Galleria Palatina


Madonna della Seggiola 』椅子の聖母
Raffaello Sanzio (1483-1520)
フィレンツェ近郊のウルビーノ出身のラファエロも、ここフィレンツェでメディチ家の支援を受けた芸術家のひとりでした。彼を引き立てていたのは、メディチ家出身で教皇となったレオ10世といわれています。
この絵に描かれている女性は、ちょっと見だと聖母マリアには見えないような庶民的な顔立ちと派手な色使いの衣装。この絵と次にご紹介している『ベールの女』、ローマにある『フォルナリーナ』という3枚の絵のモデルは同じ女性で、ラファエロの恋人だった・・・というロマンチックな伝説があると本で読んでいたので、今回全部見られるのを楽しみにしていたのです。現地で買ったガイドブックによると、すでに恋人説は否定されてしまっているらしいのですが、それでも、その説がなるほどと思えるくらい、女性が魅力的に描かれていました。恋人ではなかったとしても、ラファエロがこのモデルをすっごく気に入っていたのは間違いないと思うのですけれども・・・
MadonnaDellaSeggiola

※写真は画像の大きさの都合上、一部のみの表示になっています。