★ WHAT'S UP in New York ★

WHAT'S UP ? in New York

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April, 2004
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●近況報告
●まだまだ?の「AirTrain JFK」
●トランプ・ブーム
●イースターのお菓子
●Happy Easter!!
●花盛り!「Macy's Flower Show」
続き(4月後半の話題)を見る・・・


4月14日(水)  花盛り!「Macy's Flower Show」
MacysEntrance最近、気温はだいぶ上がってきたものの、お天気が悪くて、しょっちゅう雨ばかり。結局、トレンチコートは手放せないままなのですが、そんな中のわずかに晴れた合間をぬって、行ってきました!春といえば、恒例の「Macy's Flower Show」。毎年、イースターの前後に開催されるこのイベント、今年は、4月4日〜18日の2週間に渡って開催中です。デパートの売り場が花で埋め尽くされるという、見事な光景は、とにかく一見の価値アリ。空いているであろう平日に出かけましたが、このイベントもあまりにも有名なので、やっぱり、普段のMacy'sとは全然違い!?大勢のお客さんでにぎわっていました。
ShowerofFlowersMacy'sは、南北が34th Streetから35th Streetまで、東西はBroadwayから7th Avenueまでの1ブロックを占める大きなデパートですが、一応、メイン・エントランスというのは、Broadwayに面しているところなのだそうです。そして、毎年、そのメイン・エントランスから入ってすぐのところに置かれているいちばん大きなデコレーション、今回は、「The Shower of Flowers Garden」というタイトルで、お花のカサから、下の花壇へと、本当に水が滴り落ちているというもの。なかなか涼しげで、鮮やかな花の色が、水に濡れていっそう引き立っていました。ショーの中でも、いちばんの目玉でもあるこの花の前で写真を撮ろうという人が後を断たず、花の写真だけを撮ろうとするのは、なかなか、大変でした。ここから、一歩足を踏み入れると、まさに、1階の売り場全体がお花畑状態で、どこを見ても「きれい!きれい!」と、気づくと大変な枚数の写真を撮ってしまっていたりするのですけれど、全部紹介していると大変なことになるので、いくつかだけピックアップしてご紹介してみます。
GiraffeTopiaryLionTopiaryElephantTopiaryまず、今回の中で、いちばんのお気に入りだったのが、化粧品のブースの上にあった「The Tropical Jungle Garden」の動物のトピアリー。左から、ゾウ・ライオン・キリンです。特に、Chanelのブースの上にあった、ゾウのトピアリーは、胴体全体が花で覆われていて目立っていた上、鼻から水を出していて、かなりよく出来ていました。これらのトピアリー、売り場のブースの上ということで、かなり高い位置にあり、地上から見上げてもちょっとわかりにくく、1階の両脇にある中2階みたいなバルコニーから全体を見渡したときに発見したのでした。
EastAsianGardenSpringGardenそれから、ちょっと変わっていて面白かったのが、庶民派のMacy'sにしては珍しく?入っている高級ブランドLouis Vuitton周辺にあった「The Eastern Asian Garden」。いわゆる、日本の「Bonsai(盆栽)」なんかも、この中に含まれるのですけれど、今回は、ここの花壇以外にも、しだれ桜みたいな木を、くねくねと曲がりくねった形にしてある低木がいくつもあって目を引きました。竹を格子状に組み合わせたものは、チャイナタウンでもありそうな感じのものなので、さすがに中国のものでしょう。これら東洋風な花々の下に置いてある商品は、フランス・ブランドのヴィトンながら、日本人の村上隆さんがデザインしたMurakami Monogramだったりして、それなりに統一が取れているのかしらん?なんて思ってしまいました。
WhiteGarden他にも、白系統の花ばかりでまとめた、品のいい英国風の「The White Garden」や、色とりどりの春の花々を集めた「Spring Garden」、チューリップばかりの花壇、アメリカでは梅雨に限らず結構よく咲いているアジサイばかりを集めた花壇など、とにかく、見渡す限り、花・花・花・・・で、花好きなら、フィルムがいくらあっても足りないほど。1階の多くの面積を占めているバッグ売り場では、ちょうど、春夏物の明るい色合いのバッグがたくさん出ていて、それが、また花々の色と相まって、いっそう華やかさを増していました。どこにどういう花壇があるのかを示した地図のあるパンフレットがあったり、開催期間中は、無料のガイドツアーもあるようなので、ぜひぜひ、一度はお出かけください。もちろん、入場無料、デパートの営業時間中はずっと開催中です。私も、時間があったら、もう一度見に行ってしまおうかな・・・詳細は、http://www.macysflowershow.comにて。
おかげさまで、体調もかなりよくなったので、今週から始まる、もうひとつのNew Yorkの春の花のイベント「International Orchid Show」にも、出かけようともくろんでいます。
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4月11日(日)  Happy Easter!!
RockefellerCenterPromnadeHappy Easter!! 天気予報は1日中雨だったし、気温も低めだったイースター当日ですが、なんとか空が持ちこたえそうだったので、行くつもりのなかった五番街のパレード見物に出かけてしまいました。今朝、テレビ中継で見たRockefeller Centerのプロムナードがとてもきれいだったので、まずは少し寄り道。花壇にぐるりと植えられているのは、イースターのシンボルでもある真っ白な大輪のユリ。ちょっと盛り上がっているピンクの濃淡の花はツツジの低木です。連休で訪れている観光客の皆さんが、ここで、大勢ひと休みしていました。
TopiaryBunnyTopiaryChick花壇の中央部分にあるのは、大きなアイビーで出来たトピアリーで、よく見ると、これも、イースターのシンボルである、ウサギとヒヨコでした。手前にぎっしり植えられているのは、スイセンの花。ちなみに、今週、14日からは、ここのところ恒例となった「International Orchid Show」がロックフェラーセンターで開催されるので、その準備のため、スケートリンクは先週で終了。リンクのあった部分は、大きなテントで覆われ、展示されるランの花らしき植木鉢が、次々と運び込まれていました。ということは、観光客にとっては、いちばんの人気スポットであった、スケートリンクのところにある金色の像と一緒に記念写真が撮れないということ!そこで、急きょ、このトピアリーの前が、にわか記念写真スポットと化しており、これだけで写真を撮るのがちょっと大変でした。
BunnyFamilyさて、そして、いよいよ五番街に出ると、お天気がいまひとつなのと、時間がちょっと遅かった?からか、着飾った人たちはちょっと少なめなようでしたが、いました!いました! イースターらしい格好をした人たちが。このパレードは、パレードという名前で呼ばれているものの、よくあるNew Yorkの普通のパレードとは違い、ブラスバンドや山車みたいな、きちんと組織された集団が道を練り歩くというものではありません。イースターや春にちなんだもので着飾った、特に、デコレーションを施した帽子をかぶって来る人が多いのですけれど、そういう人たちが三々五々集まり、通行止めになっている五番街をふらつくといった感じの催し物です。このお母さんと、ふたりのお嬢さんは、天気予報通りの雨の場合に備えて、カサにデコレーションをして来たのですね、きっと。カサの影になってしまっていますが、実は、お母さんは、鼻を黒く塗ってヒゲを描いたりして、かなり念入りにウサギ顔のメイク?をしています。
DressedupPeopleCoupleandDogまた、パレードのように、人が一定方向に歩いているわけではなく、歩行者天国状態なので、目立つような人やグループがいるところに自然と人が集まり、撮影大会が始まってしまいます。なので、写真を撮るときは、そういうところにすかさず参加してしまうのが楽チン!まず、このパレードのお手本!みたいなカップルは、女性の方は、春らしいパステル調の花がたくさん付いた帽子、男性は花の上にウサギのぬいぐるみが乗っかった帽子をかぶり、スーツもパステル調でまとめていて、その上品さが人気を集めていました。脇にかかえたワンちゃんも、耳ではなくて首のところまでズリ落ちてはいるけれど、ちゃんとバニーのカチューシャを着けていて完璧でした。それから、帽子は平凡だったけれど、クラシカルな扮装をバッチリ決めたグループも、カメラマンたちの人気者。この皆さんは、とっても愛想がよくて、次々向けられるレンズにも、ちゃんとスマイルを送っていました。
RedFlowerDressIguana最後の2つは、ちょっぴりキワモノ。左の赤いドレスがバッチリ決まっているスタイルのいい人は、白塗りしていて遠目だとわからないのですが、実は・・・男性なのです。身のこなしとか、この細いウエストは、恐らく、普段から女装している人、すなわち、ドラッグクィーンではないかと思われます。サービス精神もとっても旺盛?で、カメラを向けると、ポーズをとってくれたり、いろいろな人との記念撮影に快く応じていました。そして、その隣の写真は、そう、イグアナ。オモチャじゃあありません、正真正銘、ちゃんと生きてるイグアナです。首のところにちょこんと付いているのは、ちゃんとお花の付いた帽子。もう1匹、向こう側にも同じくらいの大きさのイグアナを抱えているこの女性、近づいて会話をしてみて初めてわかったのですが、実は、日本人の女性だったのでした。「記念になるから、一緒に写真撮りなよ。」といわれ、爬虫類が苦手な私はご辞退申し上げましたが、なんと、母は、イグアナを肩と頭の上!に乗せて写真を撮ってしまったんです・・・そんなことをする人はいなかったので、全然関係ない人まで寄ってきて、母の写真を撮っていました。しかも、最初はおとなしく頭の上に乗ったイグアナ君、途中でピョンと飛び降りたため、私も含め、取り囲んだ見物客はびっくり!噛んだりしないとわかっていつつも、やっぱり、ちょっとコワかったです・・・
毎年、当たり前のように、ウサギやらヒヨコやらを見ていたEasterをお祝いするという習慣も、日本にはないものだと思いますので、これが最後になってしまうのでしょう。そう考えると、メインイベントであるパレードの見納めをしておいてよかったと思いました。
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4月10日(土)  イース ターのお菓子
OutdoorTables明日は、キリスト教の復活祭、Easter Sunday。まだまだ肌寒い気候が続いているNew Yorkですが、Good Fridayの金曜日からお休みのところも多く、世間的には3連休の真っ最中です。春を告げるホリデーにふさわしく、週末に向けて、少しずつ暖かくなり、土曜日は、気温も15℃以上まで上がったので、かなり春らしくなりました。写真に写っている街路樹は、まだ裸のままで寒々しい感じですが、日なたの木々には、既にハナミズキやモクレンが薄いピンクの花を咲かせていますし、日陰の場所でもつぼみがだいぶ膨らんできたような気がします。今まで閑古鳥が鳴いていた、公園や広場のテーブルもご覧の通り、見違えるようにたくさんの人々が陣取っていました。私も、Starbucksのカフェラッテを買って、思わず仲間入り。ただ、これも、一時的なことのようで、イースター当日は天気が崩れ、1日中雨の予報。その後もしばらく、ぐずついた天気が続くみたいなので、こんな光景がいつも見られるようになるのは、まだ少し先のことのようです。お花見も、少なくとも、来週末までは待って大丈夫のようですね。
GodivaEasterHerseyEasterそして、Easter といえば、習慣的?に、ついつい注目してしまうのが、いろいろなところで出回る色鮮やかなお菓子の数々。まずは、かなりノーマルなところで行くと、中身はあくまで普通のチョコレートで、それにぬいぐるみをつけたり、ラッピングの色を変えたりして工夫している、チョコレート屋さんのもの。Godivaは、ウサギやヒヨコの形をしたチョコレートを、それぞれの絵が書かれた銀紙でくるみ、ウサギのぬいぐるみをつけたバスケットを出していました。Times SquareにあるHershey'sもだいたい同じで、いつものキスチョコの銀紙をパステル・カラーに変えたものが大量に置いてあって、フワフワのウサギのぬいぐるみとセットにして売っていました。
LiLacEasterそして、これまた習慣?で、Grand Central Terminalを通ったとき、ついつい、買ってしまったのが、Li-Lac Chocolatesのチョコレート。ヒヨコやウサギやアヒルの絵がついた小さなカップチョコです。一応、まだ療養中の身なので、なるべく消化がよさそうなものを食べるようにしていたりするし、第一、運動なんかは全然出来ないので、甘いものはホントはあんまりよくないのですけれど、お店の前を通ったら、どうも素通りできなくて・・・いつも、イースターのときは、ウサギやヒヨコのBeanie Babiesを飾ったり、ユリの花を買ってきたりして、それらしくしていたのが、今年は仮住まいゆえ、そういうことも出来ないので、ちょっと季節感のあるものが欲しくなってしまったというのも、言い訳?になるかもしれません。この季節のイベントごとに上の絵が変わるカップチョコは、ダーク・ミルク・ホワイトの3種類があって、バラ売りも8個のボックス入りもあり。イースターが終わったら、ひとつずつ、賞味していこうと思っています。
BunnyChocolateCakeChickChocolateCakeでも、今までご紹介したのは、最初にお断りした通り、とても「ノーマル」な部類。これからが、スゴイ!まずは、ドーム状のチョコレートケーキ?にウサギの顔がくっついているのと、鮮やかな黄色に、この部分がなにで出来ているのか想像もできない!? ミニ・ケーキ。しかも、どちらも、作りがかなり雑!で、ウサギの耳ははがれ落ちてるわ、ヒヨコはひとつとして同じ顔がないわで、不器用なアメリカ人の職人さんが作ったのかなーという感じ。ちなみに、ウサギのトレイは、この他にもうひとつしかなかったのですが、その上の段にあったヒヨコは、ぎっしり入ったトレイが3つもありました。これら全部、本当に売る気なのでしょうか・・・
BunnyCakeさらに、今年の新作はコレ!ウサギの顔ケーキ。上の段にあるのが、普通のチョコレートケーキのホールのものなので、その大きさがおわかりいただけるでしょうか?胴体の部分が、普通のロールケーキくらいの大きさがあるわけで、ショーウインドウに、この巨大な出っ歯のウサギが顔を揃えて並んでいる様は、かなりのインパクトです。また、このお正月のカマボコとしか思えない!? ピンクの縁取りに中央が白い顔ってなんなんでしょう・・・おまけに、耳は黄色で、目の周りは水色と来てるし・・・こういうケーキを作るときって、デザイン画というか、イメージを描いてみたりしないのでしょうか?そして、もし、これを作ろうという意見が出たとしたら、誰か止めなかったのでしょうか?などと、疑ってしまうほど、強烈なケーキでした。もちろん、おなじみの色鮮やかなクリームの上に、色鮮やかなスプレーチョコをふりかけたカップケーキもありましたが、このケーキに勝るものはありませんでした。
今回ご紹介したお菓子は、キスチョコ以外は、どれも、Grand Central Terminalの駅構内で売られているものです。最後の強烈な3品は、いずれも、駅中央のグランド・コンコースの西側の階段の裏手にあるZaro's Bread Basketのお店のウインドウに並んでいます。アメリカらしい?信じられない派手派手なケーキを見てみたい方、季節ごとにチェックしてみてください。なかなか興味深いです。でも、味の方は、やっぱり、買う勇気はなかったので、全く保証できません・・・もし、どなたか挑戦したら教えてくださいね。
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4月7日(水)  トランプ・ブーム
このところ、New Yorkは、ホントーに寒いです!月曜日なんて、朝、起きたら気温が30°(-1℃!) これじゃあ、冬物でなくてはムリ。道行く人々は、皆、冬物のコート姿。でも、冬物コートなんて残していない私は、しょうがないので、綿のトレンチコートの下に重ね着してなんとか乗り切ってます。NYPostDailyNews
それにしても、やりましたねー、松井 稼頭央! New York Mets V.S. 宿敵Atlanta Bravesの開幕戦、もちろん、彼が先頭打者だというのはわかっていたので、見逃さないように、ちゃんと最初からナイター中継を見ていたのですが、試合開始とともに投じられた初球をホームランしてしまうなんて、びっくり!その後も、二塁打2本にフォアボール2個で、3安打3打点、打率10割の出塁率10割ですから、まさに、メッツの開幕勝利の立役者になりました。主砲Mike Piazzaも一発を放ったのですけれど、この大活躍に、すっかり霞んでしまいました。もちろん、翌日のNew Yorkのタブロイド紙New York PostNew York Daily Newsとも、文句なく堂々一面トップ。このところ、2年連続地区最下位に沈んでいるメッツの運命を彼ひとりに託してしまうのは、あまりに重いとは思いますが、ひとまず、期待以上の活躍をしたということで、これからも、この調子で、ぜひ頑張ってほしいものです。ちなみに、オープン戦のころから、既に「リトル・マツイ」という呼び方はすっかり影をひそめ、今は、タブロイド紙でも文字っている「Kaz Matsui (カズ・マツイ)」という呼び方が定着、確かに、これじゃあ、もう「リトル」なんて呼べませんよね。TrumpTower
さて、本題の「トランプ・ブーム」ですが、ちょっと前までNew York土産に流行っていたのは、アメリカ軍が兵士に配っていたとされる、イラクの指名手配犯のトランプ(写真はこちら)。Aが最重要手配犯のサダム・フセインで、Aはその息子・・・という風に、53枚の指名手配犯が揃ったトランプは、原則として、イラク戦争に従軍した兵士しかもっていないはずで、インターネット・オークションeBayなどでは、本物も売っていたようですが、New Yorkで売っていたのは、そのコピー。私がお土産用にと買ったのは、去年の夏、まだ、フセインが捕まる前で、1組5ドルでした。戦争が終わり、フセインが逮捕されてしまった今、そのブームはすっかり去ったようで、今は、ごくまれに売っている屋台を見かけるといった程度です。きっと、値段もずっと安くなっているのでしょうね。と、前置きが長くなりましたが、最近ブームになっているのは、実は、トランプはトランプでも、かの有名な不動産王Donald Trump氏のこと。そのきっかけは、氏が出演している、視聴者参加型のリアリティTV「The Apprentice」が超人気番組になっているからなのです。この番組は、氏が自分の会社の幹部を公開オーディションで選ぶというもので、男女合わせて10名以上いた候補者が、ひとり、またひとりと脱落し、最後に残った人は、本当にエグゼクティブとしてのポジションが保証されるというものです。毎回、番組の最後に、その脱落者にトランプ氏がいう「○○(脱落者の名前),You're Fired.(○○、君はクビだ。)」という決めゼリフがあり、それがちょっとした人気になっています。数年前、日本でも放映された「Who Wants to be a Millionaire」の「Final Answer?」みたいなものです。五番街のTrump Towerには、ご覧の通り、大きな垂れ幕が。YoureFiredTNBCTrumpWindow
これが、Rockefeller Centerのところにある、NBCのショップになると、もっと大々的。ウインドウふたつに渡って「You're Fired.」とあるわ、「You're FiredTシャツ」まで売っていたりします。やっぱり、今いちばんの人気番組なので、局としても大プッシュしているのでしょうけれど、番組がヒットしているとはいえ、「クビだ」Tシャツを着るのって、かなり勇気がいるような・・・ちなみに、この他、ウインドウを飾っていた番組は、ラスト・シーズンのカウントダウンが始まっている「Friends」のポスターとグッズの数々でした。今週は、金曜日がGood Fridayでお休みのため、学校が1週間休みらしく、家族旅行で訪れている人がたくさんいて、ここにあるアトラクション「NBC Studio Tour」も平日にしては、なかなかにぎわっているようでした。TrumpBNTrumpBNZoom
そして、このタイミングで本まで出版してしまったのが、さすが商売上手のTrump氏。タイトルは、ズバリ「How To Get Rich(リッチになる方法)」。本屋さんの店先には、ポスターと本の現物とともに、現金を入れた袋とドル札がバラ撒かれていました。やっぱり、Donald Trumpっていうと、こういう現金をバラ撒くような、なんというか成金っぽいイメージなんでしょうかね。ちなみに、このリッチになる方法とやらですが、私自身は全く読んでいませんが、どこかのHPで紹介されていた内容をちょっと読んだら、「身だしなみには常に気を配って、いいものを身に着ける。」とか「何かに投資するときは、常にリスクを考える。」など、わりと普通のことが書いてあるようでした。そうそう、あと、あまりに不自然?なので、「絶対カツラ!」といわれている、氏の髪の毛なんですが、地毛なんだそうです。そういえば、私もなにかの番組で、すごく風の強い場所で、地肌を見せて「ホーラ、カツラじゃあないでしょ?」と本人がアピールしているのを見ました。あれくらい金持ちなら、どんなカツラも作れると思うし、別にカツラだとしても、あんまり関係ないような気もしますが、本人は、一応気にしていたんですね。
挑戦者の数も、かなり絞られ、佳境に入りつつある「The Apprentice」は、毎週木曜日、夜9時からNBCで放映中。番組については、http://www.nbc.com/nbc/The_Apprentice/にて。かくいう私は、ほとんど見ていないのですが、そんなに面白いのなら、そろそろ見てみようかなーと思っています。
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4月3日(土)  まだまだ?の「AirTrain JFK」
WalkingPeopleWalkingPeople日本同様、Washington D.C.のサクラも、そろそろ満開で、この週末が見頃なのだそうです。それよりだいぶ北にあるNew Yorkでは、まだ見頃は先かと思いますが、それよりなにより寒い!!New Yorkに居残ることが決まったのは、日本への船便を出してしまった後なので、春物をあんまり残してなくて失敗したかな・・・と思ったりしたのですが、今となっては、もっと冬物を残しておいてもよかったかも・・・という感じです。出かける前には、アパートの窓から外を歩いている人々をチェックするのですが、コートやフード付きのジャケットを着ているし、あんまりささないカサを差している人もいたりして、いかにも寒そう。当分、こんなお天気が続きそうなので、やっと芽吹いたつぼみも、まだまだ固いままかもしれませんね。JFKAirport
どうせ、そんなに出かけることができるわけでもないので、お天気が悪くてもさほど影響ないといえばないのですが、といって、身の回りのものしか残していない仮住まいではそんなにやることもなく、PCがお友だち状態・・・になりつつあり、なんだか、やっぱりHPの更新をすることになってしまう予感?がしています。まずは、手始めに、先日、夫の見送りで行ったJ.F.K. International Airportにて、去年の秋開通した、AirTrainを初めて見てきましたので、その様子をご報告しようと思います。
AirTrainFormAirTrainは、空港のターミナル間を結んでいるモノレールみたいな乗り物で、同じものがNew Jersey側の玄関口であるNewark Liberty Airportにもあります。なので、ここのは、AirTrain JFKというのが正式名称みたいです。さすがにできたばかりとあって、電車も駅もピカピカ。空港内を回る電車は、2〜4分間隔で運転されているので、ちょっと待っているとすぐ来ていました。ここで違う航空会社へのトランジットのため、ターミナル間を移動しなくてはいけない場合には、かなり便利な乗り物だと思います。実際、利用している人も、思ったよりずっとたくさんいました。
AirTrainEntranceAirTrainMarkただ、実際には、乗り換えではなくて、ここからManhattanへの交通手段として、利用できるかどうかがいちばんのポイントなので、それについてご説明してみます。まず、駅は、それぞれのターミナルと直結しています。飛行機到着後、1階のバゲージエリアで荷物を受け取り、そのまま、まっすぐ外に出ると、自動車の送迎エリアやバスの停留所があり、その先に「AirTrain」という看板が掲げてあります。飛行機と電車の線路が結びついたようなマークが目印。これは、第1ターミナルなので、「1」という数字が書いてあります。電車の線路があるのは、2階にあたるところですが、もちろんエレベーターがあるので大丈夫。第1ターミナルの場合は、この写真でいうと建物に入ってすぐ左側にあります。
AirTrainConcourseあるいは、ターミナル内のエレベーターで2階ないしは3階まで上がり、連絡通路を使っても、駅まで来ることができます。JFKの場合、3階が出発エリアなので、AirTrainで移動後、違うターミナルから飛行機に乗る場合には、この通路を使うことになります。とにかく、大々的に作ったばかりなので、目の付くところ、あちらこちらに「AirTrain」のサインがあるので、多分、駅のホームまでは、迷うこともないでしょう。AirTrainJFKMap
ホームには、2つの方向に進む電車が発着するので、これがちょっとばかり迷うところ。第1ターミナルのホームには、係員の人がいて、「Manhattanに行きたい。」というと、どちらの電車に乗ればよいかを教えてくれました。要は、片方は、空港内のターミナルをぐるぐる回っているだけの路線()で、もう一方がそのループから出て、地下鉄などに連絡する路線ということなのです(右図参照)。さらに、その路線も、ふた手に別れていて、片方は「Jamaica Station」へと行く路線()、もう一方は「Howard Beach」に行く路線()になります。どちらの駅からも、Manhattanへの電車がありますが、「Jamaica Station」からは、Queensを経由して、ミッドタウンからManhattanへと入る地下鉄 E ラインと、ロウワーイーストのみに行く J Z 、34th StreetにあるPennsylvania Stationが終点となる通勤電車のLong Island Rail Road(LIRR)への乗り換えができ、「Howard Beach」からは、BrooklynからManhattanへ入る地下鉄 A ラインに乗り換えられます。それぞれの駅へと行くAirTrainは、時間帯によりますが、日中ならおおむね4〜8分間隔、場合によっては、分岐点となる「Federal Circle」で乗り換えとなります。料金は、どちらの駅へ行くのにも5ドル、「Jamaica Station」または「Howard Beach」の駅を出るときに払います。つまり、空港内の乗り降りはタダ。支払いは、Metro CardでOKです(持っていないときはその場で購入)。地下鉄は2ドルだから、計7ドルでManhattanまで来られるというのは格安ですね。
AirportBusAirportBusPlateと、置いてあったパンフレットや係員の人に聞いて、これだけいろいろ調べたのですが、実は、空港からの帰り道、AirTrainは使いませんでした・・・というのが、まず、ネックになったのが、推定所要時間。Manhattanまでは、ダウンタウンから入ってくるAラインで65分Eラインで60分ということでした。AirTrainの乗り換え駅からは、あくまで、まったく普通の地下鉄になるわけですから、停車駅も多いし、それなりに時間がかかるわけです。それから、今回のように見送りで来て、手ぶらなら構いませんが、荷物が多いと、やっぱり、人の乗り降りが多い普通の電車だと、常に気を配っていないといけないからちょっと大変。というわけで、結局は、料金的には倍近い13ドルでしたが、Manhattanへ直通、Grand Central TerminalPort Authority Bus Terminalの2ストップだけのNew York Airport Serviceのバスで戻ってきました。朝晩のラッシュ時は時間がかかるバスですが、日中だったせいもあり、なんと40分足らずでPort Authority Bus Terminalに到着。座席も空いていて、ふたり席をひとりで使えたので快適でした。ちなみに、このバスは、「Public Buses」という標識のあるところから発着し、たいてい係員がいますが、ターミナルによってはいない場合もあります。かつ、今回利用したのが、第1ターミナルだったので、バスが時間調整でずっと止まっていましたが、他のターミナルだと、すぐ来てすぐ行ってしまう場合も多いようです。バスの運転間隔は25分とのこと。個人的には、AirTrainよりも、こちらの方がおすすめかな? AirTrainも、将来的には、直接Manhattanに乗り入れる計画があるそうなので、そうなったら、かなり使えそうですね。
尚、AirTrainについてはhttp://www.panynj.gov/airtrain/New York Airport Serviceについてはhttp://www.nyairportservice.com/で、それぞれ詳細をご確認ください。
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4月1日(木)  近況報告
DeliTulipsFlorist4月になりました。皆さん、ご無沙汰していました。「3月末で帰国します。」とお知らせしたのに、実は、まだ、New Yorkにいます。道を歩くと、花屋さんやデリの店先には、色とりどりの花々が並べられていて、まさに春到来といった雰囲気。先週末あたりは気温もぐっと上昇し、気の早いNew Yorkerの中には、Tシャツ1枚や、素足にサンダルで歩く人の姿も見られたのですが、今週に入ってからは、また寒々しい気候に逆戻り。コートやマフラー、手袋を引っ張り出すハメになってしまいました。さらに言えば、つい2週間ほど前には、それなりに積もる雪が降っていたりするわけですから、本当に衣替えするヒマもあったものではありません。Medicines
さて、この期に及んでまだNew Yorkにいるのは、「どうしても帰りたくなかったから!?」とかいう余裕のある理由だったらよかったのですが、そうではなくて、実は、3月中に必要に迫られて、こちらで外科手術を受けたことがその原因です。回復の具合によっては、予定通りの帰国も不可能というわけではなかったのですけれど、念のためということと、一度帰国してしまえば、そう簡単に来ることもできないので、執刀医に術後のフォローをお願いするべく、しばらく帰国を延ばすことにしたのでした。とはいっても、夫は仕事があるので、私ひとり。一応、病み上がりだったりするので、また、日本から母に来てもらい、Manhattanのマンスリー・アパートで暮らしています。そんなわけで、通院&療養という名目ではありますが、3月中にできなかった、最後のNYライフをここ、Manhattanのど真中で過ごしています。
ManhattanViewおかげさまで、それなりに回復しており、少しずつ出かけたりもできるようになりつつあります。あくまでも、体のことが優先なので、遊び歩くことも難しいかと思いますが、最初の写真でもおわかりの通り、ついつい、今までのクセで、デジカメを持ち歩いて写真を撮ってしまったりしそうですので、少しばかりHP更新もできるかも?しれません。よかったら、あんまり期待しないで、チェックしてみてくださいね。それにしても、帰国が決まってから、もう、この景色を見ることはおろか、Manhattanに住むことなんてないんだろうなーと、家の窓からうらめしく見ていたのが、最後の最後になって、ちゃっかり住めてしまうなんて、理由が理由だけに、素直に喜べるわけでは ありませんが、やっぱり、ちょっぴりうれしいです。以上、自分でも予想外の展開になってしまった近況のご報告でした。
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