★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

BonfireBrownLeaf
November, 2003
GingermanCookieGingermanCookie

最初のページに戻る最新の話題を見る過去の話題一覧を見る


●気の早いクリスマス
●最近の話題あれこれ
●名物ツリーの到着
●不思議国ニッポン!?のオペラ「The Mikado」
続き(11月後半の話題)を見る・・・


11月17日(月)  不思議国ニッポン!?のオペラ「The Mikado」
BarneysPreparationBergdorfGoodmanPreparation今週に入って、クリスマスの準備も急ピッチで進んでいます。各デパートのクリスマス・ウインドウも例外ではなく、大人っぽい雰囲気のシックなウインドウが定評ある五番街の超高級デパートBergdorf Goodmanでは、係りの人が最後の調整に、忙しく立ち働いていました。また、Madison AvenueのBarneys New Yorkの今年のテーマは、あの人気テレビ番組「Sex and the City」なのですけれど、ほとんど完成したウインドウの中で、中央のマネキン?だけに幕がかかっており、「Unveil November 18(11/18に除幕)」と書かれた紙が貼ってあって、なんだか思わせぶり。除幕されたら、もう一度見に行かなくっちゃ。この前、まだ準備中だった、Saks Fifth Avenueのウインドウも、17日の午後7時に公開されるとの張り紙があったので、今週中には、かなりのウインドウが公開される運びとなりそうです。
NYCityOperaEntranceさて、この前の週末は、久しぶりに夜のエンターテイメント、オペラ鑑賞に出かけてきました。今シーズンは、ここのところ、しばらく続けていたMetropolitan Operaのシリーズ・チケットの購入をしていないので、定期的にLincoln Centerに通うということはなく、興味のあるものだけ、単独公演でチケットを買っています。今回は、メトロポリタンではなく、New York City Operaの公演で、「The Mikado」という、ちょっと変わったオペラを観て来ました。
MikadoPrograms「The Mikado」とは、「 (みかど)=天皇陛下」ということで、物語の舞台は日本に設定してあります。このオペラを作ったのは、19世紀のイギリスの作曲家Arthur Sullivanと作家のW.S. Gillbert。このふたりは、Gillbert & Sullivanというコンビでよく知られていて、ふたりが製作していたロンドンのサヴォイ劇場で上演される軽い喜劇、俗に「Savoy Opera」と呼ばれている作品のひとつです。彼らはいくつものヒット作品を作ったそうですが、舞台が日本ということと、内容的にかなり日本をおちょくった?ものであることから、日本政府が抗議して、戦前は海外での公演も禁止を求めたほどであるということから、多分、現在、日本で最もよく知られており、かつ上演されている作品が、この「The Mikado」のようです。加えて、数年前に、Jim Broadbent(「ムーランルージュ」等)主演で、ふたりが日本の風俗を取り入れながら、苦心してこのオペラを製作する過程を描いた「Topsy-Turvy」という映画が話題になり、ビデオを借りて見たら、かなり面白かったので、実際の作品を観てみたいと思っていたのでした。
NYCityOperaBooklet手持ちのオペラ読本には、時代設定が「明治維新以前の日本」とあるし、確か、映画の中でも、登場する女性などは着物を着ていた気がしたので、てっきりそうだと思っていたら、今回の舞台は、全員、モノトーンの洋服でした。舞台セットも、白を基調にしたもので、かなりモダンですっきりした感じ(写真左)。それはそれでセンスが感じられたので悪くはありませんでしたが、描いていたイメージとはかなり異なりました。ただ、一応、ちょこまかした動きや女性の甲高い声などは、日本人風?イギリスのオペラですから、言語はもちろん英語、朗々と歌う古典的オペラとは異なり、軽妙な動きやセリフも多いので、この衣装や舞台セットとも相まって、オペラというより、かなりミュージカルに近いような雰囲気でした。
KoKoZoom題名は「The Mikado」ですけれど、帝自身の出番はそんなに多くなく、主役は、国の死刑執行官であるKo-Koという怪しげな?役人(写真右)。黒いザンバラ髪にスーツという、マンガのイヤミみたいな!?風体で登場していました。ストーリーは、帝の命により、このところ長らく行われていなかった死刑執行をするよう迫られていたKo-Koですが、該当者がいないため、愛する娘Yum-Yumと結婚できないなら死ぬと思いつめている若者Nanki-Pooを無理やり死刑にしようとするも、実は彼は帝の息子、つまり皇太子であったことが判明し、最終的には、皇太子の許婚者で、不美人の娘と結婚するハメになるという、かなりハチャメチャなものです。いちばん面白かったのは、最初にKo-Koが登場するシーンで、彼が持っている「いつでも死刑に出来る人リスト」というリストの内容を歌い読み上げるくだりがあるのですが、この部分は、その時代に応じて内容変更可となっているそうで、今回のリストには、つい最近、Broadwayの舞台が不評で一般公開前に打ち切りになってしまった!元チャーリーズ・エンジェルのFarrah Fawcettやインサイダー取引で有罪判決もあり得る?Martha Stewart、イラク侵攻がうまく行かずに人気急落中のGeorge W.Bush大統領なども入っていました。ただ、セリフが多く、歌が少ない分、集中して聞き取りをしなくてはいけない!のと、やっぱり、歌の力量だけでいえば、メトロポリタンには劣っていると思われるので、音楽性を楽しむオペラというよりは、軽めに楽しむ喜劇と思って観るべき舞台なのかもしれません。
New York City Operaの公演は、ミュージカル同様、Times Squareのビジターセンターなどに、ディスカウント・クーポンがあるので、定価の半額、だいたい50ドルくらいでオーケストラ席のチケットを買うことができます。気軽にオペラをご覧になりたい方にはおすすめ。11月末からNew York City Balletのクリスマス公演「The Nutcracker」が始まってしまうので、年内の公演は残りわずかですが、来年も3月と4月に公演があります。公演スケジュール等は、http://www.nycopera.comで。
↑先頭に戻る

11月15日(土)  名物ツリーの到着
FurCoat11月も中旬になって、本当に寒くなってきました!日中の気温は、なんとか10℃くらいまで上がりますが、週の半ばから風がものすごく強くて、一時はハリケーン並み!の風速を記録してしまったほど。おかげで空のダイヤが乱れに乱れたり、庭木や街路樹が倒れて被害が出たりもしました。そろそろ、街行く人々もすっかり冬支度、毛皮のコートを着る人も見られるようになりました。とにかく、風が冷たいし、5時にはそろそろ真っ暗になるくらい、日が落ちるのもずいぶん早くて、昼間はあっという間に終わってしまいます。New Yorkでは、これはまだ真冬の気候ではないのですけれど、多分、東京くらいだと真冬の寒さに近いと思われますので、どうぞ、寒がりの方は十分な防寒準備をしていらしてくださいね。
RockefellerTreeArrivalということで、寒くなれば盛り上がるのが、来るべきChristmasへの準備。13日の木曜日には、New Yorkのクリスマスのシンボル、世界一有名といっても過言ではないRockefeller Centerのクリスマス・ツリーが到着、定位置であるスケートリンクのすぐ後ろに設置されました。到着した日は、ちょうど市内で風速60マイル(約96km!)という突風を記録したほど、風が強く吹いていた日で、重さが9トンもあるツリーを立てる作業ができるのか心配されましたが、そのあたりは、長年で培った技術と経験から、無事、午後には、皆の前に雄姿のお披露目となりました。
RockefellerTreeArrivalZoom翌日から、飾り付けのための足場が築かれ、今は、周囲をすっぽり覆われた形になっているので、木自体の大きさや枝ぶりがちょっとわかりづらくなってしまっています。今年のツリーは、例年と同じ方法、担当の人が空からヘリコプターでよさそうな木を物色するという方法で発見し、木のオーナーにツリーとして使わせてもらえるようお願いしたというパターンだそうで、北隣になるConnecticut州はManchesterというところから来たNorway Spruce(エゾマツ?)という種類の木。高さは、去年より3フィートだけ高い、約79フィート(24.4m)で、横幅が約41フィート(12.6m)だそうです。週明けの月曜日から、約30,000個の電球の飾り付けが始められ、待望の点灯式は、予想通り、12月3日ということが、正式に発表されました。点灯式についてですが、実際に点灯のボタンが押されるのがだいたい午後9時頃、それまで、7時くらいから、有名な歌手やスケーターのショーがありますが、これを見物しようとすると、暗くなる前、午後3時とか4時には現地に行っていないと、ステージを見ることができる位置は確保できません。加えて、観客席などができるわけではないので、立ち見なのと、ご存じの通り、スケートリンクは地面より下にあるし、ステージの位置も、特別高い位置に設置されたりするわけではないので、全てのショーが見られるわけではないと思います。プラス、なんといっても、この時期の夜の寒さといったら!ということで、点灯式自体を見ることはあんまりおすすめしませんが、点灯時間の少し前にこの辺りに行けば、少し遠めでも、点灯の瞬間を見ることは可能かもしれません。
SaksFifthPreXmasSaksFifthPreXmasWindow五番街を挟んで、お向かいにある高級デパートSaks Fifth Avenueのビルには、リースやガーランドなどのライトが既に飾り付けられていました。ウインドウの一部も、ちょっとクリスマスっぽいデコレーションにはなっていますが、見る人が行列を作る、テーマや物語性のあるクリスマス・ウィンドウは、まだ準備中。他のデパートも、そろそろ公開されるかな?といったところのようです。12月からクリスマスにかけてのNew York旅行を計画している皆さん、12月3日を過ぎれば、美しくライトアップされたツリーが見られますし、これに併せて、街のデコレーションもほぼ出揃いますので、クリスマスより早めにいらしても、十分クリスマス気分を楽しめますよ!
↑先頭に戻る

11月11日(火)  最近の話題あれこれ
AutumnGardenOrnament近頃めっきり寒くなったNew York、月初のポカポカ陽気がウソのようで、最高気温が50°(10℃)を超えると結構暖かいというくらいなんですが、今週は、暖かいと曇りか雨で、すっきり晴れると寒いという、今ひとつのお天気が続いています。さすがに、ハロウィンものが片付けられた庭のある住宅街には、引き続き置かれているカボチャと、秋っぽいかかし?がみたいな置物がよく置いてあって、実りの秋の雰囲気。月末のThanksgiving Dayまでは、いくら寒くても、一応、気分的には秋なのですね。とはいいつつ、前にもお伝えしたように、そろそろ、あちこちでChristmasの準備が始まりつつあるのですけれど、この秋の終わりとも冬の始まりともいえそうな11月、最近のちょっとした話題をいくつかまとめてご紹介してみます。

使えない!?新20ドル札
New20BillPoster先月くらいから、巷には、新しいデザインの20ドル札が出回り始めました。観光客も多い、Times Squareには、ニセ札と勘違いされないよう?巨大なポスターが登場して、新しいお札のデザインをアピールしています。ドル札は、偽造紙幣製造が後を絶たないことから、お札のデザインをしょっちゅう変えるようで、私たちが渡米して6年の間で、20ドル札のデザイン変更は2回目、わが家には今、3種類の20ドル札があったりします。
20Billsで、新旧を見比べていただくと一目瞭然なのですが、今回は、デザインがかなり変わりました。人物の周りの囲みがなくなった他、新しいお札には、青っぽい色で鷲の背景が入ったり、右端のところも同じような色が付けられています。裏のホワイトハウスの絵も同じなのですが、新札には、金色で小さい「20」という数字がたくさん書いてあったりして、全体的に今までよりちょっと派手になった感じ。最初のうちは、新しいお札が欲しくて、わざわざ銀行でお金を下ろしたりしていたのですが、最近になって、このお札、意外と使えないことがわかってしまいました。さすがにこれだけ宣伝しているので、お店で受け取ってもらえないということはないのですけれど、機械にはじかれてしまうのです!わが家は、洗濯するときはアパートにある共同のランドリールームを使っていますが、ここの洗濯機と乾燥機はプリペイドカード式。残金がなくなったら、備え付けの機械で補充するしくみですが、この機械が新札はNG。たまたま、新札しか持って行かなかったので、いったん家にお財布を取りに帰り、5ドル札や10ドル札で補充しました。ここまでデザインが変わってしまうと、同じように、本物のお札と認識しない機械は他にもあるはず。日本みたいに、自動販売機がたくさんあるわけではないし、ましてや20ドル札が使える機械(普通は1ドル札のみ)は限られているとは思いますが、対応にはしばらく時間がかかりそうです。

月食と消えないエンパイア
MoonEclips1MoonEclips2MoonEclips3先週末、土曜日には、New Yorkで見事なLunar Eclips(月食)が見られました。ちょうどお天気がよくて、空が澄んでいたからか、丸い月がどんどん細くなって、最後はほとんど隠れてしまう様子が肉眼でもちゃんと見えました。月が欠け始めた7時過ぎくらいに、ちょうど外に食事に出ていたので、かなり細くなってしまってからですが、20分おきくらいに写真を撮ってみたら、こんな感じ。月食をちゃんと見たのなんて、小学生のとき以来かなーと、なんだかちょっと懐かしくなってしまいました。ローカルニュースでも、夜何時くらいから月食が始まるということをずっとやっていたので、車で家に戻るとき、月食観察に出ていたらしき、バッチリ防寒をした親子連れを何組か見かけました。
DawnEmpireViewそして、月とともにNew Yorkの夜空を照らすものといえば、おなじみEmpire State Buildingのライトアップ。そのエンパイアの明かりに、最近、ちょっと異変が起こっていることに気づきました。といっても、色がどうとかいうことではなくて、前は、真夜中の12時になったら必ず明かりが消えていたのに、このところ、それがずっとつきっ放し。なんとなく目が覚めてしまった朝6時頃、まだ日の出前の薄暗い空に、煌々とエンパイアの明かりが灯っていて、ちょっとびっくりしたこともあります。エンパイア・ステート・ビルのHP(http://www.esbnyc.com)をチラッと見てみても、それらしき記述がなかったので、なんで、最近そうなのか、わかりません。あのライトアップの時間が長くなって不快であるという人はいないと思いますが、明け方まで一晩中つけっ放しにしておいたら、光熱費もさることながら、渡り鳥など自然に及ぼす影響はあるのではないかしらん?などと思ったりしていますが、どうなんでしょう?

帰ってくる名コンビ!
ProducersPosterProducersTheater今、Broadwayで最も人気のあるショーといえば、多分、ちょっと前のコメディ映画をミュージカル化した「Hair Spray」なのだろうと思いますが、コメディ映画をミュージカルにした大ヒット作といえば、なんといってもトニー賞を独占した「The Producers」。一時は、半年先のチケットがやっとというくらいのプラチナ・チケット状態で、観光シーズンともなると、昼間から当日キャンセル待ちの人々が並ぶような大人気ぶりでした。ところが、主役の看板スターNathan LaneMatthew Broderick(「Sex and the City」のCarrieこと、Sarah Jessica Parkerのだんな)のふたりが降板してからは、たった2週間での主役更迭劇などもあって、評判は徐々に落ちてしまい、今は、チケット入手も簡単なようで、団体客が多かったりもします。それが・・・8月に、あの主役ふたりがまた復帰する!というニュースが突然伝わりました。年末ないしは年明けからという報道だったので、その日のうちに、彼らが出る時期のチケットを買いに走る人が劇場のボックスオフィスに殺到したのは有名な話。で、その時点では、まだ契約が正式ではなかったらしく、このほど、彼らが舞台に復帰するのが12月30日で、来年4月4日までの期間限定であるということと、その期間のチケット売出しは、今度の日曜日11月16日であることが正式に発表されました。確かにあのふたりで見てみたい気はするのですけれど、主役ふたりの降板直後という間の悪いタイミングで一度見ているし(詳細はこちらで)、チケット売り出しとともに、週末のいい席なんてどんどんなくなってしまいそうだから、チケット入手を試みるかどうかは、まだ未定です。まあ、他にもBroadwayで見てみたい舞台はありますしね。そろそろ、冬に向けて、チケットを買いに行こうかな。
↑先頭に戻る

11月6日(木)  気の早いクリスマス
TeuscherThanksgiving月末から、久しぶりに旅行に出かけていたため、更新が遅れてしまいました・・・その間に、月が変わって11月、もう今年も余すところ2ヶ月弱になってしまいましたね。11月になっても、最初は最高気温が27℃!という、びっくりするほどのポカポカ陽気だったNew Yorkですが、ひと雨降って、今週末くらいからは、最高気温が10℃以下の初冬らしい陽気に落ち着くようです。さて、11月といえば、27日のThanksgiving Day。月末のハロウィンが終わったTeuscher Chocolatesには、サンクスギビングのシンボルでもある、カボチャを抱えたPuritan(清教徒)の人形のパッケージが飾ってありました。当日は木曜日ですが、翌日の金曜日もお休みのところが多く、月末には4連休!がやってきます。ちなみに、サンクスギビング・デー当日は、ほとんどのお店が閉まってしまいますので、この時期、旅行予定の方はご注意ください。翌日の28日は、全てのお店が開き、いよいよクリスマス・ショッピング本番が始まります。
RadioCityXmasRadioCityXmasSouvenirということで、Christmas本番までには、まだまだ時間があるのですけれど、お祭り好き!?のNew Yorkでは、一部で既にクリスマスに向けたイベントなどが始まりました。その代表が、Radio City Music Hallで、今週の金曜日、11月7日から始まる「Christmas Spectacular」。スタイル抜群の精鋭、The Rockettesのお姉さま方のラインダンスなどが有名な、楽しいクリスマスのショーです。先日、劇場の前を通りかかったら、既に、通りに面したところには、大きなクリスマスツリーと、大砲で倒れるおもちゃの兵隊さんの飾り付けがされていました。斜向かいにあるギフトショップには、まだ暑い時期から、このショーのTシャツや人形などのグッズが勢ぞろいしていて、季節感と全くそぐわない、ちぐはぐな雰囲気でしたが、公演開始とともに、ようやく日の目を見ることになるのでしょう。これからクリスマスまではもちろん、1月上旬まで公演がありますので、年末年始にいらっしゃる方もご覧になれます。尚、去年の冬、2回目を観に行ったので、ショーの詳細はこちらでご覧くださいね。
SaksFifthXmasSaksFifthYankeesOrnamentここからそう遠くない、五番街の高級デパートSaks Fifth Avenueの8階には、ハロウィンの前、つまり、先月から、既にクリスマス・コーナーがオープンしていて、びっくりしてしまいました!8階には、Cafe SFAというお茶もできるカフェがあるので、ひと休みしにそこを目指していったら、エレベーターを降りたとたん、フロアは、クリスマス・ツリーだらけ。サンタの人形や、オーナメントなど、一瞬、降りる階を間違えてしまったのかと思ってしまいました。驚きつつも、数々あるツリーの中のひとつ、New Yorkモノのオーナメントばかりを飾っていたツリーを物色していたら、日本語が上手な店員さんが近づいてきて、「タクシーのオーナメントです。」と話し掛けられました。思わず「ずいぶん早くからクリスマスのものがあるのですね。」と日本語で言ったら、「もう3週間前からオープンしています。」とまたもや流暢な日本語で答えられました。オーナメントの中には、ワールドシリーズに敗れ、既にコーチの首を次々切るなどの大改革に乗り出しているNew York Yankeesのものもあって、こちらは55ドルというなかなかのお値段。繊細なガラス製で美しいのですけれど、壊れやすそうなところが、ちょっと心配。やっぱり、セールじゃないと、手が出ないかな?
Crate&BarrelXmasクリスマスのオーナメントといえば、ぐっと庶民的なCrate & Barrelにも、既にツリーが飾ってあって、オーナメントがたくさん並べられていました。こちらは、テーブルウェアや調理器具なども含めた家庭用品のお店なので、料理をたくさん作ってパーティーをするサンクスギビング・デーの存在も無視できず、売り場一面がクリスマスというわけではありませんが、まだクリスマスものが出始めで珍しいからか、オーナメント類のところには、常にお客さんが集まっている状態でした。こういう、お店のツリーやオーナメントを見ると、わが家のツリーも、今年はどういう飾りにしようかなーなどと、いろいろ考えてしまいます。まだまだ先とはいえ、ツリーを飾り始めるのは、サンクスギビングが終わったらすぐだし、人が集まるサンクスギビングの時点で、既にツリーを飾ってしまう気の早いお宅も少なくないようです。とすると、あと1ヶ月ありませんものね。Rockefeller Centerの巨大ツリーも、来週か再来週あたりには到着するでしょうし、お天気が冬らしくなるとともに、街も真冬のクリスマスに少しずつ彩られて行きます。
↑先頭に戻る

Mailよかったら、このページのご意見等をお寄せ下さい。 Copyright (c)1998-2003 Kyoko All Rights Reserved
★ WHAT'S UP in New York ★