★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

FurinWatermelon
August, 2003
UkiwaSunflower

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●フェリーで野球観戦「Staten Island Yankees」
●日本人主演の「Madama Butterfly」
●夏の終わりのセントラル・パーク
●街中でライブ!「MTV Video Music Awards」
●フォークアートで綴る野球史「The Perfect Game」
続き(8月前半の話題)を見る・・・


8月31日(日)  フォークアートで綴る野球史「The Perfect Game」
AmericanFolkArtMuseumNew Yorkでぜひ訪れたい美術館のひとつであるMoMAが、ミッドタウンから郊外のQueensへ移転して、早くも1年が過ぎました。元の建物は、すっかり壊されてしまい、大々的な工事の際中ですが、美術館同様、人気のあったミュージアム・ショップ「MoMA Design Store」は、お向かいで営業中ですので、Queensまで行く時間がない方も、ぜひ、覗いてみてくださいね。そして、工事中の元美術館のすぐ横に、やはり、美術館があることは、皆さん、ご存知でしょうか?工事現場の覆いが続いている建物にひっそりとあるのが、American Folk Art Museum、いわゆる、美術館・博物館クラスの所蔵物に比べると、もう少し庶民的な感じのアートを展示した美術館です。今、開催中の特別展「Perfect Game America Looks at Baseball」がなかなか評判がいいようなので、すぐ近くにありつつも、まだ一度も行ったことがなかった、この美術館に初めて出かけてみました。
BaseballQuilt私たちが訪れた週末の午後も、大混雑とは行きませんが、家族連れやシニアのご夫婦など、人々が途切れず入館してくるような、なかなかの盛況ぶりでした。人気のヒミツは、タイトル通り、アメリカ人の大好きな野球に関するアートばかりを集めているから。ただ、あくまで「フォーク・アート」なので、一個人が描いた選手の似顔絵とか野球場のシーンなどの絵画、そして、キルトなどの手工芸品などがメインです。中でも圧巻だったのは、当時の人気選手の似顔絵をていねいに刺繍したキルト。実物の大きさは、縦横2mほどもあるような超大作です。選手は全部で44人、昔の選手なので、私が知っていたのは、元New York Yankeesで今もCMなどに出ているYogi Beraくらいしかいませんでしたが、それぞれの顔がちゃんと特徴を捉えて描かれているということのみならず、サインボールが横に添えてあって、そこにあるサインもどうやら実物をちゃんと真似ているようなのです。ものすごく手が込んでいるので、製作日数もさぞかかっただろうと思い、説明書きを見たら、製作時期が1954-64とあったので、なんと10年間もかけた力作だったのですね。
BaseballTapestry同じように、手の込んだ精密さながら、今度は大きさがものすごく小さくてびっくりしたのが、こちらのワッペン。このワッペンの写真は、特別展を紹介する新聞記事やニュースでもよく取り上げられていたので、それなりの大きさがあるものだろうと思っていました。それが、いざ、実物を見てみたら、縦7cm×横5cm程度の小さなものだったのです。中でも、やはり、元YankeesのスターMickey Mantleを描いたものは、観客席に「YANKEES」の旗を持った子どもや、ピンストライプのユニフォームに濃紺の帽子を被った人までいたりして、その精密さは凝視しないとわからないほど。これを見るために、老眼鏡を取り出すシニアの方がたくさんいました。同じようなタイプのワッペンが9枚ほどあったのですが、これらを作り上げるのにもさぞや手間暇かかったであろうと思ったら、作者(男性)は、なんらかの罪で15年の実刑判決を受け、服役中にこれらを完成したのだそうです。確かに、時間はふんだんにありそうだけど、獄中でこれを作り続けた根気というのも、相当なものですね。
PerfectGameLeafletこの他、やはり野球をモチーフにしたキルト、素人っぽい絵や彫刻、どういうふうに動いたのかは不明ですが、金属でできた機械仕掛けのピッチャーとバッターの人形など、一風変わった野球に関係あるアートが並んでいました。やはり、どれも、作者が普通の人である場合が多いからか、素朴な雰囲気のものが多かったです。そうそう、これが、なぜ「フォーク・アート」として展示されていたのかわかりませんが、日本占領下の青島で開催された野球大会の優勝旗がありました。60年以上前のものでしたが、中央に大きく「優勝」と書いてあり、優勝したチームの名前が書かれたリボンがいくつも下がっている紫紺の優勝旗というのは、今でも高校野球などで使われているのと同じでした。パンフレットにもありましたが、この特別展では、個々の展示物がどうこうというより、全体を通して、野球というものが、昔から今に至るまで、いかに普通のアメリカ人の人たちに愛されてきたかということをほのぼのと感じさせてくれるものでした。
Perfect Game」は、2004年2月1日迄開催中。入場料が9ドル(学生・シニアは7ドル)と意外と高かった?ので、野球やフォーク・アートに興味ある方向けかもしれません。但し、12歳以下のお子さんは無料です。場所的には、五番街やRockefeller Centerなどから歩いてすぐなので、ミッドタウンでどこか美術館に行きたいという方は、どうぞ。詳細は、http://www.folkartmuseum.orgから。
American Folk Art Museum
45 West 53rd Street (bet. 5th & 6th Aves.)
Tel.212-265-1040
大人 $9、学生・シニア $7、12歳以下 無料
火-日 10:30am〜5:30pm(金のみ7:30pm迄)
月曜休館
「The Perfect Game」は2004年2月1日迄開催中
http://www.folkartmuseum.org
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8月26日(火)  街中でライブ!「MTV Video Music Awards」
TaxFreeWindowトップページや、「観光に関わる事項」でお知らせした通り、New York Cityでは、110ドル以下の衣類が非課税になるTax Free Weekが始まりました。早速、友だちと勇んでショッピングに出かけてみたものの、この時期は、いくら激安になっているとはいっても、すぐ着られなくなってしまう夏物を買う気にはなれず、かといって、秋冬物が全て出揃っているわけでもないので、なんとなく中途半端。結局、友だちともども、収穫ゼロに終わってしまいました。狙いを服から靴に変更して、すぐ履くことになるブーツでも探しに出かけようと考えています。最近、春→夏も、夏→秋も、サンダルからブーツというのが主流のようで、その中間の靴を履くことがほとんどないため、ブーツは年間通していちばんよく履くアイテム。だからなのか、ちょっと良さそうなのは、シーズン初めに買っておかないとサイズや色がなくなってしまう!というのが、どうもNew Yorkの女性の常識らしいのです。Tax Free Weekは、連休が終わる9月1日迄実施中。
VMACarouselさて、買い物に出かけはしたものの、ふと目に止まってしまったのが、Rockefeller Centerにあった、ド派手な回転木馬。先週まで、ロケットやら飛行機やらが並んでいたのが、跡形もなく片付けられていて、この回転木馬の他にも、大きなステージが組まれていたりして、大規模なイベントが始まる雰囲気でした。で、近寄ってみたら、この回転木馬、なんだか見たことのある方々の人形が並んでいて、中央に立っている銀色のものは、去年、Grand Central Terminalで見たMoonman(そのときの様子は、こちらで)。そうなのです、これは、毎年この時期、New Yorkで開催されるMTV Video Music Awardsの関連イベント、「VMA Side Show at Rockefeller Center」だったのでした。
MTVBritneyMTVJustin回転していた有名人としては、大蛇を巻きつけていたのですぐわかった!Britney Spearsや、そのBritneyに付き合っていた頃の過去を暴露されたJustin Timberlake等々。あとは、今年、司会を務めるらしき、Chris Rockはわかったのですが、私自身があんまり洋楽に詳しくないのと、似てない人形も多い!ことから、よくわかりませんでした。その年度のNo.1ミュージックビデオを決めるこの賞は、MTVのサイトで調べてみたら、女性アーティストでは、なにかとお騒がせなJennifer Lopez(日本では「ジェニロペ」っていうんですって!?こちらでは「J.Lo(ジェロ)」です。)とか、かつて、Britneyとティーン・センセイションと騒がれたのが、めっきりお色気路線に変更してしまったChristina Aguileraなどがノミネートされていて、Britneyは入っていませんでした。男性は、Justinのほか、Eminem50 Centなど。でも、個人的には、映画「フラッシュ・ダンス」のパクリで話題になった、J.Loのくらいしか知りません・・・
MTVPicturesEntranceさらに、回転木馬と反対側のところには、ボール紙に貼られた実物大に近いアーティストたちの写真があって、横に並んで写真を撮る人たちがいたり、去年の授賞式の様子の大判写真がズラリと展示してあって、若い子を中心に、かなり人気を博していました。
MTVPictureMTVPictureこちらには、さすがに私でも知っているJames Brown(写真左・左)や、あの大蛇のBritney(写真左・右)、そして、突然現れて皆の度肝を抜いたMichael Jackson'N SYNC(写真右・左)なんかの写真がありました。本番の授賞式は、28日 8:00am〜 Radio City Music Hallで行われ、この関連イベントは、その前日27日迄でおしまい。ただ、この場所以外にも、セントラル・パークでコンサートをしたり、Times Square付近にあるMTVのスタジオでも関連イベントをやったりしているみたいです。わからないのですけれど、1日前にイベントをやめることから、当日は、劇場内以外から、たとえばこのステージからの中継もあるのでは?と踏んでいます。また、会場でもらったパンフレットによると、最近若者に人気のLower East Sideのレストランでは、スペシャル・メニューも出したりしているよう。今回の関連イベントは、いつになく、街全体をあげて行っているのが印象的でした。
MTV Video Music Awardsについては、http://www.mtv.comから、関連イベントについては、http://www.nycvisit.comから詳細をご覧ください。
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8月24日(日)  夏の終わりのセントラル・パーク
BlackoutTsBlackoutTs
BlackoutTsまだ、大停電の話題で恐縮ですが、今や、New Yorkの人気みやげ物のひとつが、Blackout Tシャツ。Times Square辺りに行けば、どのみやげ物屋の店頭にも下がっていますし、道端の露天にも山積みにされていて、様々なタイプのものが、5ドルくらいから売っています。うちもノリで、Times Square近くのBroadwayの露天で売っていた、いちばん右の「I Survived Blakout Thursday August14,2003(私は2003年8月14日の停電を耐え抜いた。)」という文字の入ったタイプのを1枚買いました。いつも、なんで、そんなに素早く対応できるのか不思議?なほど、大きな出来事が起こった後は、すかさず、記念Tシャツを作ってしまうNew Yorkでは、9/11の後も、ツインタワーの絵柄などが入ったTシャツがズラッと並びましたが、あの時は、気分的にそんなものを買う気にはとてもなれませんでした。でも、今回は、長時間の停電という、都市機能が麻痺してしまうような一大事だったにもかかわらず、終わってみれば、個人的にはめちゃくちゃ悲惨な体験でもなかったから、ギャグにして笑い飛ばすのも悪くないような気がしてしました。いずれにせよ、商魂たくましいNew Yorkの人たちは、まだ、しばらく、大停電商品でひと儲けしようと頑張ってるみたいです。
CentralParkViewCentralParkPeopleそして、そろそろ、8月も終わりに近づきつつありますが、9月第1月曜日(今年は9月1日)のLabor Dayの祝日が実質的な夏の終わりとされているNew Yorkでも、近頃は、すっかり晩夏のような雰囲気が漂ってきました。朝晩は、涼しいとまでは行きませんけれど、だいぶ過ごしやすくなってきましたし、日中でも、あの停電当日のような、ムッとする湿度の高い蒸し暑さはなくなりました。特に、この週末は、日中の最高気温が80°(約27℃)以下という過ごしやすい気候になり、アッパーウエストでブランチを食べて、その後、どこというあてもなく、フラッとCentral Parkに散歩しに行ってみました。ちょうど公園内に入ってすぐの辺りが、小高い丘になっていて、眼下を見下ろせる展望台がありましたが、池のほとりの芝生は、この期に及んでまだ日焼けをしたい?のか、上半身裸や水着の人々で埋め尽くされていて、ちょっとびっくりしてしまいました。
CentralParkBoatsでも、人がひしめき合っていたのは、ここだけではありませんでした。公園の中ほどの、細い木々に囲まれた道を歩いても、どこでも人々と行き会ったし、どこのベンチにも、たいてい、誰かが座っていました。さらに、公園の中央にある大きな池The Lakeには、休日の井の頭公園か!?と見まがうほどのボートが出ていて、あちこちで小さな衝突を繰り返していました。まだ、8月の週末は、あと1回残っていますが、日なたにいても、立っているだけで汗ばむほどではない、ほどよい暑さの好天候に、終わり行く夏を惜しむ人々が、いっせいに公園に来てしまったかのようでした。そういう意味では、私たちみたいに、別に特に目的もなく来てしまったという人たちがたくさんいたのでしょうね。
BadomintonManandDogsあんまり気持ちいいので、しばらく、そのまま、木陰の道を選んで、公園の中を歩き続けましたが、途中では、芝生にネットを張って、バドミントンを楽しむ若者たち、はたまた、愛犬とともにゆっくりお昼寝するおじさんなど、なかなか微笑ましい光景が見られました。普段、忙しい人が多いNew Yorkerたちも、好きな人やペットたちと、好きなことをして過ごす週末のこんなひとときが、きっと、貴重なリラックスの時間になっているに違いありません。以前、ちょっと頼まれごとで、「New Yorkにおけるリラックス事情」というのをリポートしたことがあるのですが、日本でありがちな、休日家でダラダラするというのは、多分、あんまりNew Yorkっぽいリラックス方法ではなくて、同じダラダラするにしても、公園なり、お気に入りのカフェなり、どこかに出かけるし、また、この若者たちのように、普段できないスポーツなり、アート散策なり、なにかをしてリフレッシュするというのが、New York流なのではないかという結論に至りました。日常の忙しさは、なにもしないでではなく、なにかをして吹き飛ばす、そういうアクティブなリラックスをするのが、New Yorkerなのかなーと思います。
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8月22日(金)  日本人主演の「Madama Butterfly」
Fan大停電から1週間が過ぎましたが、New Yorkは、まだ停電関連の話題で持ち切り。ひとつは、まだ、不安定になる可能性がある電気供給を心配しての節電の呼びかけで、テレビで、州知事や市長が「エアコンは必要以上に使用しないように。なるべく、扇風機を使おう。」と市民に訴えていました。私は、もともと、きつい冷房が苦手なので、扇風機派。わが家のエアコンは、日本のマイコン制御などと違い、かなり旧式であるために、部屋の温度設定も細かく出来ないし、風の強さや方向なんてもってのほか、もちろんタイマーも付いてません!どうしてもガマンできなくなってスイッチを入れると、たいてい、急速に冷えてしまうので、しばらくすると消すハメになります。さすがに、寝室は寝る少し前からエアコンで冷やしておいて寝るのですが、昼間35℃以上になっても、エアコンのスイッチを入れない日もあったりするので、個人的には、かなり、省エネ&節電に貢献していると思うのですが、冷房がガンガンに効いたバスや地下鉄に乗るたび、やっぱり、電気代が安くて湯水のように使うことに慣れっこのアメリカ人には節電は難しいのかなーなんて思ってしまったりしています。
OperaAudienceさて、停電騒ぎでご紹介し損ねていたのですが、あの前日、また、夏のフリーイベントに出かけていたので、忘れないうちにご紹介します。今回は、Central Parkの北東部にあるEast Meadowで行われた屋外オペラ、New York Grand Operaの「Madama Butterfly」。以前、Metropolitan Operaで鑑賞したことのある、あの「蝶々夫人」ですが、今回の目玉は、主役の蝶々さんを演じるのが、なんと、日本人の歌手であるということ!少し前から、こちらの日本語情報誌や読売アメリカなどに、今回、その主役を演じる歌手の方のインタビュー記事などが紹介されていたため、これはぜひ観ないと!と思って、平日にもかかわらず、またまた、折りたたみ椅子持参で出かけてしまいました。7時半開演と、ちょっと早めでしたが、7時過ぎくらいに会場に着いたら、音さえ聴ければよいNew York Philharmonicのコンサート(コンサートの様子はこちらで)と違って、舞台を見なくてはいけないので、あのときほどではありませんでしたが、すでにかなりの人で芝生が埋まっていました。ちなみに、この写真のすぐ右側に舞台があります。
OperaKimonoWomen.jpgOperaStage予定時間よりちょっと遅れて、舞台の前で演奏するオーケストラの指揮者が現れ、序曲で「蝶々夫人」の幕が上がりました。正確にいえば、幕はなくて、舞台が少し明るくなったというのが正しいのですが。舞台は長崎のはずなのに、どう見ても富士山にしか見えない山の絵が描いてある背景や、異様な背の高さと濃く引き過ぎた黒い眉に、これもどう見ても男かドラッグクイーンにしか見えない着物姿の女性たちなど「おいおい・・・」と突っ込みたくなるような部分はありましたけれど、タダでオペラが楽しめてしまうのですから、これもご愛嬌。会場で常連らしき人が話していたのですけれど、このNew York Grand Operaというオペラ団は、どうも、毎年、この公園での無料オペラだけを上演しているようだとのことでした。
ChoCho-SanChoCho-Sanそして、第1幕の途中で、唐傘をさした蝶々さん役の馬場 明美さんが登場。鮮やかな着物は、自前の成人式のときのものだそうですが、やっぱり、ひときわ小柄で華奢でした。でも、そもそも、蝶々さんは、弱冠15、6歳の芸者さんで、結婚仲介業者によって、アメリカ海軍士官の日本人妻として連れられてくるわけですから、これくらい可憐でいいはず。最初の方は、どうも音響がうまく機能していなかったらしく、声が小さく聞こえましたが、途中からは、高く澄んだ歌声が夜の公園の中に響いていました。そして、やっぱり、ルックスがここまで見事に役柄にマッチしていると、見ている方も引き込まれてしまいます。第1幕の最後で、白い長襦袢姿の蝶々さんを、ピンカートンが抱き上げて退場するシーンがあったのですが、体格のよいピンカートン役の歌手がひょいっと簡単に馬場さんを抱え上げていました。確か、メトロポリタンではこんなシーンなかったはず・・・第2幕になると、結婚して子どもも設けたのに、ピンカートンに置き去りにされたままの蝶々さんは、今度は既婚者らしい訪問着で登場。有名なアリア「ある晴れた日に」をしっとりと歌い上げ、拍手喝采を浴びていました。本当の日本人が演じているだけあって、おじぎや細かいしぐさなどが、違和感なくぴったりはまっていましたし、子どもをピンカートンとアメリカ人の奥さんに託して自殺してしまう結末も、いかにもか弱くて生活力のない女性らしくて、ただただ哀れな雰囲気でした。それにしても、作者のプッチーニも、ここまで役のイメージにぴったりな蝶々さんが演じることがあるなんて、思ってもいなかったでしょうね。多分、メトロポリタンなどの、大劇場で演じることは、ルックスよりもなによりも、声の大きさとか技術、迫力?とかがあって、そう簡単には行かないのでしょうけれど、視覚的に大満足だった「蝶々夫人」は、今まで観た中でも、かなり印象に強く残るものになりました。
今年はこれが最後の回でしたが、New York Grand Operaによる、無料公演は、毎年、7〜8月にかけて、数回開催されています。時期や場所など、詳細は、時期が近くなったら、http://www.newyorkgrandopera.org/でご確認くださいね。
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8月18日(月)  フェリーで野球観戦「Staten Island Yankees」
LightBackManhattanLightBackTimesSquareNew York近郊にお住まいの皆さん、そして、旅行でいらしていた皆さん、お疲れ様でした。かなり時間差はあったようですが、停電から丸1日以上経って、15日深夜までには、New York近辺は、ほぼ100%電気が復旧しました。前にもお知らせした通り、わが家は、15日の朝6時過ぎには、無事、復旧していたのですが、Manhattanは、午後や夜になるまで戻らなかったところが多かったのと、水道が全然使えなかったのがとても辛かったそうです。対岸から見る夜景は、15日の夜にはもういつも通りでしたが、16日は地下鉄やその他の鉄道もほぼ全面開通し、やっと、いつものNew Yorkの活気が戻ってきました。ただし、注意すべきは、停電の間も放置されていた食品類についてで、ニュースでは、乳製品や肉類などには、十分注意するようにと呼びかけています。土曜日に、食中毒とおぼしき症状で病院に運び込まれた人がかなりいたようですから、しばらくは、これらの食品の買い物には慎重になってしまいますね。
LibertyandYahtViewさて、せっかく平常通りに戻り、出かけないのはもったいない週末は、空模様は今ひとつでしたが、ちょうどNew Yorkに遊びに来ていて、この災難をバッチリ体験してしまった夫の元上司一家とともに、フェリーに乗って、Staten Islandへと行ってきました。このところ不安定な夏の気まぐれな天気は、まだ、続いていて、天気予報は、午後から夜に、雷雨もありえるとのこと。確かに、空は一面雲に覆われ、気温以上に湿度が高く、肌にまとわりつくような、かなりの蒸し暑さでしたが、それでも、平常通りに戻った街には、たくさんの人々が繰り出していました。
SIYankeesView夏のStaten Islandといえば、わが家ではStaten Island Yankees!松井 秀喜選手のいるNew York Yankeesのマイナー球団で、こちらは、A(シングルA)というAAA(トリプルA)、AA(ダブルA)のさらに下に位置するチーム、つまり、AAAが二軍だとすると、四軍ということになりますね。圧倒的に若い選手が多くて、エラーやもたつくプレーも間々見られますが、若さゆえのハッスルプレーや、きびきびとしたプレーぶりは、なんとなく、夏の甲子園を思わせるような初々しさもあります。また、なんといっても、海がすぐ後ろに見える球場は、蒸し暑いときでもいい風が吹いてくるので、球場で売っているホットドッグやバーベキューをパクつきながらの、のんびり観戦にはぴったり。地元Staten Islandからのお客さんが多いようではありますが、私たち同様、フェリーでManhattanから訪れる人も結構いる、夏の人気イベントのひとつでもあるのでした。
JoseContrerasJoseContrerasしかも、ラッキーなことに、この日の先発は、ケガの後のリハビリで、たまたま登板したJose Contreras。ゴジラ松井同様、今シーズン、Yankeesが戦力強化のために、海外から呼び寄せた助っ人で、野球王国キューバの元エースというふれ込みに、確か、松井と同じくらいかそれ以上の契約金が支払われたはずです。それが、松井の活躍ぶりとは対照的に、シーズン当初は不調でマイナー落ち、メジャー復帰して、少し大物の片鱗を見せたかと思うと、今度はケガで再び登録抹消と、ちょっと年俸ドロボウの感もある大物ピッチャーなのでした。もちろん、BronxのYankee Stadiumではあんまり登板していませんから、彼を見るのもほとんど初めてでしたが、やっぱり、メジャーの力はマイナー、しかも、四軍とは全然違いました!のっけから、三振の山を築き、毎回奪三振の快投。若いバッターは、バットにボールを当てるのがやっとといったくらいで、外野にすら、ほとんどボールが飛びませんでした。何回まで投げるのかなーと思っていたら、あまりに球数が少なかったからか、7回まで投げて、わずか2安打、もちろん無失点。ちゃんと数えてはいませんでしたが、ゆうに10個以上の三振を取ったと思われます。それまでに、3点取ったYankeesの楽勝かと思いきや、Contrerasから変わったピッチャーは、やはり、普通というか、彼があまりにすごかったために、簡単な球に見られてしまったのか、あっという間に打ち込まれ、3 - 3の同点になって延長へ。これから、フェリーに乗って帰らなくてはいけないこともあり、10時過ぎには球場を出ようと決めていましたが、そのタイムリミット直前に、相手チームに連打で3点取られてしまい、おそらく万事休す。怒ったファンとともに、スタンドを後にしました。
SIMatsuiTSIGiambiTそれから、この日のナイターは、子ども全員にプラスチック製のバッティング・ヘルメットが配られるプロモーションがあって、皆、うれしそうにもらったばかりのヘルメットをかぶって観戦していました。一緒に出かけた元上司のお子さんも、もちろんもらったのですが、見せてもらうと、ヘルメットに数字のシールがついていて、自分の好きな選手の番号を貼り付けることができるようになっていました。小さい子は、わけのわからない番号や、1〜9まで全部貼ってみたりしていましたが、ちょっと大きい子の間では、ただ今、アメリカン・リーグのホームラン王、Jason Giambi25が人気だったようです。そうそう、でも、ここでも55 MATSUIのTシャツを着た人を数人見かけました!相変わらず、全員男性でしたが、松井人気も、徐々に、しかも確実にファンの間に定着しつつあるようです。
夏はおすすめ!のStaten Island Yankeesの球場への行き方(フェリー乗り場から歩けます。)や、スケジュールなどは、http://www.siyanks.comにて。
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