★ Pacific North West Travel Report ★

7月24日(月) (続き) 曇りのち晴れ シアトル <Part3>◆このページをとばすときは
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Aquariumまずまず満足だった中華料理のカニを平らげた後、近くのウォーターフロントにあるSeattle Aquariumまで、腹ごなしも兼ねてに行ってみました。ここの水族館はそんなに規模が大きくもなく、家族向けでしたが、夏休みはどこの博物館などとも同じように、子供のための教育プログラムが充実しているらしく、館内で係りの人と一緒に一生懸命絵を書いている子供たちなどもいました。SeaHorses
ここでも今ごろはちょうど出産シーズンらしく、魚の稚魚などもいましたが、たくさんいてびっくりしたのがタツノオトシゴ。お腹の大きいタツノオトシゴも何匹かいて、産まれたばかりの赤ちゃんのいる水槽は、一面にミジンコのような小さな透明のタツノオトシゴがフヨフヨ泳いでいました。すごく小さいのに、すでにあの独特の形をしているところが、まさに自然の神秘という感じです。
それと、とてもとてもかわいらしかったのが、表のプールにいたアシカの赤ちゃんでした。まだ、他のアシカと一緒に行動することができないため、ここに隔離していると係りの人が言っていましたが、産まれて1ヶ月ちょっとなので頭が大きくて、体のかゆいところを掻くしぐさなどは、まるでネコとかクマとかのよう。ホースで水をかけてやると、うれしそうにキイキイ鳴いていました。

PikePlaceMarketFloristひと通り水族館を見物すると、なんとなく、また階段を登ってPike Place Marketに戻って来てしまいました。ここに魚屋さんと並んでたくさんあるのが、花屋さん。植木もありますし、切花は新鮮さといいアレンジのセンスといいかなりハイレベルです。しかも、安い!New Yorkだと、絶対10ドルはしそうなブーケ、それでも日本よりは安いと思いますが、それがもっと鮮度がよくて5〜6ドルというのはお買い得。もし、Seattleに住んでいたら、誰かにお花をあげるときももちろん、家に飾るのにも、しょっちゅうここに通ってしまうに違いありません。秋口にちょっといいかな・・・というきれいな色のドライフラワーもあって、これは真剣に買って帰ろうかしらと悩んだのですが、これからまだまだ続く旅行中にはボロボロになってしまうのが目に見えていたため、残念ながら断念したのでした。Cherries.jpeg
それでも、いろいろ見ていたら、なにかしら買いたくなってしまい、協議の結果、会社の人のお土産にワシントン州産のブルーベリーのジャムを買うことに決定。味見をさせてくれた黒人のお兄さんが「サラダに使うと美味しいよ。」とブルーベリービネガーなるものもすすめてくれたのですが、1瓶使い切るのは厳しそうなので、それはやめにしました。そうすると、なんだか自分たちのものも欲しくなってしまい、とうとう誘惑に負け(?)、美味しそうなサクランボを1ポンド(450g)買ってしまいました。こちらはよくある濃い色のアメリカンチェリーではなく、日本のサトウニシキにもちょっと似た黄色っぽい色のRainier Cherryという種類。ちなみに、濃い色の方はBing Cherryといいます。ワシントン州は、全米でも随一のサクランボの産地で、特に大粒の甘い高級品種には定評があります。実は、うちでも日本の実家に父の日のプレゼントとして送ったばかりなのでした。これを買ってしまったばかりに、他に寄り道せず、一度ホテルに戻り、早速洗って食べましたが、やっぱり甘くてジューシーで噂にたがわない美味しさでした。

RentonMap夕方からは、今日のメインイベントである、ディナートレインに乗車する予定でしたが、実は、これがちょっと悩みのタネになってしまっていたのでした。そもそも、このSpirit of Washingtonという電車に乗って景色を見ながらディナーをいただくというものの存在をガイドブックで見つけ、これは楽しいかもしれないと旅行会社の人に予約の手配をしてもらったのまではよかったのですが、問題だったのは、その発着場所までどうやって行くか?ということでした。Seattleのガイドブックに出ていたし、電車の駅があるところなんだから、そこまでも当然電車があるであろうと思っていたら、今は使われていない路線を電車ごと買い取った会社が始めたのがこのディナートレインだったので、他の線路とは全くつながっていなかったのです。こちらに着いてから、この発着地点であるRentonという場所(左の地図をクリックすると拡大表示されます。)に行くには、公共交通機関でどうやったら行けるのか?と、例のMetroの窓口はじめ、いろいろ聞きまわり、ようやくホテルの受付の女性のひとりが「そこは、バスで行けるはず。」と電話確認して、行き方を教えてくれました。RentonTrainDepot
教えてもらった通勤用の快速バスに乗り、ハイウェイ経由で45分あまり、Seattleの南東にあるRentonという街に着きました。目指す電車の発着場所Train Depotもバス停から歩いてすぐでした。出発が6時半で、その30分前くらいには乗車のことと注意書きに書いてあったので、だいたい6時ちょうどくらいに着いたのですが、案内された電車の中には、もうすでにたくさんのお客さんが乗っていました。たいていが、なんらかのお祝いとか記念日らしく、お洒落をしているカップルやグループが多いようでした。
ほぼ定刻どおりに発車すると、私たちの車両の担当ウエイターの人がこれからこの電車が走る行程の説明をして、それぞれのテーブルにパンとそれにつけるサーモン入り、ハーブ入り、ガーリック入りのバターの盛り合わせ(これはかなり美味!でした。)を配りつつ、「今日は何の記念日?」と聞いてまわりました。この人の話術がなかなか巧みで、うちは別に何のお祝いでもなかったので、旅行で来ただけと説明しましたが、その後にメインを給仕する前、みんなの前でそれぞれのテーブルの人たちが何のイベントでこれに乗車しているのかを面白おかしく紹介しました。私たちはなんでもないのでどうするかと思ったら、「彼らは何で来たと思う?実はなんでもないんですよ。で、どこから来たと思う?なんとNew Jerseyなんですって。」とそれなりに盛り上げていました。
その間、我々は、日が次第に暮れていくLake Washingtonを横目に見ながら、フルコースのディナーをいただきました。ディナークルーズなどと同様、ここでもメニューは予約時から選ばされていましたし、ガイドブックには「味は折り紙つき」と書いてあったものの、あんまり期待していませんでしたが、まあ期待通りというか、それなりでした。私はカニのクレープにしましたが、ソースに名産のブルーベリーを使っていて、ちょっと変わった味でした。ColumbiaWinery
前菜とメインコースを食べ終わり、そろそろ暗くなりかけた頃、湖ぞいの線路を北上して到着したのがWoodinvilleというところにあるColumbia Wineryというワインの醸造所。駅もなにもないところで、いきなり電車を降りて、ぞろぞろと建物の中に入って行きました。アメリカのワインの産地といえば、なんといってもカリフォルニア州が有名で、ワシントン州は歴史も浅く、まだまだ知名度はありませんが、気候的にはぶどうの栽培に適しており、徐々によいワインを造り始めているとのこと。このワイナリーはその中では歴史のある方で、1950年代に学者やビジネスマンがこの地でも美味しいワインが造れすはずと始めたところなのだそうです。ColumbiaWineryBottles
巨大な樽がいくつも並び、プーンとよい香りの漂う内部の見学の後、何種類か試飲をさせてもらいましたが、やっぱり飲んでしまうと買ってしまうのが人の心理というもの、結局わが家でも赤白1本ずつを抱えて電車に戻りました。昼間のジャムといい、今日はなぜかお土産に重い瓶モノばかり買ってしまいましたが、あさってからの移動は車なので、まあよいでしょう・・・
ここで、電車は来た道を引き返し、進行方向が逆になって一路Rentonまで走って行きました。湖の景色も暗くなってしまうとあまり灯りがなくてつまらなく、デザートとコーヒーだけの復路は電車のスピードも行きよりずっと速かったような気がします。行きが1時間ちょっとでワイナリーに着き、中で45分程度、帰りは1時間かからなかったので、3時間半と予定されていた全行程も3時間少々で終わってしまいました。特別何がよかったというディナートレインではありませんでしたが、食事もそこそこ、雰囲気はまずまず、景色もそれなりに楽しめるということで、経験としては行ってよかったと思っています。料金は、ひとり59ドル、それに飲み物代などがプラスされるので、New Yorkのディナークルーズなどと比べるとそれほど高いものでもありませんし。
ただ、ちょっと変わった経験だったのが、帰りのバス。Seattleからの行きは通勤者の帰宅用の特別バスがありましたが、帰りは普通の時間帯なので快速バスはありません。それで、行きのバスの運転手さんに、降りたバス停で帰りのバスの時間を確認しておくようにといわれ、チェックしていた時間の少し前にバス停に行きました。バスを待っているのもあやしげな黒人が数人で、なんとなく不安でしたが、乗ってみたバスには、それこそあやしげな人ばかりが乗り込んで来ました。どう見てもホームレスのおじいさんや騒がしいティーンエイジャー、異様に大きな声でしゃべる女性のふたり連れなど、全員黒人。Seattleで2日間過ごした結果、New Yorkに比べると黒人の人がずいぶん少ない街だと思っていたのですが、郊外にはたくさん住んでいることがよくわかりました。別に危害を加えられるわけでもないのはわかっていましたが、膝の上のバッグをしっかり掴んでしまったのは、まあ自然な反応?かもしれませんね。行きの倍以上、2時間近くかかって、ようやくSeattleのダウンタウンに帰って来ました。
それで、後から調べたところ、このSpirit of Washingtonのディナートレインには、車を持っていない人のために、ダウンタウンから送迎バス付きのツアーもあるらしいので、もし、ご興味ある方は、絶対にそちらの方をおすすめします。

Seattle最終日の明日は、見残しがないように、慣れて来たバスで市内の行っていない場所を回る予定です。

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