★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

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●明かりの灯ったエンパイア
●無事、帰宅まで
●観客激減、ピンチのブロードウェイ
●New York復活への兆し
●「癒し」のクラシック音楽
●ちょっと大人のミュージカル?「Contact」
続き(9月前半の話題)を見る・・・



9月30日(日)  ちょっと大人のミュージカル?「Contact」
LincolnCenterTheater先週後半から、いきなり冷え込みが厳しくなったNew York。週末は、気温が低い上に雨も降って、なんだか秋を通り越して初冬のような気候でした。皆、早くも皮のジャケットやブーツを出してきて着ていたりします。
今週末は、先週まとめてチケットを買ったミュージカルの「Contact」を観に行ってきました。2000年のトニー賞でベスト・ミュージカルを獲得しているこのミュージカルは、Broadwayといいつつ、劇場があるのは、あの数々の演奏家を輩出したので有名なThe Julliard Schoolのすぐ前で、またまたLincoln Centerへと足を運んだのでした。ContactPlaybill
このミュジーカルがちょっと変わっているのは、全体を通してひとつのストーリーがあるのではなく、3幕の物語がそれぞれ時代背景も登場人物も全然別で、全く独立したものであること。一応、どんな時代でも男女の間は・・・というようなことがテーマにはなっています。チケットを買ったときに窓口でもらってきたパンフレットには、「この舞台は大人向けの内容(mature content)なので、14歳以下のお子さんにはおすすめしません。」とあったので、「ふーん・・・」と思っていたら、舞台が開いて早々のシーンがわりとそうでした。
1幕目は、ロココ時代のフランスの画家Jean Honoré Fragonardの絵をモチーフに作られた物語で、当時のちょっと退廃的な貴族の奔放な恋愛の様子を描いたものでした。このミュージカルの演出・振付は、先週観た「The Music Man」と同じ、ブロードウェイのヒット・メーカーといっても過言ではない、今をときめくSusan Stromanという女性なのですが、ずいぶん、思い切ったダンスというか体の表現を使っていました。確かにこれは、かなり大人向けかも。
1950年代のイタリアン・レストランでのいかにも昔風の夫婦の関係を描いた2幕目の後に休憩が入り、3幕目が、テレビCMなどでも盛んに使われている黄色いドレスの女(a Girl in a Yellow Dress)が登場するミュージカル自体のタイトルにもなっている「Contact」という題名の物語でした。これは、現代のNew Yorkに住む業界人の孤独を描いたもので、時間がちょっと長くてやや冗長な感じがしなくもありませんでしたが、噂の黄色いドレスの女は、やっぱり圧倒的な存在感を誇っていました。3幕ともダンスシーンはふんだんにあるので、言葉があんまりわからなくても楽しめる作品。オーケストラはなく(!?)て舞台はかなり狭いし、音楽は付いているものの出演者は一切歌わないしで、今までとはかなり違う趣のミュージカルでした。これで、ベスト・ミュージカルを受賞しているわけだし、客席はほぼ満員だったので、今までになかった、この臨場感のあるちょっと小粋な感じが批評家も含めて、人々にも受けているようでした。Matsutake
ちなみに、この週末は結婚記念日でもあったりしたので、美味しいものを食べよう!と久しぶりにアッパーイーストの和食「どんぐり」(お気に入りレストラン参照)でコース料理を食べました。お吸い物の中には、今年初めていただく松茸♪が。まだ事故から完全に復旧していない街や、報復の軍事行動いかんによっては、さらなるテロ事件が起きないとも限らないなどの不安を考えると、今の環境も完璧とはいえませんが、異国の地でスリに遭って落ち込んでいた去年(詳しくはイタリア旅行記で)に比べれば、ずっといい精神状態で迎えられた記念日でした。 Happy Aniversary!!
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9月25日(火)  「癒し」のクラシック音楽
AveryFisherなんだか、このところちょっとエンターテイメントづいていて「芸術の秋」している今日この頃、今度は、9月20日に新シーズンが始まったばかりのNew York Philharmonicの演奏を聴きに、Lincoln Centerの一角にあるAvery Fisher Hallへ出かけてきました。ここも、真正面にあるMetropolitan Operahouseはじめ、建物全てに大きな星条旗が掲げてありました。ミュージカルに比べると、まだ、観光客よりも住んでいる人たちが観客であることが多いような気がするクラシック音楽は、相次いで新シーズンが始まったばかりですが、今のところ、大きな打撃を受けているという話は聞かれません。今日の公演も、平日の夜にしては、それなりに観客が入っていたように感じました。NYPhilTickets
New York Philharmonicの演奏会に出かけていつも感じるのは、観客の年齢層の高さ。今回のチケットは、夫が会社で譲ってもらったもので、オーケストラ席の中間でしたが、目線より前にある頭は白髪か髪の毛が少ないか・・・本当にそんな感じなのです。もっとも、特別プログラムでもないシーズンが始まったばかりのこの時期に訪れる観客というのは、やっぱり、シーズン・チケットを買っていたりする通な人が多いからなのかも?しれません。
で、そのちょっと通な?今日のプログラムは、
佐藤 聰明 Kisetsu (季節)」
Gustav Mahler Five Late Songs to Poem by Friedrich Rückert (リュッケルトの歌)」
〜 休 憩 〜
César Franck Sympony in D minor (交響曲 ニ短調)」
ということで、どれも知らない曲ばかりでしたが、もともと、知らない曲の方が多い(!)ので、あんまり気にせず、ただ聴いていました。
最初の作曲者の佐藤 聰明氏はもちろん日本人で、現代音楽ではとても有名な作曲者のひとりだとか。この曲は、New York Philharmonicのために書き下ろしたオーケストラ曲で、初演は99年、もちろんこのホール、同じ指揮者ででした。常任指揮者のKurt Masurは、11年にわたるこの楽団での演奏活動は今年が最後のシーズンだそうで、その最初の演目にこれを持ってきたのは、とりわけお気に入りだったからかもしれません。鐘の音が入ったり、インターバルが多かったり、人々の咳や動く音さえ気になってしまうほど、全編に渡って静かな曲で、なんだか、環境音楽とか静かな映画のサウンドトラックを聴いてるみたいでした。こういうのを「癒し系」の音楽っていってもいいのかな?なんて思ってしまいました。LincolnFountainLightup
続いて、メゾソプラノの独唱入りのマーラーの楽曲となり、休憩を挟んだ後は、華々しく盛り上がるフランクの交響曲で幕を閉じるという、変化に富んでいて、わりと短いプログラムだったので、しばしば襲われがちな睡魔にも耐えられたまま、エンディングを迎えることができました。独唱で登場した、歌手の人も、演奏者の数人も、胸にのリボンを付けていたし、休憩中にバルコニーから見下ろした噴水のライトアップもに彩られていて、それがなかったら、事件のことなどすっかり忘れてしまうようなひとときでした。きっと、今、New Yorkerには、こういう時間が必要なのですね。
ちなみに、心を癒してくれるエンターテイメントとは裏腹に、人々をイライラさせ続けているのが、セキュリティ・チェックの強化により、ますますひどくなっているManhattanへ入る橋やトンネルの交通渋滞。この日も、ちょうど帰宅ラッシュにかかってしまう夕方に家を出たので、いつもは30分弱のManhattanへの道のりが1時間以上かかってしまいました。夜10時くらいになった帰りは、まったくスムーズで問題なかったのですけれども。このため、市長は、Manhattan(62nd St.以南)への乗用車の乗り入れは、2人以上乗っていることが条件という方策を打ち出してきました。日中はほぼ、この条件が適用されるようなので、車での通勤者は相乗りをする「Car pooling」が必要になります。さて、これがイライラ解消にどれくらい成果を上げられるのでしょうか・・・?
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9月22日(土)  New York復活への兆し
TKTSRowこの前、観客数が激減してBroadwayのエンターテイメントが深刻な影響を受けていることをお知らせしました。で、この秋は、まだ全然ミュージカルなどを観る予定がなかったこともあるし、それなら!と週末にチケットを買うべく、そのブロードウェイに再度赴きました。そしたら、ちょっとうれしい驚き!があったので、ご紹介しますね。
まずは、当日半額チケットのTKTSのブースの前には、ご覧の通りの長蛇の列!急に観光客が増えるとは思えないから、きっと、あのニュースを見て同じようなことを考えるNew Yorkerが多かったのでしょう。お天気がよくなったこともありますが、土曜日のマチネ公演のチケットを買い求める人たちが、事件前と変わらないくらい並んでいたのでした。空いてたら、ここでチケットを買うことも考えていたのですが、ちょっと並ぶ時間がなかったので、向かいのインフォメーション・センターでディスカウント・クーポンを見せてもらい、観たかった「The Music Man」と「Contact」を観に行くことに決定。早速チケットを買いに行きました。
RestaurantRowRestaurantRow昼間の用事が済んで、さて、ミュージカルを観る前に腹ごしらえと、いつもの定番、46th Streetの7th Avenueと8th Avenueの間のRestaurant Rowに行ってみたら、どこも大混雑!外のテーブルにはぎっしり人が座っているし、中には待ち行列の出来ているレストランもあったりして、結局、少しはずれたベトナム料理のレストランに入ったのでした。そこも、空いていたのに、少ししたら次々と人々が訪れて、あっという間に大忙し状態。ここも、食事している人たちは、服装や持ち物からしても、明らかに住民らしき人たちばかりでした。
MusicManTheater今日は、土曜日の夜の公演にディスカウントが使えた「The Music Man」を観劇。劇場に入るとき、今まではなかった大きめのバッグの中を見せるというチェックがありました。当日買ったのに、ほぼ真中の前から7番目という席が買えてしまったから、ちょっと心配していたのですけれど、幕が上がるまでにはちゃんと劇場が埋まって、まずはホッと安心。内容的には、子供たちもたくさん出演するハッピーエンドの楽しいストーリーで、そんなに複雑な話ではありませんが、思ったよりセリフの部分が多かったのがちょっと難しかった・・・かな。そして、とても盛り上がったのが、出演者全員による最後の演奏シーンで、今回のことに関係なく、もともとの演出で、いちばん最後に大きな星条旗が舞台に登場する仕掛けになっていたので、観客は全員スタンディングオベーションで大喜びでした。とっても、楽しい気分で後味よく劇場を後にすることができ、なんだか、景気付けにはぴったりのミュージカルでした。
秋分の日をもって、季節も正式に秋になったし、過ぎてしまった夏を惜しむように、夜遅くまで人々が外に繰り出していましたが、それにしても、このにぎわいぶりは、いつもの週末以上。New Yorkerや近郊に住む人たち自身がNew Yorkの街を活気付けようとしているとしか思えません。観光客が来ないなら、自分たちでこの街ににぎわいを取り戻そうと。もちろん、まだまだ、あちこちに行方不明者のビラが貼ってあったり、消防署の前には亡くなったり行方不明になっている消防士さんたちの写真が掲げてあって、花やロウソクがたくさん供えてあったりするし、捜索活動が続いている事件のことをすっかり忘れ去るわけには行きませんが、皆、それを乗り越えようと頑張っています。New Yorkは、元気です!もう大丈夫です!というには、ちょっと時期尚早だけれども、そういう兆しは見えつつあります。そして、1日も早く、本当にそういえる日が来ることを願っています。
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9月20日(木)  観客激減、ピンチのプロードウェイ
BroadwayView事件から早くも10日近く経ちましたが、この数日は、本当に早く過ぎてしまったような気がします。個人的には、夫も戻ったので、日常の生活に戻りつつありますが、やっぱりままならないのが、Manhattanへの道。気分的に進まないというのもさることながら、セキュリティーチェックの強化と、事故現場に近いHolland Tunnelが閉鎖されていることにより、Lincoln Tunnelが大渋滞。毎日、朝の交通情報では、トンネルを通過するのに1時間半!などど脅かされていたので、かなり覚悟してバスに乗りましたが、公共交通機関の場合はその限りではないらしく、いつもよりは時間がかかりますが、今のところびっくりするほどの渋滞には合わずに済んでいます。
さて、今回の事件の余波で、観光客の数がかなり減っており、特にNew Yorkが誇るエンターテイメントのひとつ、Broadwayのミュージカルや演劇が大きな打撃を受けているというニュースを聞いたので、その辺りを少し歩いてみました。木曜日はあいにくの雨。Times Squareの近辺は、それなりに人がいるので、そんなに感じませんでしたが、そのままBroadwayを北上していくとやっぱり観光客らしき人たちの姿は少ないかも・・・
KissMeKateRockyHorrorShowBlastTheater住んでいる人よりも観光客の方がだんぜん多いと思われるこれらの舞台は、観客数が通常の3割(3割減ではなくて)という公演もザラだったりするそうです。そして、残念ながら打ち切りとなってしまったミュージカルもいくつか出てしまいました。主なところでは、トニー賞のベスト・リバイバル賞も取っている「Kiss Me, Kate」、以前伝・言・板で面白かったと書き込みいただいた「The Rocky Horror Show」、そして、去年のトニーの特別パフォーマンス賞を受賞した「Blast!」などです。ミュージカルでは、この3つですが、演劇の方はもう少し多く、ドラマや映画でおなじみのTom Selleck主演の「A Thousand Clowns」など、4〜5公演が上演中止となってしまいました。Producers
連日、劇場の前に長いキャンセル待ちの行列が出来ていて、今年中のチケットなどほとんど完売といわれていた、今、最もチケット入手困難なミュージカル「The Producers」ですら、空席があったというのですから、やはり、観客数の激減は深刻のようです。さらに、公演中止はしないけれど、ディレクターや出演者などの賃金を25%カットすると発表されたミュージカルもあり、それは、絶対的人気を誇ってきた「The Phantom of the Opera」「Les Miserable」だったり、まだまだ人気の「The Full Monty」だったりするのです。雨の平日ということを割り引いても、3時過ぎに開いた当日半額チケット売り場TKTSに並んでいた人の列もかなり短いものでした。
事故の直前に、人気ミュージカルの出演者が歌ったり、短いパフォーマンスを披露する、恒例のBroadway on Broadwayというイベントを開催し、芸術の秋に向けて、これからが盛り上がる新シーズンの始まりだったのに・・・ちょっと、心配です。これ以外にも、観光収入減によるNew Yorkの経済的打撃は大きいそうですが、それを取り戻すためには、1日も早く、皆さんに安心して来て楽しんでもらえるNew Yorkが復活することしかないのですよね。
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9月17日(月)  無事、帰宅まで
新しい週の始まり、New York Stock Exchange(証券取引所)もオープンしたし、ダウンタウンのFrozen Zone(立ち入り禁止区域)もぐっと範囲が狭まり、平常通りとは言いがたいものの、オフィスに戻れた人たちも多くいたようです。RouteFromWichita
おかげさまで、うちの夫もようやく帰宅することができました!当初の予定では、11日の夜でしたから、1週間近く現地滞在が延びてしまったわけです。で、とても個人的なことなのですが、日本にいる親戚や友人はじめ、いろいろな方にご心配いただいていたので、ちょっと今回の出張地からの帰宅に際しての状況をご説明をしてみます。
まず、滞在していたのは、アメリカ中西部カンサス州にあるWichitaという街。そんなに大きな都市ではありません。New Yorkまでの直行便はなく、当初の帰路は、United Airlineで、Chicagoに飛び、そこで乗り継いでNew YorkのLa Guardiaへと戻ってくる予定でした。(右図---) ところが、あの忌まわしい事件が起き、ご存じの通り、全米で飛行禁止令が出てしまいます。しばらくは、New Yorkに入ることさえできませんでしたが、まもなく通れるようになった陸路を使うとすると、
1.長距離列車のAmtrak、またはバスのGreyhoundを乗り継ぐ。
2.レンタカーして自分で運転する。
くらいの案が考えられますが、地図を引っ張り出して測ってみたら、直線距離でも1,500マイル(2,400km)以上。おまけに、ちょっと調べてみたら、Amtrakの駅はないし、バスだとたっぷり30時間以上かかるし・・・という感じ。結局、情報がない夫も、飛行機が飛ぶまで待つことにしたのだそうです。
FlightInfoそして、ようやく週明けには飛ぶだろうという17日の便を取り直して、朝を迎えましたが、予定していた便はまたもやキャンセル!UnitedのHPから、運航状況を調べた私も、早い時間にキャンセルになったことを知り、「えーまたー・・・」と思ったのですが、直後に夫から電話があり、結局は、Unitedに乗るはずだった人は、皆、Trans World Airlineに自動的に振り替えられ、隣のミズーリ州のSt. Louis経由でNewarkに戻ってくるとのことでした。(上図)便名を聞き、もう飛んでいるであろう時間に、またTWAのHPから状況を調べたら、ステイタスは「In Flight(飛行中)」で、出発時間も到着時間もスケジュール通り。思わずガッツポーズをしてしまいました。
それで、今の国内線の搭乗状況ですが、まず、とにかくセキュリティーチェックが厳しいそうです。普通のゲートチェックに加えて、個別に金属探知機によるチェック。荷物は全部開けられ、洗濯物まで全部ひっくり返され、しょうがないとはいえ、ちょっと不愉快だったとか。また、乗客数はとても少ないそうで、ガラガラ。確かに、こんな時期飛行機に乗るのは、どうしてもという事情がある人だけでしょうしね。
とにかく、おかげさまで、ようやくわが家も普通の生活に戻れそうです。ご心配いただいた方々、どうもありがとうございました。
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9月16日(日)  明かりの灯ったエンパイア
EmpireStateBuilding週末も終わり、いよいよ明日からは、New York Stock Exchange(証券取引所)をはじめとして、ずっと閉鎖されていたWall Streetも立ち入り可能となり、New Yorkにビジネスが戻ってくることになります。そして、なんといってもよいニュースは、ずっと明かりの消えていたEmpire State Buildingに明かりが灯りました!やっぱり、復帰後最初の色は、のアメリカ国旗のPrimary Colorsでした。World Trade Centerを失ってしまったNew Yorkのスカイラインは様変わりしてしまいましたが、少なくとも夜景の中にエンパイアは戻って来ました。
事故から5日経過し、犠牲になった方々は戻ってきませんし、まだまだ負傷している人たちの傷や家族、友人などの心の傷は癒えていませんが、誰もが、少しずつ今までの自分の生活を取り戻しつつあることは事実です。事故以来、ずっと行われている市長の定例会見でも、今は、皆、できるだけ自分のしたいことをし、普段の生活に戻ろうとすることが重要だと繰り返していました。また、気分転換にはエンターテイメントを楽しむのもよいし、「もしかしたら、今は、(チケット入手困難な)The Producersを見るいちばんよいチャンスかもしれない。」と言って、記者たちの笑いをとっていました。
テレビのチャンネルも全部ではありませんが、通常の放送に戻ったものも多く、だんだん、あの喪に服したような沈滞したムードは薄れつつあります。おかげさまで、うちの夫も、予定では明日、ようやくこちらに戻ってくる予定です。
相変わらず、報復のきな臭い話題は残っていますが、エンパイアと同様に、New Yorkerの真っ暗だった気持ちの中にも少しずつ明かりが灯って来そうな気がします。
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