Pinacoteca di Brera


Sposalizio della Vergina
聖母の結婚
Raffaello Sanzio (1483-1520)
ルネサンスの絵画といえば、この人ともいわれるラファエロの若き日の作品です。聖母子像などの優しい筆致の作品がイメージですが、これはもう少し硬い雰囲気。この旅行中、ラファエロの作品を数多く見ることができましたが、その中でもこの作品の変わった形と大きさ、異なった雰囲気が印象に残りました。背景にある神殿のような建物が目立つ位置に配してあるからかもしれません。
家に戻ってから、西洋絵画史の本をパラパラとめくっていたら、実は、これとそっくりな絵を彼の師であるペルジーノが描いていることがわかりました。両者を比較した写真まで出ていましたが、登場人物から構図から、本当にソックリ!バランスは多少違いますが、やはり同じように背景にデンと大きな神殿が描かれているのでした。でも、元の絵よりも弟子であるラファエロが描いた絵の方が有名になってしまっている(多分・・・)というのも、ちょっと皮肉なものですね。

※写真は画像の大きさの都合上、一部のみの表示になっています。