★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

August,2000

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●Bryant Park Summer Film Festival
●食べ物ならおまかせ!Chelsea Market
●超人気番組「Survivor」
●アートもラテン系「El Museo del Barrio」
●Barneys New York倉庫セール
続き(8月前半の話題)を見る・・・



8月29日(火)  Barneys New York倉庫セール
BarneysSale7月初旬の独立記念日あたりから始まった春夏物のバーゲンも、もうほとんど見かけなくなってきましたが、これこそ最後の最後、人気のデパートBarneys New Yorkがチェルシーの倉庫で行うBarneys New York Warehouse Saleが先週の終わりから始まりました。秋冬物と春夏物、だいたい年に2回くらい行われるこの大々的なセールは、もうすっかりおなじみですが、今年は今までセール会場として使用していた場所に、若者向けのCO-OPというショップをオープンしていたので、はて、どこでセールをやるんだろう???と思っていた人も多いはず。(「CO-OP」については5月の話題でご覧くださいね。) ところが、なんのことない、セール期間はお店をクローズして、いつも通り大量の在庫品を運び込み、雑然とした雰囲気のバーゲン会場に様変わりしていたのでした。BarneysSaleInside
デザイナーズブランドや、Barneysオリジナルブランドの服、靴、装飾品、雑貨などが所狭しと並べられる会場は、開催期間中はどんな時間帯でも混雑しています。テレビCMでも「毎日新しい商品が入る!」とか宣伝しているもんだから、何回も通う人もいたりして、このセールにかける意気込みが感じられます。特にデザイナーズ中心の服は、サイズ別に分けて並べてあるので、探しやすい。ただ、私たち日本人女性の大部分に決定的に不利なのは、小さい人用サイズのペティートサイズがないこと。165p以上あれば全然問題ありませんが、それ以下だと、やっぱりパンツやロングスカートはちょっと・・・とすると、どうしても、ニットやカットソー、サイズのない小物関係を中心に探すことになってしまいます。今回のセールはもちろん、春夏物がほとんどすべてで、レザーやムートンなんかも少し出ていましたが、やっぱり大きいサイズが多かったです。あと、オープンしたばかりのCO-OPブランドのものもかなり多かったように思います。値段的には、半額やそれ以下もたくさんあるので、お買い得なんですけれどもね。毎回、サイズの壁が大きく立ちはだかり、必ずチェックには行くものの、なかなか掘り出し物をゲットできない私は、今回も収穫ゼロでした・・・ただ、サイズ展開が豊富なYシャツや、ネクタイなどの紳士物はかなりおすすめです。
Barneys New York Warehouse Saleは、9月4日迄。場所は、17th Streetの7th Avenueと8th Avenueの間。試着室がないので、勇気あるアメリカ人女性(!)は、その場で下着姿になって試着しています! 婦人物、紳士物は別のスペースになっているので、カップルで行かれたとしても、別々に物色した方がよいでしょう。
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8月27日(日)  アートもラテン系「El Museo del Barrio」
ElMuseodelBarrio夏も終わりに近くなって、また少し蒸し暑さが戻って来たこの週末、残り少なくなってきた(!)Manhattan内で見ていないウシを求め、Metropolitan Museum of Artから始まるMuseum Mileの終点、104th StreetにあるEl Museo del Barrioに行ってみました。この美術館は、最近アメリカでは大ブームのプエルトリコ、メキシコ、カリビアンなど中南米系、いわゆるラテン系のアーティストの作品を展示している美術館で、セントラルパークの北端に近いConservatory Gardenのすぐ向かいにあるので、何回も前は通ったことがあるものの、中には入ったことがなかったので、ちょっとのぞいてみることに。ElMuseodelBarrio
展示の中心は、ラテン系の新進アーティストの作品、つまりかなりモダンなものです。展示室に入ってすぐ目についた、鮮やかな布地が巻かれた取っ手(?)のようなインストレーションは、よく見ると中央部に何かが付いていて・・・要は、性的な意味も大きい作品なのだそうですが、鮮やかな色合いとあっけらかんとした雰囲気から、いやらしいような感じが全然しなくて、かえってちょっとお茶目な感じ。他の作品も、にぎやかで陽気な民族性からくるのか、色鮮やかで思い切った大胆な印象のものが多いように思いました。ElMuseodelBarrio
そして、極めつけはこちら。中にキリスト教関係の絵や像ばかりを集めた展示室があって、その奥の一角は壁一面にキリストや聖母マリアの絵や小さい像が掛かっていました。ラテン系の人々は敬虔なクリスチャンが多いのはご存じの方も多いと思います。New York Cityの中ももちろんですし、今私が住んでいるNew JerseyのManhattanに近い地域にも、たくさんのラテン系の人々が住んでいます。そして、彼らが経営するお店などに必ず飾ってあるのがこれらによく似た絵やステッカーなど。ヨーロッパなどの、ちょっと厳粛な雰囲気の宗教画などとは大きく異なって、ほとんどが鮮やかな色と金銀などの光モノを多用しているのが特徴。写真の中央に掛かっている大きめのキリストの絵は、顔と手が雑誌の切り抜きのような紙で、それに布地と金糸などで飾り付けて額に入れたものなのです。このあたりも、神様に対するまた違った信仰心の表し方があって、面白いと思いました。
この展示室には、木製の像などもたくさん展示してありますが、それらがヨーロッパの彫刻などと違って、気のせいか比較的丸顔でがっしりした体格。特に、最後は十字架に貼り付けにされてしまったイエス・キリストの姿は、私の記憶ではほとんどほっそりしてほおのこけた男性という印象なのですが、なぜかここでは元気そう(?)でした。
El Museo del Barrioは、入場料大人4ドル、展示フロアは1階だけとそんなに広くはありませんが、ラテン関係に興味のある方はのぞいてみると面白いかもしれません。開館時間など詳細は http://www.elmuseo.org/ で。また、建物入ってすぐのミュージアムショップは、ラテン系の素朴な民芸品などがたくさん置いてあります。
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8月24日(木)  超人気番組「Survivor」
DailyNews今日は、どの新聞の一面にも同じ顔・・・タブロイド紙のNew York Daily NewsNew York Postは一面トップ、ちょっとお堅いNew York Timesですら、一面に顔写真入りで記事が掲載されました。左はずいぶんさっぱりした顔ですが、右のヒゲ面のおじさんとまぎれもない同一人物です。それで、彼がなぜそこまで話題の人になってしまったかというと、昨日の夜放映されたCBSの超人気番組Survivorで、見事に勝者となり、100万ドルを手にしたからです。NewYorkTimes
このSurvivorという番組は、題名通り、厳しい自然環境の中で、参加者の中から最後まで勝ち残ったひとりが賞金100万ドルを手にすることができるという視聴者参加型の一種のゲーム番組。予選を勝ち上がった16人が、インドネシアのボルネオ島に近い地図に出ていないような小さな島で、電気やガスといった近代文明から隔絶された生活を送りつつ、クイズなどのゲームをして、ひとりずつ脱落させられて行くというシステムです。その脱落者を選ぶしくみがかなりエグくて、3日に一度、参加者全員による投票が行われ、自分が脱落させたい人を投票します。完全な多数決なので、票が多かった人が有無をいわせず失格となってしまいます。ただ、この投票に先立って、必ずなんらかのゲームが行われ、これで1位になると脱落者として名前を書かれないという特権が与えられます。ゲームは、性別や年齢の体力差があまり影響しないよう、クイズだったり基礎体力を測るものだったりします。
毎週1回の放送では、ひとりが脱落するところまでなので、3日分の出来事を1時間で放映、13週目の昨日が最終回2時間スペシャルでした。ということは、彼らは39日間、この南国での生活に耐えぬいたことになります。最終回では、4人残った参加者から、2人が投票により排除され、最後の2人になったときは、お互いで投票してもしょうがないので、これまでに脱落した参加者7人による投票が行われました。ここで明暗を分けたのが、決勝に残った2人のそれまでの「駆け引き」。優勝した男性の他に、23歳の女性が残っていて、今までのゲームなどでは明らかに彼女がリードしていたし、きっと彼女が勝者に選ばれるだろうと思っていたら、その分彼女は「駆け引き」上手として敵を作ってしまっていたようでした。結局、最初から態度が変わらなかったナイスガイとして、写真の39歳のRhode Island州在住の男性Richard Hatch氏が4票を獲得して、見事、真のSurvivorとなったのでした。
この番組のコンセプトは、もともとイギリスかどこかで放映された番組と同じ、つまりパクリらしいのですが、それでもアメリカ中で大人気になり、最終回の視聴率は44%!全米で約5,100万人がこの番組にチャンネルを合わせていたそうです。毎週、誰が勝ち残るかわからないという予想できない展開に、ついつい目が離せなくなり、勝者予想なども白熱していました。もちろん、次回も予定されていて、既に参加者の募集は締め切り済み、10月くらいから撮影に入るようです。放映は、来年の1月から。今回の結果で、単に体力があるだけでも要領がいいだけでもダメで、他の参加者との関係も大切にしないと痛い目に合うことがわかったため、参加者はいろいろな気配りも必要とされそうですね。
Survivorについては、CBSのHP http://www.cbs.com/primetime/survivor/ でどうぞ。さて、この番組は「Who Wants To Be A Millionaire?」みたいに日本上陸するでしょうか???
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8月19日(土)  食べ物ならおまかせ!Chelsea Market
ChelseaMarket最近、いろいろなお店もどんどん出きて、ただの住宅地から人気のエリアに変貌しつつチェルシー地区。ギャラリーなどは何回か行ったことがあったのですが、まだ行っていなくてちょっと気になっていた場所、Chelsea Marketに、ようやく今週行ってみました。もともと倉庫か何かだった建物の中を改装して、New Yorkでも人気のカフェや新鮮なパン、野菜などを売っているお店がいくつも入っているマーケットで、チェルシーの住民にはいわば台所変わりの場所でもあります。土曜日の今日は、いくつか閉まっているお店もありましたが、それでも常連とおぼしき人々が次々立ち寄っていました。ChelseaMarketInside
入り口近くには、広い花屋さんがあって、そこから入っていくと通路にテーブルと椅子が並び、いろいろな食べ物の店が軒を並べています。壁はコンクリート打ちっ放しだったり、レンガだったりで、天井にはレトロな大きな扇風機が回っていて、倉庫の雰囲気をそのまま残していますが、これらは手を入れていないのではなくて、そう演出しているまさにアートな空間。ところどころに置いてある彫刻も、とても有機的な感じがするけれど、座って一休みもできる、見るだけではなくて機能もある、今流行りの環境アートです。
中は細長い1本の通路が続いているだけで、そんなに広くはないので、一回りしてからどこか気に入ったところでお茶をしたり、軽食をとるのがおすすめ。個人的には、美味しいパンでNew Yorkerに大人気のAmy's Breadがお気に入りです。ここのパンは、中身も味もしっかりめなので、おやつというより朝食などに最適。ちょっとヘビーですが、バターミルク入りのスコーンは一度食べるとまた食べたくなる味。アッパーエリアの住人御用達というSarabethというパン屋さんもあるので、パンが好きな人はぜひぜひどちらも試してみてください。ChelseaMarketVegetable
他には、美味しいクッキーのお店や新鮮な野菜がリーズナブルな八百屋さんも入っているし、キッチングッズが満載のお店、イタリア料理のテイクアウトと食材屋さん、タイ料理屋さんなども。タイ料理を試してみましたが、これも結構いけました。なんだか食べたいものがいっぱいで、いろいろ買って帰りたくなってしまうことはウケアイ。住人ではなくても、しばらくNew Yorkに滞在していて、レストランの料理にもちょっと飽きたし、重いものは食べたくないな・・・というような気分のときは、ここに行って好きな物をいろいろ買って帰ってホテルの部屋で食べるというのも悪くないかもしれませんね。もちろん、ランチもGood。食料調達の場所として、ミッドタウン近辺だったら、迷うことなくGrand Central TerminalFood Marketや地下のDining Concourseですが、もう少し南なら絶対ここはおすすめ! 自分の記憶としてのショッピングエリアのリストにもしっかり加えたのでした。Chelsea Marketは9th Avenueの15th Streetと16th Streetの間、コーナーに花の絵が描いていあるブラウンストーンのビルの1階です。
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8月15日(火)  Bryant Park Summer Film Festival
BryantParkFilmFestivalこのところ、大雨が降ったかと思うと、あっという間に雲が去って晴れ間が広がったりと、なんだか変わりやすいお天気が続いています。New Jerseyの北部では、この大雨による深刻な被害も出たりしましたが、New Yorkはじめ、都市部には特別大きな被害や混乱はありませんでした。でも、こんな天気に左右されているのが、夏の終わりを惜しむかのようにあちこちで開かれている屋外イベント。今週こそ、ミッドタウンのBryant Parkで毎年開かれているThe HBO Bryant Park 2000 Summer Film Festivalを見に行こうと計画していたので、私たちもこの気まぐれな天気にはちょっと気をもんでいました。
かくして、月曜日は雨のため、順延となり、火曜日と水曜日の日没後に映画が上映されることになりました。今週の出し物は永遠の名画「Gone With the Wind(風と共に去りぬ)」。ご存じの通り、長い映画なので、前編、後編の2回に分けて上映されました。EmpireFromBryantPark
今くらいだと、日没はだいたい8時くらい。その時間を目指して、勤め帰りの人たちやいろいろな食べ物を調達して来た若者のグループ、家族連れなどが続々と公園中央の芝生のところに集まって来ました。私たちも7時半前くらいに、パンやスープ、サラダなどを買って到着したら、意外にあちこちに空いているスペースが。何故かと思ったら、前日までの雨のせいで、地面がかなりぬかるんでいる部分があって、そこを皆が避けているのでした。新聞紙を何枚か重ねて、その上にバスタオルを敷いてみましたが、まだしみて来てしまいます。幸い、近くのデリでゴミ用の大きな黒いビニール袋を譲ってもらうことができ、それを下に敷き詰めたらかなり快適になりました。すぐ脇には、茂った木の葉の間からエンパイアステートビルも顔をのぞかせていて、その灯りの下、パンをかじりながら上映開始を待ちました。GoneWiththeWind
普通のロードショーと同じように、いくつかの予告編があった後、短い昔のアニメ映画が上映され、その後にいよいよ始まりました! あの有名な音楽が流れ始め、最初のタイトルバックのところから、やんややんやの拍手喝采。主人公を演じるVivien Leighが画面に登場すると、また歓声と拍手。もちろん、Clark Gableのときもそうでした。実は、今年のお正月、日本に帰国していたときに、ちょうどテレビでこの映画をやっていて、実家で親や弟夫婦らとずーっと見てしまっていたので、まだ記憶に新しかったのですが、やはり、何回見ても、いい映画ですね。もともと総天然色映画(つまりカラー)で作られていましたが、1939年(!)という大昔なので、色もずいぶんあせてしまい、お正月に見たのは彩色し直したバージョンだったのですが、多分、今回のもそうだったように思われます。南部なまりの英語や、黒人の召使が話す英語はほとんど聞き取れないものの、話の筋を知っているからまあ安心。そして、なんといっても、そんな昔に作ったとはとても思えないアトランタ炎上のシーンや、傷を負った無数の兵士が大地に倒れているシーンなどは迫力がありました。前半は、美しいけれど気性の激しいヒロインScarlett O'Haraが、想いを寄せる相手が違う女性を選んだことから勢いでどうでもいい相手と結婚し、その夫が戦死した後、それまでも始終、自分のまわりにいたちょっと気になる男性Rhett Butlerの助けを借りて、恋敵とその赤ちゃんを連れて故郷のTaraに戻るまででした。最後の少し前のシーンで、Scarlettを置いて戦場に赴くButlerとのキスシーンには、また拍手喝采が。
私たちの当初の予定では、月曜日をパスして、火曜日の後編だけ見ておしまいにしようと思っていたのですが、雨で予定がずれ、やっぱり前半を見たらどうしても後半も見たくなってしまい、連続して出かけるハメに・・・来週は、いよいよこの夏の最後、これもまた名作の「The Graduate(卒業)」が、21日(月)の夜に上映されます。尚、映画は終わってしまいますが、その他にもBryant Parkでは、昼間のコンサートなどが8月の終わりまで開催されています。詳しくは、http://www.bryantpark.org/でご覧ください。
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