★ Eastern Canada Travel Report ★

10月6日(水) 雨のち晴れ モントリオール <Part2>

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MarieReineduMonde今日の市内観光は、まず、歩いてまわれるダウンタウン周辺を散策しました。最初はホテルのすぐ隣にある立派な建物、Cathedral Marie-Reine du Monde(世界の女王マリア大聖堂)。ちなみに写真の左に写っているのがホテルで、本当にすぐ隣なのです。昨日からなんだかすごいネーミングのものが次々と登場して来ますが、この聖堂は名前に負けず劣らず、カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂をそっくりスケールダウンして再現したものなのだそうです。確かにちょっと見ただけでも、建物の上に何人もの聖人像が乗ってたり、青銅の大きなドーム屋根が付いていたり、ただならぬ外観ですよね。中に入ってみると、天井には見事なフレスコ画(たぶん)が描いてあり、荘厳というより華やかな明るい雰囲気で、いかにも、イタリアの教会らしいような感じがしました。DorchesterSquare
ここから道路を渡ると、向かい側には観光の起点となるSquare Dorchester(ドーチェスター広場)があります。広場のすぐ横には、クラシカルな外見がかわいい市内ツアーのトロリーバス発着所や、大きなインフォメーションセンターがあり、いつでも観光客がたくさんいるところ。広場の中央にあるこの像は、フランス系でカナダ初の首相となったSir Wilfrid Laurierです。これも、もともとフランス人が入植し、その後イギリスの支配にあったカナダ、そして今なお、フランス系の人が多数を占めるこの州の歴史を意味するものなのでしょう。
昨日の夜から明け方にかけての雨で地面がちょっとぬかるんでおり、人気がなく寂しい広場ですが、十分に暖房の利いたインフォメーションセンターの中には、たくさんの観光客がひしめきあっていました。 やっぱり英語の地図は人気と見えて、品切れ状態でした。

EatonInsideそのまま広場の横の道をまっすぐ進むと、市内でいちばんのショッピング街というRue Sainte- Catherine(サント・カテリーヌ通り)に出ました。老舗というデパートEatonに入って見たら、店内は改装中で、そのための在庫処分セールをあちこちの売り場でやっていました。いちばん人気があったのが、まだ2ヶ月以上も先だというのに、大きなスペースを占めていたクリスマス用品のコーナー。Manhattanと比べると住宅事情がだいぶよいに違いないと思わせる大きな飾りものがたくさんありました。天使とか人形とか刺繍モノとか、どちらかというとヨーロッパ調のものが多かった気がしたのは、やっぱりフランス系だからでしょうか?洋服もささっとチェックしてみましたが、サイズが大きいのはアメリカと同じ。ただ、コートなどは分厚くて重いものが圧倒的でした。ShoppingCenterInside
朝食抜きで出てきたため、そろそろちょっとお腹がすいてきたので、簡単に食事ができるところを探し始めました。さすがにこの寒さだとテラスのあるカフェもすべてドアを閉めているので、なにかありそうなショッピングモールの中に入ってみました。Eatonの並びにあるPlace Motreal Trustという巨大なショッピングセンターの中には、どこにこんなに人がいたのかと思うくらいの人がいて、ちょっとびっくりしました。明らかなオフィスウェアの人もたくさんいましたが、半分以上は明らかに観光客。寒い時期はみんなこうやって暖を取りながら観光するんですね。
この中にあったIndigoという本屋さんの一部にあって本を持ち込めるカフェ(New YorkのBarnes & NoblesにあるStarbacksとそっくり)でグリルドサンドウィッチとラップ、クロワッサンなどを食べました。特にグリルドサンドウィッチは使ってあるパンがおいしくて、かなりの高得点!もし、ここに住んでたら、絶対お気に入りのひとつとしてリピーターになること間違いなし。クロワッサンもパリッとしていて、さすがフランス系の美味でした。

UniversiteMcGill体も温まったところで、また寒い外に出て、近くにある名門大学Universite McGill(マギール大学)のキャンパスに行ってみました。アメリカもそうですが、ここも歴史のある大学らしく、校舎の建物が立派。お昼時だったからか、大勢の大学生が行き来していました。この寒さの中、しかも雨でぬかるんだ運動場ではラグビーらしき競技をしている学生がいて、やはりカナダの学生は寒さに強い・・・と思って、近寄ってみてみたら、コーチ以外全員女の子だったのでさらに驚いてしまいました。
ここもアメリカと同じように、かなり幅広い年齢、人種の人たちが、本やリュックをかかえて校舎に入っていたので、なにくわぬ顔をして我々もちょっと中に入ってみました。やっぱり普通の学生は寒いと見えて、校舎内の床に座って本を読んだり、何人かでおしゃべりして過ごしていました。また、ある校舎のロビーには、パソコンが数台無造作に置かれていて、誰が使ってもよいように開放されているらしく、学生たちが熱心に調べものなどをしていました。アメリカの学校だったら、あんなに外に近くてしかもはずしてくださいといわんばかりにコードがだらんと伸びている状態では、絶対コンピュータは置かないでしょう。それだけ、カナダの方が治安がいいのかな・・・などとちょっと思ってしまいました。

MontrealMuseumNewダウンタウン散策の最後は、カナダ最古の美術館というMusee des beau-arts de Montreal(モントリオール美術館)まで足を伸ばしてみました。そのわりにはずいぶん斬新なデザインの建物ですが、こちらはJean-Noel Desmarais Pavilionという新館の方で、いかにも伝統ある美術館の建物らしい本館(写真はこちら)は、改装で10月末まで閉鎖中でした。
新館の方では、主に特別展が開催されているとのことでしたが、今開催されていたのは、「COSMOS」という宇宙をテーマにした特別展で、副題に「From Romanticism to the Avant-garde」とある通り、古くは19世紀のヨーロッパ絵画から、ごく最近の前衛的なオブジェまで様々な作品が展示してありました。COSMOS
最初は、人々が自分のいる地に留まり思いだけを遠い空にはせていたことが感じ取られる風景画が主で、それから、新たに発見した新大陸という未知の世界に足を踏み入れ、次々と目の前に広がった新たな風景を描いたもの、そして、北極という極地にまで行きついたところ、と地球の中での人間がその活動領域を広げて行く様子を作品を配することによって表現していました。この中には、空に浮かぶ気球を描いたゴヤの「The Balloon」や、力強い筆致のゴッホの「Road with Cypress and Star」など有名画家の作品もありましたが、大半はそうでないものばかり。それでも、テーマに一貫性があることや、新大陸発見のところでは、前に行ったことのあるYellowstone National Parkや、Niagara Fallsなどの風景がたくさんあり、今とほとんど変わっていない風景にちょっと感動したりしました。
後半の部分は、パンフレットの表紙にもあるような、宇宙を題材にした作品が多くなり、ただの絵画ではなくて、立体的なオブジェだったり、映像を交えたものだったりと、視覚的、時には聴覚的にも宇宙を感じさせる作品へと発展していきました。内容も抽象的なものが多くなりましたが、やはり宇宙というテーマを念頭において見ることができて、なにもなくただいくつも抽象画を見ているよりも楽しめました。
本館が休館だったので、あまり期待せずに見た特別展でしたが、とてもよくまとまったわかりやすい展示で、予想よりもずっと時間をかけてゆっくり見てしまいました。平日の昼間だったこともあり、館内も学生やお年寄りばかりでしたが、あの展示だったら誰が見ても楽しめるので、有名画家や作成者の作品に頼るのではなく、キューレーションでここまですぐれた展示にすることができるというのにちょっと感心した特別展でした。

カナダの歌姫、Celine Dionの名前が次々登場する(?)この日の続きは、後編でどうぞ。

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