



今週は雪は降っていませんが、風が強くて度々寒くなっている相変わらずの冬空。Manhattanの混雑ぶりは日を追うごとに増していくようで、そろそろ用事がない限り、五番街は避けて通るような状態になりつつあります。そこで、今日の夕方、近所に住んでいる友人に、見事なデコレーションで有名な郊外の一軒家めぐりに連れて行ってもらいました。その中から、お膝元のNew
Jerseyにある名物ハウスをご紹介します。
この付近の家々も、それぞれにかなり凝ったデコレーションをしていて、もし、「Elvis'
House」がなかったら、きっととっても目立って注目されただろうに・・・というのがこちらのお宅。電球の密度が薄いような気がしてしまうのは、前がすごすぎたからで、これだって、かなりの量です。そして、家の手前にあるメッセージは「HAPPY 2001
HOLIDAYS」。全体的に点滅していた「2001」の部分は、毎年取り替えるのでしょうね。そして、「2000」ではなくて「2001」ということは、きっと1月過ぎてもこのまま飾っておくのでしょう。それはそうですよね、きっと、何日もかけて準備したに違いない、この壮大なデコレーション、時間の許す限り長く飾っておきたいと思うのが当然でしょう。この家の前の道は、ちょうどここで行き止まりになっていて、「Elvis'
House」からここまで来て、ここでぐるりと回って引き返す車が後から後から来ていました。
それから、もう1ヶ所、まとめてクリスマスデコレーションに力を入れている一軒家が並んでいる地域が、うちからも20分くらいで行けてしまうPalisades
Parkといわれる辺り。ここでは、4軒の家が示し合わせてデコレーションをしているそうで、どれもなかなか頑張っていましたが、やっぱり最初の豪邸(!)に比べるとかなり小ぶり。そもそもの家の大きさが全然違うから、比べものにならないのはしょうがありません。でも、小さいは小さいなりにかわいらしいデコレーションで、雪だるまがたくさんあったり、小さい小屋の中には、こまごました小物がたくさん入っていてお人形さんの家みたいだったりして、おとぎの国の家みたいな雰囲気でした。(ズームはこちら)
規模やボリュームというよりは、キュートなものをいくつも揃えて、きれいにまとめたという感じでした。エルビスがダイナミックな男性らしいデコレーションだとしたら、こちらはスイートで女性的なデコレーションでした。
金曜日の昼間にはManhattanでも小雪が舞い、今年の初雪となりましたが、夕方にはあがってしまい、積もるには至りませんでした。その翌日、まもなく帰国してしまう友人夫婦と一緒に、New
Jerseyに引っ越して以来、初めてWoodbury
Common Premium
Outletsに行ってみました。今まで車を持っていなかったので、Manhattanからは車で1時間半ほどのウッドベリー・コモンに行くには、いつも他力本願。よって、自力で行くのは初めてで、前日、ロードマップを何回もチェックしましたが、道は思ったよりずっと簡単で、朝だったこともあり、うちからは1時間足らずで到着してしまいました。ここは、New
York州ですが、かなり北にあたり、雪もかなり降ったとみえ、ご覧の通り、あちこちに白く積もっていました。
今回は、友人たちを連れて行くというのが主目的で、自分たちはそんなに欲しいものはないかも・・・なんて言っていたのですが、いざ回り始めてみるとやっぱり真剣!?
私は、地味なタイプが多いアメリカのスキー場ではすっかり浮いてしまう自分の派手なスキーウエアの代わりをメインに、夫はローマで盗まれたサイフ、ストリート・フェアで買って1週間で動かなくなったカジュアルな腕時計などを目当てにお店を渡り歩きました。サイズ探しに難行したウェアでしたが、最終的にはアウトドアのEddie
Bauerでぴったりサイズのものを発見。値段も約半額の70ドル強でかなり満足の買い物でした。他には、ここに行くといつも必ずチェックするカジュアルな靴のG.H.Bassでストレッチの入ったロングブーツ、こちらもうちでは定番ショップのOFF 5th Saks Fifth Avenue
Outletで小物を少々買いました。夫は、サイフと時計以外には、毎度のことながら、靴探しに熱中。結局Ballyなどで合計3足(!)買いました。
連日、同じツリーの写真でスミマセン・・・実は、またまたLincoln Centerに出かけてきたのですが、今回は、New York
Philharmonicのクリスマス・コンサートのひとつ、Johann Sebastian
Bachの「Weihnachts-Oratorium(クリスマス・オラトリオ)」を聴くためでした。先週、両親と一緒に出かけた演目は、日にちがまだ早かったせいか、特別なクリスマスプログラムではなかったので、せっかくならクリスマスらしいものも・・・とチケット購入の際に、今日の分も買っておいたのです。New York Philharmonicの本拠地であるAvery Fisher
Hallは、センター正面にそびえるオペラハウスに比べると、外観ではかなり豪華さに欠けますが、ホールへの通路など建物内は赤いリボンの付いたガーランドや楽器のモチーフがついたリースなどでクリスマスらしく飾ってあり、なかなか華やかにしてありました。

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New Yorkのクリスマスツリーといえば、有名なのはやっぱりRockefeller
Centerのツリーですが、今年はちょっと早めの11月29日に点灯されました。(点灯されたツリーの様子は11月の話題でご覧くださいね。)
その他にも、いくつか名物ツリーがあって、12月になるやいなや、それらがあちこちで点灯されています。この数日、見てまわったツリーをまとめてご紹介してみましょう。
両親が遊びに来て以来、実は、New
York City Balletの「The
Nutcracker(くるみ割り人形)」から始まって、New York Philharmonic、Metropolitan
Operaと、実は、ここに通いづめ?といっても過言ではないこの数日、最後のオペラの日は、ちょうどツリーの点灯式が行われていました。テレビや新聞でも宣伝していた通り、このセレモニーには子供が大好きなSesame
Streetのキャラクターたちが登場するとあって、入口付近は子供連れで押しくらまんじゅう状態。両親と来ていたり、パパと来ている小さい子供は肩車をしてもらって、高いところからステージを眺めることができましたが、ママだけと来ていたりするとそれはできず、「ねえ、ビッグバードはどこにいるの?僕、見えない。」としきりと訴えていました。子供とたいして変わらない?私も両親もよくは見えず、デジカメを頭の上に構えて撮った写真がこちら。壇上の子供たちがクリスマスソングを歌い終わったところに、Big
Birdや他の面々が登場したらしく、高いところから見ている子供たちは奇声をあげて喜んでいました。
12月になりました!ただ今、日本から夫の両親が訪問中、連日、クリスマスの風景やエンターテイメントを見に一緒に出かけています。New
Yorkのクリスマス風景の写真も結構撮ってはいるので、整理でき次第、Christmas
Windows
2000の方も更新しますので、しばらくお待ちください。

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