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WHAT'S UP ? in New York
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●Happy New Year!!
●イマイチ?のAfter Christmas Sale
●グッゲンハイム美術館「Giorgio Armani」
●まだまだ続く寒さ
●Paint The
Town Red
続き(1月後半の話題)を見る・・・

- 1月14日(日) Paint The Town
Red
明日、1月第3月曜日がMartin Luther King Jr.'s
Dayキング牧師の誕生日を祝う休日で連休となるので、この週末は赤白青のプライマリーカラーになっているエンパイアステート・ビルのライトアップですが、それまでずっと赤1色が続いていました。12月から続いていた赤と緑の後は、おめでたい新年を祝う色・・・というはずもないので、なんの色だろう?と思っていたら、これは市を上げてのキャンペーンPaint
The Towm Redの一環なのでした。「Paint the Town
Red」そのままの意味だと、「街を赤く塗る」ということになりますが、これは「街に出て楽しく過ごす」みたいな意味のイディオム。つまり、12月のホリデーシーズンが終わり、すっかり寂しくなってしまった街に活気を取り戻そうという企画で、最も目立つエンパイアステート・ビルの文字通り赤いイルミネーションでそれをアピールしているというわけなのでした。
お店やホテルなどの割引もあるとテレビでやっていたので、詳しいパンフレットがもらえるNew York Visitor Information
Centerにちょっと立ち寄ってみました。ここは、シェラトンホテルのすぐ向かいにあり、市で発行しているパンフレットやガイドブックの他、地下鉄やバスの地図なども揃っているので、旅行者にとってはいろいろな情報が入手できる便利なセンターです。確か、去年あたり導入したオンライン検索システムはあいにく故障中でしたが(いかにもありそう・・・)、今回発見した優れモノは、名刺大に折りたためる地下鉄マップ(実物の写真はこちらです。)
裏面がバスマップになっていたら◎でしたが、まあそこまではいたれりつくせりではありませんでしたが、この大きさなら持ち歩き安いので、便利そう。ただし、字はその分小さいので遠視系の方(!?)はちょっと厳しいかもしれません。
では、具体的にどういう割引や優遇があるかといいますと、いちばん大きいのは、1月29日〜2月2日までの1週間行われるRestaurant Week。もう、New
Yorkerにはすっかりおなじみになりつつあるキャンペーンですが、この1週間、参加しているレストランでは、年数にちなんだ金額、今年の場合は20ドル1セント($20.01)でランチのコースが食べられます。有名レストランも数多く含まれているので、予約は早い者勝ち状態になります。私も早速予約しなくちゃ!
その他、ホテルなどはレートが20%引き、美術館では入場料が割引になるところや半額になるところなどもありますので、ぜひチェックしてみてください。キャンペーンの期間は基本的には3月末までですが、それぞれの参加店によって対象期間などはかなり異なるようです。
で、それぞれ詳細をご覧くださいね。
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- 1月10日(水) まだまだ続く寒さ
- さすがに大雪は降っていないものの、相変わらず寒いNew
York。今日も、日中の気温が0℃になったら出かけよう!と思っていたら、お昼になっても、まだ氷点下。結局、あきらめて、家事デーにあてることにしてしまいました。Manhattanなら暖を取れるところがいくらでもあるとはいっても、やはり、寒いと気力もなくなるし、体力さえ奪われてしまうような気がして、早々に切り上げて家に帰りたくなってしまうもの。今日の低温がウソのように、10℃近くまで気温が上がるという予報が出ている明日からの数日に期待!です。
そこで、この寒さを物語るNew
York極寒映像(!)をお届けします。まず、たまげたのが、ウワサには聞いていたけれど、寒い冬には凍ってしまうというHudson
Riverを流れていく氷の塊。写真の川の中にある白い塊が全部そうで、左手から右手に向かって大量に、渡り鳥の編隊のように流れていました。まだ雪が残っているのはManhattanの最西部にあたる川べりですが、街中はものすごい勢いで除雪作業が進められたものの、ハイウェイがあるだけで住居などはないこのあたりは放置されているらしく、今でも結構雪が残っているのはご覧の通りです。対して、New
Jerseyは、わが家のあるManhattanにごく近い住宅地でさえ、除雪作業はずーっと遅れており、今でも路上駐車の車が出るために掻き出された雪が、道路のあちこちに積み上げられて残っていたりします。ただ、Manhattanと向かいあっている川べりは、最近、新興住宅地としてせっせと建物が建てられているので、逆に除雪は進んでいるし、家がギリギリまであるからか、川面が凍っているのはあんまり見たことがありません。しかし、そのうち氷点下10℃以上なんていう日が続き、川の表面がすっかり凍ってしまい、Manhattanまではスケートで行くのがいちばん近道!なんてことが起きるのを想像しただけでも、なんだかゾッとしてしまいます。
この寒さがつらいのは人間だけではありません。最近何かの調査結果で読んだのですが、なんとアメリカ国民の半数近くが犬を飼っているのだそうです。Men's Best
Friendといわれる彼らは、本来、動物なのですから、こんな寒さはへっちゃらなはず・・・とは思うのですけれど、狭いアパート住まいが多いManhattanで見かける小型犬は、真冬になるとよくかわいらしい服を着てお散歩しています。
この冬よく見かけたCOACHのポスターで、靴やバッグとお揃いの柄のコートを着ているジャックラッセル・テリアが死ぬほどかわいいのですけれど(写真はこちら)、そんな高級ブランドではなくても、ワンちゃんの防寒服はわりとよく売っていて、値段も10ドル程度の手頃なものからあります。サイズもいろいろ。でも、あの大雪以来、積雪の中をうれしそうに飛び跳ねて歩く犬をよく見ていて、あらためて「♪イヌは喜び庭駆け回る、ネコはコタツで丸くなる・・・」を思い出し、本当に彼らに服が必要なのかどうかは、ちょっと疑問に思っていたりします。ただ、最近、見たい番組がないとチャンネルを合わせてしまうAnimal
Planetで見たのによると、レース用に飼育されているグレイハウンドのように、短毛の犬種については、とても寒さに弱いので、真冬の散歩には服を着せた方がよいのだとか。日本にいたときは、犬は飼っていませんでしたし、私の周りには東京の冬の寒さで洋服を着てしまうような軟弱な(?)犬はいなかったので、こんなに犬に服を着せるのが一般的なのには、ちょっと驚きました。それだけ、New
Yorkの冬の寒さが厳しいのと、厳しい競争世界から家に戻り、家族以上に犬に一身に愛情を注ぐ飼い主が増えているからなのでしょうか?
例年は、12月より1月、2月の方が寒くなりますので、ただでさえ寒い今年の冬は、いったいどれくらい寒くなるのかよくわかりません。意外とこの程度の寒さが続いて終わってしまうのかもしれませんし、こればっかりはなんとも・・・New
Yorkの最新の天気はThe
Weather Channelで確認することができます。寒いといっても、気温や天気が比較的変動するため、これからNew
Yorkを訪れる方は、ギリギリまで天気をチェックされることをおすすめします!
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- 1月7日(日) グッゲンハイム美術館「Giorgio
Armani」
大雪のあとは、年明けに少し降ったものの、とにかくその寒さからあまり雪が解けないまま残っているNew
Yorkは、例年ならこれからが冬本番なので、まだまだ寒い日は続きそう。そうなるとやっぱり、人間室内に引っ込みたくなるものです。ということで、紹介し忘れていた、特別展をご紹介しますね。
実は、あの大雪の12月30日にようやく出かけたのが、10月末から開催中のSolomon R.Guggenheim
Museumの「Giorgio
Armani」。そう、あの有名なデザイナー、アルマーニの作品を展示したものなのです。さすがにアルマーニを着たことがなくても、その名前を聞いたことがない人はいないと思うので、雪の中、行く場所を失った観光客で美術館はかなり混雑していました。
個人的には、アルマーニを着こなすセンスもスタイルもそしてお金(!)もないので、縁がないブランドではありますし、特別好きとか嫌いとかの対象でもありませんが、テレビや雑誌などでは見かけたことはあるので、イメージはなんとなく持っていました。でも、一番興味があったのは、現代美術がメインのグッゲンハイム美術館とはいえ、今、現在、商業的にもまだまだ活躍しているデザイナーの作品を、あえてアートとしてどういうふうに取り上げるんだろう?というところでした。
上の写真にあるように、洋服はそれぞれマネキン体に着せられてはいるものの、顔や手足など、服からはみ出している体の部分は全くありませんでした。なので、それがそれぞれの衣装をとてもアートっぽく感じさせました。それから、らせん階段状になっている美術館の展示スペースは、通常、下から天井まで吹き抜けのようになっていて、展示物が見渡せるようになっているのですが、らせんの内側の部分に薄い布を幕状に張り、それが直接見えないようにしてあったところも、白っぽい布の描く曲線全体がなんだか服のイメージと一致するような雰囲気を作り出しているように感じました。アルマーニ氏本人は、本当はモデルに着せて動きを出した展示にしたかったと言っていたそうですが、動きがない分、服をじっくり観察することができたのも面白かったです。やはり、ショーのためのコレクションは、1点1点がすごく凝っていて、細かい部分にまで細心の注意が払われて作られているように見えました。色をいろいろ使った作品などもありましたが、個人的には、やっぱりイメージ通り黒のソワレが真髄かな・・・なんて思ってしまいましたが、いかがでしょう?
ご紹介するのがすっかり遅くなってしまったのですけれど、「Giorgio
Armani」は1月17日迄。まだ見ていない方は、急いでお出かけください。美術館の開館時間等は、http://www.guggenheim.org/new_york_index.htmlで。
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- 1月3日(水) イマイチ?のAfter
Christmas Sale
年末の大雪がまだ残るManhattanの五番街。さすがに観光客の姿はぐっと減ったようですが、New
Yorkerにとっては、これからが本番。12月26日のクリスマス直後に始まったAfter Christmas
Saleがいよいよ本格化するからです。この寒さならまだ当分着れそうな冬物衣料を中心に、50%オフはあたりまえの1年でいちばん大規模なバーゲンセールに、早速、友だちと挑んできました。
ロケーションのよさもあって、12月中は入ることさえためらわれたH &
Mも、いつも通り混んでいるものの、あの気違いじみたレジ待ちはなくなって、だいぶマシにはなっていました。ただでさえリーズナブルな服がさらに安いとあっては、絶対何か買おう!とかなり熱心に探したものの、残念ながら気に入ったものはサイズがなく、また次回、フラッと立ち寄ってみることにしました。ちなみに、店の前、写真右下の白っぽい塊は雪です!
ロックフェラーセンターをはじめ、さすがに五番街は、歩道はほぼ完璧に雪がよけられていましたが、その分、脇に寄せられた雪の高さが結構あって、あらためてあの大雪の積雪量を感じさせました。(大雪については、12月の話題でご覧くださいね。)
地下1階のクリスマス用品のコーナーをすっかり冬物バーゲン品売り場にしていたHenri Bendelに立ち寄ったり、新しくできたばかりのLouis
Vuittonの路面店をのぞいたり(日本人ばかりでした!)しながら、歩道はぬれているものの、人通りが少なくなった分、すっかり歩きやすくなった5th
Avenueを北から南に流してみました。
12月にもちょっと触れましたが、今年のクリスマスショッピングは、お店の期待をかなり下回る売上だったそうで、25日のクリスマス前から冬物などのセールを始めてしまうお店もかなりあったらしく、そのせいなのか、例年に比べてセールに出ている冬物が品薄のような気がしました。代わりに早くも目立ったのが、軽やかな色彩の春物の数々。日中でさえ、まだ0℃いくかどうかという寒さの中、いくら暖房が効いた室内とはいえ、さすがに食指は動きません。なんだか期待ほどではなかったかな・・・というのが今回のセールの印象です。それでも、Ann TaylorやBanana
Republicなどの個人的な定番ショップでは、カシミアセーターなどをしっかり買っているので、成果ナシというわけではないのですけれどもね。
それにひきかえ、今年も、確実に成果をあげたのが、いつもセールが始まるやいなや、真っ先に買いに行くカードなどのクリスマス用品。今年も、26日の昼間に出かけて、既に次のクリスマス用のカードや、ベルが繋がって出来ているリースなどをちゃんと入手してきました。クリスマス用品は、Hallmarkをはじめとするどこのカードショップでも、確実に50%オフになるので、人気が高く、オフィスに近いお店では、出勤前や昼休みに買いに行く人も多いので、あっという間によさそうなものはなくなってしまいます。狙い目は、ミッドタウンイーストの住宅街など。高くても1枚で3ドルのものが半額なので、金額的にはたいしたことないのですが、枚数がかさむとそれなりの金額になってしまうため、渡米以来、毎年、この方法でカードをそろえています。普段から、よさそうなカードの品揃えの店をチェックしておいて、26日に一気に買ってしまうというのは、あんまりバーゲンセールで思ったものをゲットすることができない私の、数少ない成功例かも?しれません。
この時期は、ちょっと客層が落ちるので?高級ブランド品店なども、入りやすくなるのもいいところ。クリスマスデコレーションはほとんど終わってしまいますが、これからの旅行者にとっては、思いがけない掘り出し物があるかもしれないので、いろいろなお店をチェックしてみてください。
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- 1月1日(月) Happy New
Year!!
新年
あけましておめでとうございます。
こちらアメリカ東海岸も、日本に遅れること14時間で新年を迎えました。ミレニアムで湧いた去年よりはやや抑え目のお祝いでしたが、それでもTimes
Squareには、約70万人の人が集まり、ボールドロップによるカウントダウンを楽しんだそうです。日本から遊びに来ている友人を迎えに、午後8時くらいに付近に行ってみましたが、道路はあちこちで通行止め、まだまだおとといの積雪が残るぐちゃぐちゃの歩道を、凍ったところや水溜りをよけながらあらゆる方向からTimes
Squareを目指して人々が歩いて来ていました。
わが家から、さすがにTimes
Squareは見えないのでテレビ中継を見つつ、シャンパングラスを用意して乾杯!
ところが、新年を迎えたとたんに打ちあがる花火は、セントラルパークのものも、西側のHudson
Riverのどこかで打ち上がるものも見えたので、独立記念日同様(独立記念日の様子は7月の話題でご覧くださいね。)、ゆっくり室内から楽しむことができました。
大晦日はワインを飲みながら料理をつまみ、年越しそばを食べ、花火を堪能した後、ケーキとお茶で締めたりして、久しぶりに会った友人と楽しく過ごしました。おしゃべりにも花が咲き、Manhattanのホテルに車で送って行った後、寝たのは4時過ぎ!
ここ数日来、友人たちと一緒に、自由の女神を見に行ったり、美術館や博物館に行ったり、買い物に出かけたりと出ずっぱり、しかも、30日には思いもかけない大雪もあったりして、なんだか疲れも貯まっていたようで、元旦はすっかり寝正月してしまいました。
彼女たちが持ってきてくれたもの(玲子ちゃん、丹治さんありがとう!)や、親が送ってくれたものもあるので、さすがに夜はお雑煮とちょっとおせちを食べて、日本人らしいお正月を過ごそうと思っています。何回も書いていますが、アメリカではやっぱりクリスマスが最大の祝祭日。新年は、元旦だけはお休みですが、2日からは全く平常通りになります。日本から年賀状もいつもたくさんいただくのですが、1日は郵便局もお休みのため、新年の朝にポストを見に行き、誰から年賀状が来ているかを見るという、あの楽しみがないのもちょっと残念。アメリカでは、元旦のお休みは、新年を祝うためというより、深夜まで大騒ぎした大晦日の疲れを取るための休みではないかと常々思っているのです。
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