★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

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●真夏の夜の夢
●Brooklyn甘いものめぐり
●洋服売り場の衣替え
●真夏のBoston
続き(8月後半の話題)を見る・・・


8月13日(火)  真夏のBoston
PublicGardenNew Yorkには、また暑さが戻ってきて、今日明日あたりは、また35℃以上の記録的な暑さになるとか。日本では、ちょうどお盆の頃なので、夏休み真っ最中の方も多いのではないでしょうか?もちろん、アメリカにはお盆休みはありませんけれど、先週末は、金曜日から月曜日まで、車でBostonへ、小旅行に出かけてきました。私も夫も、Bostonを訪れるのは3回目なのですが、夏は初めて。ちょうど、OL時代の友だちもいたりするので、いろいろ情報をもらって、あれこれ予定をたてて臨みました。FenwayPark
そのひとつが、最近、夏の旅行ではわが家の恒例になりつつある、大リーグ観戦。全米最古の球場という由緒正しきFenway Parkで、地元Boston Redsoxの試合を観戦してきました。この球場は古いというのと、レフトスタンドのすぐ裏を高速道路が走っているために、観客席数がとても少なく、30,000席強しかありません。だから、チケットを取るのは大変みたいと友人に聞いてはいたものの、これほどとは思いませんでした!旅行日程が決まってから、チームのHPにアクセスしたら、滞在中の試合のチケットはすべて売り切れ。ギリギリになれば、きっとキャンセルが出るだろうと思いきや、残席ありの表示が出ても、ひとあし違いで、また売り切れてしまったり、結局、出発前日に、最後の日曜日のデーゲームのチケットがようやく買えたのでした。まあ、その気になれば、当日、ダフ屋から買うのも可能のようでしたが、できれば避けたかったですから。WhaleWatchingBoat
そして、もうひとつ、この時期ならではのアトラクションが、大西洋にクジラを見に行くWhale Watches。もし、ツアー中に1頭も見られなかったら、もう一度無料でツアー参加可能という、強気のBoston Harbor Cruisesの高速艇に乗って、3時間あまりのクジラ探しの航海をしました。ちゃんと、事前に酔い止めの薬を飲んだので、乗り物に弱い私でもなんとか大丈夫。クジラの方は、一応、見ることができました。「一応」というのは、パンフレットとかガイドブックの写真みたいに、至近距離で見られたわけでも、例の、尾びれをパシャンとやる、あのクジラ独特のポーズが見られたわけでもなかったのです・・・でも、ガイドのお姉さんによると、何頭も見られたから、これでも、かなりラッキーな部類なのだそうです。やっぱり、飼育している動物園の動物を見るのではなくて、自然に生きている野生動物を見るというのは、こういうものなんでしょうね、きっと。
この他にも、シーフード三昧の食事や、前回に引き続いて訪れた人気の2大美術館、Museum of Fine Arts ,BostonIsabella Stewart Gardner Museum や、展望台、テレビドラマで人気のパブなど、たっぷり観光もしましたので、詳しくは、いずれ作成する旅行記の方でご覧くださいね。
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8月8日(木)  洋服売り場の衣替え
ColeHaanCoats今週の半ばは、もう盛夏とはいえない、涼しいお天気になりました。最高気温が25℃程度と過ごしやすく、風が吹くと半袖ではちょっと肌寒いくらい。これで夏も終わり?・・・というわけでもなく、週末には、また30℃以上になるようなので、たまたまだったようです。さて、このところ、いつも素通りしていた五番街を、多分、8月になってから初めて歩いてみたら、Rockefeller Centerの一角にある、靴などの革製品で有名なブランドCole Haanのウインドウには、秋冬の新作バッグと一緒に分厚いコートが飾ってありました。確かに、そろそろブーツなども出始めていて、先週、しっかり、去年物を半額くらいでゲットしましたが、いくらなんでも、まだちょっと早くない?と思ったら、どうもそうでもなかったようです。SaksFifthAutumn
向かいの高級デパートSaks Fifth Avenueに入ってみたら、こちらも店頭はすっかり秋!7月中は、1階のバッグ売り場にワゴンが出ていて、すでに30%オフのものを、さらに40%オフとかいう、太っ腹なセールをやっており、それこそ半額以下でCOACHkate spadeのバッグなどが出ていたのですが、ワゴン自体は存在していたものの、その中には、売れ残りがちんまり残っているだけでした。婦人服売り場も、売り場のメインは、すっかり秋冬物に置き換えられていて、SALEの札がついたハンガーは、隅っこに追いやられ、色もサイズもメチャクチャに掛けられていました。この国では、衣替えという習慣はありませんが、まさに、売り場がすっかり衣替えしてしまった感じ。さすがに、こういう状態になると、貧相なセール品よりも、出してきたばっかりの秋冬物に目が行ってしまうもの。ここで服を買うことなどありませんが、それでも、思わず、ふわふわしたセーターやしなやかな革のジャケットなどを見てしまいました。このデパートはもともと高級品ばかりですが、夏物で、しかもセールの値段に目が慣れていたので、値段の桁が違ったのにはちょっとびっくり!上質なカシミアやスエードの手触りだけ楽しませてもらいました。MacysAutumnMacysAutumn
この後、34th StreetのMacy'sにも入ってみたら、ここは、Saks Fifth Avenueほどではありません。でも、そろそろマネキンには長袖を着させて、薄手の夏物なんだけど、色が濃い目のものなどを全面的に出しつつ、売り場には、セール商品がまだまだたくさん置いてありました。ただ、階を上がって、少し高級になってくると、秋冬物の割合がぐっと増えます。革製品が定評あるKenneth Coleくらいになると、新製品が店頭で、まだ結構あったセール品は奥にまとめてありました。今年は、秋冬も、春夏のボヘミアンとかソフトウエスタンの路線がそのまま続くんですね。スエードとかデニムが秋冬仕様になっていろいろあったし、フリンジやベルトも健在でした。今は、外も結構涼しいし、室内はいつも冷房が効いていて寒いくらいなので、今度こそ、なにか欲しくなってしまいましたが、すぐ隣に、さらにリーズナブルなH & Mがあることを思い出し、そちらで買い物気分を紛らすことに。そうしたら、こちらこそ、まだまだ夏物が健在で、あんまり食指が動かずに終わったのでした。どうも、シーズン先取りの早さは、値段と比例するみたいです・・・
ということなので、New Yorkに遊びに来て、服を現地調達しようと考えている皆さん、思ったより暑い場合には、リーズナブルなお店に行った方が、今着る服がたくさんあります。間違っても、高級デパートには行かれませんよう。
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8月5日(月)  Brooklyn甘いものめぐり
BrooklynBridgeZoom先週、いつも見ているローカルニュースのNew York 1Brooklyn Weekで、毎朝、Brooklynからの中継だったのと、昼間にたまたまテレビの映画で、Brooklyn Bridgeから飛び込むと時空を超えられるという設定の「Kate & Leopold(邦題はニューヨークの恋人)」を見てしまったのと、前々から友だちのひとりが渡りたいと言っていたのとで、また、歩いて渡ってしまいました、Brooklyn Bridge。またまた、日中の気温が90°(約32℃)以上という暑い日だったのですが、橋の上は結構たくさん人がいました。Manhattanを離れて、下がEast Riverになる頃から、気持ちよい風が吹き始め、地上の暑さがウソのよう。川の上がこんなに涼しいなんて、知りませんでした。BrooklynBridgeView
橋を渡り終えると、いつものように、高級レストランRiver Cafeのある埠頭まで歩きました。River Cafeの窓際の席に座って、ガラス越しにManhattanを眺めるという贅沢は、そうそうできることではありませんが、横にある埠頭で景色を眺めるだけならタダ。前は、ここからちょうど見事にそびえ立って見えるWorld Trade Centerの夜景を見に、わざわざタクシーを飛ばしてここまで来たりしたこともありましたっけ。今は、同じ夜景を見ることはできなくなってしまいましたが、ライトアップした橋と、たもとにあるSouth Street Seaportの明かりと、その後ろにあるクラシカルないくつかのビルとで、今でもLower Manhattanの夜景をもっとも美しく見ることができる場所のひとつではあります。夕涼みにも最適な場所は、暑い昼間は思ったより人も少なくて、のんびりカモメがひなたぼっこしていました。BrooklynIcecreamFactoryBrooklynIcecream
この埠頭にある赤い屋根のかわいらしい建物、実はこれはちょっと有名なアイスクリーム屋さんなのです。埠頭側には、赤と白のストライプのひさしがあって、いくつかテーブルがおいてあるので、ずっとファーストフードかなんかだと思っていました。ここが評判のアイスクリーム屋さんというのも、今週のNew York 1Brooklyn Weekで仕入れたネタ。Brooklyn Icecream Factoryという名前で、「New Yorkでいちばんのアイスクリーム」という強気な看板を掲げています。橋を渡ってきて喉も渇いたし、冷たいものも欲しくなったので、早速トライしてみました。こちらは、ワッフルコーンのチョコレートチップ入りバニラ($3.50)。別にダブルをお願いしたわけではなくて、これで普通の量!最初は、冷たくて甘くて美味しい!とパクパク食べていましたが、次第に進まなくなり、結局、半分で断念。かなり甘いもの好きの私ですらこうなので、これは、ふたりでひとつが正解だったのでしょうね。味は、うーん、濃厚で甘いですが、アメリカのアイスクリームって、たいていそうで、あんまりハズレってないような気がするので、ここのが他と比べて特別美味しいかというと、判断に困るところです。ただ、かなり盛りがよいことは間違いないので、それがアメリカ人の心を捉えたのではないかと思います。でも、甘いもの好きの方なら、ぜひお試しを。JacqueTorresJTAssortedChoco
今度は、そこからRiver Cafeの前を通り過ぎて、Water Streetの倉庫街を歩いて、Jacques Torres Choclorateへ。甘いもののハシゴになってしまいましたが、Brooklynに来て、ここに寄らないわけには行きません!チョコレートが溶けないように、かなり冷房の効いたお店で、どれを買って帰ろうか、さんざん迷いました。ポンド売り(12個くらいの1/4ポンドで$10)のトリュフも美味しいのですけれど、今回は、最近定番のマカデミアナッツとコーンフレークに、初挑戦のアプリコット。このアプリコットは、干したアンズをチョコレートでコーティングしたもので、上にショウガの砂糖漬けが乗っています。個人的には、砂糖漬けは味が強いので、別に食べたい気がするのですが、アンズとチョコレートのマッチングは絶妙。1箱にわりと入っていたのに、週末にかなり食べてしまいました・・・
このBrooklyn Bridgeを渡っての甘いものめぐり、女性には結構おすすめです。どちらもBrooklynじゃあないと味わえないものですしね。帰りは、最寄の地下鉄駅、High Streetまで歩いてそこからAかCラインに乗ってかえってもいいし、少し足を伸ばして、Brooklyn Heights Promenadeの辺りを散歩すると、Borough Hall他、いくつか地下鉄の駅があります。おおまかな位置関係を描いてみたので、興味ある方は、こちらの地図でご確認くださいね。
さらに、もう少し足を伸ばせば、Grand Central Terminalに支店がある、Junior'sの本店までも行けないことはないので、そうすると、Brooklynの甘いものを制覇!ということもできちゃったりしますが、さすがにこの炎天下、そこまでの体力も気力もありませんでした・・・
Brooklyn Icecream
Factory
Fulton Ferry Landing Pier
Tel.718-246-3963
Tue-Sun 1:00pm - 6:00pm
Jacques Torres Chocolate
66 Water Street
Tel.718-875-9772
Mon-Sat 9:00am - 7:00 pm
http://www.mrchocolate.com
Junior's *ご参考迄に
386 Flatbush Avenue
(at DeKalb Ave.)
Tel.718-852-5257
Sun-Thu 6:30am-12:30am
Fri-Sat 6:30am-2am
http://www.juniorscheesecake.com
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8月2日(金)  真夏の夜の夢
HudsonRiverView8月になりました!まだまだ気候的には、真夏の暑さで、わが家とManhattanの間を流れるHudson Riverには、多くの人が通勤に使う一定間隔で航行しているフェリーや、遊覧船、個人のボート、ヨットなどが入り乱れて、青い水面に散らばっていました。独立記念日の頃は、テロ防止の意味もあってか、例年に比べ、こういった船がずいぶん少なかったような気がしましたが、無事、何事もなく過ぎたので、また規制がちょっと緩んだようです。Brooklynに出かけたとき、反対側のEast Riverもたくさんの船が出ているのを見ました。そして、今日も日中はしっかり90°(約32℃)以上あって、照り返しの強いアスファルトの街中を歩いていると、すぐバテバテになって冷房の効いた室内に入りたくなるような感じです。でも、ごく最近、日本からこちらに着任した夫の会社の人によると、日本に比べればずっとマシとのこと。しかも、New Yorkではこれが多分ピークで、これからは、多少上下動しながら、気温も湿度も徐々に低くなるような気がするので、やっぱり夏はこちらの方が過ごしやすいかもしれません。
FireworksFireworksさて、夏のNew Yorkの楽しみのひとつは、やっぱり屋外イベント。Central Parkはじめ、市内と近郊の公園で開催される、New York Philharmonicの無料コンサート、Concerts in the Parksは、その中でも人気のイベントのひとつです。7月最終週から、8月第1週にかけて開催されており、まさに、今がその真っ最中。Manhattanでは2回開催されましたが、残念ながら、今年はなんとなく行きそびれてしまいました。でも、コンサート会場が川向こうのほぼ正面にあるわが家からは、コンサート終了後の花火が見事に楽しめるのです!夜、テレビを見ていたら、なんだか「バン、バン。」という音が聞こえてきて、窓の向こうの夜空で華麗なショーが始まりました。独立記念日の花火は悔しい思いをしましたが(詳細は7月の話題で。)、この花火はバッチリ。先週も今週も、コンサートには行けなかったけれど、音を合図に、部屋の電気を消し、締めくくりのイベントだけは、しっかり楽しませてもらいました。
LighteningNYZoom花火から一夜明けた今日の夜、こんどは、全く違う光が夜空を照らすことになりました。それは、この時期に多い雷! 私は、こちらに来るまで、雷の光の筋をはっきりと空に見たことなんて、ほとんどありませんでした。それが、New Yorkにやって来て、初めての夏、晴れていたのがいきなり真っ暗になり、激しい雨とともに大量に雷が鳴り響くという天気を何回か経験し、空にいく筋のも光を見て、ちょっとびっくりしてしまいました。さらに、今のアパートに越してきてからは、目の前が川なので、空が大きく広がっており、今まで以上に、見事な(?)稲妻を目にすることになりました。そして、今日はついに、その閃光を撮影することに成功してしまいました!今までも、写真に撮ろうと試みたことはあったのですが、なんせ、ピカッと光ると、反射的にビクッとしてしまうため、ワンテンポ遅れて失敗ばかり。今日は、あまりに何本も光の筋が走るので、方向を決めて、そこが光ったらすぐシャッターを押すというやり方で何回かトライしたら、1枚にしっかり映っていました。右下の下が赤っぽく、真中が白、上が水色がかっているタワーがEmpire State Buildingです。光の筋の左下、てっぺんが少し黄色っぽくなっているのが、World Wide Buildingという50th Streetくらいにあるビルなので、その間、40th Street付近のどこかに、雷が落ちたのでしょうか・・・
もともと、雷はあんまり好きではありませんし、近くに落ちるんじゃないかと不安になっていたりしましたけれど、あまりにしょっちゅうあるので、最近は慣れてしまいました。でも、雷雨は、家の中からこうやって見物する分にはいいですけれど、外にいるときには遭遇したくないですよね。今日だって、昼間は雲ひとつない青空が広がっていたので、この激しい気候の変化は、やっぱりNew Yorkです。これからは、しばらくこういうこともあり得ますので、旅行でいらっしゃる方も、できれば、朝のニュースなどで天気予報は確認してから出かけられることをおすすめします。そして、雷雨の予報だったら、カサを持って、できればその時間には室内にいられるようにできたら完璧ですね。
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