★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

UchiwaGoldFish August, 2001 OctopasPalmTree

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●夏はあっさり麺類!
●本物より本物らしいケーキ!?「Whitney Museum of American Art」
●ついに熱波到来!
●灼熱の野球観戦
●まだ間に合うRestaurant Week
●New York in 東京!?



8月27日(月)  New York in 東京!?
Empireそれにしても蒸し暑い東京。先週の終わりくらいからこのところ、友人と会うために出歩く機会が多いのですが、少し歩くだけでジワーッと汗がにじんできて、辛いことったらこの上なし。「でも、7月とかに比べればずいぶんマシなんだよ。」とあちこちでいわれ、次に帰国するときは、絶対冬にしようと今から決意しています。
さて、かれこれ2週間ほど滞在した東京で、またまた新たにNew Yorkモノ(!?)をいくつか発見しました。今回はそれをご紹介してみようと思います。まず、なんといっても、4月にほんのちょっとだけ帰国したときから気になっていたこちらのビル。これって、どう見ても、あのエンパイア・ステート・ビルのパクリ?と思ってしまうのは、私だけでしょうか・・・建築業界で働く夫に聞いたら、NTTドコモのビルなんですってね。一応、斬新なデザインだかなんだかで評判になったらしいと聞いたのですが、首都高を通ったとき、新宿駅の南口を出たとき、何回見ても、やっぱりエンパイアを連想してしまうんですけれども。H&H
先週、現役OLの友人に初めて連れて行ってもらったのが、晴海トリトンという、勝どきに近い新しいビジネスとショッピングの複合エリア。実は、前にいた会社の部署がここのオフィスに移転するので、元同僚の多くも9月からここが勤務地となるのです。夏物セールを物色したり、昔よく行った和風の茶房でお茶したりして、歩き回っているうちに発見したのが、New York Style Cafeという文字。それくらいはよくあるよなーと思いつつ、お店の中をふと見たら、ここではNew Yorkでも定評のあるH & Hのベーグルを売っているではありませんか!H & H のものを輸入しているのか、製法を輸入しているのかはわかりませんが、New Yorkだと1ドル以下のものを1個200円はちょっと暴利かも。とはいっても、本場のベーグルではあるので、興味のある方はお試しください。2Fにある212Kカフェで味わえます。Dean&Deluca
でも、今回いちばんショック(?)というか、びっくりしたのは、銀座のソニープラザですね、やっぱり。ちょっと欲しいものがあって、地下の入口からフラッと入ったら、目の前になんとSOHOのグルメショップDean & Delucaのトートバッグがデンとあって、うちでよく買っている紅茶はじめ数々のオリジナル食品が・・・うらにお店の場所が印刷してあって、New Yorkっぽいからとお土産にもすすめていたチョコレートも各種しっかり取り揃えてありました。値段も、アメリカで2ドル(消費税8.25%は別)のものが280円だからそんなに高いわけじゃあないし。SubwayTs
同じ銀座店の奥の方にはさらにびっくりするものがありました。ただの数字やアルファベット入りのTシャツに見えますが、これ、実は、New Yorkの地下鉄の路線番号をプリントしたTシャツでNew Yorkの公共交通機関Metropolitan Transportation Authority公認グッズのひとつ。お土産物屋さんや、グランドセントラル駅構内のMTA Transit Museumでも売っています。どちらもお店のネームバリューや、その商品の希少性というか価値が、一般にはどれくらいあるのかわからないのでなんともいえませんが、その気になればいつでもNew Yorkモノが手に入ってしまうというのは、結構スゴイ!前々から、感じてはいたのですが、New Yorkだけにあって、東京で手に入らないものなんて本当になかなかないんですよね・・・それをとっても痛感してしまった、今回の一時帰国でもありました。
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8月23日(木)  まだ間に合うRestaurant Week
Chicama残暑お見舞い申し上げます!台風の去った東京には再び暑い日々が戻ってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか? 先週から日本に帰国している私は、もうだいぶ涼しくなったであろうNew Yorkに思いをはせつつ、「これでもだいぶマシになった(!)」という東京の実家で夏を過ごしています。
数日前までは、両親と短い北海道旅行にも出かけ、美味しいお寿司やラーメンなども堪能してきたのですが、お刺身を食べて、ふと思い出したのがこちらのお店。大型のインテリアショップとしては有名なABC Carpet & Homeの一角にあるChicamaというレストランです。同じくお店の一角にあるABC Parlour Cafeについては、Union Square Shopping & Dining Mapでもご紹介していますが、こちらのレストランはおととしあたりにオープンしたちょっと新しいところ。キューバ料理がメインのフュージョン系のレストランで、生の魚はじめ魚介類が豊富となにかで紹介されていたので、先日ランチに出かけてみました。
Cevice Flan
Softshellcrab(上左)セビーチェ
(上右)フラン

(下)ソフトシェル
クラブ
それをあてにして出かけたわけではなかったのですが、実は、このレストラン、6月最終週のRestaurant Weekのランチメニューをまだ継続していて、20.01ドルのランチコースがありました。選択できる前菜の中には、生魚をアレンジしたセビーチェが含まれていたので、迷わずこのコースをオーダー。メインも同じく魚介類のソフトシェルクラブにしてみました。初体験のセビーチェは、ちょっと面白い味でした。お刺身に、ライムやコリアンダーなどのアクセントを効かせ、ココナツを削ったものなどを添えて、食べやすくしたもの。よくある「お刺身サラダ」ともまた違って、あくまで刺身の生魚が主体なので、日本人の口には合うのではないかと思います。かなり変わってはいるけれど、なんだかちょっとクセになるかもしれない味。ソフトシェルクラブも、焼いたバナナが付け合せだったりして、これまたちょっと変わったキューバ風の味付けでした。最後のフランは卵とミルクの正統派焼きプリンの懐かしい味で、見た目通りでした。全体的に量は少なめなので、どれも美味しくいただけました。
トロピカル風のカクテルもいろいろあるし、カウンター席のところには、生魚や貝類などを並べるガラスケースもあったりして、暑い日にちょっと一杯やるのにいいレストランかも。だからなのか、昼間は比較的空いていました。
Chicamaは、18th Street、5th AvenueとMadison Avenueの間。魚のマークの黄色い旗が目印です。または、「ABC Carpet & Home」の店内(1F)からも入れます。Restaurant Weekのコースは、9月3日迄。この他にも、同じように、夏の終わりを告げるLabor Dayまで20.01ドルのランチコースを実施しているレストランが、6月の話題でご紹介したAsia de Cubaなど、いくつかあります。詳しくはhttp://www.restaurantweek.comから、参加レストランリストをご覧になってみてくださいね。
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8月9日(木)  灼熱の野球観戦
ViewFromSeat熱波到来のNew Yorkは、今週は火曜日くらいから毎日、ニュースで「今日は今年いちばんの暑さになります。」といっています。つまり、毎日暑さを更新し、ついに今日は103°(約39℃!) という1977年以来という最高気温を記録してしまいました!こんな日は、もちろん、暑さを避けて涼しいところにいるのがいちばんで、例によって日中は室内にいるようにと、ニュースでもさんざん警告していましたが、こともあろうに、こんな暑さの中、New York Metsのデーゲームを観戦しに、灼熱のShea Stadiumに出かけてしまいました。数少ない平日のデーゲームは、直前にチケットを買ってもかなりよい席が手に入るのでちょっと狙い目で、この日がシェイでは今シーズン最後の平日デーゲームだったのです。対戦相手のMilwaukee Brewersには、トレードで移籍したマック鈴木もいるし、この暑さにもかかわらず、付き合ってくれる友だちがいたので、それぞれちゃんと水のペットボトルを持って出かけました。前の日オンラインで買った席は、予想通り、三塁側のバックネットに近い内野席。試合前には、早くも上半身裸になって、サンオイルを塗りたくってる若者とかもいました。アメリカ人って、どうしてあんなに脱ぐのが好きなんでしょう?ShinjoTalkingShinjoSitting
おそらく、今年は最後の球場観戦となる私にとっては、ナマ新庄も最後。ただ、この暑さだし、今日までのブリュワーズ3連戦は、既に2連勝しているから、今日はレギュラー陣を引っ込めて休養させる可能性も十分考えられました。スコアボードに発表されているラインナップをチェックすると、残念ながら5は見あたりません。今や立派なレギュラー外野手である新庄 剛志選手は、今日はベンチでの試合開始となりました。序盤はさすがに暑いと見えて、ベンチの中で一緒にCMに出ているハワイ出身のBenny Agbayaniとおしゃべり?(写真右) 中盤からは、なぜか帽子をとって、日が当たるベンチの端っこに陣取ってファンサービス?(写真左)ShinjoT
私たちのすぐ前には、新庄Tシャツのファンを発見。この人、日本人でもアジア人でもなくて、普通のアメリカ人のメッツファンでした。試合中に通路を歩いていた男の子に、いきなり「Shinjo Yeah!」と声をかけられたり、低迷メッツにあって、元気なキャラクターと印象に残る活躍で、新庄のポピュラー度はますます増している模様です。
その間、試合は淡々と進んでいましたが、今シーズンはすでにプレーオフ進出もあきらめ、先月末のトレード期限前に次々と主力投手を放出してしまったメッツにあって、もうこの人しかいないというエースAl Leiterが、中盤に1点ずつ3点取られてしまい、気付いたら0 - 3でちょっと押され気味の試合展開。そろそろ、レギュラー陣を出して劣勢挽回にかかるかなーと思いましたが、その心配もなく、準レギュラー陣の頑張りで同点に追いつき、最近好調のJoe McEwingのソロホームランで、終盤ついに4 - 3と勝ち越しました!ShinjoAppearance
新庄も7回から守備堅めで出場、1回だけ打席もまわってきましたが、暑さにやられた?か力のないスイングでピッチャーゴロ。メッツは、リリーフの投手もよく抑え、このまま逃げ切って3連勝を飾りましたが、結局、最後の球場観戦では、新庄 剛志選手の活躍する姿を見ることはできませんでした。また、ちょっと日本人対決も期待されていたマック鈴木は、この日先発に昇格することが決定したそうで、リリーフでの登板はナシ、残念。
それにしても、ホントーに暑かったこの日の球場。後から知ったのですが、この日の球場内の日なたの温度計は120°(約49℃!)を指していたそうで・・・観客席の間には、背中に水のタンクをしょったMr. Met(顔がボールの球団マスコット)や球団職員の人が歩き回り、シャワー口の付いたホースで水を撒いてましたし、野球中継ではなくてNew Yorkの記録的な暑さの取材と思われるマスコミがあちこちでカメラを回していました。カナディアンロッキー旅行で付いてしまった半袖の日焼け跡をとろうと、袖なしで出かけてしまった私の腕は、かなりすごいことになっています。当分、水のシャワーしか浴びられない・・・
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8月8日(水)  ついに熱波到来!
Newsday冷夏だった去年に比べれば暑いけれど、今年の夏もそんなに暑くならないまま終ってしまうのかな・・・なんて思っていたら、大間違いでした。ついに、New Yorkにも熱波が到来してしまいました!来週から猛暑の日本に帰国する私にとっては、暑さの予行演習?と思えなくもありませんが、とにかく、昨日の最高気温は華氏で99°! (華氏−32)÷1.8=摂氏 という公式にあてはめると37℃。なーんだそれくらい今年の日本なら当たり前!と思われる方も多いかもしれませんが、例年より涼しかった去年はここまで気温が上がったことがなく、New Yorkerにとっては2年ぶりの猛暑なのです。さすがに、ローカル紙のひとつNewsdayでは一面がこんな感じでした。夕方過ぎても一向におさまらない暑さに、市営のプールは、いつもよりも終了時間を長くしたそうです。また、予想通り、皆、いっせいにエアコンを最強にして使うので、一部地域では停電してしまったみたい。HeatWave
ニュースでは、「いちばん暑い11時から4時の間はなるべく外出は控えるように。」とかいっていましたが、いくつか用事があったので、まさにその時間帯にちょっとManhattanまで出かけてしまいました。用事を済ませつつ、ところどころで夏物セールが終りつつあるお店をのぞいて涼みながら、ミッドタウンを歩いていたら、ふと見上げたビルの壁面の温度計は95°(35℃)を示していました・・・そりゃあ暑いわけですね。肩に掛けていたナイロンのトートバックが汗ばんだ腕に触れ、気付くと濡れてしまっていて、時々拭いたりしてました。本当にこんな暑さは久しぶり。そういえば、いつも混んでいる五番街のH & Mも心なしか少しすいていたよう。こんなに暑い時に使う移動手段としては、地下鉄よりバスをおすすめします。地下鉄の車両自体はほとんど冷房が効いているのですけれど、駅には冷房が入っていないところが多くて、外以上に不快指数が高く、なかなか電車が来なかったりするとマジに死にそうになります。バスは、効き過ぎのことも多いけれど、とにかく冷房が効いていて快適。渋滞も多く時間があまり測れないので、とても急いでいるときには適しませんが、昨日は全部バスで移動して涼ませてもらいました。
少し涼しくなったと聞いているのですが、日本の暑さはいかがなものなのでしょうか?奇しくも今週の暑さで少しは慣れたと思うのですが、あの湿度の高いムシムシした暑さに、今からちょっとおびえている私なのでした。ちなみに、New Yorkのこの熱波は、今週いっぱい続くようですが、土日にはおさまるようです。
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8月5日(日)  本物より本物らしいケーキ!?「Whitney Museum of American Art」
WhitneyMuseumofArtなんだかはっきりしないお天気が続いた週末、久しぶりにWhitney Museum of American Artに出かけてきました。Metropolitan Museum of Artは会員なので、しょっちゅう出かけますが、Whitney Museum of American ArtSolomon R. Guggenheim Museumなどのモダン・アート系の美術館は、そのときの特別展がよさそうだったら出かけるというくらいの頻度。特に、Whitneyはこのところずいぶんご無沙汰していたような気がします。思いついて行ったのが、土曜日の3時頃で、雲が厚くなり始めていて空模様があやしかったということも影響しているのか、美術館の前には半ブロックほどの行列が。一瞬、「Jacqueline Kennedy」展の悪夢が頭をよぎりましたが、そんなことは全然なく、単に着いた時間がちょうど悪かっただけのようです。しばらく後には、列は跡形もなくなくなっていました。WayneThiebaudPoster
今回のお目当ては、こちら。カリフォルニア在住の画家の特別展「Wayne Thiebaud : A Paintings Retrospective」。このポスターをご覧になって、どこかで見たことある・・・と思った方、もしかしたら、このHPの熱心な読者では? 実は、この特別展、4月にWashington D.C.にお花見旅行に出かけたとき、The Phillip's Collectionで見たものなのです。(D.C.への旅行記はこちらでご覧くださいね。) あのときも、ケーキの質感とかいかにもアメリカらしいモチーフとポップな色使いとかがとても印象に残っていましたし、作者がNew Yorkで創作活動を行っていたからか、メディアでよく取り上げられていたので、もう一度、じっくり見たくなりました。
しばらく並んでチケットを買った後、エレベーターでいちばん上の5階まで上がり、順に下りながら各階の展示を見て行きました。「Wayne Thiebaud : A Paintings Retrospective」は、4階の全フロア。Phillip's Collectionより展示スペースが広く、こちらの方が展示数は多いようで、見た記憶のないパステル画なども何点かありました。見始めた直後、ちょうど美術館員による作品説明が始まったので、なんとなく集まった人々と一緒に、それを聞きながら展示室をまわりました。全部ちゃんと聞き取れたわけではありませんが、80歳を過ぎた(!)今でもカリフォルニアで創作活動中のWayne Thiebaud氏は、裕福ではない家庭で育ち、子供の頃から常にファンシーなものに憧れを抱いていたのだそうです。その象徴が、美味しそうなケーキや、大きなぬいぐるみなどが並んだ射的の商品、色鮮やかなガムボールのマシンなど。それらがどれも、ちょっと低い子供の視点で描かれているというのがその現れ。このところ描いているカリフォルニアの風景に、実際にはありえないパステルカラーを用いたりしているのも、やはり夢の中のような明るさを投影しているからなのだそうです。AroundtheCake
でも、なんといっても彼の作品の中で人気があるのは、油絵の具でバタークリームのあのべっとりした質感を見事に表したケーキの数々。こちらの「Around the Cake」という作品は、シフォンケーキのまわりに白いクリームをたっぷり塗った質感が、本物以上に本物らしくて美味しそう。見ていると思わず、こういうケーキを食べたくなってしまいますよね・・・と誰もが同じことを考えるらしく、この美術館の地下にあるSarabeth'sでは、なんとこのケーキを実際に作ってしまいました!New York Timesの記事に出ていて、残念ながら試してはいないのですが、1スライス6.75ドルで、地下のカフェで食べることができます。この作品は、1962年のものなので、きっと当時はただのスポンジケーキにバタークリームをたっぷり塗り、申し訳程度にイチゴをポンと置いただけの、甘いばかりのケーキなのでしょうけれど、現代版はチョコレートにオレンジやコーヒーの風味も入れたちょっと凝った味のよう。実物(絵)をじっくり目で味わってから、時間のある方は、どうぞレプリカ(ケーキ)を舌で味わってみてください。
Wayne Thiebaud : A Paintings Retrospective」は、9月23日迄。上記のケーキがメニューにあるのも、同じく9月23日迄です。美術館の開館時間等は、http://www.whitney.org/ でご確認ください。
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8月2日(木)  夏はあっさり麺類!
8月になりました。このところちょっと涼しかったかな?というNew Yorkも、また暑さがぶり返して来て、不穏な雷雲とともに、まだしばらく不安定な夏らしいお天気が続きそうです。今年の日本の暑さよりはずっとマシなのでしょうけれど、やっぱり暑い時は食欲が落ちがちで、こってりたっぷりのアメリカ料理は避けたいもの。できれば、スルスルっとお腹に入る麺類なんかはうれしいところ。冷たいトマトのカッペリーニなんていうのもカッコいいかもしれないけれど、やっぱりちょっと違う・・・ということで、最近、評判の日本食屋さんの麺を食べに行ったのでちょっとご紹介してみます。SakaguraCounter
まずは、Manhattanに住んでいたときに激近だった「酒蔵」というお店のソバ。名前の通り、日本酒の豊富さは定評があり、カウンター席の前にはズラリと一升瓶が並んでいます。もちろん、酒好きの日本人の間では有名なお店ですが、モダンな内装のお店は飲み屋というよりはレストランといった雰囲気だし、おつまみもなかなか美味しいと評判だったので、お酒があんまり飲めない私たちでも、おつまみを食べに行ったことがありました。そうそう、少し前に、現Boston Redsoxの野茂 英雄投手をこの店で見かけたという情報も!SakaguraSoba
そのいかにも呑み助用のお店が、最近、ソバがメインのランチを始めたのでした。なぜソバ?と思ったら、このお店、イーストビレッジにあり、わが家でもちょいちょい行く「蕎麦屋」(場所などはお気に入りレストランでご覧くださいね。)と同じ経営らしいです。New York近郊では、毎日やっている日本語放送で必ずコマーシャルが入るので、気になっていた方も多いのでは? 夜のおつまみもまあお値段は高めですが、昼間も同じ。写真のソバのランチセットは、おさしみやうずらのゆで卵が中に入った卵焼き、焼きジャケ、板わさなどに、ざるか温かいそばというメニュー。これに、デザートのわらび餅が付いて、20ドル。量は少なめなので女性でも十分大丈夫。ただ、おソバがちょっと冷やしすぎかな?という感じで、かなり硬めでした。まあ、ふにゃふにゃの柔らかいのよりは好みなんですけれどもね。外は暑くても、店内は冷房が結構効いているので、温かいソバでもよかったかな?今度はそっちにしてみます。ChikubuNoodle
そして、もうひとつがこちら。New York近郊に在住の日本人には絶大なる人気を誇る「竹生」の幻のラーメン!別にそんなに大げさなものでもないのですけれど、このラーメン、通常のメニューにあるものではなく、金曜日と土曜日のスペシャルなのだとか。前々から噂を聞いて、無類の麺好きの夫が食べたい!食べたい!といっていたものの、なかなかチャンスがなく、ようやくありつくことができたのでした。ご飯とおひたし、小鉢がついたラーメンセットで15ドル弱くらい。関西風の味付けで、色のわりにはだしが効いていてしつこくないスープと、柔らかい自家製チャーシューは絶品。夫はすっかりファンになってしまったのでした。金曜日はランチでもOKかもしれませんが、土曜日は夜のみ。うちでは、行く前に今日はラーメンがあるかどうかを聞いてから出かけました。
他の普通の料理も上品な関西風で、前にここでおソバを食べた義母が、美味しいと感激していました。量は少なめでお値段もやや高め?かもしれません。今年は逃してしまったのですけれど、7月下旬の土用の丑の日に恒例の5ドルのうな重ランチを出すのは有名。私も、以前、しっかり並んで食べたことがあります。
どちらも、場所的にはグランドセントラル駅の近く。ほっとする日本人のウエイトレス、ウエイターさんの純日本的なお店です。日本からいらっしゃる方にはあんまり感激はない?と思いますが、アメリカ在住だったら、試す価値あり!ちょっと日本らしい麺類を食べたいときにどうぞ。
酒蔵 Saka Gura
211 East 43rd Street (bet. 2nd & 3rd Aves.)
211と入口にあるビルの地下1F
Tel.212-953-7253
※ランチ 月-金 12:00〜、ディナー 17:00〜(土日 18:00〜)
竹生 Chikubu
12 East 44th Street (bet. Madison & 5th Aves.)
Tel.212-818-0715
※ランチ 月-金 11:30〜、ディナー 月-土 17:30〜
ラーメンは金・土のみ、日曜休
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