


お待たせしました!今年は、11月中にこの映像がお届けできてしまうんですね。五番街のシンボルともいえる、Rockefeller Centerの大クリスマスツリーが昨日、早くも点灯されました!
ご覧の通り、きらびやかな姿は今年も健在。5th Avenueの50th
Street近辺は、そろそろ車道も歩道も「ツリー渋滞」が始まりました。
で、寒さがちょっと緩んだかな?という今日の夜、こちらに到着したばかりの両親と一緒に、早速見物に出かけて来ました!ツリー到着のところでもご紹介しましたが、今年のツリーは約24mで、30mあった去年よりは少し小さめなはずですが、電球は去年と同じ30,000個付いているそうなので、あでやかさにはなんら遜色ありません。手前の天使たちとちょうど一緒に写真が撮れる「お立ち台」のところには、順番を待つ行列が出来ていました。あちこちから飛び込んでくる日本語を私の耳がよくキャッチしたので、日本からの方々もたくさんいたみたいです。
5th
Avenueの真上にぽっかり浮かぶ、雪の結晶もすでに登場。このあたりのクリスマスイルミネーションはすっかり出揃った感じです。ツリー点灯後は、寒さの中、結構遅い時間まで人々が歩いているので、このあたりならあんまり治安上の心配はいらないかもしれませんね。ただ、ツリーは11時半から12時くらいには消灯されてしまうはずなので、そのくらいになると、めっきり人通りが少なくなってしまいますので、ご注意を。
Thanksgiving
Dayの連休が終わり、街はすっかりクリスマス気分!デコレーションもあちこちで追い込みに入りつつあり、作業をする業者さんは連休も関係なかったみたいです。そして、クリスマスが終わるといよいよ2000年もあとわずか。お正月を祝う習慣のないアメリカでは、年末年始のイベントというのはあんまりないのですが、その中でも唯一といっても過言ではないビッグイベントは、やはりNew Year's Eve in
Times Squareなのでしょう。そろそろ、お問い合わせがたくさんあるので、最近、新しいお店などが続々出来ているTimes
Square付近について、ちょっとご紹介してみます。

ここの道路をはさんですぐ向かいに新しく出来て、ちょっとびっくり!だったのが、なんとSanrioの直営店。今、日本でHello
Kittyはとってもとっても人気があるようですけれど、アメリカ人の若い子たちも大好きです。個人的には、キティちゃんグッズを持つには歳をとり過ぎ(!)だし、あんまり興味はないのですけれど、ちょっとのぞいてみたら、そのバリエーションにはちょっと驚きました。きっと、日本でもそうなのでしょうけれど、今のキティちゃんって、パステルカラーだったりするのですよね。私が小学生で、お正月にもらったお年玉を握りしめ、近くのギフトゲート(サンリオの直営店。今もあるのでしょうか・・・・)に福袋を買いに行った頃は、キティちゃんのリボンは赤だし、来ているサロペットみたいなのは青で、それ以外の色はありませんでした。この前も同世代の友人と話していたのですが、パステルカラーはLittle Twin Starsのキキとララだったのですよね・・・
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Happy
Thanksgiving!!
わが家では、午後から人を招いて簡単なThanksgiving Partyをしました。昨日のうちに近所のちょっと高級なスーパーWhole
Foodsでローストターキーやパンプキンパイなどは買ってきてしまい、いわゆる伝統的なThanksgiving用のものはひとつも作らず(!)、野菜のディップやまいたけご飯、煮物など普通の和食を作りました。英語学校の先生からも、ターキーを焼くのは簡単だから、やったら?とすすめられていたのですが、どう考えても一羽まるごとは、たとえお客さんが来ても食べきれないだろうし、オーブン料理なんて普段全くしない私にとって、冷凍のターキーを解凍して、ちゃんと失敗せずに焼くことができる自信はどう考えてもなかったので、いちばん無難な選択肢に落ち着いてしまいました。まわりにハーブがたくさんついたローストターキーにしてみましたが、結構美味しかったです。アメリカのケーキ類は、甘いだけだったりするのですが、ここのパンプキンパイは前に試食したことがあって、甘味もシナモンの風味もそんなにきつくなかったので、迷わず購入。お菓子作りも全くしないもので・・・
そして、祭日明けから始まるのが、After Thanksgiving
Saleなる大売出し。Thanksgiving
Day当日は、ほとんどのお店が閉店しており、翌日から、全米をあげて年でいちばんのショッピングシーズンに突入します。今日の新聞の内側には、近くのショッピングモールのチラシがドサッと入っていて、そのどれもが歌い文句にしているのが、Early Bird
Specialなる早朝からのタイム・サービス。朝早いところでは、なんと6時!に開店して、9時までとか11時までなら、特定の商品が格安だったり、全商品特別割引で買えたりします。そのために、開店待ちの行列まで出来るそうですから、セール好きはどこの国も同じですよね。ただ、今回のセールは、これからのホリデーシーズンに向けての商品がメインなので、オモチャやジュエリー、最近だとプレステのソフトなど、クリスマスギフトになるようなものが多いかもしれません。でも、衣類もすでにセールの準備で陳列棚などを動かしていたから、そろそろチェックしておいた方がよいかも。クリスマス直後のAfter Christmas
Saleというのは、値下げ幅や対象商品の数など、規模的には年でいちばんなので、本当の狙いはそっちだったりしますが、その分、商品がすぐ品薄になってしまう可能性も高く、確実に欲しいものは今回のセール第一弾で買ってしまうというのも手ではあります。うちでも、チラシや新聞広告などを眺めながら、死ぬほど混むのでよほどの気合がない限り避けた方が無難といわれているセール初日の明日は避けて、あさって、しあさってあたり、どこか買い物に出かけてみようかと考えているところです。
Thanksgiving
Dayの前で、本格的なホリデーシーズンはまだだというのに、もう氷点下の冷え込みになってしまったNew York。お休みの木曜日には、恒例のMacy's Thanksgiving Day
Paradeがあるというのに、どうやら日中でも0℃に近い冷え込みになってしまう模様です。もし見物に出かける予定をしている方がいらしたら、どうぞどうぞ暖かくしてお出かけくださいね。
ちょうど向かいにあるデパートSaks Fifth
Avenueのビルにも、リースやガーランドの華やかな飾りつけがされて、このあたりは、もうすっかりクリスマス。リボンだけ掛けられていたCartierのビルにも、ようやくかわいいボウが付きました!白く塗りなおした1階部分の覆いには、これから何か描かれるのかも?しれません。飾り付けが遅れていたのは、この時期、どこもいっせいにクリスマスデコレーションをするため、作業員の手配が出来なかったからだとか。しかも、うかうかしていると、Thanksgiving
Dayの連休に入ってしまい、働く人の確保はいっそう難しくなってしまいますものね。毎年のことなんだから、早めに手配すればいいのに・・・と思いつつ、ぎりぎりになって動き出すというのは、いかにもアメリカらしいかもしれません。
クリスマスといえば、忘れちゃいけないのが、次々と発売されるCD。テレビCMでもたくさん流されているので、なにか買おうと、五番街のHMVにも寄ってみました。うちでは、毎年、数種類買って、自分たちで聞いてから、人へのお土産にしてしまったりしています。アメリカはCDが安いし、売り出したとたんにディスカウントになるので、だいたい1枚15ドル程度。で、今年購入したのは、「天使の歌声」で有名な天才少女歌手Charlotte Churchちゃんの「dream a
dream」、マイクの使い方がうまい?という評判もある、オペラの三大テノールが共演している「The Three Tenors Christmas」、それに12月に遊びに来る両親のためにNew York City
Balletの「The
Nutcracker(くるみ割り人形)」のサントラ盤。この他に、今年ヒットしたポップスを集めたヒット曲集みたいなのとか、'N SYNCやBritney
Spearsなどの人気歌手がカバーしたクリスマス曲集などもちょっといいかなーと思っていて、そのうち買うかもしれません。これを家で聞けば、気分もすっかりクリスマス!Thanksgiving Dayの準備をすっかり忘れてしまいそう・・・
今週は急に冷え込みが厳しくなり、日中でも実際の気温は10℃くらいあるものの、風が強かったりすると体感気温はほとんど0℃!なんだか、一気に冬将軍がやって来たという感じです。冬といえば、やっぱり室内のエンターテイメントが充実する観劇シーズン!週末のミュージカルに続いて、平日の夜に今シーズン初めてのMetropolitan
Operaを見に行ってきました。今回は、夫の会社の上司の方に譲っていただいたというラッキーで、演目はモーツァルトの「Die
Zauberflote(魔笛)」。最初にチケットを譲ってもらえることになったと聞いたときには、日にちしかわからず、公演スケジュールからその日の演目はすぐわかったのですが、なんせ題名は原語のまま。「o」の上に「¨」が付いていたので、ドイツ語かな?というくらいの類推は出来ても、日本語はもちろん英語すら書いていないので、うちにある日本語の「オペラ全集」で内容を調べようにも、題名がわからないのでは先に進みません。結局、Yahoo!
Japanの検索で、題名をそのままタイプしたところ、いくつも引っかかってきたので、ようやくわかったという次第でした。
そんな程度ですから、私たちはオペラに関しては初心者も初心者、実際、これがオペラ鑑賞3回目くらいだったりします。ただ、New
Yorkにいるうちにオペラを見ないとはもったいない!と各方面から言われ、今年は一念発起して、初夏の6月にsubscriptionという先行予約で曜日指定のシリーズチケットを買ってしまいました。私たちが買ったミニ・シリーズというのは、同じ曜日の3〜5回のプログラムが組み合わされたもので、座席は毎回同じです。座席によって値段は違いますが、オーケストラ席だと1公演150〜200ドルくらいするので、その3倍、4倍の値段ということになります。さらに2人分ということで倍。結構な出費になってしまいますが、まあ、これもここにいるうちしか出来ない贅沢のひとつなので、奮発してしまいました。
もともと、「opera」という言葉は、イタリア語で「作品」の意味の複数形。もちろん、イタリア語のものが多いのですが、今回のようにドイツ語のものもあるようです。でもどちらにせよ全くちんぷんかんぷんなので、その場で見てストーリー展開を理解しようというのは到底ムリ。Metropolitan
Operaの場合は、席につくときに、ミュージカルと同じようにストーリーなどを書いたプログラムがもらえますが、もちろん英語ですから、そんなのを直前に全部読んで理解できるわけありません。さらに、それぞれの座席の前には、今、舞台で行われている場面のセリフやト書きみたいなことが短い英語の文章で表示される装置(写真はこちら)があるので、無理すればそれを見ながらそれなりに内容を楽しめないこともありませんが、やっぱり英語を素早く読むことはできないから、ついつい舞台の方への注意がおろそかになってしまいます。そこで、前出の「オペラ全集」での予習は、どうしても必須。今回も、どこで歌が入るかまで書かれた詳しい解説に一通り目を通してから出かけました。c 1997
kyoko_isaka@msn.com
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