WHAT'S UP ? in New
York 
March,2001 
![]()


去年11月のグランド・オープン以来、気になりつつもなんとなく先延ばしにしていたMadame Tussaud's Wax
Museumにとうとう行ってきました!あのLondonが本家本元の蝋人形館のNew
Yorkバーションです。クリスマスシーズンの大混雑とはうってかわり、年明け以降は入場待ちの列も全くなく、こんなに空いているならいつでもいいや・・・と思っていたものの、そろそろ週末は混み始めてきたので、そろそろかなと思い、友だちと平日に出かけました。場所は、42nd
Streetの南側、巨大バスターミナルPort Authorityの1ブロック東側で、入口とビルのてっぺんにある黄金の手が目印。


だいぶ日が長くなったのが感じられる今日この頃、先週まで雪が降っていましたが、金曜日あたりは雪の予報が雨で済んだりして、そろそろ気温もそんなに下がらなくなってきたようです。気のせいか、日差しもなんとなく柔らかく感じられたりするようになってきました。とはいっても、まだ木々は寒々しい裸状態ですし、朝晩は冷え込むのでコートは手放せないし、春はまだ遠い・・・という感じではありますけれどもね。
| 1. | Diana and Her
Companions (ダイアナとニンフたち) |
Haag, Mauritshuis | ![]() | |
| 2. | Christ in the House
of Mary and Martha (マルタとマリアの家のキリスト) |
1655 | Edinburgh, National Gallery of Scotland | |
| 3. | The Procuress (取り持ち女) | 1656 | Dresden, Gemaldegalerie Alte Meister-Staatliche Kunstsammlungen | |
| * 4. | A Maid Asleep (眠る娘) | 1656-57 | ||
| 5. | The Glass of
Wine (紳士とワインを持つ女) |
1658-59 | Braunschweig, Herzog Anton Ulrich-Museum | |
| 6. | The Little Street(小路) | 1658-60 | Amsterdam, Rijksmuseum | |
| * 7. | Young Woman with a
Water Pitcher (水差しを持つ女) |
1662 | ||
| * 8. | Study of a Young Woman (少女の頭部) | 1665-67 | ||
| * 9. | Woman with a Lute (リュートを持つ女) | 1662-63 | ||
| 10. | Girl with a Red Hat (赤い帽子の女) | 1663-67 | Washington, National Gallery of Art | |
| 11. | Young Woman
Standing at a Virginal (ヴァージナルの前に立つ女) |
1670-72 | London, The National Gallery | |
| 12. | Young Woman Seated
at a Virginal (ヴァージナルの前に座る女) |
1670-72 | London, The National Gallery | |
| 13. | Woman with a Balance (天秤を持つ女) | 1663-64 | Washington, National Gallery of Art | |
| *14. | Allegory of the Faith (信仰の寓意) | 1670-72 | ||
| 15. | The Art of Painting (絵画芸術) | 1666-68 | Wien, Kunsthistorisches Museum |
映画界の総決算、Academy
Award(アカデミー賞)の発表まで、あと2週間となり、候補作は再上映したり、テレビのCMをたくさん流したりして、オスカー獲得に向けてラストスパートをかけています。そんな中、これはちょっとアカデミー向きではないのかな?というタイプですが、2月の封切り以来ヒットを続けていた映画「Hannibal」をついに見てしまいました・・・しばらくの間、いつも使う42ndのポートオーソリティ・バスターミナル近辺にご覧のような大きな看板が掲げられ、レクター博士を演じるAnthony
Hopkinsの赤みを帯びた目が「見ないとヒドイぞ・・・」と呼びかけているようで、ずっと気になっていたのでした。とはいっても、ご存じ「The Silence of the
Lambs(羊たちの沈黙)」の続編となるこの映画、前作よりもショッキングなシーンが大きくクローズアップされていたので、流血シーンが苦手な私としては、ちょっと二の足を踏んでしまっていたのです。
またまた友人夫婦と一緒にスキーに出かけておりました。今回は、前回のKillingtonと同じVermontにあるOkemo Moutain
Resortというスキー場。日曜日の早朝から出かけましたが、折りしも月曜日、火曜日あたりは、New
Yorkを含む東海岸にかなり大規模なスノーストームが訪れるはずとの天気予報で、もしかしたら、スキー場が吹雪で閉鎖になるかも・・・とか、高速道路が閉鎖になって帰れなくなるかも・・・なんていう、ちょっとワクワクしたスリル気分での出発でした。ここのスキー場は、東海岸では一番の雪質!というのが売りで、規模的にはそんなに大きくないものの、確かにお天気のよかった初日からふかふかの雪が心地よい感じでした。
![]() |
![]() |
3月になりました。出だしから雪がちらついたりして、なんだか気候的にはまだまだ冬みたいな最近のNew
Yorkです。店に並んでいる洋服は、もうすっかり春夏物だし、そろそろ春物のセールさえ始まったりしているのですが、袖を通す気分になるには、まだしばらく時間がかかりそうです。で、ひなまつりといえば、やっぱりおひなさま。New
Yorkでの立派な雛壇は、ロックフェラーセンターの近くにある和菓子の源
吉兆庵で見ることができます。ここで、ひなまつりには桜もち、5月の端午の節句には柏もちという季節の生菓子を買うのが、わが家の習慣。今年は、また週末からスキーに出かけてしまうため、ちょっと早めに2日に買いに行ったら、なんだかとっても空いていて、ちょっとうれしい誤算でした。いつも、当日、店頭で買うのにかなり待たされたり、個数が多いと予約した方がいいなんていう話も聞いたりしたことがあったので、用事の最初に立ち寄ったのですけれど、お昼過ぎたばかりという時間もよかったのかもしれません。

c 2001
kyoko_isaka@msn.com
よかったら、このページのご意見等をお寄せ下さい。