★ HAVE FUN!! in New York ★

HAVE FUN!! in New York
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世界の芸術の最高峰が集まっているのもNew Yorkの大きな魅力のひとつ。その中でも、誰もが必ず足を運ぶのがメトロポリタン美術館です。
PartTとUに分けて、1階のフロア、2階のフロアをそれぞれダイジェストで紹介してみました。とても全部は紹介しきれないので、個人的な独断と偏見で展示を選んでしまっており、もちろんご紹介している他にも素晴らしい作品はたくさんあります。急いでご覧になるときなどの、ご参考になればと思います。
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別館「クロイスターズ」の特集はこちら

Map2Fさていよいよ大ホール中央の階段を上がって2階のフロアへ。まず、正面は印象派絵画が登場する19世紀以前のEuropean Paintings(ヨーロッパ絵画)になります。
(右の地図はクリックすると拡大表示されます。)
展示室入口にかかっている大きな絵が印象的ですが、これらに代表されるイタリアや、オランダの絵画がたくさんあります。また、かなり古い宗教画などが充実しているのも、メトロポリタン美術館の特徴のひとつ。展示は、だいたい国別に分けてありますので、それぞれの中から代表される作品をご紹介します。(作品名をクリックすると、写真と説明がご覧になれます。尚、作品の展示場所は変わっている場合があります。)
EuropeanPainting
Italian Painting
「Portrait of a Man and Woman at a Casement」
開き窓に寄る男女の肖像
Fra Filippo Lippi (1406頃-1469) フィレンツェ
「Mars and Venus United by Love」
愛によって結ばれたマルスとヴィーナス
Paolo Veronese (1528-1588) ヴェネツィア
Spanish Painting
「Juan de Pareja」 ファン・デ・パレーハ
Diego Velazquez (1599-1660) スペイン
「Don Manuel Osorio Manrique de Zuniga」
ドン・マヌエル・オソーリオ・マンリケ・デスニガ
Francisco Goya (1746-1828) スペイン
Dutch Painting
「Self-portrait」 自画像
Rembrandt (1606-1699) オランダ
「Young Woman with a Water Jug」
水差しをもつ若い女
Johannes Vermeer (1632-1675) オランダ

EuropeanPainting
French Painting
「The Penittent Magdalen」 マグダラのマリアの懺悔
Georges de La Tour (1593−1652) フランス
「The Rape of the Sabine Women」 サビニの女たちの略奪
Nicolas Poussin (1594−1665) フランス
「Mezzetin」 メズタン
Jean Antoine Watteau (1684−1721) フランス
「The Toilet of Venus」 ヴィーナスの化粧
Francois Boucher
(1703−1770) フランス
Others
「View of Toledo」 トレド風景
El Greco (1541−1614) ギリシア
「Venus and Adonis」 ヴィーナスとアドニス
Peter Paul Rubens (1577−1640) フランドル
尚、ここのエリアに展示されている人気画家フェルメールの作品を一堂に集めた「Vermeer and the Delft School」が2001年3〜5月(27日迄)にかけて開催されていました。現存する作品数が30余点といわれているフェルメールの作品のうち、15点が集められていて圧巻!主な作品をご紹介した特集ページも作りましたので、興味のある方は、ぜひこちらでチェックしておいてくださいね。

European19thSalonそして、写真やドローイングの展示がある細い通路を抜けて、いよいよ印象派を含めた19世紀ヨーロッパ絵画・彫刻の展示室へ。通路の突きあたり、ロダンの彫刻などが並んでいるこのスペースは、当時、絵画を展示したサロンを再現したもの。高い天井と柱がそれらしい雰囲気です。展示してある絵画も、先ほどのアングレと同様、印象派とは異なった、正統派のサロン絵画。
そして、展示室の方には、日本人の最も好む印象派絵画と、その少し前の時代の画家の作品が並んでいます。まさに、教科書や画集などでよく紹介されている名画揃い。
また、毎年5〜11月くらいの間は、この時期だけ個人コレクションから貸し出されて展示される「The Annenberg Collection of Impressionist and Post-Impressionist Masterpieces」に数室がさかれています。このコレクションも、見事な印象派絵画が多く含まれており、普通に展示を見ていると、どれが常設でどれが特別展示なのかよくわかりません。ただ、特別展示は写真撮影不可の標識が立っているのでわかるというくらい。
きっと、この時代の作品には、好きな画家や好きな絵がある方も多いと思います。ここでは、印象派とそれ以外について、代表的な作品のみをご紹介してみました。(特別展示のため展示場所がかなり変更されるので、説明の中に展示室内の場所は書いてありません。また人気の作品は、貸出中で置いていないこともありえます。)

19th Century European Painting
「The Storm」
Pierre-Auguste Cot (1837−1883) フランス
「Woman with a Parrot」女とオウム
Gustave Courbet (1819−1877) フランス
「The Grand Canal, Venice」 ヴェネツィアの運河
J.M.W. Turner (1775−1851) イギリス
Impressionist Painting
「Boating」 舟遊び
Edouard Manet (1832−1883) フランス
「Garden at Saint-Adresse」サンタドレスの庭園
Claude Monet (1840−1926) フランス
「Madame Georges Charpentier and Her Children, Ceorgette and Paul」
ジョルジュ・シャルパンティエ夫人と子供たち、ジョルジェットとポール
Pierre-Auguste Renoir (1841−1919) フランス
「Madame Cezanne in a Red Dress」
赤いドレスを着たセザンヌ夫人
Paul Cezanne (1839−1906) フランス

さて、2階の紹介はだいたい以上です。この他、2階にはピカソやマティス、ルソーなどの名作もある20th Century Art(20世紀美術)もありますが、現代美術に関してはThe Museum of Modern Art(MoMA)に行かれる方も多いと思いますので、今回は省かせていただきました。
それから、最後に2階で忘れてはならないのは、大ホールの上にあたるバルコニー・バー。美術館が遅くまで開いている金曜日と土曜日のみオープン(17:00〜20:30)で、ピアノ、バイオリン、チェロなどの生演奏があるので、とてもよい雰囲気です。美術鑑賞の後には、ワイングラスを傾けながら音楽鑑賞というのも、ちょっとおしゃれ。学生や団体客が多い昼間の喧騒がウソのような、少し暗めのライトで静かな大人の雰囲気が楽しめます。

● あ と が き ●
メトロポリタン美術館のダイジェスト紹介、いかがだったでしょうか?以前、旅行で来たときに、自分で作品を見て回りましたが、知識がないので、あまり印象に残りませんでした。こちらに住んでから、機会があって、メトロポリタン美術館の所蔵品についての美術講座を受講し、少しでも知識があると、いろいろなものを見ても、ずっとたくさんのことが感じられることがわかりました。今回まとめた内容は、その講座受講直後に作っていたものに少し手を加えたものです。いくつかの文献は参考にしましたが、なにぶん素人なので、不適格な表現や間違いもあるかもしれません。もし、お気づきの点ありましたら、メールなどでお知らせいたければと思います。
メトロポリタン美術館は、いつ、何回行ってもなにかしら新しい発見があって、本当に素晴らしい美術館だと思います。ぜひ、実際に足を運んで、本物の美術品をご覧くださいね。

参考文献:「メトロポリタン美術館ガイド」、「街物語 アメリカ」(JTB出版)、「西洋美術史入門」(美術出版社)

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