★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

BlackboardMushroom September, 2003 ChesnutGinkgo

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●Fashion Week & 話題のショップ
●ロックフェラーが村上ワールドに!
●雰囲気だけ味わった「Feast of San Gannaro」
●いよいよMLBプレーオフ
●秋のストリート・フェア
続き(9月前半の話題)を見る・・・



9月28日(日)  秋のストリート・フェア
StreetFairめっきり秋らしくなったNew Yorkですが、週末の日中は意外と気温が上がりました。お気に入りのアッパーウエストでブランチをして、その後、特別あてもなくブラブラ歩いていたら、通行止めになっている大規模なStreet Fairを発見。真夏は、すぐ喉が渇いて疲れてしまうので、あんまり見る気にもなれないこの手のイベントも、今ごろならちょうどよい気分。久しぶりに、ちょっとじっくり立ち並ぶ屋台を見て歩いてみました。ちなみに、今回の開催場所は、7th Avenueの50th〜40th Street付近。写真の中央奥には、すごく小さくて見づらいのですけれど、一応、Times Squareのカップヌードルの看板が見えています。
StreetFairSweaterShopまず、とっても秋を感じてしまったのは、ペルーの人たちが出している手編みのセーター屋さんがたくさんあったことで、しかも、そこに集まっているお客さんがたくさんいたことでした。ペルー系の人々のセーター屋さんは、夏でも出ていることが多いのですが、さすがにコットンニットといっても、手編みは重いので、ほとんど見向きもされません。でも、これからの時期は、本格的なコートの前にこれらのセーターを着る人たちが多いので、皆さん、色やサイズのバリエーションを聞いたりして、結構、真剣に選んでいたりしました。
StreetFairKnitHatsStreetFairScarvesさらに、これらのセーター屋さんとは別に、ヒマラヤ系の手編みショップもいくつも出ていて、手編みのモヘアのマフラーや色鮮やかなニットの帽子なんかもよく見かけました。こちらの方は、いろいろな色のものを揃えたい若者に人気。特に、段染めのモヘアの毛糸で編んだマフラーはお揃いのバッグもあって、なかなかカワイイ。若い女の子が次々と寄ってきては買っていました。この他にも、絶対本物とは思えない?10ドルのパシュミナもあちこちに登場。10ドルパシュミナの場合、ちょっと肌寒くなると、五番街の街角なんかでもよく売っていますが、売っているのが、たいてい黒人の若いお兄さんというのも、なんだかあやしげ?なところ。ただ、いろいろな色があるのと、当座の寒さしのぎにはなりますから、観光客なんかには、意外と売れていたりします。
StreetCandyAppleストリート・フェアといえば、忘れちゃいけないのが食べ物の屋台で、定番は、焼きトウモロコシレモネードゼッポール(イタリア風揚げドーナツ)なんかですけれど、CandyAppleZoom秋らしくて人気だったのが、Candy Appleなる駄菓子。北はカナダまで広がるNew York州は、実は、有数のリンゴの産地で知られていますが、このキャンディ・アップルなるものは、生のリンゴの周りに赤い色のついたアメを絡めたもの。写真の赤いのがアメをコーティングしたもので、後ろにあるのは、その前の生のリンゴです。毒々しいまでの赤い色は、どう見ても甘くてネバネバしていて食べるのが大変そう!?だし、で、中は生のリンゴなわけで、個人的には食べようと思ったことはないのですが、アメリカ人には、これが秋らしさを感じられる代表的なお菓子らしく、大人も子供も、たいそう喜んで買っていました。
StreetFreshJuiceそれと、同じ果物系で、今回、よく見かけたのが、好きなカットフルーツを選んで、それをその場でジュースにしてもらうFresh Juiceの屋台。なぜか、やっている人が必ず中国系の人で、値段は、レモネードが1杯1ドルなのに比べて、4ドルとかなりお高め。でも、新鮮さが受けたらしく、中国人の無表情なおじさんが、絶え間なくジューサーを回してました。私たちは、ブランチした後でお腹いっぱいだったのですけれど、たいていの人が、なにか食べながら歩いているので、ついつい、なにか欲しくなり、今回はスライス売りのチーズケーキをふたりでひとつ試してみました。これも、1スライス4ドルとかなり高め?でしたが、まあ、わりといける味でした。New Yorkは、チーズケーキはあんまりはずさないですからね。
後は、結局めぼしいものはなかったけれど、なんでも2ドルのアクセサリーショップをのぞいたり、いつでもあるTシャツ屋さんで、かわいいベビーや子供用Tシャツをちょっと買ってみたり、5、6ブロックをそぞろ歩きました。これくらい歩くと、お店の内容もだんだん繰り返しになってきて、目新しいものがなくなるので、そろそろ満足といったところ。Manhattaのストリート・フェアは、今くらいの時期は、たいてい毎週末、どこかでありますので、ばったり行き会ったら、ちょっとのぞいて楽しんでみてくださいね。
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9月26日(金)  いよいよMLBプレーオフ
Crowded42ndStreet23日のAutumnal Equinox(秋分の日)をもって、こちらの季節もオフィシャルにになりました。今年の場合は、9月になるやいなや、かなり冷え込んだりしたので、秋になったからといって、特別お天気が変わったわけではありませんが、やはり、サンダルをしまってブーツを履こうかなという気分になります。そんな、秋の初めの今週、New Yorkで皆を悩ませているのが、交通渋滞。今週は、ミッドタウン・イーストにあるUnited Nations(国連)で、総会が行われており、大通りの42nd Streetの中央が、そのための車両専用に通行止めになっているため、大混雑。その余波で、東西に走る道、Streetはどこも混雑を極めています。また、国連付近の道路一帯が通行止めの他、火曜日からはブッシュ大統領が総会出席のために滞在していて、さらにいくつかの道路が閉鎖、さらに、水曜日には、Central Parkで、市の教育費へのチャリティの一環として、人気バンドDave Matthews Bandの大規模な屋外コンサートがあったため、公園周辺の道路も閉鎖、なんだかすごいことになっていました。
YankeesDivisionChampionTそんな中、すんなり決まったのが、New York Yankeesのアメリカン・リーグ東地区の地区優勝。6年連続ということで、私の知る限り、これは、もう年中行事というか、当たり前のことなので、「今年は意外と遅かったかな?」というのが正直な感想。別に心待ちにしていたということもなく、おそらく、他のYankeesファンの人たちも同じだと思いますが、Yankeesが地区優勝しないなんて、まずありえないと思っていました。で、こちらが、早速、オフィシャルショップであるYankees Clubhouseに並んでいた、松井 秀喜選手もシャンパン掛けのときに着ていた地区優勝記念のTシャツとキャップ。
KorbelChampagneシャンパンの掛け合いといえば、今回は、てっきり、シャンパン・ファイトでのお祝いなんてしないのかと思ってました。というのは、地区優勝までのマジックナンバーを巡って、勝率が1位になるタイミングと、直接対決で勝ち越しているため、最低でも2位のBoston Red Soxと同率になるタイミングとの2種類がマスコミで出されていて、どっちを使うかで、ちょっと混乱していたりしましたから。でも、遠征先のChicagoでしっかりやってましたね。ちなみに、使われたシャンパンは、アメリカ産のそんなに高くないやつで、これから、Thanksgiving Dayとかクリスマスのときに出回るKorbelのもの(写真右)だったそうです。地区優勝は6年連続ですが、地区2位チームの中で、いちばん勝率がいいチームに与えられるWild Cardという権利での出場を含めると、Yankeesがプレーオフに進出するのは、9年連続。だから、アメリカン、ナショナルの両リーグで、それぞれの地区優勝チームとワイルド・カードの計4チームずつが出場して争うプレーオフは、Yankeesにとっては、レギュラーシーズンの延長みたいなものなのです。
IchiroSasakiHasegawaこれとは対照的に、またもや、終盤の息切れで、2年連続でプレーオフ進出を逃してしまったのが、イチロー佐々木 主浩長谷川 滋利の日本人大リーガー・トリオが在籍するSeattle Mariners。去年もそうでしたが、オールスターまでの折り返し地点では、いつも、アメリカン・リーグ西地区の1位。なのに、後半になると、ガタガタと調子を落とし、知らぬ間にライバルのOakland Athleticsにトップの座を奪われ、気が付くと、2位チームの最高勝率にも到達しないというパターン。New YorkでYankeesと対戦した、8月の時点でもまだトップだったので(そのときの様子はこちらで)、今年こそは大丈夫!と思っていたのですけれど・・・イチローが首位打者を獲れなさそうなのは、残念ですけれど、依然として、彼は、誰もが認める大リーグでいちばんエキサイティングなプレーヤーだし、佐々木はケガから思うようなシーズンが送れませんでしたが、長谷川の大活躍は、その穴を補って余りあるものでした。ただ、終盤は、彼らや他のチームメイトも揃って調子を落としてしまったのですよね、なぜか。来年こそは、ぜひぜひ、少なくとも、プレーオフ進出は果たしてもらいたいものです。でも、イチローは、来年もMarinersに残る?のでしょうか・・・
MatsuiSwingということで、Yankeesの松井 秀喜選手は、日本人大リーガーとしては、ただひとり、プレーオフに臨みます。去年は、レギュラーではないながらも、新庄 剛志選手が、San Francisco Giantsの一員として、World Seriesで日本人では初めてプレーしました(伊良部投手はベンチ入りするも出場機会なしだった)。Yankeesがワールドシリーズに進出すれば、もちろん、松井はフル出場することでしょう。楽しみです!ちなみに、プレーオフの緒戦、Division Seriesは、来週、9月30日から、Yankee Stadiumで始まりますが、その連戦と、次のAmerican League Championship Seriesのチケットは、今週月曜日、22日に売り出されました。私もオンラインでずーっとトライしていたのですが、一度、チケット購入画面まで表示され、勇んで、住所とかを入力しているうちに、あっという間に「Time Out」という無情な表示が出て接続が途絶え、その後は二度とその画面は表示されませんでした・・・同じく、頑張った友だちが、今度のシリーズではなくて、チャンピオンシップ・シリーズの方の、しかも、勝敗によってはないかもしれない?という試合ではありますが、チケットをゲットしているので、もしかしたら、憧れのプレーオフ観戦ができるかも?しれません。そのためには、Yankeesが緒戦を勝ち抜いて、チャンピオンシップ・シリーズに進出してもらうことと、その後は、適度に負けてもらわなくてはならない!?んですけれど、実現するといいなー。それまでは、とりあえず、テレビ観戦で応援します!

★ World Seriesまでの道のり ★
WorldSeriesまでの道のり
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9月21日(日)  雰囲気だけ味わった「Feast of San Gennaro」
Pumpkinsある場所ではかなりの被害をもたらしたハリケーンも、幸い、New York周辺ではそれほど大きな被害がなかったようで、台風一過というか、ハリケーン一過の週末は、また夏が戻ってきたかのようなよいお天気になりました。こちらでの夏の終わりは、一般的には、9月第一月曜日のLabor Dayとされていますが、公式的なは、昼と夜の時間が同じになる日、つまり、秋分の日からになります。今年の場合は、23日がそうで、この週末は、オフィシャルには、最後の夏の週末だったということになります。でも、もう既に、朝晩はかなり涼しくなっているし、9月に入ってから、異様に冷え込んだ日もあったりしたので、お店も基本的には、すっかりモード。鉢植えの花も、暖色系のキクが圧倒的に多くなり、10月のハロウィンに向けて、早くも、大きなカボチャが店頭に並び始めました。
SanGennaroMulberryStオフィシャルな秋が訪れる直前、晩夏に行われるNew Yorkの大きなイベントといえば、先日ご紹介したMersedes-Benz Fashion Weekと、もうひとつは、ダウンタウンのLittle Italyで盛大に行われるFeast of San Gennaroというお祭り。名前通り、イタリアの聖人であるSan Gennaroの功績をたたえ、祝うものですが、殉教したといわれているこの聖人の血は、常に赤くブクブクと泡立つこともあるという言い伝えがあり、メインストリートであるMulberry Streetには、Most Precious Blood Churchという大きな教会があります。実は、このお祭りに行くのはちょっと久しぶり。前回はその教会の中にも入ってみたりしたのですが(そのときの様子はこちらで)、今回は、お天気がよかったせいか、ご覧の通りの混雑ぶり!常日頃、拡大し続けるChinatownに圧倒的におされ気味のLittle Italyですが、この期間ばかりは負けてはいられません。
SanGennaroStreet普通、Little Italyに入るには、Chinatownとの境界線ともいえる、Canal Streetのところから、メインのMulberry Streetを北上するのですけれど、とにかく、この盛況ぶりだったので、ここのに進入するのはあきらめ、しばらく平行している別の通りを北上して、適当なところでメインストリートに近づくことにしました。ようやく、なんとなく空いているかな?というところで、Mulberry Street方向に行ってみましたが、それでも、依然としてかなりの混雑ぶりでした。このお祭り、基本的には、ソーセージやゼッポール(揚げドーナツ)みたいな、普通のストリート・フェアでも出ているイタリアンフードの屋台が出ていたり、この界隈のレストランやカフェが出店を出していたりするので、食べ歩きをしている人が大多数。あとは、大きなぬいぐるみをゲットできる射的みたいなのとか、ニセモノ臭い?見世物小屋とか、まあ、狭い通りにいろいろな屋台がひしめき合っています。
Ferrara屋台の食べ物は、どうも脂っこいこってり系が多かったりするので、例によって、Chinatownで既に食事をしてしまった私たちは、食べ歩きではなく、持ち帰る食べ物を買うために、目的地へと向かいました。FerraraInsideそれは、イタリアンのデザート、ドルチェのお店としてとっても有名なFerraraというお店。1892年創業という、伝統的なドルチェの味は、今でもファンが多いそうですが、実は、まだここのケーキを食べたことがなかったのです。その場で食べるカフェには空席がありましたが、持ち帰りのお客さん用には、長いラインが出来ていて、ちょっと迷いましたが、列は、意外とパッパと進んでいたのと、ケーキやクッキーが並んだガラスケースをチェックして、なににするか決める時間が必要だったので、結果的には、待ち時間はあんまり気になりませんでした。ガラスケースのところで、店員さんの誰かに注文し、その人に名前かイニシャルを言うと、注文したケーキを詰めた箱が会計のところまで送られて、そこで名前を読み上げられるという、なかなか合理的なしくみ。名前だと絶対聞き取ってもらえないのですけれど、イニシャルなら、アルファベット2文字だから大丈夫でしたしね。
FerraraCakes緑色の箱の中に、お店のロゴ入り薄紙を敷いて、ちゃんと紐まで掛けてくれた包装には、ちょっと感激。日本のケーキ屋さんみたいです。うちに帰ってから、楽しみに開けた中身はこちら。とりあえず、このお祭り期間に早食い競争もあった、イタリアの伝統的なデザート、Canoliというクリームをパイみたいな皮でクルンと巻いたお菓子2種(左手前の2つ)や、チョコレートケーキ(左奥)、ピスタチオのケーキ(右奥)などを買ってみました。あれだけ有名だから、きっと、キャノーリって美味しいんだろう・・・と思ったら、これはちょっと失敗。クリームが超甘い!のです。あんなのを、何10個を食べた人たちってなんなんでしょう!?もし、キャノーリをお試しになりたい方、甘いものがとーっても好きな場合以外は、これより小さいミニサイズがありますので、そちらをおすすめします。わが家の結論としては、いちばん甘そうに見えて、実はそうでもなかったチョコレートケーキ(確かTruffleという名前でした)がいちばんでした。ピスタチオのケーキもちょっと甘かった?かな。やっぱり、イタリアン・デザートって甘いんですね。今度は、持ち帰り用の小さいのはなかったティラミスとかフルーツ系のものを、カプチーノなどと一緒にカフェで食べてみようと思います。
12日から始まっていたFeast of San Gennaroは、21日で終了。そして、秋の訪れとともに、Little Italyも、いつも通りのちょっと静かめな通りに戻ることでしょう。
Ferrara
195 Grand Street (bet. Mulberry & Mott Sts.)
Tel.212-226-6150
http://www.ferraracafe.com
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9月19日(金)  ロックフェラーが村上ワールドに!
StrongWindViewここ数日、毎日、「Hurricane Isabelは今どこにいる」という、ハリケーン・ウォッチが、トップニュースでしたが、それもようやく終焉を迎えつつあります。結局、New York近郊には、思ったほど接近しなかったらしく、「あれだけ騒いだのに、これで終わり?」とやや拍子抜け気味。その影響が最大だったのは、どうも、昨日18日の夜半から、今朝にかけてだったようで、窓を叩くような風の音は聞こえていたものの、それだけでした。わが家は、川に近いために、普段から風は強くて、「風速が時速75マイル(約120km)に達したら、地上のドアは全て閉め、出入りは地下にあるモール経由のみにします。」というお知らせが各アパートメントに配られましたが、どうやら、その心配も無用だった模様。昨日の昼間も、風は確かに吹き荒れていましたが、雨は全く降っておらず、窓からも道路の標識がめくれ上がったり、ぶら下がっている信号や細めの木はかなり左右に揺れているのが見えました。いざ、外に出てみたら、一瞬、向かい風を歩くのは大変かも・・・と思うほどの強風も吹きましたが、それは川に近かったからで、街中まで行ってしまえば、たいしたことありませんでした。東京にいたときは、オフィスの窓から、目の前の街路樹が強風でなぎ倒される!のを見たことがあるし、水害で地下鉄やJRがストップしたのを経験したこともあるから、New Yorkの、ハリケーンに対するこの恐れぶりは、ちょっと大げさだったのかな?と思ってしまったりしますけどね・・・とはいえ、North Carolina辺りでは、かなりの被害が出ているようですし、強風によって、空のダイヤなどはかなり乱れたりしたようなので、全米レベルでは、ハリケーンの影響も十分にあったようです。
RockefellerCenterMurakamiそんな暴風雨接近までのお天気がよい間をぬって、せっせとお出かけしてました。その間、いつもいつも見ていたのが、ようやくご紹介するRockefeller Centerの、巨大プロジェクト「Takashi Murakami at Rockefeller Center」。あらためて説明するまでもなく、Louis Vuittonのバッグなどで、すっかりおなじみになった日本人アーティスト村上 隆さんの作品が観光名所をすっかり席巻しています。五番街のプロムナードのところからも目立つのが、直径が33フィート(約10m)もある目玉模様の巨大な黒い風船。この強風の中で大丈夫なのかしらん?とちょっと心配してしまいますが、目を凝らしてみると、上下左右、四方八方からワイヤーで固定されているようなので、どうも大丈夫みたい。そして、その中央、スケートリンクにある金色の像の真上にあるのが、今回のメインとなっている像なのでした。
TongariKunKoumoKun中央の大きい像が「Tongari-Kun(とんがり君)」で、千手観音像みたいに何本もの手がニョキニョキ出ています。隣の写真は、とんがり君の周囲にある4体のお供のひとり「Koumo-Kun(こうも君)」。とんがり君の高さが23フィート(約7m)で、お供たちは8フィート(約2.4m)なので、巨大風船に比べると、その大きさはそんなに大きいものではありません。でも、相変わらず、凝った模様に色彩は、緻密な村上ワールドそのもの。置いてあるパンフレットのデザイン画そのままに立体になっていて、カワ気味ち悪い(カワイイ&気持ち悪い)みたいな摩訶不思議な雰囲気をかもし出しています。
MushroomChair私が「千手観音みたい」と思ったのも、あながち間違いではなく、とんがり君とお供も含め、「Reversed Double Helix(二重螺旋逆転)」と名付けられた、EyeballFlagsこのインストレーションは、やはり、日本の仏教芸術からインスピレーションを得たものだそう。像の左右には、村上キャラのひとつHappy Flowersが敷き詰められた土台に、「Mushroom Seats(キノコの椅子)」がいくつか置いてあって、人々がちょこんと座って休憩したり、記念写真を撮ったりしています。そして、よく見ると、普段は、星条旗だったり万国旗だったりする、スケートリンクの周囲の旗も、目玉のデザイン!で、ちょっとキョーレツ。この徹底した村上化?で、今や、この場所は、ちょっとしたテーマパークみたいになっています。日本のテレビのインタビューで、「故郷に錦を飾るって、こういう気分なんでしょうね。」と村上氏本人がコメントしていたのですが、確かに、ここまで有名な場所を、ひとりのアーティストの世界にしてしまうって、ちょっとスゴイことなのではないかと思います。
Takashi Murakami at Rockefeller Centerの展示は、10月12日迄。先日ご紹介したIsaac Mizrahi for Targetの仮店舗営業期間と同じ頃までなのは、どちらもスポンサーがTargetだから??期間までにいらっしゃる方、ぜひぜひ、期間限定の村上ワールドをお楽しみください!
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9月16日(火)  Fashion Week & 話題のショップ
DailyNewsTopNYPost9月は、New Yorkでは台風の季節。とはいっても、実際は、緯度がかなり高いNew York(日本だと青森と同じくらい)を台風が直撃するということはまずなくて、勢力が衰えた熱帯低気圧に襲われて、多少雨風が強くなるといったパターンがほとんど。今年も、Hurricane Isabelが、大西洋南方に迫っており、今週木曜日の夜から金曜日くらいに、New York近郊に達する危険性がありといわれています。今日、16日のローカル紙は、わが家で購読しているNew York Timesも含めて、ゴシップやスポーツ専門のNew York Daily NewsNew York Postといったタブロイド紙まで、全て1面が台風の写真。こんなことは、1999年9月の巨大ハリケーンFloyd以来でしょう(そのときの様子はこちらで)。逆にいえば、久しぶりに要注意の大きな台風接近ということで、New York近郊にお住まいの方、また、旅行滞在中の方や、この頃にNew Yorkから離発着予定の方々は、十分ご注意ください。
FashionWeekFlagFashionWeekTentEntranceそんな、悪天候の影響がやや心配されつつ、先週末から開催されているのが、同じく、9月のNew YorkといえばおなじみのMercedes-Benz Fashion Week、いわゆるNew York コレクションといわれるファッションショー。会場となっているBryant Parkには、今年は10周年記念ということで、なんだかずいぶんにぎにぎしい色彩のテントが貼られています。この時期は、いかにもファッション関係者という感じの、気合の入ったお洒落をした人々が周辺にたむろしているのですが、お気に入りのデザイナーのショーに合わせて、次々と詰め掛けるセレブたちは、テントの入口にリムジンを横付けにし、ささっと入場してしまうので、ほとんど見かけることはありません。入口付近に押し寄せているのは、中には入れないけれど、そのセレブを一目だけ見ようという一般の人々。そうなんです、このファッションショー、関係者以外は中に入ることができません。
FashionWeekScreenだから、今までは、すぐそこで紹介されている最新ファッションも、ローカル局などのその日のダイジェストでちょこっと見るか、後から新聞や雑誌でまとめて紹介してあるのを読むかでした。でも、今年から始まったのが、テントの外側にある大きなスクリーンでの中継放送。生放送ではないのかもしれませんが、少なくとも前の日くらいのランウェイの様子がそのまま映し出されるので、なかなか迫力があります。公園のベンチに座って、コーヒーでも飲みながら、ファッションショーの様子を観るのも、結構オツなもの。私たちが通りがかったときも、そんなに暑くはなく、ほどほどのお天気だったので、熱心に見入っている人たちが何人もいました。ファッション好きの人にはたまらないでしょうね。ちなみに、今、行われているショーは、2004年春のコレクション。明るい華やかな色やサテンなどの光沢ある生地使いが人気のようです。デザイナーやスケジュールなど、Mersedes-Benz Fashion Weekの詳細は、http://www.mbfwnyc.comからチェックしてみてください。
IsaacMizrahiatTargetで、このFashion Weekと前後して、こつ然と出現し、New Yorkの女性たちが殺到しているのが、Rockefeller Centerの一角にあるIsaac Mizrahi For Targetというショップ。Isaac Mizrahiといえば、New YorkのBrooklyn出身で、30代のときからNew Yorkコレクションの常連という才気あふれる若手デザイナーのひとりで、自身も映画やテレビに出演している有名人だったのですが、数年前、突然、ファッションビジネスからの引退を発表。その後は、テレビの司会みたいなことをしたりしていたのでした。それが、去年あたりから、量販店のTargetのインテリアなどのプロデュースを手がけるようになり、最近は、衣類にも手を広げていました。
IsaacMizrahiatTargetEntranceちょっと郊外に行けば、必ずあるTargetも、Manhattanには店舗がないため、急きょ、期間限定で彼のコレクションのみを扱うショップが仮店舗でオープンされたわけですが、それにしても、ちょっと前までは、一般人には手の届かないようなデザイナーの服が、いきなり大量生産のものになってしまったというのも、なんだかすごい落差を感じてしまいます。ちなみに、Targetというのは、日本でいうと、ダイエーとかイトーヨーカドーとかみたいな感じなので、衣類の値段もメチャクチャ安くて、コットンの夏物ワンピースが20ドル台、長袖のコーデュロイのワンピースも30ドル程度。だからなのか、とにかく、すごい勢いで人が入ってきて、混雑しているお店の中央にあるカーテンで丸く囲まれた試着スペースも取り合い状態。返品・交換が簡単なので、試着しないで買っていく人も多いようでした。金髪の上品なご婦人が試着していた、シンプルな黒のワンピースなどは、ちょっとステキだったので、私も友人とともに、負けずに物色してみたのですが、サングラスやバッグなどの小物は安くてかわいいものの、服はやはり、量販店モノらしく、サイズが大きいものが多い!多分、日本人の方だと、ちょっと大柄でないと、着れるものがあんまりないかもしれません。
IntheLightofMemory実は、わが家のすぐ近く、New Jerseyにも、普通のTargetがあって、時々行くのですけれど、おそらく、全く同じ、Isaac Mizrahiブランドの衣類が置いてあるにもかかわらず、こんなに人がたかっているのを見たことがありませんでした。もちろん、ディスプレイの仕方とか、期間限定という煽り方とか、売り方に違いもあるのでしょうけれど、New Jerseyの人で、「Isaac Mizrahiだから」という理由で衣類を買う人は、Targetにはあんまり行かないのではないかと思われます。かくいう私も、ポップな色使いのアクセサリーを2点お買い上げ。両方で税込みでも20ドル以下だから、やっぱり安いですけれど、確かにNew Jerseyのお店だったら買わなかったかも・・・
Isaac Mizrahi For Targetの仮店舗は、10月15日迄。店員さんによると、10月1日に、また、新作が入荷するのだそうです。場所は、50th Streetの南側、スケートリンクと6th Avenueの間にあります。Rockefeller Centerでは、村上 隆さんの大々的なインストレーションも展示中(後日、ご紹介します)なので、それを見物しがてら、ちょっとのぞいてみてくださいね。
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