★ WHAT'S UP in New York ★
WHAT'S UP ?
in New York
October, 2002
最初のページに戻る
|
最新の話題を見る
|
過去の話題一覧を見る
●10月はHalloween Month!
●42nd Streetで「42nd Street」
●五番街は高級ブランド街?
●カボチャのバリエーション
●Happy? Columbus Day
続き(10月後半の話題)を見る・・・
10月14日(月)
Happy? Columbus Day
日本同様、こちらも今週は連休で始まりました。10月の第2月曜日は、アメリカ大陸を発見したとされているコロンブスが上陸した日を祝う
Colum
bus
Day
。コロンブスはイタリア人だったので、主にイタリア系の人々が盛り上がる祝日です。もちろん、
Empire State Building
は、イタリア国旗の
赤
白
緑
に彩られますし、
Little Italy
は、お祭り騒ぎ。また、New Yorkには、
Central Park
の南西側からの入口にもあたる、59th Street付近に
Columbus Circle
があり、高い塔のてっぺんには、コロンブス像がたたずんでいますが、塔の下には花輪が飾られていました。この辺りより北は、9th Avenueが
Columbus Avenue
に名前が変わりますし、多分、アメリカの他の都市にも、コロンブスにちなんだ名前が付いた通りや地名はとてもたくさんあるはず。
五番街では、恒例の
Columbus
Day
Parade
が盛大に行われました。ここのところ、しばらく雨が降り続いていて、久しぶりに広がった青空に誘われ、この秋いちばんの冷え込みにもかかわらず、沿道にはたくさんの人々が詰め掛けていました。夫の会社もお休みだったので、新しいレストランでのランチがてら、私たちもちょっと見物しました。どんなパレードにもつきものの、学生や警察などのバンド(写真左上)や、いかにもイタリアっぽい派手な山車(写真右上)、さらに、イタリアとアメリカの旗を持って手を振りながら練り歩くイタリア系の人々の団体(写真左下)、そして、忘れちゃいけないイタリア系の人々も結構いるNew Yorkのヒーロー消防士(写真右下)と、なにかしら、イタリアに関係ある人々が次々と五番街を南から北へとパレードして行きました。寒かったせいで、日陰の場所では、ずっと見物している人はおらず、人が始終移動していたので、ランチの後にのんびりと行ったにもかかわらず、私たちも結構いいポジションで見物することができました。残念だったのは、
New York Mets
の山車に、左のリリーフエース
John Franco
が乗っていたのを認識できたのですけれど、私たちの道路を挟んで向かいに、熱心なイタリア人の団体がいたために、彼はそっちに愛想を振りまいていて、こちらには見向きもせず、アップ写真を撮ったのですけれど、全部、後頭部ばかりになってしまいました。
と、一見、なごやかで平和なパレードに街全体がお祝いムードといった雰囲気でしたが、今年はいろいろと問題含みで、まず、ひとつは、普通なら絶対参加する市長が、パレードに参加していなかったということ。テロ後の手腕で絶対的な人気を誇っていた
Rudy Giuliani
前市長の後を受けた、億万長者の
Mike Bloomberg
市長の人気は、予想通り、彼には到底及びません。そこで人気挽回を狙ったのか、今回のパレードに、以前ご紹介した人気テレビドラマ「
Soprano's
」の出演者を参加させることを思いつきました。(「Soprano's」については、
9月のWhat's up?
でご覧くださいね。) その人気にあやかろうと思ったのでしょうけれど、それが甘かった!イタリア系マフィアの一家を描いているこのドラマ、実は、視聴者に「
イタリア系=マフィア
」という固定観念を植え付けるとして、一部のイタリア系の人々にはとても評判が悪かったのです。で、パレードの主催者は、そういう意見も汲んで、市長の申し出を断りました。それに憤慨した市長は、パレード参加を取りやめ、俳優らを市庁舎に招いたり、当日は、どこかのレストランで一緒に食事をしていたりしたそうです。その辺のセンシティブさというのは、いろいろな国からの移民が多いNew Yorkでは必須だと思うのですけれどもね・・・
もうひとつの問題というのは、パレードだけに限らず、
Colum
bus
Day
を祝日とすること自体に抗議するもの。コロンブスが上陸してから、次々にヨーロッパから人々がやってきて、その結果、アメリカは国として発達を遂げていったわけですから、彼の発見は偉業といえば偉業なのでしょうけれど、一方、それから、アメリカの原住民たちを苦しめた侵略の歴史が始まったと考えている人たちもいます。なので、それを国民の休日とするのはナンセンスなのではないかということで、数日前には、デモ行進も行われました。確かに、この日は、一応、ナショナル・ホリデー扱いにはなっていますが、ミッドタウンあたりでは、平日通りに働いているビジネスマンの姿も思ったよりたくさん見かけました。
もともとは、世界の様々な場所にルーツを持つ人々が集まってできた国だけに、ルーツが違えば考えることも全然違ったりするわけで、New Yorkみたいな人種のるつぼでは、それを考えさせられることも多々あります。今年の
Columbus Day
は、とりわけ、そういう日になりました。
↑先頭に戻る
10月12日(土)
カボチャのバリエーション
雨空が続いているNew Yorkは、なんだか秋を通り越して、初冬のよう。さすがに、ロングコートはまだ早いかな?と思いつつ、そろそろウールのセーターや、革のハーフコートの出番。ただ、このまま寒くなってしまうかというと、まだ早い気もするので、また、少し暖かくなったりするのでしょう。さて、10月の
Halloween
から、11月の
Thanksgiving
といえば、もっとも活躍する野菜のひとつが
カボチャ
。もちろん、写真のような、中身をくり抜いて顔を彫る
Jack-o'-lantern
用の巨大カボチャや、食べられない飾り用のカボチャもたくさん出回りますが、実は、料理用のものも意外といろいろあるのです。日本にいたときは、カボチャといえば、
かぼちゃ
か
南瓜
かという表記上の違いくらいしかありませんでしたが、種類も名前もすごく多くてびっくり!ということで、近所のスーパーで見かけた、今が旬!のカボチャのいろいろを、一挙ご紹介してみます。
まずは、わかりやすい日系スーパー
Mitsuwa Marketplace
で山積みにされていた
かぼちゃ
。ちなみに、これは、ひとつ99セントなのではなく、1ポンド(約450g)当たり99セントということなので、お間違えなく。大きさは大きいけれど、見かけ的には、日本のカボチャと同じですよね。日系スーパーでは、このカボチャはよく見かけますけれど、こちらの普通のスーパーにはあんまり置いてありません。で、この日本っぽいカボチャの英語名はなんというかというと、貼ってあったラベルを見ると、「
Kabocha Squash
」とありました。カボチャは英語で「
Pumpkin
」と習ったはずなんですけれど・・・どうも、この瓜類全般を指す「
Squash
」という言葉がキーワードで、「
Pumpkin
」はあくまで、もその中の種類を指す言葉。そういえば、日本語だって「
南
瓜
」なんですものね。秋になると、「
○○Squash
」という野菜を結構見かけるのですが、この中には、日本でいうカボチャとよく似たものも含まれているということが、わかりました。
それがわかって気をつけて見ると、この時期、アメリカのスーパーには、その手の野菜がたくさん出ています。よく行くNew Jerseyの
Whole Foods Market
にあった食用のカボチャの仲間としては、左の
Butternut Squash
や、右の
Acorn Squash
などがあります。稀ではありますが、
Kurikabocha Squash
(
Kurikabocha
Pumpkin
だったかも?しれません。)という種類が出ることがあって、それは、上の日系スーパーのカボチャとほぼ同じものです。
さらに、
Butternut Squash
は、使いやすいように皮をむいて角切りにしたものや、半分に割ったものまで売っているのですが、これを見ると、カボチャにソックリ!私は、そんなにお料理に凝る人ではないので、これを試したことはありませんが、どうも、日本のカボチャより水っぽくて、甘味が少ないもののようです。だから、スープにしたり、ゆでつぶして付け合せにしたりするみたい。Manhattanでは、秋口に、季節感を大切にするおしゃれなレストランなんかで、軽く炒めたカボチャっぽいものが出てくるのですが、それは、ほとんど、この
Butternut Squash
なのではないかと思われます。あと、日本食レストランで、野菜の天ぷらを頼むと、カボチャみたいなんだけど、あんまり甘くない天ぷらがよく混ざっていますが、あれも、きっとこれなのではないかと睨んでいます。
でも、アメリカでは、
Pumpkin Pie
ってポピュラーですよね。それを手作りするときに使うのは?というと、こちら。缶詰や瓶詰のパイ用のカボチャが売っているのです。中には、もうすでに砂糖やシナモンなどが混ぜ込んであって、後は冷凍のパイシートに乗せてオーブンで焼くだけ!なんていうものもあります。まあ、アメリカ人が「料理した」というときには、缶詰のスープを開けて温めただけというのも含まれるそうなので、そんなものでしょう。前に、アメリカ人の女性のパンプキンパイのレシピをなにかで見たときに、材料に「カボチャの缶詰」とあったので、「まあ、手抜きね。」と思ったことがあるのですが、きっと、パイ用のカボチャは、生のものではなくて、加工済みのものを使う方が一般的なのでしょうね。
わが家はといいますと、パンプキンパイは、お店で食べるか、最近は
イタリアン・トマト
で買って帰ることもできるようになったので、カボチャの煮付けかサラダを食べたくなったときだけ、Mitsuwaで売っている、すでにカット済みの
冷凍くりかぼちゃ
の少量パックを買うのでした。
※今回の話題については、あんまりお料理に詳しくないため、細かいところは自信がありません。もし、Squashについての認識が間違っていたら、どなたかホントのところをお知らせくださいね。
↑先頭に戻る
10月9日(水)
五番街は高級ブランド街?
近頃めっきり涼しくなりました。お天気がはっきりしない曇り空ということもありますが、日中の気温も20℃行かなかったりして、もう、ジャケットは必須。早い人は、そろそろコートを着ていたりもします。右の写真は、ちょっと前の五番街でのものですが、タンクトップからコートへと、この気温の変化の激しさは、季節の変わり目のNew Yorkでは毎度のことなのですけれど、どうもなかなか慣れません。
さて、それで、今日の話題は、その五番街についてです。先月、ちょっと残念だったのは
Rockefeller Center
の一角にあった総合コスメショップ
Sephora
の閉店。ついこの間まで、なにごともなく営業していたのに、あるとき、秋色の口紅でも買おうかなーと出かけたら、お店がなくなっていたので、びっくりしました。ウインドウには、Manhattanの他のショップのロケーションが地図で示してあり、どうやら、この店舗以外は、今まで通り営業しているようです。場所柄、いつでもそれなりに人が入っていた気がするのですけれど、それほど購入している人がいなかったということでしょうか?それとも、この一等地の高い家賃を払うためには、化粧品くらいの売上では限界だったということ??ここに大々的にオープンしたのが、2000年を迎える直前の秋でしたから、銀座店に比べればちょっとはマシですけれど、それでも、わずか3年足らずという短命に終わってしまいました。
これに反して、五番街で今、目立つのは、高級ブランドショップの新しい店舗の建設。
Louis Vuitton
は、つい2年ほど前、新しい路面店をホテルの1階にオープンしたばかりだというのに、57th Streetの角、
Warner Brothers Studio Store
の跡地に大きな店舗を建設中です。アメリカでは、日本ほどのヴィトン信仰はないと思いますが、景気がよかったころから、ヴィトンのバックを持っている人が増えた気がします。少し前までは、普段着にヴィトンを持っている人はまず日本人!という感じでしたが、景気下降気味の今も、バッチリ決めたお金持ちマダムじゃなくても、ヴィトンを持っている人を見かけたりします。見てすぐわかるブランドなので、日本人以外だと、韓国人、黒人の人に人気があるかな?
それから、こちらも日本で人気の
Ferragamo
の路面店。もともとあった店舗の横も借りることにしたらしく、拡張工事中です。フェラガモこそ、1月のセールのときには、日本人駐在員の奥さんが開店前に列を作ったという神話?があるので有名なブランド。Manhattanに住んでいたときから、私自身はその列を見たことがないので、真偽のほどは定かではありませんが、セールになると、ドッと人が詰め掛けるお店であることには間違いありません。逆にいえば、セール以外のときには、敷居が高くてなかなか入りづらいところ・・・
この他にも、もともとあった
Fendi
や
Cartier
に加え、
Gucci
、
Prada
と人気高級ブランドが次々と五番街に進出。高級ブランド街といえば、セントラルパークの東あたりの
Madison Avenue
が有名で、ミッドタウンでは、東西に走る
57th Street
というのが定番だったのですが、今では、五番街自体の方にショップが集中してしまいました。しかも、どれもアメリカブランドではなくて、ヨーロッパの高級ブランド。
SOHO
でも同じような現象があるようですが、好景気が終わってしまった今、五番街の路面店という、高いスペースの賃貸料を払えるのは、こういう高級ブランドしかないのかもしれませんね。ブランド好きの方々には便利でうれしいかもしれませんが、個人的には普段はまったく縁がないお店なので、ここまで集まってくれなくてもいいかな・・・というのが正直なところです。
それでも、この周辺には、まだ、
Banana Republic
や
Ann Taylor
、
GAP
、
Kenneth Cole
といった、アメリカン・ブランドのお店もたくさんあるので、便利なショッピングエリアであることには変わりありません。高級ブランドの方は、季節ごとに入れ替わる美しいショーウインドウで、その時々の流行チェックでもさせていただくことにしましょう。
↑先頭に戻る
10月6日(日)
42nd Streetで「42nd Street」
今週末は、予想より早く雨が降ってしまったために、いいお天気になりました。土曜日は、また30℃近い暑さでしたが、日曜日はせいぜい20℃台前半といった秋晴れの1日になり、そろそろ、革やコーデュロイのジャケットやコートが活躍しそう。もちろん、ブーツも欠かせなくなります。
さて、今週末は、先日ご紹介した
Times Square Visitor Center
でゲットしたディスカウント・クーポンで、チケットを購入したミュージカル「
42nd Street
」を観に行きました(ディスカウント・クーポンについては、
9月のWhat's up?
でご覧ください。)。1933年のNew YorkはBroadwayを舞台にした、このミュージカルも、もともとは原作が映画だそうで、それをミュージカル化したのだそうです。田舎から出てきたダンスの上手な女の子が、主役のケガによって大抜擢され、その期待に答えて舞台を成功させるというサクセス・ストーリーで、ミュージカルの中でミュージカルが演じられる華やかな舞台。セリフがそのまま歌に変わり、歌っている人は観客の方を向いて独唱するという、古典的なタイプのミュージカルで、Broadwayでは、おととしから、リバイバル上演されています。現在、上演されている劇場は、物語の舞台と同じ、42nd Streetにある劇場。舞台設定は70年も前ですが、それ以来ずっと、この辺りが劇場街として栄えているっていうのも、よく考えるとすごいことです。
実は、私がこのミュージカルを見るのは今回が2回目でした。1回目はというと、かれこれ10数年前、初めての海外旅行で行った
London
で、初めてのミュージカルとして「
42nd Street
」を観たのでした。そのときの添乗員同行のパック旅行は、かなりの強行日程で、ヨーロッパ各国を駆け足で周る旅でした。イギリス入りしたその日の夜のミュージカル鑑賞で、夕食をとる時間もなく、渡されたのり巻の弁当を少しだけ食べ、劇場へとバスで連れて行かれました。最初は、ステージの明るさで起きていましたが、英語はわからないわ、もちろん、ストーリーも全然知らなかったので、意味が全くわからず、気づくと夢の世界へ・・・唯一覚えていたのが、金ピカの大きなコインを持った人たちが踊るシーンだけでした。なので、初めて観るにほとんど等しかったわけですが、今回観てみて、なんで、あんなに簡単に睡魔に襲われてしまったのかが不思議。とにかく、舞台が華やかというか派手できらびやか。登場する人数も多くて、場面展開もわりとあります。ただ、例のコインのダンスシーンは、大きなコインをドスン、ドスンと置く音が響くので、この音にびっくりして目覚めてしまったということがわかりました。情けないこと・・・やっぱり、「
42nd Street
」は
42nd Street
で観るに限ります!単純な話で華やかだし、New Yorkらしいミュージカルなので、初めて観るミュージカルとしてはおすすめです。
それから、先週、Broadwayでは、残念なお知らせがありました。おととし閉演した「
Cats
」に次ぐロングラン公演を続けていた「
Les Miserable
」が、来年3月をもって、公演を終了することが決まったということです。もちろん、この舞台は渡米してまもなく観ましたし、
日本から訪れる人のために、何回かチケットを買いに行ったこともありますが、最近は、ディスカウント・クーポン利用で、かなりギリギリになってから買っても、結構いい席が買えていました。多分、定価でチケットを買う人よりも、当日半額チケットやクーポン利用の人たちの方がずっと多かったと思いますので、劇場に空き席は少なくても、収入としては減っていたのでしょうね。このアナウンスで、もしかしたら、再び人気が戻り、上演期間が延びる可能性があるかも?しれませんが、今のところは、
3月15日
が最終上演日だそうですので、まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ。こちらにお住まいの方や滞在日数がある方は、ディスカウント・クーポンを利用すれば、オーケストラ席が
$45
で購入できます。「
Les Miserable
」の閉幕について、詳しくは
http://www.lesmis.com
からご覧ください。
↑先頭に戻る
10月3日(木)
10月はHalloween Month!
10月になりました!もう、どうやって季節は
秋
なのに、日中、
30℃
近くまで気温が上がる日が続いて、秋めいた気候になってくれません。さすがに、朝晩は結構涼しくて、ジャケットを着ている人も多いのですけれど、昼間のランチ時などは、皆、シャツやブラウス1枚だし、観光客は、まだタンクトップを着ていたりもします。ただ、New Yorkは、気温の変化が本当に激しくて、特に季節の変わり目はそれがひどく、ある日突然寒くなる可能性もありえます。着る服も、当日の朝、天気予報を見てから決めないと、汗だくになったり、逆に、薄ら寒くて体調を崩したり・・・衣替えができない理由はこの辺にもあるのですね。
さて、気候が落ち着かなくても、10月になれば、街中にやってくるのが
Halloween
のデコレーション。カードショップの
Papyrus
の店頭にも、かわいらしいワンちゃんのポスターとともに、黒猫や魔女やオバケの人形などがズラリと並べられました。ハロウィンは、カードを送るというよりも、家を飾ったり、子供たちが「
Trick
or
Treat
!!
」(お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!)といいながら、家々を回ってくるのに備えてお菓子類を揃えたり、それにもちろん、仮装したりして、家で過ごす日なので、その類のものが充実しています。
お菓子といえば、イベントごとに作られるカップケーキもすごい!ハロウィンのテーマカラーである、
オレンジ
は、まだ食べ物っぽい色だからいいけれど、
紫色
は、やっぱり不自然。上に乗っている黒猫とか、ガイコツとか、クモとかは、さすがにプラスチックで出来ているみたいですけれど。多分、New Yorkに限らず、アメリカではカップケーキというのは、とても人気があるお菓子ではないかと思いますが、個人的には、どう考えてもこれが美味しい食べ物だとは思えません。彼らは、これを食べ物として好んでいるのではなく、イベントごとにいろいろな飾り付けをして視覚的に楽しめるから好きなのではないかと、ひそかに考えています。確かに、プレーンな土台に、色とりどりのクリームとちょっとした飾りで映えるところとか、手ごろな大きさでキュートなところとか、パティシエ心をそそりますよね。でも、もらえるのは、チョコレートとかキャンディとかが多い子供たちに、もし、これをあげたらすっごく喜びそう。
それから、West Villageでみつけた、かわいいハロウィン・グッズは、ワンちゃん用のものでした。手前の悪魔やドラキュラなどは、柔らかくてちっちゃめの犬用のぬいぐるみ。そして、ショーウィンドウの文字がちょっとかかってしまっていますが、その後ろに置いてある、クモの巣とかガイコツの模様が付いているのは、犬用のセーターなのです。まだまだ暑いですが、涼しくなってきたら、小型犬に着せたら、すっごくカワイイ!に違いありません。毎年、
Union Square
のドッグ・ランで、ワンちゃんたちのハロウィン・パーティ(詳細は、
去年10月のWhat's up?
でご覧くださいね。)が開かれますが、そのときはもっと本格的な仮装!?をするので、こちらは、10月のお散歩にぴったりですね。お店は、Bleeker Street沿いにあるので、興味ある方はのぞいてみてください。
去年の10月は、テロ事件の直後だったので、なかなかそういう余裕もなく、10月も終わり近くまで、あんまりハロウィン・ムードが高まらなかったような気がしますが、今年は、すでにバッチリ。街中を歩いているだけで、いろいろなデコレーションが見つけられて楽しいです。また、面白いものを見つけたらご紹介しますね。
↑先頭に戻る
c 2002
kyoko_isaka@msn.com
よかったら、このページのご意見等をお寄せ下さい。
★ WHAT'S UP in New York ★