WHAT'S UP ?
in New York 
February, 2002 

恭賀新禧!今日は、Chinese New
Yearいわゆる旧正月でした。アメリカでも最大規模のChinatownでは、もちろん盛大に新年を祝います。朝方は氷点下だった寒さも、徐々に緩んできて、お天気はとってもよかったので、友だちと見物に出かけました。一見あんまり関係ないようですが、ダウンタウンに位置するChinatownも、実は、テロ事件の影響を深刻に受けた地域のひとつ。立ち入り規制があったこともあって、レストランや商店の売上が大幅に落ちてしまったのです。そういう意味では、こういう大きなイベントは、活気を取り戻す絶好の機会であり、寒さの中、例年以上に大勢の人々が訪れていたのには、ちょっとびっくりしました。メインストリートのひとつ、Mott
Streetはご覧の通りの大混雑!友だちとはぐれないように歩くのでも大変なくらいでした。
軒を並べる土産物屋さんも、新年を祝う飾りや小物などで、にぎやか。Empire State
Buildingのライトアップもそうだった、旧正月を祝うシンボルカラーは赤と黄色ですが、どこの店先も赤一色状態。普段でも狭い通りにいろいろな色の漢字の看板が氾濫していて、視覚的にうるさい通りが、いっそう、ハデハデになっていました。よく見かけたのが、獅子舞のお獅子のミニチュア版や、途中がくねっと曲がったLucky
Banbooといわれる細めの竹。中国系の人たちが買うのはわかるのですが、勢いで買ってしまう人も多いらしく、違う人種の人も、結構、手にもっていました。あと、子供たちに人気だったのが、音だけ?の爆竹。爆竹は、基本的には禁止されているので、毎年、セレモニーの最初に、許可を得た公園内で少しだけやって、後はガマン・・・だったのですけれど、今年は、あちこちで「パン!パン!」と音がするのでなにかと思ったら、火花が出ないものを道端で売っていたのでした。まあ、火が出ないならOKなのかもしれませんが、小さいとはいえ、この音だと発砲と間違えて警察に通報されそう・・・と思ったのは私だけ?
そして、やっぱり、メインイベントは、ドラを鳴らしながら、通りを徘徊するLion
Dance、獅子舞でしょう。旗を掲げた人々と、2匹のお獅子、へんてこな顔のかぶりもの(昔、ビートたけしがよくギャグでかぶってたヤツつです。)をかぶった子供などで組織される一団が、Chinatownの店々を訪れて、福が来るようにそこで踊ったりするのですが、見てくれがかなり派手!?なだけで、基本的には、日本の獅子舞とまったく同じ感じ。子供たちは、元気に1年過ごせるように、お獅子に頭をかまれたりしてました。獅子団はいくつかあって、それが順不同でChinatownの中を回っているので、この日は、午後までなら、いつでも獅子舞を見ることができます。私たちも、最初、少し見て、混雑ぶりと寒さに辟易し、レストランに入ってランチした後、また回ってきたお獅子を見物したのでした。お店としては、かき入れ時のはず!?なのですが、意外と閉まっているレストランもあって、開いているレストランは、どこも混雑していました。
1月最終週から、すっかりRestaurant
Weekにかまけている!?うちに、気が付けばもう2月も上旬が終りつつあり、そろそろValentine's
Dayも間近に迫ってきました。こちらは、相変わらずの美味しさ!ですっかり堪能させてくれたGramercy
Tavernのデコレーション。お約束の真っ赤なバラに、ハート形に這わせたアイビーの鉢は置いてあるけれど、リンゴやクロッカスなどもあしらってあるので、ありがちなやり過ぎ!?のバレンタイン・デコレーションではないセンスの良さも相変わらず見事です。これらのレストランに通いつつ、街中で目に付いたバレンタイン風景も、それなりにカメラに収めていたりするので、旬が過ぎてしまわないうちに、ご紹介しようと思います。
まずは、キティちゃんがハートとお花に彩られたTimes Square近くのSanrioのウィンドウ。女の子のキティちゃんがピンク系の色合い包まれているのは違和感ないのですが、よーく考えると、日本のバレンタインは、女性が男性にプレゼントする日なので、キティちゃんはバレンタイン・ギフトの対象にはなりえないはずですよね。だから、バレンタイン・モードのキティは、アメリカでしかありえないような気がする・・・ただ、かわいい小さめのお菓子はたくさん置いてあるので、OL時代、会社関係の義理チョコなんかには、よくサンリオを使わせていただいていたので、気になって、サンリオのHPを調べてみたら・・・キティ・チョコとか、バレンタイン商品はやっぱりあったんですね、失礼しました。
でも、これはないでしょう?バレンタイン・モードのポケモン!Rockefeller
Centerに、去年秋オープンしたPokemon
Centerのバレンタイン・デコレーションです。ハートをもった2匹のモンスターの間にあるのは、チョコレートの箱で、一応、バレンタイン用のポケモンチョコみたい。やっぱり、少年はポケモン好きが多いので、ティーンくらいまではプレゼントにポケモン・グッズっていうのもアリなんでしょうね。どういうラッピングかはわかりませんが、バレンタインの特別ラッピングも実施中らしいです。
ここまでくると、どんなものでもバレンタイン・ギフトになりえそうなので、他のキャラクターショップにも、バレンタイン・グッズがあるはず!と、のぞいてみたのは、五番街のDisney
Store。そうしたら、やっぱりでした。バラの花に囲まれて、ハート形にトリミングされているのは、くまのプーさん。もちろん、ミッキーやミニーのハート・グッズなんかもあるので、ディズニー好きにはいいのかも。でも、いくら、ディズニーがポピュラーだといっても、なにもこんなに作らなくてもいいだろうに・・・と、バレンタインが終ったら半額セールになるであろう、と近い将来を予想しつつ、山と積まれた商品を眺めてしまいました。|
お・ま・け キャラクターといえば、こんなものまで発見してしまいました・・・なんだかわかります?若い方は、もうご存じないかもしれませんね・・・かつて、一世を風靡したモンチッチ!Times
Square付近の、普通の土産物屋さんに「Monchichi」というネーム入りで売っていました。これって、10年以上ぶり!?に見た気がするのですが、まだ日本でもあるのでしょうか? |
予定通りだったのか、予想ほどは大騒動ではなかったのか、World Economic
Forumが終って、平静を取り戻したManhattan、今、街中で目立っているのは、警官や消防士が描かれたNYC &
Companyののぼりです。テロ事件で多くの犠牲者を出した、これらの制服で働く人々を「The
Heroes」と呼び、去年の流行語ともなりましたが、まだ、現場で作業にあたっている人々もたくさんいます。それを忘れないで!という意味合いなのかもしれませんが、2月になって、あちこちの街灯にいっせいに掲げられました。事件から、そろそろ5ヶ月が過ぎようとしており、街中で直接的に事件の影響を示すものを見つける方が難しいような昨今ではありますが、New
Yorkとその周辺で暮らす人々が、あの事件の衝撃を完全に忘れてしまうということは多分ありえないでしょうね。のぼりを見て触発されたわけではありませんが、先日、話題になっている事件現場の展望台World Trade Center Viewing Platform、通称The Platformに行ってきましたので、それをご報告します。
The Platformのある場所は、事件現場のGround Zeroから1ブロック東のBroadwayとFulton
Streetの交差している辺り。でも、「観光に関する事項」(トップページからご覧ください。)でもご説明している通り、ここにいきなり行っても展望台に入ることはできません。同じFulton
Street沿いながら、かなり東にあるSouth Street
Seaportで、入場するための整理券を取ってこなくてはいけないのです。配布時間は、毎日11時からで、30分ごとの時間帯で250枚も発行されるのですが、週末ともなると、これを入手するのが大変らしく、空いていそうな寒い平日を選んで、友だちと出かけました。11時少し過ぎに、チケットブースに着いたときは、列もないし、ここでいいのかふと不安になって、そばにいた警官に聞いてしまったほど。ただ、後から次々と人々がやって来たので、やはり、平日でもあんまり甘く見てはいけないのでしょう。
もらったチケットに指定された時間が「12:00〜12:30」で、まだ30分以上あったのですが、ランチをするには中途半端な時間だし、とりあえず、現場まで行ってしまいました。そうしたら、指定時間が、当日配布のいちばん早い時間帯だったからか、私たちと同じチケットの人がどんどん入場していたので、寒い中、待たずにすぐ展望台に入ることができました。緩いスロープを登って、実際にGround
Zeroを臨む展望ポイントに行くわけですが、ここには、一度にあまり多くの人を入れないよう規制していて、スロープの手前で少しだけ止められました。そして、いよいよ現場を見下ろすような形に設置されている展望台に立ちました。多分、皆さん、いろいろなメディアで今の現場の様子をご覧になってはいると思いますので、遠景の写真だけ載せておきます。そこから見えるものというよりも、そこにあったはずなのに見えなくなってしまったもの、つまりWorld Trade
Centerがない・・・ということをあらためて現実として認識しました。今の風景に何か感じるよりも、それから連想される当時の思い出が頭の中に蘇ってきて、やはり、胸がしめつけられるような気がしました。ここに立ったときの思いは、あの事件にどういうふうに関わったかとか、どういう状況で過ごしたかなどによって、かなり違うと思います。だから、ぜひ見るべきものだとか、絶対訪れることをおすすめします、とはいえません。
まずは、ミッドタウンにあるシーフードレストランのManhattan Ocean
Club。五番街からすぐなので、前は何回か通ったことがありましたが、食事するのは初めてでした。明るい外観の通り、室内も白を基調とした明るい装飾。2階席もあるので、思ったよりもずっとたくさんテーブルがありました。さすがに、この週は混雑していて、お客さんが立ったテーブルにも、まもなくすると次のお客さんが案内されてきて、大勢いるウエイターさんもフル回転状態。忙しそうではありましたが、私たちが座った2階席は隔離されている感じもあったので、わりと落ち着いてゆっくりランチすることができました。
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もうひとつのレストランは、アッパーウエストサイド、Lincoln
Centerのすぐ近くにある、こじんまりした店構えのPicholineという地中海レストラン。かなり前に、知り合いがプレシアターで偶然入ったら、すごく美味しかった!といっていたので、かねがね行ってみたいと思っていたところでした。
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木曜日から始まったWorld Economic
Forumnのための交通規制は、噂通りの厳重さ。特に週末は、いくつものデモ行進も予定されており、40th〜50thにかけてのミッドタウンは、五番街より東であちこちが立ち入り禁止状態で、NYPDの青い柵にブロックされているところが何ヶ所もあります。警官がミッドタウンを中心に山のようにいるのも、なんだかちょっと異様。そのせいからか、週半ばとはうって変わって冷え込みが厳しくなった天気のせいか、心なしか、五番街は週末のわりには人が少ないような感じがしました。
防寒バッチリで、いつも何人かで話しながら街角に立っている警官たちを横目に出かけた先は、Broadway。少し前にTimes Square Visitors
Centerでディスカウント・クーポンを手に入れ、「The Phantom of the
Opera」のマチネのチケットを買っていたのです。名作中の名作のこのミュージカル、実は、日本の劇団四季の舞台や映画では見ていたものの、本場Broadwayの舞台は見ていなかったのです。以前見た夫も、あれならまた見てもいいからと久しぶりの舞台を楽しみに出かけました。開演30分前ほどに劇場に着くと、なんだか長蛇の列。入口でバッグのチェックがあるから列に並ばされてただけなのですけれど、ずいぶんなロングランなのに、相変わらずの盛況ぶりにはちょっと驚きました。そういえば、チケットを買うときも、窓口の人が「2月でも週末はいい席がないかもしれないわねえ・・・」といいながら、検索して、今日はまあまあいい場所のオーケストラ席があったのでした。
ご覧になった方もたくさんいると思いますので、内容については省略しますが、あらためて見ても、やっぱり華やかな舞台はいいですね。パリのオペラ座が舞台だけあって、衣装も舞台セットも豪華だし、歌は聴かせてくれるし、なんといっても、「♪ジャーン、ジャジャジャジャジャーン」というテーマ曲の旋律が流れてくると、ワクワクしてきます。最近は、新しめのミュージカルばかり見ていたので、逆になんだか新鮮でした。ストーリー上そうなのかもしれませんが、歌中心で豪華なセットと衣装というと、もともとのオペラ自体に近いような印象を受けました。c 2002
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