★ Pacific North West Travel Report ★

7月23日(日) 曇りのち晴れ シアトル <Part1> ◆このページをとばすときは
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TravelMap6月に一大イベントの家の引越しがあり、あまり準備に時間が割けなかった夏の旅行は、最近のアメリカ国内の意識調査で、住みたい都市No.1に選ばれたSeattleを中心に、西海岸北部の都市をいくつか巡ることにしました。地図を眺めていて、Seattleに近くで行ってみたい街といえば、国境を越えたカナダのVancouverが目についたので、旅行代理店の方と相談し、その途中にワシントン州北部の国立公園Olympic National Park(オリンピック国立公園)とカナダ、ブリティッシュコロンビア州の州都Victoriaを経由することにして、8日間の日程を組みました。
今回の旅行は、往復はもちろん飛行機でしたが、Seattleで最後の日にレンタカーを借りて、そこからはドライブとフェリーでの移動。左の地図(クリックすると拡大表示されます)で移動手段を色別で示してみましたが、車での移動とフェリーに乗っての移動がだいたい半々くらいのようです。車の運転は夫ともどもあまり好きではないのですが、国立公園などへの道なら、きっと景色も楽しめて道もよいでしょうし、なんといってもそうそうないフェリーでの移動というのも、ちょっと楽しみです。

StarbucksinSeaTacNew Jerseyに引っ越して最初の旅行だった今回は、初めて利用したNewark AirportからSeattleまで、約6時間のフライト。アメリカの東海岸と西海岸では3時間の時差があるため、6時に家を出て、午前中にはもうSeattleの南約20kmに位置するSeattle-Tacoma International Airport(シアトル・タコマ国際空港)、通称Sea-Tacに着いてしまいました。空港に降り立って最初に目に飛び込んできたのが、今や全世界規模のチェーン展開をしているStarbucks Coffee。Seattleといえば、このStarbucks Coffeeの発祥の地であり、濃いめのシアトル系コーヒーで有名です。New Yorkでの店舗の増え方もかなり凄まじい勢いがありますが、やはり本場での威力はさすが、空港内のコーヒーショップは、ほとんどがStarbucksでした。TheClaremontHotel
バスのカウンターに人がいなくてよくわからなかったので、とりあえずタクシーでダウンタウンへ。午前中ではチェックインはムリだろうと思いましたが、早く身軽になって市内をまわりたかったので、まずは今日から3泊するThe Claremont Hotelに行きました。そんなに大きなホテルではありませんが、こじんまりしたちょっとクラシカルな雰囲気で、なんといってもダウンタウンの中心に近いロケーションは便利そう。早速、地図をもらい、まずは、この街のシンボルともいえる独特の形のタワーSpace Needleに向かうことにしました。
今回、Seattleを訪れた大きな理由のひとつは、上でも触れた通り、全米No.1の人気都市がどんなものか知りたかったということがひとつ。その他に、最近、テレビでよく見ている人気コメディー・ドラマFraiserの舞台がこの街で、いつも背景に出てくるこの面白い形をしたタワーがどんなものなのかを見てみたかったということもあったのでした。SpaceNeedle
ホテルから数ブロック歩いて、Westlake Centerというショッピングモールの3階から出ているモノレールに乗り、Space NeedleのあるSeattle Centerに到着。モノレールは、車体いっぱいにきれいな絵が描かれており(写真はこちら)、わずか数分の距離間を往復しているだけなので、ややお子様向けという感じがしました。その狙い通り(?)、お父さんと一緒に乗っていた子供が、すっかり気に入ってしまったらしく、終点でも降りずにもう一往復するという微笑ましい光景も見られました。
このSeattle Centerには、小さな遊園地やオペラハウス、最近出来たThe Children's Museumなど、いろいろな施設が集まって、文化、娯楽、教育面での一大センターを形成しています。機内で簡単な朝食は食べたもののちょっとお腹が空いてきたので、まずは、中央にある体育館のようなSeattle Center Houseで、何か軽く食べることにしました。この中にはもちろんStarbucksも含む国際色豊かなファーストフードのお店がいくつも並んでいて、中央にはテーブルがあるフードコート形式になっています。日曜日ながら、お昼前ということで、まだ人けが少なくがらんとしたテーブルで、お気に入りのタイ料理メニュー、パッタイ(タイ風焼きそば)とカレーのランチセットを食べ、お約束通り、本場のStarbucksを味わいました。店員さんは、New Yorkよりずっときびきびしていて感じがよかったけれど、味は変わらないような気が・・・そして、いよいよSpace Needleの展望台に上るべく、列に並びました。ViewFromSpaceNeedle
列のわりにはスムーズに進み、エレベーターで一気に150mの高さの展望デッキまで上がりました。展望デッキは上の円盤型の部分の周囲にあり、エレベーターはそれを支えている細い柱の部分の中をすうーっと上がって行きます。そして、360度見渡せるデッキから見たダウンタウンの景色はこんな感じです。本当なら、この奥手にMount Rainier(レーニエ山)が見えるはずなのですが、このときはあいにく雲が立ち込めて見えませんでした。反対側には、海かと見まがうLake Union(ユニオン湖)が広がっていて、白い帆を張ったヨットもちらほら見えました。確かに、このパノラマ・ビューはなかなか見事ですが、展望デッキの入場料が11ドルというのはちょっと高いかな?すぐ下の階にあるレストランを利用するときは、無料になるそうですが、この場合は、ひとりランチで15ドル、ディナーだと25ドル以上の注文をしないといけないそうです。

StreetCar天気のよい週末の午後とあって、すっかり人出が増えてきたSeattle Centerを後にして、そのまま少し海側への道を歩き、モノレールと並んでこの街のちょっと変わった交通手段のひとつであるStreet Car、路面電車に乗ってみることにしました。ご覧の通り、ちょっとレトロなルックスのこのチンチン電車は、海岸沿いを20分おきくらいに走っていますが、普通の路線バスと同じMetroという公共交通機関の一部。バス同様ちゃんと路線番号が付いていて、この路面電車の路線番号は99になります。従って料金も普通のバスと同じしくみ。電車に乗るとき、ほとんどが観光客だった乗客に、車掌さんが「ひとり2ドルね。」といって小さな紙切れを渡してくれましたが、後で調べたところ、週末は2ドルで乗り放題のチケットがあり、われわれはこのチケットを買ったのでした。PikePlaceMarket
ホテルに戻るつもりでしたが、どこで降りてよいかよくわからなかったので、ほかのお客さんがたくさん降りたところで一緒に降りてみたら、ホテルの通りからはちょっと行き過ぎていて、ちょうど見上げたところがなにやらにぎやかな様子。ちょっと寄り道してみることにしました。海岸から急な階段を登りきったところは、Seattleの台所ともいえるPike Place Marketでした。日曜日とあって、通りには出店も並んでおり、家族連れや私たちのような観光客などでごった返していました。市場内のお店には、新鮮そうなシーフードや見事な生花がたくさんあって、眺めているだけでも楽しい!そういえば、Seattleに行ったことがある人から、ここは絶対行ってみるといいよとすすめられていたのを思い出しました。ここは、またゆっくり来ようと、とりあえずマーケットの中にあったStarbucks Coffeeではなくて、ライバル(?)のSeattle's Best Coffeeでアイスコーヒーを飲んだだけで、ホテルに戻りました。

Cutters旅のお楽しみ、今夜のディナーは最初からシーフードと決めていました。特に無類のカニ好きの夫は、さっきマーケットで生きのよさそうなカニをたくさん目にしたとあって、美味しいカニが食べられる!と興奮状態。早速、ホテルに戻るやいなやフロントでおすすめのシーフードレストランを聞き、海岸のすぐ近くにあって眺めもよいというCuttersというお店を予約してもらいました。
期待に胸ふくらませて(?)出かけたレストランは、広くて観光客にも入りやすそうな雰囲気のお店でした。予約してあるというと、奥の海が見えるコーナーのテーブルに通してくれ、前菜ともちろんカニを含むメイン、すべてシーフード系をオーダーしました。前菜は、マグロのたたきワサビソース添え(クリックすると写真がご覧になれます。)とイカのから揚げでしたが、どちらもかなり美味しかった!特に、イカの方はメキシカンっぽいスパイシーな味付けがしてあって、個人的には◎。前菜からするとメインにもかなりの期待が寄せられましたが、結果としては、裏切られた・・・というところまではいきませんでしたが、前菜ほどの感動はなかったというのが正直な感想。時価だったダンジネスクラブも私はまあまあ美味しいと思ったのですが、カニ食い専門家(?)の夫にするとイマイチだそう。私の大ビラメも、まあ普通よりちょっと上くらいで、期待が大きかった分、こんなもんかなあという印象でした。ただ、後でPike Place Marketの魚屋のおじさんに、「カニならあそこで食べなよ。」とすすめられたレストランではあるので、ポピュラー度とか入りやすさを考えると、カニに異常にこだわる人でなければまあまあおすすめです。

食後は、昼間上ったSpace Needleをどうしてもダウンタウンの高層ビル群と一緒に見たくて、ホテルの部屋に置いてあった地元の情報誌を頼りにQueen Anne Hillというちょっと小高い丘になっている住宅地のあたりまで行ってみることにしました。日本語のガイドブックには詳しいことが全く記載されておらず、その情報誌によるとどうもバスで近くまで行けるよう。昼間、乗り放題チケットを買っていたこともあるので、レストランの近くのバス停から、指定された番号のバスに乗ってみました。時間も遅いので、乗客はほとんど地元の人たち。地図を広げて見たり、運転手さんに聞いたりしていた私たちに、何人かの人が「夜景を見るならここで降りるんだよ。」とか「夜景の見える公園はここをまっすぐよ。」などと教えてくれたのが、とてもありがたかったです。NightView
で、皆さんのご協力によりたどり着いたKerry Parkという小さい公園からの眺めは素晴らしい!のひとことでした。着いたのはもう8時過ぎというのに、あたりはまだ明るさが残る薄暮の状態。少し待って9時くらいになると、ようやくライトアップされたビルの灯りがはっきり見えるいい雰囲気の夜景になりました。私たちと同じように夜景を見に訪れた人たちの他に、三脚を構えた本格的なカメラマンも何人か来ていましたし、やはりここがSeattleの夜景を見る場所としてはピカイチのようです。ガイドブックなどで見かけるSpace Needleを含む写真もここからのものがすごく多いことがわかりました。これは、Seattleを訪れたなら、絶対、絶対!見るべき景色だと思います。
Kerry Parkは、Queen Anne Hillの中腹、Hightland Driveという通りにあります。タクシーでももちろん行ってくれると思いますが、バスでもダウンタウンから1本で行けるので、行き方を簡単にご紹介しておきますね。また、こちらをクリックすると地図が表示されますので、ご確認ください。
  1. バスの2番に乗ってQueen Anne Streetの坂を上がり、Hightland Driveのところの停留所で降ります。
    (運転手さんに、Hightland Driveで降りたいと前もって言っておくと教えてくれるので安心。)
  2. バスを降りたら、坂の上の方向を向いて左手の方向に通りを渡り、そのままHightland Streetの大きな屋敷が並ぶ通りを進みます。
  3. 数100メートル行くと左手に公園があります。人がいることが多いので、すぐわかると思います。
  4. 帰りは、行きに降りたバス停の向かいにあるところ(標識が小さいので見逃さないように!)に、213のバスが来ます。両方ともダウンタウンに行くので、どちらに乗っても大丈夫。

私たちは、夜に行きましたが、9時くらいなら見物客が結構いるので、そんなに危険は感じませんでした。付近は、大邸宅が建ち並ぶ高級住宅地なので、浮浪者みたいな人も見かけませんでしたし、バス停を間違えさえしなければ大丈夫だと思います。もちろん、昼間でも迫力ある景色が楽しめますので、夜がムリなら、ぜひ昼間にでもおでかけください。

1日目にして、風光明媚な場所をまわり、街の人たちの温かい人間性にも触れ、早くも全米人気No.1都市の理由がわかってしまったようなSeattle。この好印象がますます強まるかどうか、平日に戻る明日からは、忙しい都会の側面も見られるかと思うと楽しみです。

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