★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

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●東京のNYショップ
●夏のBryant Park
●ワールドカップ終盤戦
●Restaurant Week
続き(6月前半の話題)を見る・・・



6月28日(金)  Restaurant Week
FlatIronBuildingまたまたやって来ました!夏のRestaurant Week。今週、24日〜28日までの平日のみですが、有名レストランのランチ・コースが20.02ドルでいただける、おトクなイベントが開催されました。今回は、日本に帰国前にも予約していたりしたので、3軒のレストランを食べ歩きしました。別に意識したわけではありませんが、たまたま、3軒とも、映画「Spider-Man」にも登場していたNew Yorkの有名建築物のひとつ、Flat Iron Buildingの周辺、ガイドブックなどでは、Flat Ironと紹介されていたりもするエリア。確かに、最近、この辺りには、次々と新しいレストランがオープンしているようです。初めてのレストランもありますので、メニューと一緒にご紹介します。GramercyTavern
まず、ここには、イベントに参加していたら必ず行ってしまう、Gramercy Tavern。有名レストランには、珍しく、予約を取らない座席が多いので、ランチ開始の12時より少し前に行けば、まずテーブルにつけるというのもうれしいところです。GramercyRoses店内に置いてある植物のデコレーションが、いつ行っても見事なのですけれど、今は、季節の大輪のピンクのバラが、決してゴージャスにではなく、感じよく配されていました。さらに、このレストランがとってもよいのは、レストラン・ウィークでも、普段とほとんどメニューを変えないので、選択肢がたくさんあること!有名レストランの多くは、レストラン・ウィーク用のメニューは、前菜、メインとも2種類くらいからしか選べなかったりするのです。
Gramercy Tavern
MushroomTart
マッシュルームのタルト
FishStew
魚のシチュー
PeachTatin
ピーチ・タタン
そして、今回選んだのは、右の3品。前菜のタルトは、マッシュルームといいつつ、シイタケみたいな大きめのキノコが上にのっていて、添えてあるゴート・チーズと一緒に食べると美味でした。ヤギのチーズって、すごくクセがある場合も多いので、個人的にはあんまり得意ではないのですが、ここのは、やっぱり美味しかった。メインのシチューは、初めて見るメニューで、迷わずトライしてみましたが、サフラン風味のしっかり味で、汁までパンですくってすっかりきれいに食べてしまいました。締めのピーチ・タタンは、最初は違うものにしようと思ったのですが、添えてあるのがコショウ味のクリームということで、こちらに変更。いちばん最初にこのレストランに来たとき、同じピーチ・タタンに添えてあったのが、コショウ味のアイスクリームで、それが本当に美味しかったため、また、あの味が食べられる!と思いましたが、クリームは甘くなくて冷やしていなかったので、あのときほどの感動はありませんでした。でも、桃の甘さとコショウが絶妙にマッチするので、これも、結構おすすめ。やっぱり、いつ訪れても期待を裏切らず、必ず大満足させてくれるレストランで、個人的なNew York No.1であることに変わりがないことを確認したのでした。
ElevenMadisonParkElevenMadisonParkEntrance今回初挑戦したレストランのひとつが、Eleven Madison Park。目の前は、Madison Square Parkという公園で、レストラン自体は、タワーのてっぺんの形が美しいMetropolitan Life Insuaranceのオフィスビルの一角にあります。いかにもオフィスっぽい重い回転ドアを押して入ると、すぐレストランエリア。もとは、銀行の店舗があったという高い天井と白い壁、真っ白なクロスのテーブルがちょっとレトロな雰囲気です。その広い空間を埋めるように、大きくアレンジした植物が、効果的に置かれていました。後から知ったのですが、ここも、実は、Gramercy TavernUnion Square Cafeと同じ人が手がけた、ニューアメリカンのレストラン。明るい店内と植物という、居心地のよさを演出する方法は似ていますよね。
Eleven Madison Park
PennePasta
ペンネ・パスタ
Salmon
サケのグリル
CremeBrulee
クレームブリュレ
コースにも、意外とチョイスがあって、迷いながら選びました。この中では、前菜のパスタが秀逸!グリーンピースやそら豆などの緑色のソースに、アスパラガスがゴロゴロ入っていて、野菜好きにはたまりません。網状になったキノコのソテーも美味しくて、これをメインでたくさん食べたいくらいでした。一緒に行った夫が頼んだマメのフランも、ほぼ同じような材料を、やわらかい緑色のプリン状に仕立ててあって、これまた、ものすごく美味しかった。メインのサケは、皮までカリカリに焼いてあったので、まあサケにしては美味しかったですけれど、普通。デザートは、どちらもチョコレート味のものを選んでしまったのが、やや失敗気味で、クレームブリュレは、甘くて量が多かったし、夫の頼んだ「オペラ」というチョコレートケーキも、ナッツの風味が悪くなかったけれど、やっぱり甘さが勝っていました。全体の印象としては、ニューアメリカンだけれど、味付けはややトラディショナルな感じ。場所のイメージからか、スーツ姿の人も多かったし、ビジネス・ランチの人などが多いような、ちょっと硬い感じがありました。オフィシャルでかしこまった会食なんかによさそうな雰囲気のレストランでした。
BoloBoloInsideそして、最後は、ここもお初のBoloというスパニッシュ・レストラン。こちらもまた、有名レストランの系列店で、シェフは、南部料理をベースにした人気店Mesa GrillBobby Flay。そして、元のレストラン同様、とっても混んでいて、席と席の間がとっても近く、ややうるさいのが気になりました。隣のテーブルの品のいいおじいさんとおばあさんは、何かの記念日だったようで、「Happy Aniversary!」と乾杯していましたが、この喧騒はちょっと気の毒だったかも・・・ここだけは、早めに予約を取っていたので、12時半からという普通の時間のスタートでしたが、それより遅めの予約も多くて、席を立った2時頃も、まだほとんど満席状態でした。
Bolo
ChoppedSalad
チョップ・サラダ
Chicken
チキンのグリル
CremeBrulee
アーモンド・フラン
ここの選択肢は、やや少なめでした。だからなのか、レストランウィークのメニュー以外を頼んでいる人も結構いたようです。サラダは、それこそ、Mesa Grillで食べたことがあるのとソックリ。マメやチーズが入っていて、わりといけます。チキンは、見た目からして、ソースがスパイシーなのかと思いきや、甘めの味。それより、添えてあるサフラン風味のポテトサラダが食べたことない味でなかなかでした。デザートのフランは、アーモンド風味もあんまり強くなくて、これも、まあ普通に美味しいといったところ。スペイン料理というと、なんとなくスパイスが効いていたり、ちょっと変わった味の組み合わせがあるかと期待していたので、平均的には美味しかったですけれど、全体的に、意外と印象の薄い普通の味付けが物足りなく感じられました。ここも、Mesa Grill同様、ある程度の人数で行って、ワイワイ楽しむのにいいかな・・・という、やや若めの雰囲気のいかにもNew Yorkっぽいレストランでした。
GiftCertificatesそして、さらにちょっとおトク気分だったのが、今回のランチで、夏の間使える20.02ドル分のギフト券がもらえたこと!最初にご紹介した2つのレストランだけなので、もしかしたら、系列レストランのみのサービスかもしれません。どちらも美味しかったから、これを使いにもう一度行ってしまいそう。
New York Cityが全面的に支援するRestaurant Weekは、原則として、夏と冬の年に2回開催。ただし、夏の場合は、このまま、夏の終わりLabor Day(9月2日)まで、サービス・コースを続けて出しているレストランもありますので、ぜひ、参加レストランのリストをチェックしてみてください。情報は、New York Cityの公式観光局、NYC & CompanyのHP http://www.nycvisit.comに掲載中。尚、次回は来年1月最終週の見込みで、その1ヶ月くらい前に、時期と参加レストランが発表されます。
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6月26日(水)  ワールドカップ終盤戦
ChelseaPub ChelseaPubDisplay
日本に滞在した影響で、以前より、が然、興味を持ってしまった2002 FIFA World Cup。ちょうど、時差ボケが残っていたため、New Yorkに戻ってからも、日本戦のみならず、他の試合もほとんどESPNの生中継をしっかり見てしまいました。残念ながら、日本はベスト16で終わってしまいましたが、予想外に健闘し、ベスト8まで進出したのがアメリカ。そのわりには、相変わらず、あんまり盛り上がりませんでしたけれど、中継時間が朝7時過ぎからだった、最後のドイツ戦あたりは、朝ご飯を食べながら応援しよう!という場所がいくつかあったようで、まだ残されているそのときの張り紙をChelseaのパブで見つけました。でも、あくまでも、「朝食を食べながら」というのがポイント。そろいのユニフォームもTシャツも着ませんし、きっと、フェイスペインティングもしないのでしょう。サッカーのことはなにも知らないけれど、アメリカが他の国と対決するのなら、応援してもいいかな・・・くらいのノリだったのではないかと思います。KoreanTownPosterHiddingPoster
それに比べ、ここNew Yorkでも、大いに盛り上がっているのが、大韓民国出身の皆さんたち。Manhattanの32th Street、5th Avenueと6th Avenueの間は、通称Korean Townと呼ばれている通りで、レストランや食料品店、美容院、ビデオショップ等、韓国系のお店がズラリと軒を連ね、一面ハングルの看板という、ちょっとNew Yorkとは思えないところです。ついに力尽きてドイツに惜敗してしまった日、ちょっと通ってみたら、試合の写真を引き伸ばしたポスターはあるわ、今や、韓国人の間で崇拝すらされているヒディング監督の写真はコメント付きで貼ってあるわ、新聞かなにかの決勝トーナメントの対戦表の切り抜きには、誇らしく韓国のところに赤丸がつけてあるわ、噂通りの盛り上がりぶりでした。そうそう、さらに、「韓国破れる!」みたいな見出しが踊る、全面ハングルのThe Korean Timesという新聞の号外まで配っていました。
KoreanRedTで、ふと、向こうから歩いてくる韓国人らしきおばさんを見たら、あの、すっかりテレビでおなじみになった韓国サポーターの赤いTシャツを着ているではありませんか!ということは、ここでも売っているに違いないと、近くの雑貨店をのぞいてみたら、やっぱり、ありました!よく、頭に巻いている赤いバンダナも一緒に。日本にいたとき、テレビで、あのTシャツは日本円換算で800円だと聞きましたが、こちらだと輸入物?なので、10ドルとちょっとお高め。それでも、良心的な値段ですよね。New Yorkでは、ちょっと郊外のQueensにあるFlushingという地区に、韓国系の人たちが多いそうで、当日は、広場に大型スクリーンを設置し、皆で応援したのだとか。ただ、私がローカルニュースで見た試合開始前の様子では、電気系統のトラブルとかで、せっかく用意したスクリーンになにも映らず、係の人たちが四苦八苦していたのですけれど、その後、ちゃんと映ったのでしょうか???ベスト4まで進むと、たとえ負けてしまっても、3位決定戦があるから、本当に最後のギリギリまでワールドカップで自国の応援をすることができるのは、うらやましい限りですね。きっと、29日の試合も、また、皆でこのTシャツを着て中継を見ながら、太鼓などを叩いて盛り上がるのでしょう。
BrazilFlag V.S. GermanFlag
決勝戦は、まあ順当な感じがするブラジル V.S. ドイツ。3位決定戦と、この優勝決定戦は、週末ということもあり、全国ネットのABCで中継されます。そして、New Yorkには、Korean Townの他にも、Little Brazil Streetという通りがあるんですよね。30日は、勝っても負けても、ここもすごいことになりそう。結局、最後まで、アメリカ人以外の移民の人たちで盛り上がる、New Yorkのワールドカップなのでした。
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6月24日(月)  夏のBryant Park
BryantPark日本から戻ってきて1週間経ちました。帰ってきたら、New Yorkもすっかり夏になっていて、気候的にはあんまり差がなくてよかったのですが、なぜか、時差ボケがなかなか治りません・・・おかげで、真夜中から明け方のワールドカップを相変わらず見まくっています。
そんなわけで、昼間、ほとんど出かけられなかった先週、唯一出向いたミッドタウンで見かけた夏の風景をご紹介します。久しぶりに、都会のオアシスBryant Parkに立ち寄ってみたら、6th Avenue側には大きなスクリーンが登場していました。夏、恒例のHBO Bryant Park Summer Film Festivalが、先週の月曜日、17日より始まったのです。主に、昔の名画を上映する、この真夏の屋外映画鑑賞会は、いつも大盛況で、去年なんて、芝生に座ることが出来ず、逆向きになっているベンチの背にもたれて、ヒッチコックの名画を鑑賞したのでした。(詳しくは、去年7月の話題でご覧ください。) 今年も、毎週月曜日の日没後に開催され、雨のときは、火曜日になります。芝生の席取りがあまりに過熱したから?か、今年は芝生の開放時間が5時頃と決まっているよう。それくらいを目当てにお出かけください。私も1回くらい行きたいのですけれど、行けるかしらん??SunburnedPeople
この日は、映画会の日ではなく、のんびりムードの芝生の上では、上半身裸になったり、水着を着たりして、日焼け中の人たちがたくさんいました。日本では、相変わらず、美白ブームだというのに、欧米人は、本当に肌を日に焼くのが好きですよね。そして、これは、New Yorkに来てからずっと、いつも思っているのですが、平日の昼間だっていうのに、なぜ、こんなにたくさんの人たちが、こういうところでブラブラしているのでしょう???まあ、私もそう思われてしまうひとりなので、あんまり他人のことは言えませんが、それにしても、不思議。春先から夏にかけて、お天気がよくなると、皆、いっせいに外に出てくるのは、日照時間の少なかったヨーロッパ人の風習の名残ではないかと思うのですが、昼の日中にいい大人が暇そうにしていることについては、未だに謎です。BryantCarouselBryantCarouselZoom
それから、先日、設置されたこをとお知らせした、新しいメリーゴーランドが、公園の南側、木々の間でひっそりと営業していました。夕方になると、そのライトアップで存在感が増すのかもしれませんが、光あふれる日中は、緑色の屋根が、ちょうど覆い茂った木の葉の色と似ていて、まるで保護色のように目立ちません。それでも、お母さんなどと訪れた子供たちが、めざとく見つけ、次々好きな馬に乗っていました。アンティーク風だけれども、新品というこの木馬たち、馬以外の動物がいるというのが評判になっていましたけれど、確かに、カエルやウサギなどがいて、子供たちは、その珍しい動物に乗ることを好んでいるようでした。1回、1.5ドル。これに乗った子供の写真を撮るのが、公園ママの間でちょっとブーム?かもしれません。
それから、これは、公園内ではないのですけれど、ここからちょっと東に行ったあたりに、あのBritney Spearsがオーナーのレストランが、今週オープンします。場所は、41st StreetのMadison AvenueとPark Avenueの間で、レストランの名前はNyla。恋人だった、'N SYNCのジャスティンと別れてしまったからなのか、当初の「Pinky」という名前はやめたみたいです。(ブリトニーはジャスティンにそう呼ばれていたらしい・・・) 今週は、Restaurant Weekで、ランチ食べ歩きに忙しい!?ため、ブリトニーのレストランは、そのうち、いつかチェックしようと思っています。
最後になりましたが、HBO Bryant Park Summer Film Festivalをはじめとする、Bryant Parkのイベントについては、http://www.bryantpark.orgでチェックできます。今ごろからが、夏の屋外イベントは最盛期。暑い日中に、涼しくなる夕方から夜に、いろいろなイベントがありますので、どうぞ、New Yorkの夏を存分に楽しんでくださいね。
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6月19日(水)  東京のNYショップ
CoachGinza日本滞在中のいろいろなことについては、作り始めた滞在記をご覧いただくこととして、もう1回だけ、そのときの話題を。日本に帰るたびに、New Yorkでよく見かけるお店がどんどん進出していて驚くのですけれど、今回も、そういうお店をいくつも発見しました。一挙にご紹介します。
まず、その筆頭は、なんといってもオープンしたばかりのCOACH銀座店。日本の新聞などで、オープンのニュースは読んでいました。HERMESの隣というロケーションもすごいけど、それは、きっと、両方のお店をハシゴする人がたくさんいるであろうと踏んだからでしょうね。New Yorkだと、地元ブランドのCOACHと、高級ヨーロッパブランドのHERMESを訪れる客層は明らかに違うけれど、きっと日本だとかなりダブるのかなと思いました。
CoachGinzaWindowオープンして間もないとあって、平日の午後だというのに、店内は結構混んでいました。こんなきれいで高級感のある店舗は、New Yorkでもないかも。Madison Avenueのショップは広いし、きれいだけれども、こういう重厚感のある雰囲気ではありません。当然ながら、やっぱりお値段は少々高め。特に、今、ちょっと円高だから、よけいそう感じられました。ただ、なんだか見たことないデザインのものがいろいろと置いてある??後から今回買った雑誌などに出ていたので知りましたが、銀座店限定モデルを何種類か作ったとのこと。New Yorkに行けば、当然安く買えるけれど、ここにしかないものがある!というマーケティング戦略は、ブランド好きの日本人女性の心理を巧みについた作戦で、敵もなかなかやります。しかも、その限定品とやらが、なかなかかわいい。さすがに私は食指を動かされませんでしたけれど、これなら買ってしまう人はいるでしょうね。
ZaraNew Yorkのおなじみショップを次々発見したのが、若者の街、渋谷。実家からいちばん近い大きな街がここなので、30年来拠点にしている渋谷は、私にとって「庭」で、今でも帰国するたびに、ここでいろいろな買い物を済ませてしまいます。ドラッグストアのハシゴから、ユニクロ無印良品へと飛び歩いていた渋谷センター街で、ふと目に付いて立ち止まってしまったのが、ZARAの路面店。トレンド色が強い婦人物中心のファッションブランドで、New YorkではBloomingdale'sの向かいや、34th Streetなど、いくつか店舗があります。値段的には、見かけよりちょっと高めな感じなので、セール時以外はあんまり真剣に見ませんが、たまにのぞくお店ではあります。日本の服に比べればリーズナブルだから、旅行で買って帰る人は多いだろうなとは思っていましたけれど、こんな立派なお店ができていたなんて、知りませんでした。
GAPさらに、公園通りに出ると、これまた、ずいぶん立派なGAPの路面店が。GAPは、私が日本にいたころからありましたし、そのときから、商品が日本向けのものはアメリカのものと違うというのは知っていました。でも、どんなものかちょっと見てみようと入ってしまったのが運の尽き!? 日本も全般的に服装のカジュアル化が進んでいるからか、商品構成は、New YorkのGAPとほとんど変わらないような印象を受けました。でも、決定的に違うのは、商品ごとの品揃え。色やサイズのバリエーションがちゃんと店頭に揃って並べてあるのは、やっぱり日本だと思いました。New Yorkだと、それなりに人気があることもあるかもしれませんが、色やサイズが品切れなんてことはよくありますし、試着してそのまま片付けられていなかったりするので、お店にはあっても、陳列されていないなんてことはザラです。で、New Yorkで探していて、なかなかピッタリするサイズがみつからなかったブーツカットのストレッチジーンズを発見。サイズも各種取り揃えてあるし、お店も空いていたので、ちょっと試してみようかなーとはいてみたところ、これがまたピッタリ。丈が微妙に長かったのですが、これも有料ながら当日中にお直ししてくれるというお姉さんのささやきがダメ押しとなり、結局、購入してしまいました! まさか、日本でGAPのジーンズを買ってしまうとは・・・ただ、言い訳をさせていただくと、最近、流行のローライズは、腰の太い部分で終わってしまうため、アメリカ人に比べ、足の太さのわりには腰回りが細い日本人女性にとっては、ウエスト部分がガバガバになってしまうことが多いのです。加えて、こちらでは裾のお直しはやってくれませんから、ぴったりの丈のものを探さなくてはいけないのも面倒。日本人体型の人は、やっぱり、日本で買うのがベストっていうことなんでしょうね。
RalphandCKこの他にも、デパートでは、たくさんNew Yorkブランドの衣類や雑貨を見ましたが、興味深かったのが、雑誌などでもよく取り上げられているTheory。恥ずかしながら、日本の人に聞くまで、このブランドのことなんて全く知らなかったので、今回は、好きなブランドだというOLやっている友だちと一緒に、新宿のタカシマヤタイムズスクエアのショップに行ってみました。シンプルで質も良さそうなラインですが、New Yorkだと他のものに比べて値段がかなり高め。でも、衣類の値段が全体的に高めな日本だと、それほど高い感じがしません。それから、ちょっとびっくりしたのが、扱っているサイズが、0、2、4号のみと、小さいサイズだけだったこと。日本のサイズだと、小さめの9号、普通の9号、大きめの9号といったところでしょうか。主に、アウトレットなどでしか、Theoryを物色しない私にとっては、こんなに小さいサイズもちゃんとあるのは驚きでした。アメリカにあんまり欲しくなるようなものが少ないのは、日本人が好みそうなものの小さいサイズは、皆、日本に来てしまっているからなのかも・・・なんて思ってしまいました。クロッチ付きの白シャツには、心惹かれましたが、また、試着してしまうと買ってしまう危険性!?があるので、ガマン。でも、New Yorkだと、きっとサイズがないか、その値段の高さに躊躇して買えないのでしょうけれど。
TeasTeaそして、最後は、いつもなにかしら面白いインポート物を発見できる、銀座のソニープラザで見つけたもの。これは、アフターヌーンティー特集などでご紹介している、アッパーイーストに今年オープンした伊藤園のショップで売っているペットボトルのお茶です。「Teas' Tea」というこの商品は、多分、アメリカ向けに展開しているものだと思われますが、3種類のフレーバーすべてが、お店の一角に積んでありました。値段も別に高くなかった(\150くらい)ので、興味ある方は、試してみてください。ジャスミンとウーロンのフレーバーは、やや香りが強めです。去年、帰国したときに、やはり、このソニープラザで見た、New Yorkの高級グルメショップDean & Delucaの商品はまったく置いてありませんでしたけれど、Dean & Deluca自体、来年日本にショップをオープンするという噂を聞きました。やれやれ、また、次回の帰国時には、また、チェックするお店が増えてしまうことになりますね。
これに、あと、洋服だとBanana RepublicAnn Taylorあたり、さらに、ドラッグストアのDuane Readeが進出してきたら、お店だけとれば、もう、東京はNew Yorkとすっかり同じになってしまいます!?
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