★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

AmericanBeanieAmericanPie July,2000 WatermelonMorningglory

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●夏物バーゲン
●お気に入りのCMキャラクター
●ローラーボード・ブーム!?
●カウ・ハンター!?
●西海岸北部旅行報告
続き(7月前半の話題)を見る・・・



7月31日(月)  西海岸北部旅行報告
SeattleView皆さん、ごぶさたいたしました!1週間の旅行から戻り、荷物や大量の洗濯物を片付けたところ。200枚以上撮ったデジカメの写真もおおまかな整理だけしました。今回の旅行は、前から行ってみたかったSeattleから、北上して国境を越え、最後はカナダの中核都市のひとつVancouverまで行くというコース。基本的には車での移動だったのですが、途中、3回もフェリーに乗りました。
Seattleは、いつもコメディドラマのFrasierで見ていて、実際に見てみたかったUFOみたいな建物Space Needleにも上ったし、高台から夜景も楽しみました。3日間とも通ってしまったマーケットPike Place Marketはこの街に住みたくなってしまうほどの充実度がうらやましかったし、シーフードも美味しかったです。VictoriaFlowers
うっそうとした森林のOlympic National Park(オリンピック国立公園)を経由して、フェリーで国境を越えて入ったカナダのVictoriaは、それはそれは美しい街でした。色とりどりの花が咲きそろう、まさに最高のシーズンだったので、ちょっと郊外のButchart Gardensは、花の洪水のようでした。よく手入れされた庭にあらゆる種類の花々が咲いていて、天国でもこれほどの花園はないであろうと思えるほどの見事さ。その庭を見ながらいただいたアフターヌーン・ティーもよかったですし、当初の予定を変更して泊まったお城のようなホテルThe Empressの宿泊者専用ロビーでの贅沢なアフターヌーン・ティーも優雅なひとときでした。そんなに広い街ではないからと、1泊しかしなかったのがちょっと残念・・・
それでも、Victoriaでかなりゆっくりしてしまった余波で、駆け足になってしまったVancouverでは、すごい勢いでいろいろ周りました。市民の憩いの場Stanley Parkでは、二人乗りの自転車を借りて、絶好の青空の下、緑の中のサイクリングを楽しみました。日本人の若い女性がびっくりするほどたくさんいたRobson Streetもちょっと冷やかしましたし、石畳の古い街並みGastownも歩いてみました。都会ながら山も海もすぐ近くにあるこの街は、ちょっと札幌や函館のような日本の北の街に似た雰囲気もあって、Seattle同様、とても暮らしやすそうな感じがしました。ここも、2泊といっても、最初の日はほとんど移動だったので、もう少しゆっくり、郊外まで足を伸ばしたりもしてみたかったです。VancouverFireworks
そして、最終日の夜は、なんと偶然、Vancouverを上げての花火大会当日でした。最後の夜は夕日を見ながらディナーと洒落込もうと、前日に西側のEnglish Bayに面したレストランに電話したら予約でいっぱいとのこと、それは、このイベントのせいだったのです。夜10時から始まる花火に、ほんのちょっと前に大勢の人々とともに海岸べりにある公園まで歩いて行き、広い砂浜に座って花火を楽しむことができました。何時間も前から、暑いアスファルトの路上で待っていなくてはいけないNew Yorkの花火とは大違い!
太平洋岸の北部は、気候が不安定で雨が多く、傘は手放せないと聞いていましたが、幸い、雨に降られたのは移動しているときだったりして、あまり傘もささずにすんでしまいました。おまけに、ちょうど高気圧が来ていて、気温も予想よりずっと高く、快適に過ごすことができました。8日間で4都市というのはちょっと欲張ってしまったかな?という感じでしたが、どこもそこそこ楽しめたので、全体的には満足です。旅行記の方も徐々に作成中。今回は、写真がなかなかきれいですので、お楽しみに!
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7月22日(土)  カウ・ハンター!?
CowParadeNYTimes皆さんご存じの通り、最近、いちばん頻繁に更新しているのは、「HAVE FUN!!」の中のCow Parade New York 2000のページ。最初の頃は、街中を歩いていると必ず新しいウシを発見してしまうので、忘れないうちに更新しなくちゃ・・・と思ってやっていたのですが、最近は、もうその域を脱して(?)新しいエリアにウシを捜し求めて出向くようにさえなりました。英会話のときに、このNew York Timesの記事を取り上げたので、その話題になり、私はすでに目撃したウシの数が160頭くらいになったけれど、そんなにたくさん見たのは私が「Cow Watcher」だからだと言ったら、「それは、あなたCow Hunterよ。」と言われてしまいました。確かに、獲物を求め歩くのですから、「ハンター」の方が近いですね。
イベント自体は、6月中旬に開始されたものの、製作の遅れか、設置作業の遅れかよくわかりませんが、7月も中旬あたりになって、ようやくウシが出揃ったと思われるので、近頃、遅ればせながら新聞でも特集が組まれたり、テレビのニュースで映されたりすることが多くなりました。このNew York Timesの記事では、イベントに対する考察が、ウシのタイトル同様、MooだとかCowだとかの語呂合わせを使った表現でまとめられていました。CowCheckingPeople
この記事によると、あまりに多くの観光客がウシを記念に撮影しているとありましたが、それもさることながら、実は、Cow Hunterは、ここに住んでいる人の中にも結構いるのです。週末は、子供連れの家族や観光で訪れた人などで、ウシの周りに人がたくさんいるので、真のCow Hunter(!)は、平日の昼間に出現します。私がひとりでフラッと出かけ、新しいウシを発見して、喜んで写真を撮り、名前をチェックしていると、同じように名前のプレートをチェックしている人とたまに出会います。すわ、ライバル出現!?と思いつつ、ニッコリしてみたりすると、やはり同じハンター同士であることがわかったりします。何人かお会いした人の多くは、私と同じように平日の昼間に時間があるリタイヤされた人たち。あるおばあさん(っていっても、かなりかくしゃくとした若々しい白髪のご婦人でした。)は、リタイヤして家にいてもつまらないし、この夏は、せっかくの機会なので、New York City中のウシを全部見ることを自分で課題にして楽しんでいるのだと話してくれました。運動にもなるし、いろいろなウシが見られて一石二鳥とのこと。このおばあさん、BrooklynやQueensにも行っていて、見たウシの名前を全部ノートに書き留めているのです。大学ノートくらいの大きさのノートが、もう何ページにも渡っていただけあって、とっても詳しい!セントラルパークの入り口のところで写真を撮っているときに出会ったのですが、その付近にあるウシの場所を全部教えてくれました!また、写真を撮っていたあるおじいさんは、名前をメモしている私に、「この情報は、ホームページに出ているんだよ、知ってる?」と話し掛けて来たので、「あ、知ってる、cowparade.netでしょ?」と言ったら、「そうそう。」とニッコリしていました。こういう共通の趣味(?)があると、別に堪能な英語でなくても、それなりに盛り上がってお話ができてしまうので、なかなか楽しいです。BaseballCardCowZoom
それから、最近の発見は、Avenue of the AmericasにあるCard Cow-lectorというベースボール・カードを貼り付けたウシの中に、なんと、ヤンキース時代の伊良部投手のカードがあったこと!これがズームの写真ですが、中央のピッチングフォームとその左の笑顔があるのがそうです。アメリカでは、ベースボール・カードというのは、たくさんのコレクターがいる人気の蒐集品のひとつで、古くて貴重なものだとびっくりするような値段が付いています。このウシを発見したときに、カードが本物かしら?というのと、どういう選手のカードなのかと思って、しげしげと眺めていたら、わりとわかりやすいところに伊良部投手のがありました。他は、名前も知らないような昔の選手のものが多かったりしたので、ちょっとだけ不思議ですが、きっとNew York在住のアーティストが作成したので、手に入りやすかったヤンキースのカードも使ったのではないかと予想しています。
工事中だった場所に移動されたり、まだまだたくさんのウシが置き去りにされていたグランドセントラル駅近くの製作現場から運び出されたものがあったりして、このところ、また少し展示されているものが増えたようです。展示が終わるLabor Dayの9月4日まで、あと1ヶ月少々。私を含めたハンターたちのウシ追いはまだまだ続きます・・・
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7月21日(金)  ローラーボード・ブーム!?
ScooterGirl少し前から、Manhattanでもよく見かけるようになったこの乗り物、子供番組Teletubbiesでいちばん小さいPoが乗ってるヤツ(イメージはこちらでどうぞ。)・・・という認識でいた私は、これが日本でとっても流行っているということを知ったのは、かなり後になってからでした。そういえば、日本人の若者がたくさんいるEast Villageあたりで見たのが最初かもしれません。最初は、Poが呼んでいるまま、これはスクーターというのだと思っていたのですが、どうもRollerboard(ローラーボード)という商品名で売っているようですね。日本でもそう呼んでいるのでしょうか???(ちゃんとした通称をご存じの方、教えてください。)で、今は、ご覧のように、金髪のお姉さんもセントラルパークで乗っていたりするし、街を歩いていると、何回かそのローラーボードに乗った人とすれ違ったりするわけです。ScooterBoy
たまーにですが、このテの足でこぐ単純なタイプではなくて、ちゃんとエンジンらしきものが付いているものも見かけます。この前は、きちんとスーツを着て、Park Avenueを通勤しているお兄さんを見かけました。さすがに、エンジン付きだと車道を走っていますが、足こぎタイプだと、歩道を走っている人も多くて、お子さん連れの人にいわせると、ちょっと危ないとか。
ただ、大人が乗っているのは比較的少なく、どちらかというと愛好者は圧倒的に小学生くらいの子供たち。子供がたくさん集まりそうな場所に行くと、一度、手放したら、きっとどれが誰のかわからなくなってしまうくらい、みんながこれに乗って遊んでいます。この前、大事そうにかかえて、お母さんと一緒にバスに乗ってきた女の子の持っていたのを見たら、ちゃんと足を乗せるところの裏側に、大きく彼女の名前が書いてありました。そうでもしないと獲られちゃいそうですからね。RazorShop
今では、スポーツショップや、流行りモノを扱う店には、どこでもローラーボードが置いてありますが、ブランド名としては、このRAZORというのが、圧倒的大多数を占めています。色も、透明なオレンジと揃っていて、かわいいし、デザインもスマート。売り出した頃は、定価が100ドル以上だったので、子供のおもちゃとしてはちょっと高級な部類でしたが、最近は流行で数が出るらしく、99ドルなんていうお店もチラホラ出始めました。razor.comの他、57th Streetに店舗があるsharperimage.comなどのオンラインショップでも99.95ドルというセール価格で販売しています。そして、まがい物ではひけをとらないChinatownに行けば、似たようなのが数10ドルで売っていたりも。
日本では若者を中心にすごく人気があると聞いたのですが、自転車すら車道を走らなくてはいけないNew Yorkでは、やっぱり危ないので、一般に普及するのはちょっと厳しそう。セントラルパークでも、ランニング以外では、ローラーブレーダーとサイクリングの人がほとんどで、ローラーボードの人はごくごく少数派です。きっと、そんなに速度が出ないし、運動としてはイマイチだからでしょうね。どうも、アメリカ国内では、Los Angelesなどの西海岸の方が、より流行っているようです。ちなみに、私が住んでいるNew Jersey近辺では、残念ながら全く見かけません・・・これもやはり流行最先端を行く都会と郊外の差なのかしらん・・・
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7月18日(水)  お気に入りのCMキャラクター
PetsDotComPosterセールもそろそろ終わりに近くなり、商品が残骸っぽくなってきた今日この頃、観光客は増えているようですが、働いている人たちはなんとなく夏休みモード。うちも来週、夏休みで旅行に出かけるので、なんとなくそわそわした感じで過ごしています。
さて、去年から引き続きNew Yorkのみならず、全米での人気キャラクターといえば、ペット用品のオンラインショップpets.comのCMに登場しているぬいぐるみのワンちゃん。テレビCMでは、配達のトラックに一緒に乗り込んだり、Dog Runの中で大勢の犬に囲まれた遊んだり、ネコちゃん達と一緒に食事したり・・・といろいろな場面に登場しています。前にChelseaにあった巨大ポスターでは、熱帯魚と一緒に泳いでいました。SockPuppet
去年のサンクスギビングのパレードにも登場しましたし(去年の11月の話題をご覧くださいね。)、問い合わせが殺到したそうですが、彼には特別な名前はなく、ただ靴下で作ったぬいぐるみを意味するSock Puppetといいます。首には人間の腕時計をしていて、マイクを持っており、出かけた先でペットにインタビューしています。その姿から、ついこの前のティーンエイジャーが選ぶ、好きなテレビ司会者ベスト10にMTVの人気MCや人気クイズ番組の司会者などに混じって堂々選出されたとか!?
今まで、pets.comではキャラクターグッズは販売していましたが、そのものはありませんでした。でも、熱烈なリクエストに応じて、6月末からぬいぐるみ自体を作成して販売開始。夫婦揃ってこれが大好きだったわが家では、利益の一部がかわいそうな動物を救う基金に回されるとのことで、ちょっと高かったけれど(20ドル)一体買ってしまいました!大人の腕にちょうどの大きさで、首の腕時計はフェイクですが、ほとんどCM通りの容貌です。LibyandSockPuppet
どうしても、CMみたいなことがしたくって、先日、ネコを飼っているお宅にお呼ばれしたときに、持っていって写真撮影会をしてしまいました!Sock Puppetの突撃インタビューにちょっとひるんでいる様子なのは、アビシニアンのリビィちゃんです。最初は見知らぬ訪問者に引き気味だったリビィも、後からは、置きっ放しにしておいたSock Puppetに自分からすり寄っていったりしていました。本当の靴下みたいな、タオルのような素材で出来ているので、慣れると気持ちいいのかもしれませんね。しばらく遊んでいたら、実家にいる老猫ミーちゃんを思い出し、すっかりネコを飼いたくなってしまいました・・・
同じくイヌの人気キャラクターといえば、メキシカン・ファーストフードのTaco Bellのチワワがいますが、残念ながら、こちらはそろそろキャラクター交代なのだそうです。ぬいぐるみやTシャツなどのキャラクターグッズもたくさんあるし、なによりこのCMのおかげでチワワを買う人がとても増えた!ということまでいわれているので、チワワ降板を惜しむ人は多そうですね。
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7月14日(金)  夏物バーゲン
SaleWindowそろそろ夏も盛りという今日この頃、New York一帯では、6月末から始まった夏物バーゲンが独立記念日の連休をすぎて、そろそろ終焉を迎えつつあります。ちょこちょこのぞいてはいたものの、夫と一緒で待たせるのが悪かったり、すでに生活雑貨で荷物がいっぱいだったりして、なかなか本格的にチェックすることができずにいましたが、遅ればせながらようやく金曜日に友達と五番街などを中心にセールめぐりをしました。SaksFifthAvenue
この時期、SALEの文字が見られないお店はほとんどありません。五番街の高級デパートSaks Fifth Avenueですら、臆面なく(?)堂々とショーウィンドウ全面を使ってアピールしていました。突発的な強い雨を逃れ、引きつけられるように中に入ったら、確かに1階のバッグ売り場から一部に40%オフのステッカーが。とはいっても、これは!というものもなくて、上の洋服売り場に行きました。ここは、背の低い人用のペティート専用フロアもありますが、そちらはあまり品数がなく、普通の売り場の方がずーっと品数豊富ではあります。ただ、どちらもそれほどの盛況ぶりは見せておらず、人だかりがすごかったのが靴売り場!フェラガモをはじめ、シャネルなども含む一流ブランドの靴が30〜40%くらいオフになっているとあって、たくさんあるソファは靴を試す人で満杯状態。このデパートでは、靴は片方しか置いてないので、たとえサイズがあっても店員さんに持ってきてもらう方式なので、靴の箱をいくつもかかえた店員さんが右往左往していました。友達はフェラガモのサンダルを税込みで120ドル強でお買い上げ。これはよい買い物でしょう。H&M
ただでさえ流行の服が激安で大人気のH & Mも、なんと50%オフだそうで、ここはいつにも増してものすごい人でした。もともと、このお店には平日の午前中しか行かないと決めていますし(そのときはすでに午後だった。)、オフにならなくても買ってしまうお店なので、さすがに今回はパス。もう少し北上して、Brooks Brothersをチェック。やっぱり豊富なメンズはセールもおトク感が強くて、スーツの他、Yシャツが25ドルというのは買い!を思わせる値段でした。さらに、普段は足を踏み入れない超高級デパートBergdorf Goodmanにも勢いで入ったり、人がたくさんいたPRADAFENDIGucciなども見学(!?)。フェンディには日本からの観光客とおぼしき若い女性がたむろしていました。人気のバゲットやマンマバゲットもセールで出ていましたが、白っぽいキャンバス地のものや、はっきりした色のニットものなどで、定番ぽいものはなし。もともとの価格が価格なので、値引率がそれなりでも、まあ高価ですよね。本当に小さいもので、250ドルくらいからでした。やっぱりちょっと縁がないかしらん・・・
結局、午後いっぱい費やして、個人的に買ったのは綿ニット1枚だけという主婦らしい堅実な成果(?)でしたが、普段入れないような高級ショップをチェックしたり、いろいろ見て迷って買うかどうか決めるというあのプロセスが楽しかったりするので、やっぱり夏と冬のセールめぐりはやめられません!
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