  ということで、今年は、わが家でも、この習慣を真似してみることにしました。昨日に引き続いて、日中は100°(約38℃!)という炎天下に行く気にはとてもならず、しかも、アパートにバーベキューエリアがあっても、うちでは上の写真でも右端に写っているバーベキュー用のグリルなどは持っていないので、冷房の効いた部屋の中で料理し、食べました。それで、前日に、ホットドッグ作成用の買出しに出かけたのですが、最初に探しあぐねたのが、ホットドッグ用のパン。今回、材料を調達したのは、Chelseaにある、やや高級めのスーパーマーケットWhole Foods
Marketで、ここのパンは、普通のホットドッグより小さめで、しかも3つずつが繋がっているのでした。それらしきパンが見つからず、もしかしたら・・・と思って、このパンの袋をよく見てみたら「Hot
Dog
Rolls」の文字が。ソーセージは、すぐに見つかったのですが、今回は、普通のに加え、最近ちょっと凝っている?ベジタリアン用の大豆で作った肉抜きのソーセージも買ってみました。 そして、出来上がったのが、ジャン!こちらです。ホットドッグには、缶詰を温めただけのチリをかけたもの(中央)と、ゆで卵のみじん切りと緑色のサルサ・ソース(左)、そして、街角の屋台風に炒めた野菜をのせたもの(右)と3種類作りました。後は、アメリカっぽいチップスと、レモネード、今が旬のアメリカン・チェリーなど。ソーセージは大豆だし、上にかけたチリも、なぜかベジタリアン用を選んでいたし、パンも全粒紛なので、なんだかヘルシーなホットドッグになりました。普通のホットドッグ用のソーセージは、セール品を買ったからか?とてもしょっぱくて、味的には肉ではないVeggie
Dogの方が美味しかったくらい。大食い大会の小林さんは、ひとりで50個!も食べたそうですが、よく食べるといっても、別に大会ではないわが家では、ひとり3個ずつ食べるのがやっとで、たくさん入っていたパンやソーセージは当然余ってしまい、また、ホットドッグ大会をすることになりそうです。 最後に、夜の花火大会ですが、今年は、渡米以来、初めて見物の計画を特別なにも立てませんでした。テレビで見るだけでもいいかなとは思っていたのですが、夜になると、やはり、これはどこかに出かけなくては!という気になり、開始時間ギリギリになって、アパートを出、少し高台になっている道路を、打ち上げ場所に近い南の方向に歩いて行きました。そうしたら、同じように、見物のために、視界が開けている場所を求め、人々がゾロゾロと歩いていました。Empire State
Buildingがほとんど真正面に見えるような公園まで来たとき、人がたくさんいたので、そこで打ち上げを待つことにしてみました。まもなく、最初に自由の女神があるLiberty
Island付近での打ち上げが始まり、それは、そこの公園からだと、ちょうど木が邪魔してほとんど見えませんでした。大きなメイン会場の方が見えるだろうからいいや・・・と思いきや・・・ご覧の通り、打ち上げる高さは思ったよりも低く、対岸のNew
Jerseyからでは、Manhattanの高層ビルで隠されてしまい、結局、一部しか見ることができなかったのでした。これだったら、遠いけれど、だいたい全部が見えるLiberty
Islandの花火を家の中から見るので十分だったかもしれません。やっぱり、独立記念日の花火をラクして見ようとしたのは甘かった!ということを痛感した今年の記念日でした。 ↑先頭に戻る
- 7月2日(火) 真夏の到来!
7月になりました。早いもので、2002年も、もう折り返し点まで来てしまったのですね。6月はBaltimoreまで旅行したり、日本に帰っていたりしたので、あっという間に過ぎてしまったような気がします。そして、梅雨のないNew
Yorkでは、6月後半くらいから、じりじりと気温が上がり始め、蒸し暑さはついに最高潮に達しつつあります。日中の最高気温は、連日90°(約32℃)を超え、夕方には時折、雷雨も降ったりするので湿度が高く、体感気温はさらに高いそう。この前、公園で見かけた右の写真のリス君、何をしていると思います?なんと、あまりの暑さに、日陰の石の上で腹ばいになって、熱を放出しているところなのでした。顔を見ると、結構元気そうなので、どうも、病気などではないみたい。New
Yorkにはリスはたくさんいますが、こんなの初めて見ました!そういえば、実家にいた老猫も、夏になると冷たいフローリングの床にお腹をくっつけて、べたーっとしていましたっけ。 それほど暑くて不快指数の高い、今のNew Yorkの街。そういえば、例年、7月4日のIndependence
Dayのころは、気温が高いうえに、空模様が不安定で、蒸し暑い中、雨を気にしつつ、花火見物の場所取りをしなくてはいけないのでした。New
Yorkの気候は、一般的にかなり変動が激しくて不安定なことが多いのですけれど、この時期の、この蒸し暑さだけは、いつも変わらないようです。 別の公園では、高いところに設置された水車から水が放水されていて、水着や裸ん坊の小さな子供たちが、われ先にと水に当たってはしゃいでいました。市内のプールも、先週金曜日がプール開き。こちらのプールは、日本より水温が低いそうで、うれしくてずっと水の中に入りっ放だったため、唇を青くしている子供などがニュースで映されていました。6月も、まだ続いていた水不足ですが、このところ、激しい雷雨なども降ったので、だいぶ改善されたのではないかと思います。  暑くなると大人気なのが、街角のあちこちに止まっている、アイスクリームのトラック。正面にソフトクリームを2本つけた、ちょっと「八つ墓村」っぽいトラックを最初見たときは、その奇妙さにちょっと引いてしまったのですが、すっかり慣れて、今ではこれを見ると夏の訪れを感じるようになりました。学校もお休みになって、たくさん見かける子供たちはもちろんのこと、オフィス街あたりだと、スーツ姿のビジネスマンやビジネスウーマンが、アイスクリームをなめながら歩いている光景もよく見られます。アメリカ人は、大人も子供も甘いもの大好きですからね。ちなみに、ソフトクリームには、トッピングをしてくれますが、子供たちの間では、七色のチョコスプレー(Rainbow
ナントカというネーミング)が人気だそう。お値段は、場所によって多少違うようですが、だいたい1ドルから2ドルくらい。数ブロックに1台は絶対止まっていますので、冷たいものが欲しくなったらお試しを。
それから、この暑さで、いっそうきつくなったのが、室内の冷房。アメリカ人は、とにかく、冷房をガンガンに効かせるのが好きなので、長時間室内にいる場合、映画やレストランでの夕食など、冷房にあんまり強くない方は、ぜひ、なにか羽織るものをお持ちになることをおすすめします。地下鉄も、駅は冷房が入っていないことがほとんどでうだるような暑さですが、電車の中は涼しいですし、バスもギンギンに冷えていることが多いです。かくいう私も、先週「Minority
Report」を観に映画館に行ったときには、ショールを持参し、タンクトップに短パンのアメリカ人たちが気温などまったく気にせず、老いも若きもポップコーンをほおばっている中、それにくるまってスクリーンを観たのでした。どうぞ、外の暑さと室内の寒さのギャップで体調を崩さないよう、ご注意くださいね。 ↑先頭に戻る
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