★ Pacific North West Travel Report ★

7月29日(土) (続き) 晴れ バンクーバー <Part 3>◆このページをとばすときは
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GassyJack緯度がかなり高いので、日が長いVancouverの夏の日、まだまだ真昼のようですが、すでに5時過ぎ、急いで市街地の東側にあるGasstownへと向かいました。この辺りは、石畳の道にレンガ造りの建物という、今なお残る古い街並みで観光客に人気があります。もともとは、1860年代に「Gassy Jack」ことJack Deightonという人が酒場を開いたのがこの街の始まり。街の名前は、その愛称から付けられました。その生みの親の銅像は、メインストリートWater Streetのにぎやかな界隈を通り過ぎたちょっとはずれた場所にあり、なかなか見つからなくて探して歩いてしまいました。SteamClock
そのせいか、Gasstownで最もポピュラーなのは、繁華街の真っ只中にあるSteam Clock、蒸気で動いている時計です。15分おきに鳴る音と白い蒸気、毎時ちょうどのオルゴールみたいな音楽が人気の理由。ここのところで記念写真を撮る人がとても多いので、心得ている近辺の店も、花などを飾ってきれいにしています。対してGassy Jackの銅像の方は、酔って腰砕け状態の彼の姿にふさわしく酒場の前にあり、昼間っから酒臭い酔っ払いがいる場所ですから、まあこちらに人気が集まるのも当然でしょう。
この街並みや記念物などは、古くからのものと思いきや、1960年代に始まった再開発によって整備されたものが多く、蒸気時計などは1977年に作られたものなのだそうです。酒場やホテルなどが軒を並べてにぎやかだったGasstownも一時はすっかり寂れてしまい、人の足も遠のいていたそうですが、再開発開始後は、土産物屋やレストラン、もちろんお酒を出す店も戻って来て、今はすっかり元の活気を取り戻しています。時間があったら、あちこちのぞきたいところでしたが、まだ観光途中の私たちは、閉まりかけていたコーヒーショップに飛び込んで、飲み物を1杯飲んだだけで、再び次の場所を目指したのでした。このエリアでたくさん見かけたお店は、木彫りや羽根、皮などを使ったネイティブ・カナディアンのグッズのお店と、なぜかBeanie Baby。もちろん、胸にカナダ国旗を付けたカナディアン・ベアは、どこのお店でも誇らしげにショーウィンドウに飾ってありました。

DowntownViewZoom.jpegそして、名所めぐりの最後は、午前中にStanley Parkから眺めたダウンタウンのBay Area。写真右手奥に見えるHarbour Centreの展望台には昨夜上ったので、、豪華クルーズも停泊するという左手の方のヨットの帆のような屋根の建物、Canada Placeに行ってみました。この辺りは、地元の家族連れなどもブラブラ歩く散歩コースのようで、皆が、海に近い方へと歩いて行くのに付いていってみました。あまりに日差しが強いので、途中、建物の中に入ってみましたが、基本的にはコンベンションセンターなどの大会議室などが並んでおり、土曜日の今日は人っ子ひとりおらず、ガランとしていました。
船の乗客などのラウンジはありましたが、そこには入れなかったので、突端まで行き、ぐるりとまわってみただけ。若者たちのデートコースとしては、3D映画を見るCN IMAX Theatreに行くというのが人気のようでしたが、冷房の利いていそうな室内でそんなに面白くもなさそうな短編映画を見る気にもなれず、ここは、単に海辺の散歩を楽しむ場所であるということを確認して、とりあえず、一度ホテルに戻ることにしました。
PanPacificHotel.jpeg今日は、サイクリングに始まって、午後はひたすら歩いたので、足は棒状態。ちょっと一息入れて、さて、最後の夜を締めくくるディナーはどうしよう?と検討しましたが、結局、一致した意見は、和食。海の幸が豊富だろうから、お寿司を食べようということになりました。ガイドブックなどを見て、さっき行ったばかりのBay Areaにあった高級ホテルThe Pan Pacific Hotelの中にある日本料理店に行くことにしました。ちなみに、左の写真、昼間に行ったときに撮ったホテルの写真なのですが、まるでパンフレットのよう。本当に青い空が見事ですよね。それくらい、旅行最後の日は、素晴らしいお天気に恵まれたのでした。
高級ホテルらしく広くてきれいな店内は、やっぱり日本人が圧倒的に多かったです。メニューをもらい、すぐセットになっている寿司ディナーコースを注文。マツタケの土瓶蒸しも美味しかったですけれど、やっぱりお寿司!(写真はこちら) こちらで取れるものは地元のものを、後は日本から輸入しているそうですが、地元名物は、数の子を昆布につけた子持ち昆布なんだそうです。確かに、この数の子の量はちょっとしたもの。それと、焼いたサーモンを入れた巻物が美味しかったです。デザートの抹茶のアイスまでしっかり食べて、すっかり満腹。

Fireworksさて、旅行最後の夜を締めくくる大イベントは、偶然、この週末から始まった花火大会でした。朝、天気予報を見ようとニュースを見ていたら、花火師の人が準備している映像が出てきて、なんだかどこかで大掛かりな花火があるらしいことがわかったものの、詳しいことや、見物できる場所などもわからなかったので、夜出かけるときにフロントで聞いてみました。そうしたら、打ち上げ場所は、公園でのブランチで眺めたEnglish Bayであることがわかり、見物する人たちがぞろぞろ歩いていくだろうから、それに付いて行けばどこか見物ポイントに行けるだろうと教えてくれました。
ホテルからは、ちょっと距離がありましたが、ちょっと涼しくなったこともあって、敷物にするビニール袋を持って、ブラブラ歩いて向かいました。しばらくしてにぎやかな街の中心あたりまで来ると、なぜかあちこちから人が集まってきて、ある方向に人の流れが形成されてきました。この流れに付いて行けば間違いないだろうと、なんとなく早足で歩きつづけたところ、出たところは湾に面した広い砂浜の公園Sunset Beach Park。すでに、あちこちに敷物を広げて座っているグループや、流木や大きな石などに腰掛けたカップルなどがたくさんいましたが、そこは広い広い砂浜。まだまだ場所はたくさんあったので、よさそうな地点をみつけて腰掛けました。Fireworks
そして、ほどなく花火が打ち上げ始められ、同時にどこからか大きなボリュームで音楽が流れ始めました。最初は全然関係ないのかと思いきや、実は、Ricky Martinなどのポップスに始まり、最後は格調高いオペラのアリアという構成は、花火と合わせてあったのでした。ポップスのときは、そんなに大きくない花火が次々と上がり、最後の方は、大きさが大きくなり、盛り上がるサビのあたりでは、大輪の花がいくつも空に咲いていました。カナダの花火も、アメリカと同じタイプで、比較的短い時間に切れ目なくどんどん上げてしまうタイプ。ただ、後から聞いたのですが、今回の花火大会は、数週間にわたって開催される国別対抗の花火合戦だったそうで、今日の花火はどうもイタリアだったようです。だから、最後にオペラが使われたのですね。なんだかナットク。
それにしても、ギリギリでも、ちゃんとよく見物できる場所が確保できるあたりは、New Yorkの独立記念日の花火とも、東京の隅田川の花火とも違う点。やっぱり、国土の広さというかスケールの大きさのなせるワザなんでしょうか。それとも、個人的になじみ深いこの2ヶ所の花火が特別混んでいるものなのかもしれませんけどね。夕涼みも兼ねた花火大会は、最後によい旅の思い出になりました。

Seattleから始まった今回の旅行も、途中、自然と歴史を訪ね、また最後は都会のVancouverで終わりました。一概にはいえませんが、カナダはアメリカよりなんだか日本人に優しいというか、日本人が住んだり、観光したりするのにしやすい場所かなという印象を受けました。だから、同じような都会でも、Seattleより、Vancouverの方がより暮らしやすい感じ。さらに、アメリカでも、西海岸の方が、東海岸よりもちょっとのんびりしていて、あんまり排他的ではなくて暮らしやすいような気もしました。とすると、New YorkSeattleVancouverということになってしまいますけれど・・・
多分、住んでみれば、不便なところとか、美術やアートなどのエンターテイメント面での不満とかいろいろあるのでしょうけれど、それでも、今回の旅行では、どの都市にもとても魅力があって、旅行で訪れるというより、いつか住んでみたいというような気持ちにちょっとさせられました。

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