は街の東にあるVieux-Montreal、英語でいうところのOld Montreal、いわゆる旧市街にタクシーで向かいました。この旧市街のほぼ中心に位置するのがBasilique Notre-Dame(ノートルダム教会)。「Notre-Dame」とは直訳すると「我々の婦人」となり聖母マリアのことを意味しています。フランス人は、聖書に登場する人物の中ではマリアが特別好きであるというのは聞いたことがありましたが、今回の旅行でもここから次々と微妙に違う(?)ノートルダム教会が登場するので、後から整理するときちょっと大変でした・・・そして、それらの中でもことさら立派だったのがこちらのノートルダム教会です。1829年に建てられたネオゴシック様式の建物も荘厳で、市内でも観光名所として名高いところ。様々な人種の観光ツアーバスが到着し、次々と観光客を扉の内側に送り込んでいました。MontrealNotreDameLadder
教会には珍しく入場料(2C$)を取るだけあって、内装も豪華絢爛でした。ベンチや柱、周囲に巡らせてある欄干などが木なので、全体的には落ち着いた雰囲気なのですが、そのどこかしこにも金色に輝く飾りや聖人像などがあり、いつも磨いておくのが大変だろうななどといらぬ心配をしてしまいました。
時間が合わなくて英語の説明ツアーに参加できなかった私たちは、中央近くのベンチにすわりあたりを眺めていると、どこからともなく日本語が聞こえてきました。英語、フランス語がいくつも混ざり合って響いている中、やはり日本語だけはちゃんと聞こえてしまうのが私の耳。ちょうど日本語ガイド同行のツアーがいくつかここを訪れていたようで、なにくわぬ顔でご一行様に近付き、しっかり説明を聞いてしまいました。それによるとここが最近話題になったのは、カナダの歌姫、Celine Dionが結婚式を挙げたということだそうです。というのは、華やかで大規模な結婚式だったということもさることながら、一般人がここで結婚式を挙げることは許されておらず、超特例だったからということもあるとか。彼女がQuebecの出身で、かなり大きくなるまで英語が話せなかったというのはなにかで読みましたが、それにしても有名人になってしまうとなんでもOKになってしまうあたりは、どこの国でも一緒みたいですね。MontrealNotreDameChapel
この建物内には、La Chapelle du Sacre-Coeurという礼拝堂もあり、一般人はこちらなら結婚式を挙げることができます。それでも、超人気で今から春くらいまでは予約がびっしりだそうです。1978年に放火による火災でかなり焼失してしまい、82年に修復が終わったということで、大聖堂に比べるとだいぶ木の感じも新しく、ちょっとモダンなイメージの礼拝堂でした。その分、荘厳さには欠けるきらいはあるし、広さは段違いに狭いのですが、それでも予約が殺到してしまう一般の人々と、あんな大聖堂で挙式をしたCeline Dionとの格の違い(?)から、彼女がいかに地元の名士であるかということを思い知ってしまいました。

ArretPlate感心しながら外に出て、寒い中を石畳の街並みを歩いてみました。狭くてでこぼこのある道ですが、意外に車も入って来ます。信号がないところも多いので、Mont Tremblantでよく見かけた「ARRET」(止まれ)の標識がここにもありました。車よりもこの寒さでは、のんびり散歩するというわけにも行かず、自然と皆、道路沿いに並んでいるお店をのぞきながら歩くことになります。いくつかの店のウィンドウで、今さらながら最近興味を持っているBeanie Babyのカナダ限定発売Canadian Bearがあったので、あるお店に入ってみました。(Canadian Bearの写真はこちら)アメリカでは高いかもしれないけれど、カナダならたくさん売っているから安いのかな?と思いきや、値段を聞いてびっくり!150C$だそうです。同じくプレミアムの星条旗模様のAmerican Bearは50C$以下だったりして、ここではこれが一番高いBeanieとのことでした。お土産にひとつなどと思ったアテは見事にはずれてしまいました。CrepeRestaurant
根性なしの私たちは、30分も歩かないうちに、また暖をとって一休みしたくなり、目に付いた赤レンガのクレープ屋さんに入りました。そういえば、クレープはフランスの食べ物だし、これはいいかもと思って入りましたが、こじんまりしていたかわいらしい雰囲気の店のメニューは、フレンチというより原宿。隣の席は英語を話すアメリカ人らしき若者のグループでしたし、出て来たクレープの見た目もボリュームもアメリカ並み。ただ、少しばかりアメリカのデザートよりは繊細な感じだったので、量の多い原宿のクレープというのがいちばん近いかもしれません。(クレープの写真はこちら)もちろん、これをひとりでは食べず、ふたりで分けました。MetroSign
燃料補給をしたところで、また少し散策をと思いましたが、日も少しずつ暮れ始め、外はさっきよりさらに寒くなっており、温まった体に冷気が辛く感じられました。まだ旅行の中日だし、無理をしても・・・ということで、ホテルに戻ることにしてしまいました。
ここでまたタクシーというのも芸がないので、ここは地下鉄に挑戦することに。Montrealの地下鉄は、フランス式に「Metro」といい、入口の近くにはご覧の通りのサインがあります。New Yorkなどと同じようにSTCUMという公の機関が管理する、公共交通機関のひとつで、値段も一律1.85C$と安いうえ、バスとの乗り換えもできるようでした。今回はたった2駅だけ利用しましたが、そろそろ帰宅ラッシュになり始めていたのか、結構混雑していました。

BeaverClubDisplayMontreal最後の日のディナーは、泊まっているThe Queen Elizabeth内のレストランBeaver Club(Tel.861-3511)で取ることに。旅行計画時から、いろいろなガイドブックで紹介されているのを読んでいて、ちょっと興味があったところでした。裕福な毛皮商人たちの社交場というのが名前の由来というこのレストランは、ホテルのロビーにも数々の表彰状などが飾ってあり、今でも街の有力者はほとんどメンバーであるという由緒あるところ。おすすめはステーキだし、ちょっと敷居が高い感じもしましたが、せっかくここに泊まっているので、戻ってすぐ予約を入れました。
旅行にしては、ちゃんとした格好をして出かけたら、そんなに多くはない大きなテーブルのいくつかが日本人の団体さんで占められていて、ちょっとびっくりしました。(この後、Quebecで山のように見かけるのでこれくらいたいしたことなかったのですが・・・)やはりガイドブックの威力はすごいらしい。BeaverClub
明らかな旅行者の私たちに対しても変わることないのが、さすが一流店のサービス。メニューを選ぶときや、壁にたくさん飾ってあるプレートについて質問したりしたら、テーブルの担当のウェイターさんにすっかり気に入られてしまい、食後には、写真の左手、格子の奥にある飾りきれないプレートや年代物のワインをしまってある倉庫にまで案内してくれました。実は、この写真も、夜に撮ったものが暗過ぎて全然写っていなかったため、人がいなくてもう少し明るい翌日の開店前に入れてもらい撮らせてもらったものなのです。名前の由来通り、かなり男性的な雰囲気のレストランで、女性客は基本的には「連れ」という感じでした。メンバーの紹介がなければメンバーになれないというシステムからも、現在のメンバーのほとんどが男性だそうですが、数少ない女性メンバーもいて、そのひとりといえば・・・そうです、やはり街の名士Celine Dionなのでした。メンバーになると作ってもらえるプレートは、銅製と陶器製がありますが、彼女のものは当然高そうな銅製で、カナダの歴代首相などと並んで、壁のいちばんいい位置に掛けてありました。
肝心の味の方はというと、やはりどちらかというとダイナミックな男性的な料理が多く、アメリカ料理よりはずっと美味しいですが、今までこの旅行で食べたフレンチに比べるとちょっと荒っぽい感じ。ここはやはりどちらかというと、メンバーになって雰囲気を楽しみながら会食などに使う場所なのでしょうね。調子に乗ってすすめられるまま、デザートまで食べてしまいましたが、ワインで泥酔したうえ、お腹パンパンになっても、エレベーターに乗ればすぐ部屋というのはありがたかったです。

明日は、これまた地下でホテルに直結していてエレベーター1本で行けてしまう駅から電車に乗り、最後の目的地Quebecに向かいます。

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