★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

MomoHishimochi March,2001 CloverBunchStPatrickBear

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●ちょっと早めのひなまつり
●悪戦苦闘!?の新雪スキー
●やっぱりホラーだった!?「Hannibal」
●メトロポリタン美術館「Vermeer and the Delft School」
●有名人に会える?「Madame Tussaud's」
続き(3月後半の話題)を見る・・・



3月13日(火)  有名人に会える?「Madame Tussaud's」
MadameTussauds去年11月のグランド・オープン以来、気になりつつもなんとなく先延ばしにしていたMadame Tussaud's Wax Museumにとうとう行ってきました!あのLondonが本家本元の蝋人形館のNew Yorkバーションです。クリスマスシーズンの大混雑とはうってかわり、年明け以降は入場待ちの列も全くなく、こんなに空いているならいつでもいいや・・・と思っていたものの、そろそろ週末は混み始めてきたので、そろそろかなと思い、友だちと平日に出かけました。場所は、42nd Streetの南側、巨大バスターミナルPort Authorityの1ブロック東側で、入口とビルのてっぺんにある黄金の手が目印。BradPitt
1日中雨模様という天気予報だったからか、入口付近にだれもお客さんがいないので、一瞬ためらってしまったほどのガラガラの空きよう。平日の昼間だといっても、これで大丈夫?と人ごとながらちょっと心配してしまいました。
チケットを買い、エレベータで最上階の9階まで上がると、すぐに迎えてくれたのはこの方!Julia Roberts(そういえば、彼女はいなかった。)との共演作「The Mexican」も好調なBrad Pitt。私たちのみならず、並んで写真を撮る女性が後を絶たなかったのはいうまでもありません・・・このフロアは、ブラピはじめ、アメリカや特にNew Yorkにゆかりのある有名人の像がたくさん展示されていて、パレードなどでも一緒のNew Yorkの共和党仲良しコンビ(!?)George Pataki州知事とRudy Giuliani市長(写真はこちら、結構似てます!)もにこやかに微笑んでいました。ゴージャスな衣装をまとった女優陣は、思ったより小柄な人が多く、特にしっかり者でちょっと手強い女性の印象が強いSusan Sarandonの華奢さは意外でした。PresidentWBush
このフロアから順路に沿って、階を下りながら展示を見て行きますが、途中、この蝋人形館の名前にもなっているタッソー夫人のデスマスク作成に関わるフランス革命時代の紹介や、精巧な蝋人形作成の過程などの展示もあります。基本的にはアメリカの有名人が次々と登場します。やっぱり映画スターや歌手などが多いのですけれど、このフロアには歴代の政治家や王族関係の有名人が大集合。中央にいるのは、蝋人形館オープンに間に合わなかったけれど、就任決定後すぐに仕上げられたというGeorge W.Bush大統領。12月になっても決まらなかったため、ゴア副大統領の人形も併せて作られていたそうで、ブッシュ知事に決定後、急いで仕上げたとか。ということは、日の目を見なかったゴア人形はどこかに寂しく放置されているんでしょうね・・・MadameTussaudsFloor
スポーツ界では、つい最近復帰のウワサ!も飛び出したMichael Jordanはじめ、記憶に新しい選手も何人かいましたが、野球界はなぜか往年の名選手ばかり。Mark McGwireくらいいるかと思ったのですけれどもね。下の方のフロアは、ジャンルというより年代で分けているらしく、ジョーダンの後ろにいるのは、最近ムリな手術がたたって顔が崩れ始めている(!)らしいMichael Jackson。蝋人形の配置はかなりランダムですし、お客さんの数が少なかったからか、じっと見ている人が結構いたので、だんだん感覚がマヒしてきて、マジに一体どれが蝋人形で、どれが生身の人間なのかがわからなくなってしまいました。また、それを狙っているように、有名人の写真を撮ろうと身構えている蝋人形もあったりするのです。それから、ヒマな係員がわざと動きをとめて蝋人形のフリをして驚かせる・・・なんていうこともやっていました。
最後のフロアのところでは、「It Happened In New York」という短いバーチャル・リアリティっぽい映画を見ました。全く期待していなかったのですが、これが意外と面白かったです。GC映像がわりとよく出来ていて、Times Squareでの大晦日の疑似体験も。
Madame Tussaud's Wax Museumの入場料は、映画込みのセットで大人19.95ドル、子供15.95ドル。4ドルほど安い蝋人形館だけの入場券もあります。蝋人形はもちろんよく出来ているものが多いし、数もまあまあ多いですが、Las Vegasにもあるせいか、この人のはあるだろう!という人のがなかったりもするので、すごく充実・・・とはいえないような気がしました。途中にファースト・フードや飲み物のコーナーもあり、ゆっくり過ごそうと思えばそれなりに過ごせそうなので、家族向きのアトラクションかもしれません。観光で訪れたときにスケジュールに組み入れるかどうかは、日程とふところ具合次第・・・でしょうか。詳細については、http://www.madame-tussauds.com/でご覧くださいね。
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3月11日(日)  メトロポリタン美術館「Vermeer and the Delft School」
METだいぶ日が長くなったのが感じられる今日この頃、先週まで雪が降っていましたが、金曜日あたりは雪の予報が雨で済んだりして、そろそろ気温もそんなに下がらなくなってきたようです。気のせいか、日差しもなんとなく柔らかく感じられたりするようになってきました。とはいっても、まだ木々は寒々しい裸状態ですし、朝晩は冷え込むのでコートは手放せないし、春はまだ遠い・・・という感じではありますけれどもね。
さて、先週木曜日からMetropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)では、楽しみにしていた特別展「Vermeer and the Delft School」が始まりました! 「Vemeer」とはJohannes Vermeer、謎に包まれた生涯で日本でも人気のオランダの画家「フェルメール」のこと。全世界で現存する作品数が最大でも30数点といわれている彼の作品のうち、15点(?のものを含めると16点)が集められている今回の展示は、こちらに来てからのにわかファンである私もとても楽しみにしていました。VermeerEntrance
とりあえず、初日は避け、展示開始2日目の金曜日の午後、友人と出かけてみました。私たちだけでなく、一目散にこの2階の展示場に向かう人たちでご覧の通りの混雑ぶり。もともと、メトロポリタン美術館では、フェルメールの作品を5点(!)も有しているのですが、今回は、Washington D.C.のNational Gallery of Artの作品2点の他、イギリス、本国オランダなどからも数点ずつ借りてきて、半数近くの作品を一堂に見られることになりました。
Vermeer and the Delft School」という今回の展示は、フェルメールはじめ、ブラーメル、ホーホなどの画家を排出した美術学校Delft School出身の画家の作品を集めています。したがって、フェルメール以外の画家の作品もたくさんあるのですが、その類似性にはちょっと驚きます。人だかりがしているのがたいていフェルメールの作品なので、それでわかるのですけれど、私たちのような素人には、なにもなかったら、どれがフェルメールの作品だといわれてもわからないに違いありません。今まで見たことがなかった宗教色の濃い初期の作品や、人物が小さい風景を描いたものなどは、また違った面を感じることができました。今回の展示で、個人的に注目してみたのは、テーブルクロスなどに使われている絨毯みたいな模様の暖かそうな布。彼の作品にしばしば登場していて、その暖かい色合いと毛布のような質感は、寒さの厳しい故郷Delftで重宝されたのだろうと想像してみたりしました。
当時のDelftの街の様子を描いた絵や、地図、有名な青い色で細かい図柄を描いたタイル、タペストリーなど、関連する品々の展示も盛りだくさんです。日本からお問い合わせもあったりしましたので、今回展示されているフェルメールの作品を一覧にしてみますね。
1. Diana and Her Companions
(ダイアナとニンフたち)
1653-54 Haag, Mauritshuis VermeerPoster
2. Christ in the House of Mary and Martha
(マルタとマリアの家のキリスト)
1655 Edinburgh, National Gallery of Scotland
3. The Procuress (取り持ち女) 1656 Dresden, Gemaldegalerie Alte Meister-Staatliche Kunstsammlungen
* 4. A Maid Asleep (眠る娘) 1656-57
5. The Glass of Wine
(紳士とワインを持つ女)
1658-59 Braunschweig, Herzog Anton Ulrich-Museum
6. The Little Street(小路) 1658-60 Amsterdam, Rijksmuseum
* 7. Young Woman with a Water Pitcher
(水差しを持つ女)
1662
* 8. Study of a Young Woman (少女の頭部) 1665-67
* 9. Woman with a Lute (リュートを持つ女) 1662-63
10. Girl with a Red Hat (赤い帽子の女) 1663-67 Washington, National Gallery of Art
11. Young Woman Standing at a Virginal
(ヴァージナルの前に立つ女)
1670-72 London, The National Gallery
12. Young Woman Seated at a Virginal
(ヴァージナルの前に座る女)
1670-72 London, The National Gallery
13. Woman with a Balance (天秤を持つ女) 1663-64 Washington, National Gallery of Art
*14. Allegory of the Faith (信仰の寓意) 1670-72
15. The Art of Painting (絵画芸術) 1666-68 Wien, Kunsthistorisches Museum
(番号の前に*があるものはメトロポリタン美術館所蔵。)
この他に、最後に展示してある「Young Woman Seated at a Virginal (ヴァージナルの前に座る女)」は、?付きながら、フェルメール作らしい?という作品のようですので、計16点になります。人だかりでわかるとはいっても、似た画風の作品は多いので、見逃さないようじっくりご覧になることをおすすめします。「Vermeer and Delft School」は5月27日迄。詳細は、メトロポリタン美術館のHPhttp://www.metmuseum.orgにて。かくいう私は、見逃してしまった作品があるので(!?)、空いているときを狙って、期間中何回か足を運ぶ予定です。
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3月8日(木)  やっぱりホラーだった!?「Hannibal」
HannibalPoster映画界の総決算、Academy Award(アカデミー賞)の発表まで、あと2週間となり、候補作は再上映したり、テレビのCMをたくさん流したりして、オスカー獲得に向けてラストスパートをかけています。そんな中、これはちょっとアカデミー向きではないのかな?というタイプですが、2月の封切り以来ヒットを続けていた映画「Hannibal」をついに見てしまいました・・・しばらくの間、いつも使う42ndのポートオーソリティ・バスターミナル近辺にご覧のような大きな看板が掲げられ、レクター博士を演じるAnthony Hopkinsの赤みを帯びた目が「見ないとヒドイぞ・・・」と呼びかけているようで、ずっと気になっていたのでした。とはいっても、ご存じ「The Silence of the Lambs(羊たちの沈黙)」の続編となるこの映画、前作よりもショッキングなシーンが大きくクローズアップされていたので、流血シーンが苦手な私としては、ちょっと二の足を踏んでしまっていたのです。HannibalBooks
もともとアメリカの推理小説が好きで、特にFBIモノはかなり好きだったので、レクター博士が登場するThomas Harrisの一連の作品はこれを含めて全部読んでいました。でも、「Hannibal」については、レクター博士の異常性を強調するショッキングなシーンが前作より多かったし、前作でJoddie Fosterが演じてオスカーを獲ったスターリング捜査官が活躍する場面が全然少なくなっていて、推理とかアクションとかいうよりホラー小説のイメージが強い感じ。脱走したレクター博士が潜伏しているのが、美しいイタリアの古都フィレンツェというのも、なんだか作者が映像化を意識したような意図が感じられました。それから、大きな違いは、前作は文庫本で厚いながらも1冊でしたが、今回は上下2巻。この長いストーリーをどうやって2時間ちょっとにまとめるのかも、ちょっと興味がありました。
で、見終わった感想は、まず予想通りかなりホラーでした。流血はもちろん、内臓も見せてくれましたし。ストーリー展開は頭に入っていたので、ここでこういうシーンが来るぞ!というのはある程度予測でき、見るのが厳しそうな場合は下を向いてしまえばいいや・・・と思いつつ、やっぱりチラチラと覗き見てしまうのが人の心理というもの。話題になっていた最後の食事のシーンも、結構ちゃんと見てしまいました。気持ち悪かった・・・それから、フィレンツェでの場面は、昨秋旅行で行ったばかりということもありましたけれど、とてもきれいで、歴史的建造物の中でのロケも有効でした。(設定場所と撮影場所はちょっと違ってましたけど。) ただ、やっぱりこの時間で、あの長い話を全部説明するのはちょっと厳しかった感じで、かなり枝葉の部分をはしょってはありましたが、ところどころ、話がとんだような印象が残りました。顔がない復讐鬼や殺人兵器のブタ(?)など、本を読んだとき、どうやって表現するんだろう?と思っていたところが全部見事に映像化されていたのはさすが。結末は、原作と映画で違いましたが、私は映画の方が好きでした。
日本での公開はゴールデンウィークだそうですが、やっぱりかなりえげつないというか目を覆いたくなるようなシーンは出てきますので、それを覚悟の上、ご覧になってくださいね。個人的には、事前に本を読んでおいた方がわかりやすいかと思います。「Hannibal」の公式HPは http://www.mgm.com/hannibal/。相変わらず怪演(!?)のAnthony Hopkinsと、違和感なかったJulianne Mooreのスターリングがチラッと見られます。
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3月7日(水)  悪戦苦闘!?の新雪スキー
OkemoSummitまたまた友人夫婦と一緒にスキーに出かけておりました。今回は、前回のKillingtonと同じVermontにあるOkemo Moutain Resortというスキー場。日曜日の早朝から出かけましたが、折りしも月曜日、火曜日あたりは、New Yorkを含む東海岸にかなり大規模なスノーストームが訪れるはずとの天気予報で、もしかしたら、スキー場が吹雪で閉鎖になるかも・・・とか、高速道路が閉鎖になって帰れなくなるかも・・・なんていう、ちょっとワクワクしたスリル気分での出発でした。ここのスキー場は、東海岸では一番の雪質!というのが売りで、規模的にはそんなに大きくないものの、確かにお天気のよかった初日からふかふかの雪が心地よい感じでした。OkemoCourse
ところが、予報通り雪が降り始めて一夜明けた月曜日の朝、コース場には新たな雪がしっかりと積もり、ふかふか・・・なんていう甘いもんじゃありませんでした。しかも、当然のことながら、日曜日で帰ってしまう人が多く、平日のスキー場はとっても空いています。だから手を抜いているのか、圧雪しても、そのそばからまた積もるからか、そのままのコースもあって、普段とはかなり違う感覚のスキーとなりました。今までも新雪を滑ったことがなかったわけではないのですが、ここまでのは初めて。雪が重いので足がとても疲れますが、その分、転んでも全然痛くないし、止まれずにあらぬ方向に行ってしまう心配もないので、新しい滑り方にチャレンジしたりもしました。そのおかげで、初心者の時以来、久々に大転びを何回もした私たちは、普段と違う部分(首すじ、腹筋)が痛くなってしまったりしたのですけれど、雪のわりには気温が高く、いつもと違った雰囲気も味わえて楽しいスキーでした。
KettleBrook1
KettleBrook2

重い雪でくたくたになった足が使い物にならなかったということもありますが、雪で徐行しなくてはいけなかったり、途中で事故が起きていたりする可能性もあるからと、最終日は午前中の早々にスキーを切り上げ、お昼過ぎには帰途に向けて出発しました。この時点までで2日間半、ほとんどずっと降り続いた雪のこの辺りでの積もり具合は、かなりのものでした。右の写真の上が、今回泊まったKettle Brook Condominiumsの到着時、下が出発する時です。夕食をとりに出かけたので、車を全然動かさなかったわけではないのですが、帰るときはショベルを使っての雪下ろしをしないと車は動かせなかったし、車までの数メートルの距離も歩く道を作らなくてはなりませんでした。
帰り道、Boston郊外を通ったMassachusettsのあたりや、New Yorkに近くなったConnecticutあたりでは、時折激しい吹雪にも遭いましたが、さすがに出ている車も少なかったので、予想よりかなり早く、無事New Jerseyに帰りつくことができました。今回の雪は、New York Cityなど、都市部では予想ほどではなかったけれどそれなりには降り、私たちが滞在していたVermontや、途中通った2州を含むNew England地方では、60〜70cmとかなりの積雪を記録したそうです。
雪の話題で後回しになってしまいましたが、Okemo Moutain Resortは、小規模ながら、リフトやコースの設備などがわりと新しくて整っており、なかなか居心地のよいスキー場でした。宿泊したコンドミニアムも、コースの途中にあるので、スキーで行き来できましたし、ベッドルーム2つにバスルーム2つ、暖炉のあるリビングルームとキッチン付きのゆったりした作りのわりには、3月で平日ということもあってまずまずの値段でしたし(下線をクリックすると部屋の写真がご覧になれます)。まあ、今回は特別に新雪だったからあんまり参考にならないかもしれませんけれど、評判通り、雪質はいいようでした。規模が小さい分コースの数やバリエーションには劣るかと思いますが、宿泊したところがよかったこともあり、個人的にはKillingtonよりもこちらの方がよかったかなという印象。New York近郊からの距離は、ほぼ同じくらい、だいたい車で4時間半から5時間半くらいです。
Okemo Moutain Resortの情報は、http://www.okemo.com/で。宿泊施設としては、1〜3のベッドルームがあるKettle Brook Condominiumsはおすすめ!
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3月2日(金)  ちょっと早めのひなまつり
KitchoanHinadan3月になりました。出だしから雪がちらついたりして、なんだか気候的にはまだまだ冬みたいな最近のNew Yorkです。店に並んでいる洋服は、もうすっかり春夏物だし、そろそろ春物のセールさえ始まったりしているのですが、袖を通す気分になるには、まだしばらく時間がかかりそうです。で、ひなまつりといえば、やっぱりおひなさま。New Yorkでの立派な雛壇は、ロックフェラーセンターの近くにある和菓子の源 吉兆庵で見ることができます。ここで、ひなまつりには桜もち、5月の端午の節句には柏もちという季節の生菓子を買うのが、わが家の習慣。今年は、また週末からスキーに出かけてしまうため、ちょっと早めに2日に買いに行ったら、なんだかとっても空いていて、ちょっとうれしい誤算でした。いつも、当日、店頭で買うのにかなり待たされたり、個数が多いと予約した方がいいなんていう話も聞いたりしたことがあったので、用事の最初に立ち寄ったのですけれど、お昼過ぎたばかりという時間もよかったのかもしれません。Sakuramochi
いつもは、桜もちを2個とか買うのですが、桜もちと草もち(右)、うぐいすもち(左)がセットになった詰め合わせがあったので、それにしてみました。わが家の小さいおひなさまと一緒に公開。このフェルトで作ったおひなさまも、結婚後、なんだかヒマだったときに雑誌の作り方を見て作った簡単なものなんですが、こんなに毎年ちゃんと飾って、しかも全国(ある意味では全世界!?)に公開するなんて、思ってもみませんでした。一応、空き箱に入れて保存しているのですけれど、フェルトと紙が材料だし、手芸用ボンドとかで簡単に付けてあるだけなので、出してみるとちょっとひん曲がっていたりして、そのゆがみを引っ張って直しつつ、取れた首を差し込んであげて飾っているのです。こちらにいるうちはもってくれるといいのですが・・・HinaDinner
あんまり出かけなかった今週、ネットでお料理のサイトを見ていたりしたのと、義母が送ってくれたNHK「きょうの料理」の本をパラパラめくっていたりしたせいか、なんだか突然、ひなまつりっぽいものを作りたくなり、いつも手抜きの夕食がちょっと特別食(!?)になりました。ひなまつりの祝い膳としては「ちらし寿司」と「はまぐりのお吸い物」が定番なのだそうですが、夫がちらし寿司はあんまり好きではない(ホントは寿司飯を作るのが面倒だった)のと、はまぐりは手に入らなかったので、定番には程遠く、ピンク色がそれっぽい「サケの混ぜご飯」と、トリ肉ベースの「普通のおすまし」になってしまいました。でも、錦糸玉子ときざみのりをあしらったところと、お椀のダイコンとニンジンが梅の形になっているところがそれっぽいかな・・・と。つくねは、昔愛用していたデパ地下で美味しい出来合いを買うこともできないし、トリのひき肉もほとんど売っていない(多分、旧ヤオハンにはあると思われます。)ために、自分でたたいて作るので、見た目よりも手が掛かってる・・・っていうのは海外ならではでしょう? 私は決してお料理が上手でもないし、家事をちゃんとやる方でもないので、料理の写真なんか載せるのはちょっとお恥ずかしいのですが、いつもより手間を掛けたために思わず写真を撮ってしまったのでした。
結構ちゃんとひなまつりしてるじゃん!と思いつつ、なんか足りないかな?と思ったのは甘酒ですが、ふたりともわりと酒粕が苦手なわが家では、日本にいるときから甘酒抜きだったので、これでいいことにしました。
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