★ Pacific North West Travel Report ★

7月25日(火) 晴れのち曇り シアトル <Part4>◆このページをとばすときは
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MtRainierandSafecoいよいよ、ここSeattleも実質的には今日が最終日。今まで触れませんでしたが、Seattleといえば、今年から「大魔人」こと佐々木 主浩投手がストッパーとして活躍している大リーグの球団Seattle Marinersの本拠地であるのはご存じの通りです。今週は、ずっとホームでゲームがあったので、一瞬、1試合くらい見に行こうかなーとも思ったのですが、まあ、野球はまたNew Yorkで行けばいいなと思い直してやめました。 右の写真で、遠いながらもしっかりと存在感を示しているMount Rainierの右側に見える橋みたいなものが、実は去年オープンしたばかりのホームグラウンドSafeco Fieldの屋根の部分なのです。場所的には、ダウンタウンのすぐ南で、バスでもすぐのところです。昨日の夜、郊外に行く往復で球場のすぐ前の道路を通りましたが、今、チームがアメリカン・リーグ西地区の首位を独走しているだけあって、かなり満員状態でした。MarinersShop
アメリカン・リーグということは、New York Yankeesと同じリーグなのですが、東と西のチームが試合することはやはり少ないので、テレビでSeattle Marinersの試合を見ることはあまりありません。なので、この3日間は佐々木が見られるかと思い、ナイター中継をよく見ていました。ある夜は、帰ったらちょうど試合が終わった直後で、なんと佐々木投手のヒーローインタビューをやっていました!ちょっとびっくりしたのは、チャンネルをあわせるといきなり日本語が飛び込んできたこと。もちろん、通訳の人がいましたが、球場内に流れるのはまぎれもなく日本語の肉声で、ちょっと感動しました。New Yorkには、一時3人も大リーガーがいたのに、彼らがお立ち台に立ったことは私の知る限り一度もなく、またインタビューが画面に流れる際は、すべて吹き替えた英語の音声がかぶさってしまっていたので、彼らの声をそのまま聞けることはほとんどなかったのです。
それと、ホテルのすぐ近くにチケットやロゴグッズを売っているSeattle Mariners Clubhouse Shopがあって、毎朝、ここの前を通って出かけていました。ウインドウに人気選手の似顔絵入りのペナントが飾ってあって、うれしいことに佐々木投手のもありました!ただ、よく見ると似顔絵がひとつも似ていない!?のでした・・・(佐々木投手の顔のズームはこちらで。) まあ、私たちが金髪の白人を見るとみんな似て見えてしまうのと同じように、彼らから見たら東洋人の顔なんてあんまり区別つかないんだから、黒髪で黒い目というところしか似ていないのもしょうがないのかもしれませんね。

SAM今朝もここの前を通り過ぎ、バスに乗って向かったのは、ダウンタウンの中心にあるSeattle Art Museum(通称SAM)です。建物の前にある巨大なオブジェが目印ですが、このHammer Manという鉄製のオブジェは名前通り、人がハンマーを打つ格好で動くようになっています。夏休み期間とあって、ここも秋からの美術シーズンを前に改装中で4階のうち1階は全フロアが閉鎖されていました。SAMExhibition
そんなに所蔵量が多いわけでもなく、かつ閉鎖中のフロアがあったので、特別見所があるような美術館ではありませんでしたが、面白かったのが常に展示しているという地元のアーティストの作品。Seattleをはじめ、カナダのVnacouverなどまで含む、太平洋岸北部の出身だったり、これらのエリアを活動拠点にしている新進アーティストの作品を積極的に取り上げているのだそうです。写真は、このところ毎日食べているカニ?のようですが、カーニバルなどのときに中に人が入って練り歩く用の大きな魚のコスチューム。もちろん、地元アーティストの作品で、New YorkやWashington D.C.などの東海岸の都市でも中南米系のカーニバルの衣装を手がけているそうですから、多分、その手のアーティストとしては名の知れた人なのかもしれませんね。
他には、大金持ちの肖像画などを多く残したアメリカ人画家Eastman Johnsonの特別展があったり、地元のコレクターが寄贈したいろいろなタイプの食器のコレクションがあったりと、ゆっくり見ても1時間くらいで見終わってしまいました。美術館の中には、なかなか落ち着くカフェがあって(ここもまたStarbucks Coffee)、美味しいコーヒーと軽食が取れるので、午前中だというのに、テーブルが満席になってしまうほどの人気でした。

今日の昼食は、そろそろ食べたくなってきた日本食を求めて、ツインタワーがそびえる高級ホテルThe Westin Seattleの中にあるNikko(日光)というレストランに出かけました。イメージとはちょっと違って、店員にもお客さんにも日本人がほとんど見当たらず、ちょうどオフィス街で働く人たちのランチタイムだったからか、みんなさっさと食べてさっさと席を立って行きます。私たちも、ランチのお弁当とちらし寿司(クリックすると写真表示されます。)を食べて、次の目的地に向かいました。ちなみに、味の方は、まあまあNew Yorkでもよくありそうな普通の日本食でしたが、お刺身の量が多かったのはちょっとうれしかったです。壁には「バターコーン」とか「焼き鳥」なんていうメニューの札もかかっていたので、夜は居酒屋風メニューもあったりして、もっと日本食屋さんぽくなるようでした。QueenAnneMansion
食事の後、ホテルのコンシェルジェに聞いて、またバスに乗って向かったのは、最初の日の夜に夜景を見たQueen Anne Hill。あのときは辺りが暗くなり始めてよくわからなかったのですが、どうも建ち並んでいた家がハンパじゃなく豪華だったので、他にもあの丘のところでお屋敷街や美しい街並みが見られるのかと思って尋ねたのですが、コンシェルジェによると、やっぱりいちばん見事な家が建ち並ぶのは、見晴らしのいい公園Kerry Park周辺とのこと。今度は普通のバスの代わりに来たトロリーバスに乗って、急な坂を登り、てっぺんまで登りきったところでバスを降りてみました。丘全体が住宅地なので、もちろんいちばん高いあたりにまで住宅が建ち並んではいますが、確かに一軒家ではあるものの、それほどの豪華さはなく、かわいらしいマイホームといった感じ。結局、坂を下り、公園のあるHightland Driveまで出たら、これが一般人の家?と疑いたくなるような立派なお屋敷のオンパレードでした。KerryPark
通りを一通り歩いて周ってみて、その中でも写真の白い家がいちばん豪華であることに意見の一致をみました。まさにホワイトハウスのような雰囲気さえある立派な家ですが、公館とか博物館という様子でもなく、ただ誰かの家のようでした。思わず、New YorkのMadison Avenueあたりに住んでいる人たちとこんなところに住んでいる人とは、どっちが金持ちなんだろう???とちょっと考えてみたりしてしまいました。
そして、今度は昼間のダウンタウンの景色を見にKerry Parkに行ってみました。夜景の時間ほどではありませんでしたが、それでも見事な眺望を楽しみに人が集まっていました。大きなお屋敷が多い分、坂になっているとはいえ、ダウンタウンを見渡せる場所は他にはなくて、やはり、ここがいちばんのビューポイント。もっとも、お屋敷のダウンタウンに面した側からだったら、きっと毎日この素晴らしい眺めが楽しめるのでしょうけれども。ダウンタウンよりずっと静かで、かつバスで10分くらいでにぎやかなエリアに着いてしまう便利さはかなり快適そうです。もし、もし、将来Seattleに住むことがあったら(多分ないと思いますが・・・)、このお屋敷街はムリでしょうけれど、Queen Anne Hillのどこかに住むっていうのも悪くないなーと思ってしまったのでした。

VolunteerParkバスを乗り継いで、次に向かったのは、今まで足を踏み入れていないダウンタウンの東にあるCapitol Hillというエリア。映画館やユニークなお店が並んでいて若者に人気の地区であるとガイドブックに書いてありましたが、具体的にはどこがその辺りなのかがよくわからなかったので、とりあえず、市民の憩いの場となっているVolunteer Parkという公園を目指しました。覆い茂った木々と芝生の緑が美しく、あちこちで昼寝や読書をしてくつろいでいる人たちの姿が見られました。また天気のいい日の午後にふさわしく、愛犬と散歩する人たちも。古めかしいレンガ造りの貯水塔があり、この上に展望台があるとのことでしたが、どうも入り口がふさがれているようで、中には入りませんでした。SAAM
それから、この公園内にあるのが、午前中行ったSeattle Art Museumの分館であるSeattle Asian Art Museum。アジア芸術専門の美術館で、本館の入場チケット半券を見せると、1週間以内は無料で入館できます。建物はきれいで独創的な雰囲気ですが、いかんせん展示数が少なく、あっという間に見終わってしまいました。日本のものは、陶器がたくさんありましたが、なぜかすべて古伊万里で、他は全くなかったのがちょっと不思議。また、「アジア各国のお茶とお菓子が楽しめる」ティールームが館内にあるはずだったので、ちょっと一服しようと思ったら、それらしきところは見当たらず、係りの人に聞いたら、「前はあったけどね。」という寂しい返事でした。
なんだかちょっと雲行きもあやしくなってきたので、ここはそろそろ退散することにし、またまたバスでダウンタウンへ。途中に、若者がたくさん出入りしているコーヒーショップや、ちょっとアバンギャルドな雰囲気の家具や雑貨を置いている店などをバスの窓から眺めながら、見慣れた中心街まで戻って来ました。

SoldCrabsこの街最後の夕食はどこで食べよう・・・と考えましたが、「カニ食い専門家」の狙いはこれ! そうです、Pike Place Marketで売っているカニをそのまま食べる!でした。いくつかのお店を回って、調理済みのカニを食べやすく解体してくれるところをみつけ、ダンジネスクラブまるごと1匹とアラスカンクラブの足を数本、それにカニによく合うとすすめられたちょっとピリ辛のトマトソースを1瓶購入。加えて、閉店間近ながら人が並んでいたパン屋さんでキャラウェイシード入りのライ麦パンを1本買って、スライスしてもらいました。ずっしり重いカニの入ったビニール袋を下げ、仕上げにホテル近くのTully's Coffeeという、これもまたここでよく見かけたシアトル系コーヒーのチェーン店でカプチーノを買い、ホテルの部屋に戻りました。ナイフとフォークにお皿、ナプキンをホテルで借りて、これで完璧。窓際のテーブルとベッドの上に買って来たものを並べ、これが最後となるSeattleの夜景を眺めつつ、カニと格闘(?)しながらのディナーを取りました。個人的には、食べやすくて身が肉厚なアラスカンクラブの足の方が好きだったのですが、「カニ食い」夫によるとダンジネスクラブの方が本当は美味しいはずとのこと。ただ、残念ながら、蒸し過ぎかゆで過ぎなのか、ちょっとパサついていたのが気になったそうです。みずみずしい極上のカニにはありつけなかったけれど、市場で売っているカニまで試したので、Seattleのカニは食べ尽くしたといっても過言ではないでしょうね?

明日からは、レンタカーをして、フェリーでの旅が始まります。運転しなくてはいけないのが、ちょっと面倒くさい?

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