★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

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●主役の去った「The Producers」
●大リーグとハリソン・フォード「American Museum of Natural History」
●気になるお菓子
●シンプルな雑貨「Bodum Cafe & Homestore」
続き(4月前半の話題)を見る・・・



4月28日(日)  シンプルな雑貨「Bodum Cafe & Homestore」
AzaleaPansy最近、雨がちのお天気が続いていて、気温の方もあまり上がりません。水不足で節水警報も出ているNew York近郊にとっては、少し雨が降った方がよいのですが、おかげで外歩きもあんまり楽しめず、すっかり満開になった八重桜見物も出来ずじまい。植物園はもちろんのこと、Central Parkなどの公園でも八重桜があるところは結構多く、枝にこぼれるほどに付いた濃いめのピンクの花は、ソメイヨシノのようなはかなさや風情とはまた違った、力強い春の息吹を感じさせてくれ、私の中では、アメリカの春から初夏にかけてのイメージの花なのです。代わりといってはなんですが、ミッドタウンあたりの植え込みでは、かわいらしいパンジーとそろそろ季節が始まるツツジが、時折雷も伴う激しい春の嵐に濡れて、けなげに季節の移り変わりを告げようとしていました。
BodumCafe&Homestore悪天候の中出かけると、ついつい、雨宿りや暖を取るためにお店をのぞきながら歩くことになります。洋服や靴、バッグのファッション関係のお店も気にならないわけではありませんが、今現在、家にいる時間が長い私にとって、やっぱり気になるのは雑貨関係のお店。ちょっと前から、お店が出来たことは知っていて気になっていたものの、中に入ったことがなかったBodum Cafe & Homestoreに立ち寄ってみました。New Yorkでは、最近めっきりインなエリアとして人気のミート・マーケット、14th Streetに面したところにあります。少し東には、個人的にもお気に入りのベルギー料理の「Markt」があり、さらに西に進むと、ファッション好きには人気のセレクトショップ「Jeffrey」が、道路の反対側にはギャラリーが並んでいるあたり。すぐわかる赤いロゴが目印のお店の前には、カフェのテーブルが出ていて、お天気がよい日のランチ時はにぎわっています。
BodumTeaLineBodum」といえば、やっぱり紅茶!をイメージする人も多いのでは?今は全然大丈夫ですが、渡米するまで、コーヒーがあんまり得意でなかった私は、お茶するというと必ずコーヒーではなくて紅茶でした。日本で使っていた紅茶用ポットを壊してしまい、こちらで新しいのを買おうと探したとき、意外なことに紅茶用のポットはなかなかみつかりませんでした。かなり充実したBloomingdalesのキッチン用品売り場にすら、たくさんならんでいるのは全てコーヒー用で、紅茶用はひとつもなく、店員さんが、「Macy'sの地下ならあるかもしれないなあ・・・」と弱々しく勧めてくれたのを覚えています。結局、Crate & Barrelにセールで出たのをみつけ、手に入れましたが、それがここのもの。さらに、愛用していたそのガラスのポットにもひびが入ってしまい、買い換えたのも、違う形のBodumのポットなので、わが家の紅茶ライフは、ここのメーカー抜きには語ることができないのです。もちろん、専門のショップですから、そのバリエーションの豊富さは素晴らしく、わが家の1代目も2代目もあって、さらに大きさが違うものも揃っていました。いちばん奥にあるセール用品のコーナーには、わが家の1代目とほぼ同じものが特価で並んでおり、思わず3代目を購入しそうになったくらい・・・一応、思いとどまりましたが、もし、また壊してしまったら、ここで絶対に気に入ったものが購入できることがわかり、多少手荒に扱っても大丈夫!?と安心したのでした。
BodumWrapお店に入ってすぐのところには、カフェのカウンターがあり、外のテーブル以外にも、少しテーブルが置いてあります。ラップやサンドウィッチなどの軽食が乗っているのは、シンプルなここのショップの食器。ちょうどお昼時だったので、迷わずここでランチしてしまいました。私が頼んだのは、見た目は、ごくごく普通のシュリンプサラダのラップですが、これがなかなか美味しい!それもそのはず、ここのカフェは、人気のスカンジナビア料理レストラン「Aquavit」のプロデュースなのです。同じヨーロッパ系(Bodumはスイスとかデンマーク?)ということでの提携のようですが、ボリュームも意外とあるし、コーヒーを入れても、10ドルでおつりがくるくらいなので、手軽なランチにもおすすめ。ブラウニーなどの簡単なデザートもあります。
あと、このショップでおすすめなのが、キッチン用品以外のライン。キッチン用品に限れば、他のお店にも置いてあるものもたくさんありますが、それ以外のものは、多分ここだけ。いかにも北欧らしいシンプルな文房具やインテリア雑貨は、迷うほど色のバリエーションがある上、値段もかなり手頃なので、その気になったらすっかり揃えてしまうこともできてしまいそう。ペンシルケースや小さいポーチなど、早速、いくつか買い込んでしまいました。アメリカ風のハデハデしい色使いや柄と違ってシンプルなのがGood。絶対日本人好み!と思ったら、この「Bodum Homestore」は、既に代官山などにあるんですね。失礼しました。アメリカでは、ここNew Yorkが初出店のようです。品揃えはあんまり変わらないのかもしれませんが、ゆっくり見られる広い店内と一休みできるカフェは魅力的。ぜひ、お近くまで来たら立ち寄ってみてくださいね。
Bodum Cafe & Homestore
TeaServer413-315 West 14th Street
(bet.9th & 10th Aves.)
Tel.212-367-9125
Fax.212-367-9128
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4月23日(火)  気になるお菓子
GalaxyBloom先週の猛暑にひきかえ、月曜日の最高気温はやっと10℃!という冬並みの寒さ。1週間で、夏と冬が来てしまうなんて、いくら、New Yorkは気候の変動が激しいとはいっても程がある!という感じ。自動的に設定気温に室温を調節するわが家のエアコンは、冷房に続いて、しっかり暖房が入りました・・・なので、お天気についてのご質問をよくいただくのですが、スミマセン、さっぱりわかりません。繰り返しになってしまいますが、The Weather Channelなどでぎりぎりまでチェックしていただくのと、ある程度、気温調節ができる服装をお持ちくださいとしかいいようがないこと、ご了承くださいね。
さて、その猛暑の方で、まだまだかと思われていた八重桜もすっかり開花してしまいました。わが家のアパートのサクラなど、すでに葉桜状態。おまけに、週末までに雨も降ったりするようで、週末に出かける予定にしているBrooklyn Botanic Gardenの八重桜もそれまで持ってくれるかどうか、ちょっと心配。花のないサクラまつりにならないよう、祈るばかりです。
AmeicanPretz今回は、花とは全然関係ない食べ物の話題です。わが家では、1台しかない車を夫が通勤で使っているため、食料品の買出しは、主に週末、車で数軒のスーパーや食料品店を回ってします。そこで、ちょっと気になったお菓子があったので、それをご紹介してみようと思います。まずは、こちら。おなじみグリコのジャンボ・プリッツのアメリカバージョン。ここ数週間、日系食料品店のMitsuwa Marketplaceに山のように積んであり、1箱7.99ドルで売り出し中なので、New York近郊にお住まいの人は皆さんご存じでしょう。北海道にある「夕張メロンポッキー」みたいな、地域限定バージョンではないかと思い、グリコのHP(http://www.glico.co.jp)もちょっと調べてみたりしたのですが、よくわかりません。自由の女神がパッケージに印刷してあったりするから、New York限定版?と思いつつ、まあ、自由の女神はアメリカ全体のシンボルでもありますからね。ちなみに、味の方はハニー・マスタード味。お肉の味付けなどにもよく使う、アメリカ人の好きな甘めのからし風味ですが、イメージとしては、よくアメリカの航空会社で出される、ちいさなプレッツェルなどのスナックの味と同じ感じ。でも、やっぱり、日本のお菓子なので、こっちの方がずっと美味しい!ビールとよく合うのではないかと思います。
MLBSnackMLBSnackもうひとつは、お菓子というより、アメリカでは朝食に食べるシリアルのひとつ、PostHoney Bunches of Oatsという種類。コーンフレークにアーモンドとかオーツ麦とかが入っていて、甘いけれど、わりと美味しいシリアルで、たまに買う種類です。Pathmarkという大型スーパーで、棚一面に並んでいるシリアルの中から、この箱を見つけて取り上げたら、パッケージに大リーガーの写真。裏返してみたら、そこには、なんとイチローの写真(右上)もあるではありませんか。説明書きを読んでみたら、MLBの30球団全ての選手のカードがあり、ひとつの箱の中にそのうちの2枚が入っているとのこと。30枚を全部揃えよう!という、かつて、中身を食べずに捨てる子が続出して問題になった「プロ野球スナック」みたいなものですね。カードになる選手は1球団でひとりだけで、イチローは、Seattle Marinersの代表として選ばれているのでした。確率は1/15だけど、イチローのカードかも・・・と買ってみましたが、残念ながらハズレでした。ちなみに、New Yorkの2チームは、New York Metsが誰でもそう思うMike PiazzaNew York Yankeesは意外というか、そういうセンもありかなというBernie Williamsでした。このカード、2002年版となっていますが、オフのトレードを全然反映していないので、今と違う所属チームで選ばれている選手も多数。それだけ、大リーグは看板選手でも異動が激しいということの証ともいえます。
それにしても、うちではスナック類はあんまり買わないのですが、パッケージにつられて買ってしまったあたり、明らかにメーカーの戦略にハマりまくってしまいました・・・でも、どちらも、まずまず美味しいので、ご興味ある方はお試しください。
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4月19日(金)  大リーグとハリソン・フォード「American Museum of Natural History」
AmericanMuseumofNaturalHistoryここ数日のNew Yorkの暑さは、本当にスゴイです・・・まさに真夏!ちょっと前までブーツだった女性の足元は、皆、急きょペティキュアを施したサンダルのナマ足だし、タンクトップやチューブトップの薄着に喜ぶ男性陣!?も。週末から、次第に普通の気温に戻るらしいですが、これだから、こっちの人たちって衣替えをせず、どんな服でもいつでも出せるようにしておくのですよね。
さて、最近、4月下旬から5月にかけて、New Yorkにいらっしゃる方々からのお問い合わせが増えてきていて、そろそろ、日本人観光客の皆さんも戻ってくるのだろうと、ちょっと喜ばしい今日このごろです。そこで、ぜひぜひ、ご紹介しなくてはいけない観光スポットのご紹介。ご存じ、見事な恐竜の展示などで人気のAmerican Museum of Natural History(アメリカ自然史博物館)では、春からいくつかの新しい催し物が始まりました。まず、そのひとつが、特別展の「Baseball as America」。題名から想像できる通り、アメリカにおける野球の歴史、すなわち大リーグに関わるいろいろなものの展示です。それは、昔のユニフォームだったり、球場の一部だったり、野球選手の絵や写真がパッケージに付いているお菓子や日用品だったり。
JohnFrancoUniformJohnFrancoUniformごくごく最近のものでは、去年、テロ事件が起きてしまい、しばらく休止した後、人々に大いなる歓迎を受けて試合が再開されたとき、New York Metsの選手が身に着けていたユニフォーム。背中の首のところには、星条旗が縫い付けられ、袖口には9-11-01の縫い取りが。当時、新庄 剛志選手も在籍していたので、FDNYNYPDのキャップをかぶってプレーしていたのをご覧になった方も多いはず。チームを代表して、メッツのキャプテンであるベテランリリーフ投手John Francoのユニフォームが展示されていました。あのとき、テロ事件で物理的にだけではなく、精神的にも大きなショックを受けていたNew Yorkに大リーグが戻って来て、動揺していた市民の大きな心のよりどころになったことを、まざまざと思い出しました。その熱烈な応援に乗って、それまで負けつづけていたメッツが連戦連勝し、すわ、ミラクルメッツの再来か!?と騒がれたことも。
NomosCapこのように、野球がアメリカの文化に深く関わってきたことが、展示を通じて読み取れるのも興味深いところです。近頃大活躍の日本人大リーガーは、選手の人種の多様化というところで取り上げられていて、やっぱり、日本人大リーガーの先駆者といえばこの人、野茂 英雄投手が、去年ノーヒットノーランを達成したときに被っていた帽子(当時はBoston Redsoxに所属)が展示してありました。今年も変わらぬ活躍を見せてくれているイチローについては、本拠地、SeattleのSafeco Fieldで売っているお寿司のお弁当「イチロール」の見本が展示してありました。さすがに、この展示を見にきている人は野球好きの人ばかりなので、今、最もホットな大リーガーのひとりであるイチローの展示を見逃すはずがなく、「お、イチローだ。」と立ち止まる人がたくさんいました。そうそう、展示の最後のところに、関連のお土産を売っているショップが併設されていますが、そこでは、New Yorkのチームの選手と並んで、それ以外では唯一、イチローのポスターが貼り出されていました。
この他には、年間のホームラン記録を達成した、ベーブルースからソーサやビッグマックまでのそれぞれのバット(どうも、Barry Bondsは間に合わなかったようで。)が展示されていたり、映画「プリティ・リーグ」で主役のGeena Davisが着ていたユニフォームがあったりとバラエティに富んでいて面白かったです。New Yorkの郊外、CooperstownというところにあるThe National Baseball Hall of Fame(野球殿堂)の全面的な協力を得て行っている展示なので、貴重性の高い展示物も多く、野球好きの方には必見!開催期間は、8月18日迄です。
RoseCenterでも、野球はあんまりね・・・という方には、こちら。2000年2月に大改装してから、安定した人気を誇っているRose Center for Earth and Spaceのプラネタリウム。外からも見える博物館の北側、ガラス張りの大きな建物の中にデンと座っている大きな球形の施設がそうです。最新式のプラネタリウムで鑑賞するSpace Showは、今までとはちょっと違ったタイプのもので、ナレーターがTom Hanksというのもウリのひとつでした。オープン当初は、ものすごい人気でしたが、そろそろ、皆が見てしまったかな?という感じで、最近は、週末でもそんなに苦労なくショーのチケットが手に入るようになっていた矢先、3月から、ショーが全面的にリニューアル。今度は、「The Search for Life : Are We Alone?」というタイトルで、地球以外にも宇宙には生物がいるのではないか?という可能性を探る内容です。そして、またまたナレーターは超有名芸能人、Harrison Ford!ファンの私としては、すぐに見に行ったのですが、大混雑・・・と思いきや、大リーグ開幕直前の「Baseball as America」の人気がとっても高かったからか、入場した直後の時間のショーを見ることができました。内容的には、画期的だった前回のショーほどの感動はありませんでしたが、前回のショーをご覧になっていない方には、これもおすすめです。子供もたくさん見るからか、ハリソンのナレーションはゆっくりはっきり喋っているので、比較的聞き取りやすい英語でした。
もちろん、定番の恐竜や人類や動物の進化などの展示も定評あるところです。これからの季節、のんびり散歩するには最適なCentral Parkのすぐ横にあるので、ぜひ、公園散策の前後に訪れてください。ちょっと高い入場料は、通常の展示のみだと10ドルが目安の任意の寄付制、但し、プラネタリウムのショーを見ると19ドル、さらに特別展示も見ると25ドル(特別展示のみだと15ドル)となります。週末はやはりかなり込み合うので、待つのがイヤな方は、博物館のHPhttp://www.amnh.orgから、事前のチケット手配も可能です。
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4月17日(水)  主役の去った「The Producers」
LyingManつい最近、ようやくサクラが咲いたかと思ったら、一気に夏が来てしまったNew York。早すぎる熱波は、4月の史上最高気温をもたらし、なんと、日中の最高気温が約35℃!にまでなってしまいました。公園では、上着を脱いで昼寝する人も現れましたが、この暑さだと注意しないと日射病になってしまいますね。もともと、冬の雪と雨不足から、渇水気味だった街は、水不足に拍車がかかってしまいそうで、ちょっと心配です。それにしても、ほんの少し前までは、日中でも10℃を切る涼しさだったのに、この極端な変わりようはちょっと異常。New Yorkのお天気について、よくご質問いただくのですが、本当に変化が激しいので、住んでいる私たちでも、毎朝、その日着る服を決めるため、天気予報のチェックは欠かせません。なので、アドバイスとしては、ぎりぎりまでニュースやインターネットの世界のお天気で気温をチェックし、ある程度の気温の変化に耐えられるような服をお持ちになってくださいとくらいしかいいようがないこと、ご理解くださいね。StJamesTheater
さて、外の天気がどうであろうと、安心して楽しめるのが劇場でのエンターテイメント。去年から、これまでずっと、Broadwayでもっとも手に入りにくプラチナチケットといえば、Nathan LaneMatthew Broderickの、映画でもおなじみの2大スターが競演していたThe Producersでした。昨年のテロ事件以降の各劇場が観客減少に悩んでいたときも、この舞台だけは、相変わらずの大入り満員を続けていたのは有名な話。実は、ご紹介し損ねていたのですが、去年の初夏くらいのころにチケット手配をしたわが家でも、3月にようやく鑑賞の運びとなったのでした。テロ事件が起きる前、いちばん人気が高かったであろう頃に手配したオーケストラ席の日にちは、3月24日。ところが、その1週間前の3月17日をもって、もともとの契約期間が切れた主役のふたりは、揃って降板してしまったのです・・・映画のオファーは多いに違いないふたりが、ずっと舞台をやっているのはムリだろうから、契約が切れたら降板に違いないという噂を聞いたのは、チケットを手に入れた後。それでも、正確な日付がわからず、3月末くらいに降板ではないかとのことだったので、間に合うかもしれないと一抹の望みは持っていたのですが、やっぱりダメでした。ProducersPlaybill
そうはいっても、奇をてらっていないクラシカルな笑いが人気のミュージカルで、チケットの売れ行きも相変わらず好調とのことだったので、それなりに期待して出かけました。過去に一世を風靡し、今はすっかり落ち目のBroadwayのプロデューサーが、監査に来た会計士と組んで、低予算ですぐコケるに違いないミュージカルをプロデュースし、余ったお金を持ち逃げしようとするというのがおおまかなストーリー。1960年代のコメディ映画をリメイクしたものなので、笑いはかなり古典的。キャラクターもわかりやすく個性的だし、芝居は大きいし、舞台は華やかだし、役者さんがだれであれ、それなりに楽しめました。風刺的なギャグや皮肉などのセリフで笑わせる部分も多いので、ある程度、英語がわかった方が楽しめるかもしれません。ただ、主役のキャラクターが、あまりにもオリジナルキャストのスターふたりにぴったりなイメージなので、見ながら、「これがオリジナルのふたりだったら・・・」ということがずっと頭の隅から離れませんでした。うーん、やっぱり、ちょっと残念。ProducersPoster
劇場は満員でしたが、観光バスで乗りつけた老人の団体さんなんかもいたので、やはり、以前に比べると、チケット入手はずっとしやすくなったようでした。それでも、まだまだ半額チケットのTKTSには出ませんし、ディスカウントクーポンもないし、当日キャンセル待ちの行列は劇場前に出来ているしで、人気の舞台であることには変わりないように思えました。ところが、再び、この舞台のニュースがエンターテイメント界をにぎわしたのが、ごく最近。主役の落ち目のプロデューサー役を、Nathan Laneの後を受けて演じていたイギリス人の俳優さんが、急にクビになったのです!ポスターの左側の人ですね。理由は「彼は面白くないから。」とのこと。個人的には、もうひとりの主役Mathew Broderickの後釜の方が、ちょっと2枚目過ぎてイメージが違うかな?と思っていたので、ちょっとびっくり。確かに、細身でダンディな俳優さんだったので、Nathanとのイメージはかなり違いはしましたけれど、それなりに熱演していたように思ったのですが・・・まあ、それだけ、オリジナルキャストのイメージが強かったということなのかもしれませんね。そういうことで、相次いで主役が去ってしまった舞台は、今、もともとの代役だった俳優さんが主役を張っています。ポスターはどうなったのかしら???だれが次の主役に選ばれても、なんだかちょっと苦労しそうですね。もしかしたら、またビッグネームが登場するかも?しれないので、成り行きをちょっと注目です。
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