★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

February,2000

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●バレンタイン・ギフト
●Happy Valentine's Day!!
●スキー旅行報告
●注目裁判の結末
●ブルックリン美術館「江戸百景」
●Tax Free制度開始!!
続き(2月前半の話題)を見る・・・



2月29日(火)  衣類のTax Free制度開始!!
SaksFifthWindow今日は4年に一度の2月29日、こちらのテレビでも日本はずいぶん心配していて不測の事態に備えているらしいというニュースを放送していましたが、何事もなかったのでしょうか?さて、ここでお買い物目当てのみなさんにうれしいニュース!明日3月1日から、New York Cityでは110ドル以下の衣料と靴が非課税になります。ローカルニュースでは、朝からずっとこのニュースをやっているので、気のせいか衣料店は人が少なめ。明日になれば、8.25%分が安く買えるわけですからね。Saks Fifth Avenueなど、デパートのウィンドウもすっかり春模様ですが、今日は見てるだけ・・・の人が多かったです。といっても、ここだと110ドルより高い該当外のものの方が多いかもしれませんけどね。BenetonWindow
春夏物になると、一気に色が明るくなりますが、今年はどこでも花柄が全面に出されています。スカートも膝丈で柔らかい素材の女らしいタイプが主流。前にBloomingdalesの中の、スポーティーな感じで若者を中心に絶対的な人気を誇るTOMMY HILFIGERで懐かしのリバティ・プリントと見まがうばかりのコットンシャツを見たときにはちょっとびっくりしましたが、同じような小花柄のデザインがあちこちで出始めました。スモッグみたいな襟元をヒモで締めるデザインや、パフスリーブ、フリルものなんかも結構出てますが、「かわいい」よりも「カッコいい」、「パステル」より「モノトーン」を好むNew Yorkerに、こういうタイプがどこまで受け入れられるのかなーとちょっと思ってしまったりしています。
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2月26日(土)  ブルックリン美術館「江戸百景」
BMA新年から面白そうな特別展がめじろ押しのNew York、今日はBrooklyn Museum of Art(ブルックリン美術館)で先週から始まった「Hiroshige:One Hundred Famous View of Edo」を見に出かけてきました。「Hiroshige」とは、歌川広重(日本では「安藤広重」と言われることが多いようです。)のことで、この美術館が所蔵している「江戸百景」の版画を一挙に総公開しているのです。正確には118枚あるこのシリーズを完全な形で保存しているのは全米で唯一だそうで、また、作品の品質上とても痛みやすいデリケートなものなので、全て公開することはめったにないとのこと。日本にいると、そんなに興味も沸かなかったのでしょうが、こちらにいるとやっぱり日本のものがどのように紹介されているのかもとても興味があって、すぐ出かけてしまいました。
ブルックリン美術館は、秋の「SENSATION」以来ですが、いつもなかなか興味深い特別展が開催されるので、Metropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)に次ぐ頻度で訪れている美術館になりました。HiroshigeExhibition
今回は、たまたま時間がちょうど合ったので、無料のガイド・ツアーに参加してみました。ガイドはボランティアの方で、とても品のいいおじいさん。この方があなどるなかれ、なかなかすごい知識量で、日本人の私たちもびっくりの奥深い説明をしてくれました。まず最初は、入口のところに書いてあった、広重が生涯を送った江戸時代末期の江戸の様子の説明から始まりました。その途中で、私たちが日本人であることがバレてしまい(?)、以後も「日本では今もこういう風習があるの?」とか聞かれたり、「これは日本では一般的なことなんでしょうね。」と同意を求められたりして、ちょっと戸惑ったりしました。
当時は、江戸土産や訪れた記念の絵葉書、写真としてのニーズが高かったことから、これらの版画は四季折々の風景を描いており、展示も四季に分けてありました。その中からいくつか代表的なものをいくつかピックアップして説明してくれましたが、よく知らない当時の風習などを描いたものについては、それらをアメリカ人から説明されるのが、なんだか日本人として恥ずかしいような不思議な感じがしました。
GoghWorksでも、これらの版画の価値が大きく認められたのは、なんといってもその斬新な構図でした。印象派の画家たちが、これらを見て衝撃を受け、こぞってその手法を取り入れたものですが、確かにズラーっと並べられたものを見て回っても、かなり大胆で奇抜な構図のものが多々ありました。例えば、ポスターにも使われている作品で、近くにある梅の枝を中央に描き、その背景に他の梅の木や花見見物している人々を描いたもの(写真はこちら)などは、ゴッホがそのまま油絵で模写した作品のコピーも展示してありました。また、景色や物をまるで窓から見たように一部をトリミングした状態で描いていたり、実際に窓から見た景色を描いたものなどは、以降のあらゆる絵画に影響を与えたといっても過言ではないといわれています。その他では、地名はもちろんのこと、版を刷った後、刷毛を掃いて作る「ぼかし」については、そのまま「bokashi」という言葉が使われていたり、「大名」は「Daimyo」のままだったりして、ところどころにローマ字日本語が登場しているのも面白かったです。
その頃の江戸の中心は完全に隅田川を中心とする下町で、百景のほとんどもその地域に集中していて、数枚あった夫の実家のある目黒の景色など、もうかなり離れたド田舎(?)という感じでした。それにしても、生まれも育ちも東京である私が、ここNew Yorkで東京について新たな知識を得るなんて想像もしていなかっただけに、この展示では、新鮮な驚きと発見が得られました。
Hiroshige:One Hundred Famous View of Edo」は、4月23日まで開催中。ガイド・ツアーは、土日に適宜行われるようなので、上記HPなどでご確認ください。
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2月25日(金)  注目裁判の結末
DialloTrialPaper今日、1週間以上にわたって開かれていたNew Yorkで最も注目されていた裁判の評決が出ました。事件は、今からちょうど1年前、Bronxの犯罪多発地帯で、NYPD(New York City Police Department)の特別ユニットに属する警官4人が武器を持っていないアフリカからの移民の青年Amadou Dialloに合計41発(被害者に当たったのは19発)も発砲し、殺してしまったというものでした。事件当時から、警官の過剰な発砲に世論は厳しく、勤務中の警官が初めて殺人罪に問われるか?という雰囲気でした。青年が英語があまりよく出来ない黒人で、武器は全く持っていなかったこと、また犯罪歴は全くなかったことなどから、マイノリティ問題に敏感なNew Yorkの市民たちは、NYPDに対して抗議デモを繰り返して来ました。
この注目度の高さに、異例のことですが、裁判自体がテレビで生中継されたのです! 初めて自らの過ちを認めるような発言をした被告の警官の姿や、弁護側と検察側の弁護士による激しい応酬など、まさに下手な小説よりよっぽど見ごたえのあるドラマでした。難しい単語も多くて全部はとてもわからないものの、その迫力は十分伝わってくるので、法廷小説好きの私は、出きる限り裁判の中継生放送を見ていました。起訴された「第2級殺人罪」というのは、ちょっと厳しい感じがしましたが、「過失致死罪」などそれに準ずる刑もありえるのかとは思っていました。
DailyNews0226NYPost0226そして、12人の陪審員が2日半議論して出したその結果は、「全員無罪」。一夜明けての新聞の一面には同じ文字が踊っていました。(新聞の表紙をクリックすると記事をご覧になれます。) これにはちょっと驚きました。ただ、テレビの中継を見ていて、各警官についていた弁護士はかなりの腕利きだったようで、それぞれの警官の人となりをうまく引き出し、今までのキャリアはもちろん、いかによき家庭人であるかとか、Dialloが銃を持っていたと勘違いした(実際はサイフだった。)くだりとか、射殺してしまったことに対する後悔の念とかをやり過ぎることなく、上手に陪審員に印象付けていたようでした。そもそも、裁判の行われる場所を反NYPD感情の高まっていたNew York Cityから、州都のAlbanyに移したこと自体が成功の秘訣だったのかもしれませんし。
それにしても、深夜怪しげな動きをして、警官の質問を無視した青年も悪かったのかもしれませんが、なにもそこまで銃を撃ちまくることはなかったように思うのはもちろん私だけではなく・・・マイノリティの活動家始め、Bronxの住民などが発起して、これから暴動が起きてしまわないのかとちょっと心配しています。
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2月22日(火)  スキー旅行報告
Killingtonただいま!昨日の夜、無事スキー旅行から帰って来ました。今回は、バス・ツアーでここから5時間ほどのKillingtonという、東海岸のスキーリゾートとしては最大規模のところです。ご覧の通りお天気にも恵まれて・・・といいたいところですが、こんなに晴れた一瞬もあったのに、曇りや風が強い軽い吹雪状態のことが多く、気温以上に厳しい天候条件でした。でも、そのおかげで雪のコンディションは最高!でした。ここは、スノーマシンの技術ではNo.1と豪語しているだけあって、ゲレンデににゅーっと突き出した雪噴射機がいくつもありましたが、今年はほとんど必要ないようです。
さて、今回は実質2日半しか滑らなかったのですが、大きな収穫は、新しいタイプのスキー、カービングスキーを試したこと。最初の日にツアーに付いていたスクールに参加し、カービングスキーの良さを教わったため、2日目と最後の日はレンタルしてカービングスキーを使ってみました。やっぱり、ターンがラク。それから長さが短いので扱いやすいですし。すっかり味をしめた私たちは、今シーズンはもう行かないけれど、来シーズンはぜひ新しいのを買おう!ということで意見が一致し、持って行った古いスキーをスキー場に捨てて来てしまったのでした。
ということで、スキーの旅行記も作成する予定ですので、詳細はそちらでご覧くださいね。
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2月14日(月)  Happy Valentine's Day!!
Happy Valentine's Day!!
今日は年に一度のバレンタインデー。New Yorkでは、本当に赤いバラが飛ぶように売れていました。昼間は鮮やかなアレンジメントや立派な花束を運ぶ花屋さんが右往左往し、夕方からは勤め帰りのサラリーマンで店先がにぎわっていました。前者はまだまだ努力が必要な本命へのプレゼントで、後者は結婚していたり同居している人へのプレゼントなのでしょうね。(もちろん、うちは後者です。)ValentineTable
さて、特別なイベントとしては、エンパイア・ステートビルとワールド・トレード・センターの両方で、それぞれ牧師さんを呼んでの簡易結婚式があり、前もって申し込んだ数10組のカップルが、次々と女の子の夢見るセリフ「I do.」(誓います。)と言っていました。
ロマンチックな恋人たちが好むのは、ちょっと暗めで静かなろうそくの灯りの中でお酒と食事を楽しむ「Candlestick Dinner」。若いNew Yorkerは、こういうイベント時に家で料理するということはほとんどなく、断然レストランで外食します。とすると、今日ばかりは味よりもムードを重視。新聞やテレビでおすすめのレストランは、いずれもお店のデコレーションが素敵なこじんまりしたところばかりでした。
皆さんのバレンタインはいかがでしたか? 去年は中華のテイクアウト、今年はうちで和風ハンバーグと、全くバレンタインに関係ないディナーを過ごしてしまいましたが、来年あたりは早めに予約して、どこかおしゃれなレストランでも行ってみましょうか・・・
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2月12日(土)  バレンタイン・ギフト
XOXOいよいよバレンタインデーは今度の月曜日。今週末がプレゼントを買う最後のチャンスという人が多いようです。そこでチョコレート以外のポピュラーなバレンタインギフトをご紹介してみます。
まず、絶対欠かせないのはカード。最初から言葉が書いてあっても、絵だけでも、とにかくプレゼントにメッセージを添えるカードは必須です。Hallmarkなどのカードショップは街のあちこちにあり、カードの種類も豊富です。ちなみに、ショーウィンドウの「XOXO」というのは、「KISSES,HUGS,KISSES,HUGS」(キスと抱擁?)という意味なんだそうです。VictoriasSecret
女性向けにやたら目立つのが、Victoria's Secretに代表されるちょっとセクシーなランジェリー。色は情熱的なか大人の。ただ、ランジェリーについては、Conwayなどの衣類の量販店に、よりセクシー(というより派手?)なタイプのもの(写真はこちら)が置いてあるので、これらはプレゼントというより、バレンタインデー用に自分で買うものなのではないかと、ひそかに思っています。アメリカ人の女性なら、それくらいはするでしょう。
男性向けとしては、時計とかネクタイとかの装飾品ではないかと想像しているのですが、残念ながらそれらしいお店のディスプレイはあまり見られませんでした。やっぱり、プレゼントとなると女性に対しての方が需要が多いのは、どこでも同じのようです。男性って大変・・・ValentineFlower
チョコレートと並んで、万能なギフトはお花。そして、バレンタインデーは「情熱」が花言葉の赤いバラに限ります!それ以外は邪道。この時期は、バラの値段が高騰するので、毎年ニュースで消費者団体が上がり幅と平均的な値段を発表するのですが、今年は30%強の値上がりで、Manhattanの花屋さんでの1ダース(12本)の赤いバラの花束の平均価格は約60ドル(!)でした。1輪だけにリボンをかけたものや、写真のようなクマのぬいぐるみと花瓶を合わせたものなど、ちょっと安めのギフトパッケージもありますが、やっぱりここぞとキメる場合は、花束! 月曜日は大きな花束をかかえたスーツ姿の男性がたくさん見られるに違いありません。
離婚も多く、いくつになっても恋愛をするこの国では、恋人たちのバレンタインデーも、若者だけではなくかなり広い年齢層で祝われるよう。従って、ギフト商品のターゲット層も幅広く、それこそ数ドルのチョコレートから、数千ドル(10万円以上)のジュエリーまでもが、バレンタイン・ギフトとして宣伝されるのが面白いと思いました。
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