WHAT'S UP ? in New
York 
April,2001 

先週のイチロー観戦に続き、またもやNew York近郊在住の日本人が大挙して押し寄せるイベント、Brooklyn Botanic Gardenの桜まつりが今週末に行われました。植物園のHPに、桜の開花状況が更新されていたのですが、ぎりぎりまで満開ではなかったのに、土曜日の朝に満開印に変わり、それならと今年もまた地下鉄に乗ってでかけてきました。駅を降りて階段を上がっていくと、すぐの入口のところになにやら長蛇の列。イベント開催に加えて、この雲ひとつないお天気。見たことのない行列におののきつつ、最後尾に着くのも面倒くさかったので、年間入場パスを持っている人専用らしき入口のところで係のお姉さんに聞いたら「ふたりで6ドル。」といわれ、お金を出したらそのまま入れてもらえてしまいました。ラッキー。



日本の皆さんもすでにご存じの通り、Seattle
Marinersのイチローは開幕から、予想通りというか予想以上というか、とにかく大活躍。アメリカン・リーグ西地区の首位をひた走るマリナーズの快進撃は、彼と忘れちゃいけない大魔神・佐々木 主浩投手の活躍に負うところが大きいのです。で、そのSeattle Marinersが3年連続ワールド・チャンピオンの王者New York Yankeesと対戦するため、New
Yorkにやって来ました!New York
Timesをはじめとする地元紙もこのところ、連日、気になる新兵器?イチローについて連日特集記事が出る始末。そりゃあ、ルーキーといったって、日本のプロ野球界では、押しも押されぬNo.1の選手なわけですから、これくらいの活躍は当たり前!とはいいつつも、ここまで活躍して注目度も高まると、なんだか同じ在米日本人ということだけで誇らしくなってしまいますね。

ということで、行ってまいりました!ヤンキースタジアム。ナイターにはあいにくのかなり肌寒い夜だったのですが、もちろんイチローは元気いっぱい。席が三塁側のかなりグラウンドに近い位置だったため、マリナーズの試合前のウォームアップは間近で見ることができました。日本でプレーしていたときよりも、筋力アップして10キロくらい体重を増やしたというイチロー。確かに顔は小さいけれど(!)、他のプレーヤーと比べて華奢という印象はありません。あ、でも、ウエストはやっぱり細いかな。
マリナーズ先勝で迎えた3連戦の中日、試合は、ヤンキースの左腕、Andy
Pettitteが先頭打者のイチローから3者三振という快投で始まり、今日は苦戦?・・・という雰囲気で始まったものの、エラーなどであっという間にマリナーズが5点をリード。イチローも2死二塁からゴロでセンター前に抜けるタイムリーヒットを打ちました。ところが、そこは王者・ヤンキース、簡単には勝たせてくれません。結局、5回までに同点に追いつき、試合は昨日同様、終盤の勝負となりました。
こうなると、当然この人の出番!9回裏には、すでに10セーブをあげ、両リーグのトップを走る守護神佐々木登場。二塁打を打たれてヒヤっとする場面はありましたが、後続を打ち取り、無事11セーブ目をあげました。それにしても、強い!マリナーズ。去年のアメリカン・リーグの決勝で、赤子の手をひねるように簡単にやられてしまったヤンキースに対して、2連勝です。しかも、Roger
Clemens、Andy
Pettitteという、左右のエースを倒しての連勝は大きいかも。



トビラのページでご紹介しているように、ちょっと事情があって、今、日本の実家にいて、まだ、時差ボケ中。今年は飛行機の中でイースター迎えてしまいました。正確にいうと、時差の関係で15日の日曜日はほとんどナシ。14日の午後一にJFKを飛び立った便が成田の新東京国際空港に着いたのは、15日の夕方でした。まだ、風はちょっと冷たいながら、雰囲気だけはすっかり春のNew
York。明るい日差しの中にたたずむエンパイアステートビルディングや、イースター恒例のエッグハント(隠した卵を探す遊び)に近所の公園に集まった子供たちなどを横目に見ながら、空港に直行、あっという間に日本に来てしまいました。道々、横切ったManhattanの街中は、そろそろ街路樹や植え込みの花々も咲き始めていて、帰ったら早速、桜も含めてお花見に繰り出さねば・・・と、車中からしか眺められないことがもどかしいくらいでした。
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The Legend of Bagger
Vance バガー・ヴァンスの伝説 |
Will Smith, Matt Damon, Charlize
Theron (日本語字幕) |
1931年のアメリカ南部が舞台で、豪華な顔ぶれのわりには、アメリカ国内での評価はイマイチだった作品。ゴルフ好きの人なら結構楽しめるかも。クラシカルなお嬢様風衣装が似合うセロンがきれい。 |
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Proof of
Life プルーフオブライフ |
Meg Ryan, Russel Crowe, David
Morse (日本語吹き替え) |
メグとラッセルのラブラブ光線は、期待したほどではありませんでした。ラッセルは予想通り、超ストイックで渋すぎる役回り。誘拐されるメグのだんなの石油会社のボスがブッシュ現大統領にソックリなのは、テキサスだから? |
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O Brother, オー・ブラザー! |
George Clooney, John Turturro, Tim Blake
Nelson, Holly Hunter (日本語吹き替え) |
G.クルーニがゴールデングローブを受賞したコメディ。確かになかなかの熱演です。それにしても、噂通りC.ゲーブルにソックリ!のんびりした映画なので、途中で寝てしまいました・・・数シーンしか出番がなかったにもかかわらず、奥さん役のH.ハンターはやっぱり存在感ありました。 |
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Billy
Elliot リトル・ダンサー |
Jamie Bell, Julie Walters, Gary
Lewis (日本語吹き替え) |
これは文句なくいい映画でした!イギリス映画独特の間や音楽など、やっぱりハリウッド物とはかなり違うかも。なんといっても、主役のジェイミーは生き生きしていて、眉間にしわを寄せた顔すらキュート。レジメンタルタイやチェックのいかにもイギリスっぽい制服もステキでしたし、後にゲイの道に走るマイケルの美少年ぶりも印象的。 |
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The 6th
Day シックスデイズ |
Arnold Schwarzenegger, Robert Duvall, Tony
Goldwyn (日本語吹き替え) |
日本では依然人気を誇るシュワちゃんですが、特撮モノもそろそろマンネリ化しつつあり、なんだかイマイチ。ドンデン返しらしき仕掛けもそうでもないし、結末も予想できちゃうし。開始時間の関係で、最後はこれしか見られなかったのです・・・ |
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