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WHAT'S UP ? in New
York

December, 2001 

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●クリスマスも愛国色
●念願のアフタヌーン・ティー
●シーズン初オペラ「Madama Butterfly」
●わが家のクリスマス・デコレーション
●New
Jersey随一のクリスマス・スポット
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- 12月16日(日) New
Jersey随一のクリスマス・スポット
New
Jerseyの閑静な高級住宅地に、突如出現するきらびやかなイルミネーション、屋根の上にはサンタクロースや往年のスターたちの像がライトアップされ・・・去年12月の「What's
up?」でもご紹介した、Elvis's
Houseのクリスマス・イルミネーションを今年も見に行ってきました。去年は、友だち夫婦に連れて行ってもらって平日に出かけたので、見ていなかった夫が「ぜひ見てみたい!」ということで、今回は日曜日の夕方に早めの夕食をとりに出かけがてら、ドライブして行きました。この家を筆頭に、ちょっと普通では考えられない、豪勢なクリスマス・イルミネーションの家が何軒かあるVictoria Laneという通りは、New Jerseyのかなり北、Mahwahという街にあります。わが家から、空いているハイウェイでも1時間くらいかかるところ。Mahwah Police
DepartmentのHPで、行き方を調べプリントアウトして持って行ったので、ほとんど間違えることなくたどり着くことができました。ただ、それまでは対向車さえない暗がりの道だったのに、目指す通りが目前という、手前1kmくらいからでしょうか、前方に赤い車のテールランプが数珠繋ぎに見えてきました・・・そういえば、週末は見物の渋滞が起きるから平日に、といって去年出かけたことをすっかり忘れていました。
パトカーと警官の交通整理まで出ているVictoria
Laneへの入口までは、ノロノロながらも止まってしまうことはなく、30分程度で到着。そこからも、さらに周囲の家を見ながらのノロノロ運転が続き、ようやく、一段とまばゆい光を放つElvis's
Houseのある角に到着。ここは、前もご紹介した通り、エルビス・プレスリーのそっくりさんとして生計を立てている芸人さんの豪邸なのです。家の奥には、さらにイルミネーションが続く庭と池があるので、ここで右折してこの大きな家のイルミネーションをじっくり見ます。この池に浮かぶ自由の女神は去年もありましたけれど、その横に星条旗が何本も立っているのが今年らしいところ。その後ろにあるのは、ちょっとわかりにくいのですけれど、動くサンタクロースのおじいさん。今年の冬は、例年に比べるとずっと暖かいので、私はノロノロ進む車を途中で降りて、歩いて家の前まで行って写真を撮り、連なっている他の車と同じように、行き止まりでUターンして来る夫の車を待ちました。

Victoria
Laneは、ここ以外にもすごいイルミネーションの家がいくつもあって、そのひとつが、曲がるとすぐにある家。こちらも、庭に池のある豪邸で、家と庭と池のボートにとかなりのデコレーション(写真左)。家の正面には、今年らしく星条旗のイルミネーションが輝いていました。さらに、例の家より先、通りが行き止まりになっているところにある家も、手前の庭にすごいデコレーションなので、見ごたえがあります(写真右)。この家では、中ほどに毎年メッセージのデコレーションを施していて、今年は「2002 HAPPY HOLIDAYS」の間に、しっかり「USA」の文字が入っていました。これもやっぱり今年ならでは。
これらの家々のイルミネーションは、1月1日迄。基本的には、全く普通の民家なので、この辺に駐車したり、敷地内に入ったり、また騒いだりすることは厳禁です。個人的には、New
York近郊の住宅地しか見たことがありませんが、Elvis's
Houseについては、商業的にではない民家のイルミネーションとしては、おそらく全米でも1、2を争う規模のものなのだろうと思います。New
Jerseyの中で、道路事故を除き、あんなに狭い道に車がひしめいているのは初めて見ました。まるで、アミューズメント・パークにでも行ったような気分になってしまい、帰りの道々で見かけた、これを見る前だったら、結構感動したであろう一軒家のイルミネーションを見ても「まだまだ、甘い。」などと思ってしまう私たちだったのでした。
ちなみに、Victoria LaneのGeorge Washington Bridgeを渡った後のNew
Jersey内での行き方は、下記の通りです。さらに詳しくは、Mahwah Police DepartmentのHPhttp://www.mahwahpd-dare.org/を参照していただくか、お持ちのドライブマップなどで確認してみてください。
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・Route
4をそのまま西へ進み、しばらく行ったところでRoute 17とのジャンクションで北へ進む。 ・Route
17をそのまま北上。15〜20マイルほどのところで、Route
202の表示が出るので、そのExitを出て左折、Route
202を南下する。 ・ひとつめの信号(横にRampo
Collageがある)を過ぎ、1/4マイルほどで、左折道路のみの標識がある。 ・道の名前がDarlington
Avenueであることを確認して、左折。 ・1/8マイルほどで、道が2つに分かれるので、緩やかに右に曲がっている方のCampgraw
Roadを進む。 ・2マイルほどで、Victoria
Laneが右手にある。但し、その前に渋滞になる可能性大。 |
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- 12月12日(水) わが家のクリスマス・デコレーション
やはり、師走は走るようにどんどん過ぎてしまいます。気が付けば、もう上旬は終わり、そろそろ半ばに近くなりつつあるなんて、なんて早いんでしょう。さて、街中のクリスマスデコレーションは、特集ページのChristmas Map
'01で、どんどんご紹介しているので、今日は、ようやく整ったわが家のクリスマスデコレーションを少しご紹介してみます。
渡米して、今回が5回目のクリスマス。ほとんどこちらに来てから買い集めたクリスマスのデコレーション・グッズも、気付けばかなりの数になってしまいました・・・段ボール箱にして2箱(!)あるのですが、いつも、半値以下になるアフタークリスマス・セールで必ず何かしら買ってしまうため、箱を開けてみて、「あ、こんなの買ってたんだっけ!?」というものがあるのが常。玄関のところに置いてあるクマにかぶせたサンタクロース帽もそのひとつで、確か1ドル以下で入手したもの。
日本にいたときから持っていた、数少ないもののひとつが、いつもリビングルームに飾っている木の実やドライフラワーのツリーで、かれこれ5年以上前にフラワーアレンジメントの1日講習で作ったもの。一緒に行った人には、「えー、まだ飾ってるの?」といわれてしまいそうですが、アレンジメントのスクールに行ったのはあれが最初で最後の私にとっては、唯一の自作なので、なかなか捨てるに忍びないものがあるのです。さすがに少しボロボロになってきたから、材料を買ってきて少し手直ししないと来年はダメそう。頭巾(?)をかぶったクマはいただきもので、なぜか、わが家にはかなりたくさんクマのぬいぐるみがありますが、上の大きなクマも含めて、ほとんどが人からもらったものなのでした。リースや小さな額のモチーフはクロスステッチです。下の星条旗模様のリンゴは、9月11日のテロ事件のメモリアルというフリーチャートを見つけて刺しました。
毎年なんとなく作るダイニングテーブルのセンターピースは、Pier 1
Importsで買った小さなギフトボックスにリボンなどをあしらって、金の飾り皿に載せてみました。空き箱をきれいな紙で包装してリボンを掛け、プレゼントみたいにするのは、こちらのお店でよくやるデコレーションで、ラッピングペーパーの種類が豊富で安いアメリカならでは。日本だと、きれいな包装紙って、結構高いですよね。アメリカ人は、プレゼントを開けるときには、たいていどんなにきれいでも包装紙をビリビリとやぶいてしまい、きれいに開けてまた使うべく取っておくなんていうことはありえません!リボンも同様、さっさと捨ててしまいます。それもこれも、簡単に安く手に入るからなんですよね。
そして、最後になんといっても、今年のわが家のクリスマス・デコレーションのメインは、このツリー!アメリカでは、毎年、ナマの木を買ってきて飾る家がとても多いので、12月になると、たとえアパート暮らしの多いManhattanでさえ、街角のあちこちにツリー売り場が登場します。飾り終わったら公園などの収拾場所に持っていけば、粉砕してチップにしてくれるので、自然にも優しいのですけれど、エレベーターに乗って木を運んだりする手間が面倒くさかったのと、そんなに大きくない組み立て式のものなら、日本に帰国してからも使えるかもということで、人工のツリーを探しました。結局、Manhattanではちょうどよいものが探せず、家の近所のEdgewater
Commonというショッピング・モールにあるTargetという量販店で、4.5フィート(約135cm)のものを買いました。豆電球のライトは最初から付いていて、50ドル弱。ここには、4フィートという小さいものから、7フィート(約2.1m!)という巨大なものまで、各種取り揃えてありました。組み立て方も異様に簡単で、上下ふたつのパーツに分かれているだけなので、下の台に順番に差し込んでいくだけ。折れ曲がっている枝の根本を手でパッパと広げれば出来上がりです。作りが簡単な分、壊れるのも早そうですが、これくらいの値段だと、皆、どんどん買い換えてしまうのでしょうね。そんなに大きくないので、オーナメントは、薄いガラスにアルミを張った玉だけのシンプルな飾り付けにしました。
去年、Manhattanのときよりはずいぶん広いNew
Jerseyのアパートに引っ越した後、ここならツリーを置いても大丈夫かなあと思いはしたものの、実際に買うまでには至りませんでした。今年はなぜか、ツリーを飾って、ちょっと派手にクリスマスしたいと思ったのは、やっぱり悲惨な事件の後、めげずに活性化して行くNew
Yorkの街の勢いに影響されたのかも?しれませんね。今年はツリーという大物を買ってしまったから、もうクリスマスものは買わない!と心に決めつつ、アフタークリスマス・セールのことを考えると自信がない・・・私でした。
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- 12月7日(金) シーズン初オペラ「Madama
Butterfly」
このところ、日中は20℃以上!と12月とは思えない異常な暖かさが続いていたNew
Yorkですが、そろそろ本来の寒さが戻ってきました。今日も点灯されたばかりのツリーが美しく輝く名所へとお出かけ。4つの演目がセットになった、ミニ・シリーズのチケットを購入したMetropolitan Operaの今シーズン最初の舞台「Madama Butterfly」を観に、Lincoln
Centerへと出かけました。月曜日に点灯式が行われたツリーは、おなじみの楽器の形をしたオーナメントがいくつも下がっています。ツリーのデコレーションは例年と同じですが、どの劇場の正面にも大きな星条旗が掲げられているのと、手前の噴水が赤と青にライトアップされているのが、今年ならでは。タキシードの男性や、背中バックリのドレスの女性の姿も見られる、ちょっとリッチでハイソな世界(!)へと、久しぶりに足を踏み入れました。
「Madama
Butterfly」は、ご存じ「蝶々夫人」として知られる日本の長崎が舞台の物語。「ラ・ボエーム」などと並んでプッチーニの代表作のひとつです。それに加えて、さすがにこのオペラが発表された20世紀の冒頭に比べれば、欧米諸国の日本に対する知識もずっと豊かになってはいるものの、演じるのも舞台や衣装を作るのも基本的には西洋人なので、日本がどのように表現されるのかもかなり興味があって、このオペラはぜひ観てみたい舞台のひとつでした。その辺りだけに注目してみると、いきなり、花嫁姿で登場する蝶々さんの角隠しは上過ぎて額に貼り付いているし、お坊さんの設定の伯父はこん棒を持った野蛮なナントカ入道みたいだし、富豪のヤマドリはお内裏様みたいな格好をしてるしで、細かいところでは、かなり笑かしてもらいました。でも、中の様子が映る障子を巧みに使ったセットや、いかにも日本のオバさんっぽい女中スズキのしぐさなど、うーん、なかなか・・・というところも多々あって、全般的には、まあOKといったところでしょうか。
愛するピンカートンは母国へと去ったうえにアメリカ人女性と結婚し、ハーフの幼子も彼らに連れて行かれてしまい、最後は自ら命を絶つという、ただただ薄幸な若い日本人女性がヒロインで、有名な「ある晴れた日に」をはじめとして、聞かせどころのアリアは、ほとんどそれを演じるソプラノ歌手によるもの。感情表現が豊かで上手な歌手なのでしょうけれど、しょっぱなの角隠しの印象が大きかった(?)のか、いまひとつ、若くてけなげな10代の日本人女性というふうには見ることができず、感情移入ができなかったからか、全体的な印象としては、ちょっとピンとこないところがありました。これをMETで演じることができる東洋系のオペラ歌手が早く登場するといいなーなんて、ちょっと思ってしまいました。
この「Madama Butterfly」をはじめとする、今シーズン鑑賞予定の舞台を「Have
Fun!!」のオペラ特集に追加しましたので、よかったらご覧下さいね。
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- 12月5日(水) 念願のアフターヌーン・ティー
すっかりクリスマス観光の人々に占拠された五番街を抜け、かねてからの懸案事項であった、あの有名ホテルでのアフタヌーン・ティーをついに敢行してきました!ヨーロッパ調のちょっとクラシカルなツリーやリースで飾られた、New
Yorkでいちばん観光客が多く訪れる、あのThe
Plazaです。「ホーム・アローン」をはじめとして、クリスマスのプラザはいろいろな映画にも登場しているので、この時期は1年でもいちばん観光客の多い時期。混んでいることは覚悟の上ですが、おのぼりさんが多いということは、逆にいえば私たちみたいな小娘(!?)も入りやすい・・・ということで、クリスマスデコレーションを見る目的も含めて出かけました。こちらの大きなツリーは、五番街に面した入口から入ってすぐにあるもの。週末だと、人を避けて写真を撮るのが結構難しかったりするのですが、平日の昼間なら、ラクラク。毎年同じツリーですが、大きめの天使などのヨーロッパ調のオーナメントはやっぱり高級ホテルにふさわしい優雅さ。
アフターヌーン・ティーのサービスがあるThe Palm
Courtは、Avenue側、Street側どちらの入口から入ってもすぐのところにあり、入りやすい上、ゴージャスな雰囲気が味わえるので、観光客がお茶するのに圧倒的な人気を誇っています。いわゆる「プラザでお茶。」っていうと、ここのこと。アフターヌーン・ティーは、毎日3時45分からで、原則として予約は取らずに席は早いもの勝ちになります。今まで週末にしかトライしたことがなくて、開始時間を過ぎて行くと席が全部埋まっていて当分待たなくてはダメだし、早めに行ってみると30分前から既に列が出来ていたりと、うまく行かずにギブアップ。そこで、このところ、ちょっと偵察してみたら、平日なら時間前に並ばなくても大丈夫そうということがわかり、ついに決行に至ったのでした。念のため、5分前くらいに行ったら、今日はなぜか列をなして人が待っていたので、その後ろでテーブルに案内されるのを待ちました。後からわかったのですが、待ち行列の大半の人々は、ツアコンに連れられたツアー参加者、やっぱり、平日はそんなに気合を入れなくても大丈夫みたい。開始時間後でも、まだ少し空いているテーブルもありましたし。ここにも、少し小ぶりながらしっかりデコレーションを施されたツリーがいくつも置いてあって、この時期ならではでの華やかさが漂います。
で、こちらがようやくありつけたThe Plaza High
Tea($35)のトレイ。上の写真中央にあるセンターのテーブルに、きれいに盛られたケーキやサンドウィッチがあったので、自分で取りに行くのかと思いきや、やはり高級ホテルではそんなことはさせません、テーブルの人数によって、ウエイターさんが盛り付けて持ってきてくれるのでした。上の段のプチフールとスコーンは、まあまあ。普通とちょっと変わっていたのが、4種類のサンドウィッチで、まず、ガーリックブレッドにのった生ハムとイクラものったたっぷりのスモークサーモンは、どっちも◎。黒っぽいのはキャビアで、もちろん、キャビアは美味しいのですけれど、下が甘さのあるパンケーキの小さいのなので、なんだかちょっとミスマッチ。さらにもっと不思議な組み合わせだったのが、キャロットケーキ(メニューではキャロットブレッド)に厚切りのターキーハムがのっかったもの。これは、さすがに私も友だちもバラバラにして食べました。サンドウィッチがただのキュウリやハムになるThe Traditonal Afternoon
Tea($29)もありますが、せっかくなので豪勢な方にして、ゆっくりと午後のお茶を楽しみました。あちこちでカメラのフラッシュがたかれる気安さがありつつも、やはり一流のサービスで優雅な雰囲気は楽しめるので、時間さえバッチリ合わせることができれば、一度は試したいアフタヌーン・ティーではあると思います。最近の人出を見ると、あんまりそうは思えないのですが、一応、例年より観光客が少ないという今年は、結構狙い目?かもしれません。ご興味あれば、ぜひ。
ということで、ずっとcomin soon!! になっていた「Have Fun!!」のアフターヌーン・ティー特集も更新しました!
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- 12月3日(月) クリスマスも愛国色
12月になりました!もう、街中はどこもかしこもCHRISTMAS! 先日お伝えしたRockefeller
Centerのツリー点灯を皮切りに、毎年恒例のクリスマスデコレーションも次々と出揃っています。特筆すべきは、9月11日以来、ずっと赤白青のアメリカ愛国色で一晩中街を照らしてくれたEmpire State
Buildingで、12月1日の夜は、まず赤と白のライトアップ(International AIDS
Dayのため?)に変わり、夜中からは、クリスマスの定番色赤と緑へとさらに変わりました。まだまだWTCの現場では復旧作業が絶え間なく続いていますが、なんだか、テロ事件の犠牲者への哀悼という喪が明けて、クリスマスを楽しもう!というモードに街全体が入ったように思えます。ライトアップが一晩中続くというのは変わっておらず、真夜中を過ぎると赤の部分のてっぺんのところに黄色の明かりが灯るので、それもまたクリスマスっぽくてなかなかよいです。
でも、前にも書いた通り、今年は定番色に戻ったエンパイアとは逆に、クリスマスの飾り付けにあえて赤白青を用いたり、星条旗をあしらってみるのが多くなっています。なんといってもその代表が、事故現場にも近いWall
StreetにあるNew York Stock
Exchange(証券取引所)のイルミネーション。例年より早め、11月中に点灯されたツリーは、いつもと変わりありませんが、6本の柱に燦然と輝くのは星条旗の模様。真横に近い斜めから見ると、ちょうど旗が波打って風にはためいているようにも見え、かなり美しいイルミネーションです。この辺りには、いつも、人が少ない週末にクリスマスデコレーションを見に出かけるのですが、今は、かなり近くまで立ち入ることができるGround
Zeroに近いとあって、週末でもかなりの人出。Tシャツや帽子などを売る屋台まで出ていました。この巨大ツリーと建物を写真に収めるのに、今までかなり苦労していたのですが、今年はプロも含めて写真を撮っている人がかなりいて、そこで学んだのは、Wall
Streetを挟んで向かいにあるFederal Hall National
Memorialの階段に登って撮ることでした。George
Washington像のある荘厳な建物はそのワシントンが就任宣言を行った貴重な歴史的記念館。いつも警備員がいますが、階段に登るだけなら、なんにも言われませんので、ぜひ、お試しください。きっと、全体が入ってバッチリの写真が撮れるはず。
もう1ヵ所は、交通の要所Grand Central
Terminalの正面にある陸橋。Park
Avenueが駅の真中を通るために作られている車専用の橋ですが、その下の部分には、リースとともに赤白青の3色のライトが虹のように輝いているのでした。まだ少し明るさが残るうちに遠めに見ると、青か緑かよくわからない感じもしましたが、写真に撮ってみると、まぎれもなく青ですね。グランドセントラル駅構内では、星座が美しい天井に映し出されるレーザー・ショーが30分に1度の頻度でやっていますし、Vanderbilt
Hallには、ギフトやクリスマス用品を並べたマーケットも出ていますので、ここも欠かせないクリスマススポットのひとつです。レーザー・ショーでは、自由の女神やエンパイア・ステート・ビルのようなNew
Yorkのシンボルが登場するようになったのが、今年バージョン。星条旗が下がる天井の中心部分に最後に映し出されるメッセージも「Seasons
Greetings From NYC」となっています。
色鮮やかなサンタやトナカイや雪だるまなどに混じって、星条旗のこんな特製オーナメントが登場しているのも今年ならでは。こちらは、South Street SeaportのPier
17にあるクリスマス用品専門店The Christmas
Doveのものです。あとよく見かけたのは、クリスタルで作った星条旗のペーパーウエイトで、これは、Times
Squareのカウントダウンのボールを作ったWaterfordはじめ、いくつかの有名ブランドでクリスマスのギフト用品として出していました。今年こそは、小さくてもクリスマスツリー(できれば日本に持って帰れる組み立て式)を買おうかなーと計画しているわが家では、記念にアメリカ愛国色のデコレーション・グッズもなにか買ってしまうかも?しれません。
12月になってからは、出かけるたびに大量の写真を撮ってしまうので、その整理だけでも大変!とりあえず、厳選した写真を「Have
Fun!!」のクリスマス特集で、場所の地図付きでまとめてご紹介していますので、ぜひ、ご覧くださいね。
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