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New York Yankees v.s. Seattle Mariners4/29 7:05〜 Yankee Stadium
※違う日の試合を見るときはこちらから
MLBHP日本のマスコミはもちろん、MLBのオフィシャルHPでさえ、トップを飾ってしまったNew York Yankees V.S. Seattle Marinersの対戦は、どちらも日本のプロ野球を代表する偉大なバッターで、舞台を大リーグに移して活躍し続ける松井 秀喜イチローの初対決として、大いに注目を集めていたのでした。New York近郊に住む日本人で、今回の3連戦を観戦しに行かない人はいないのではないかと思われるくらい、私たちも楽しみにしていて、ギリギリになったらチケットを取ろうと思っていたところ、運よく、既にチケットを入手していた友人のお誘いを受けて、初戦を観戦しました。(Yさん、Thank youです。)
地下鉄を降りると、球場の周囲には、観戦に来た日本人がたくさん!しかも、出店の土産物屋には、ふたりの姿を並べてプリントした「Ichiro−MatsuiTシャツ」がたくさん並べられていたり、緑色のゴジラの風船も。いかにも、球場を訪れた日本人客相手に、ここぞとばかりグッズを売りまくろう!というたくましい商魂が見え見えでした。
MatsuiWarmingUpIchiroWarmingUp球場内に入ると、日本人観客の数はさらに増し、座席までずっと歩いていた通路で行き交う人々も、ようやく探し当てた席に着いて見回した周囲の人々も、55 MATSUIのTシャツやユニフォームを着た日本人ばかり。ホントに「ここは東京ドーム?」と錯覚を起こしてしまいそうなほどでした。たどり着いた私たちの席はライト側で、既にYankeesの選手たちが、すぐ目の前で試合前のウォーミングアップをしていましたが、前回同様、松井が登場したのは、いちばん最後。そして、遠くレフト側では、イチローが、黙々と体を動かしていました。試合に先立って発表された、先攻Seattle Marinersのラインナップはこちら、迎え撃つNew York Yankeesのラインナップはこちらでご覧ください。
RogerClemensIchiroAtBatプレーボールのコールとともに、イチローがあの独特の構えで、バッターボックスに登場、今日の先発、通算300勝まであと3つと迫った、大投手Roger Clemensに対します。日本人大リーガー対決にばかりスポットが当てられがちでしたが、実は、17年前の今日、Clemensは、当時、大リーグ記録となる、1試合20奪三振の記録を打ち立てた記念日でもあったのでした。本人が所属していたのはYankeesではありませんでしたが、相手は、今と同じSeattle Mariners。20奪三振という記録もさることながら、17年経っても、まだ同じように第一線で活躍しているという、その強靭な体力にびっくりしてしまいました。ちなみに、彼は、今シーズン中に41歳になります。17年前の再現・・・とばかりの気合が入ったピッチングに、イチローのバットは見事に空を切り、先頭バッターを幸先のよい三振に切って取ったのでした。
BretBooneEdgarMartinezこれは、楽々298勝目?と思いきや、やはり、17年の歳月は確実に経過していて、簡単に2アウトを取った後、3番のBret Booneのスウィングから弾かれたボールは、はるかかなたのスタンドへ。あっけなく先制点を許してしまいました。さらに、2回には下位打線のBen Davisに2ラン、6回には、指名打者の4番Edgar Martinezに軽々と運ばれ、3本のホームランで4点取られてしまいました。BooneもMartinezも、よっぽど強振したと見えて、ふたりとも、ヘルメットが落ちてしまい、何もかぶらないままダイヤモンドを回るという珍しい光景が相次いで見られました。
MatsuiBoard
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ホームランでしか点が入らないという、淡々とした試合が進む中、スタンドを見回すと、やっぱり、すごかったです、日本語の応援プレートや横断幕。本人が打席に立つときや、イニングの合間など、「松井」の文字がスタンドのあちこちで踊っていました。今まで、Yankee StadiumでのMariners戦というと、日本人は皆、イチロー見たさに来ているわけで、でも、敵地だから、こういう表立った応援はありませんでした。ホームチームの選手なら、正々堂々、力いっぱい応援できますものね。ところが、松井は、この盛大な応援に応えることは、なかなかできず、打席のたびに湧き上がる大きな声援が、すぐため息に変わってしまいました。
GilMecheとはいっても、打てなかったのは、決して松井だけではなかったのです。この試合の主役は、注目された日本人大リーガーでも、記念日のClemensでもなく、Mariners55をつけたGil Mesheという若手のピッチャーでした。17年前のClemensとほとんど変わらない年齢のこのピッチャーは、去年まで目立った活躍はしていなかったそうですが、今日は、Clemensと比べても、どちらが300勝投手なのかわからないような、目を見張る見事なピッチング。今シーズン、ほとんど負けなし!というYankeesの強力打線を相手に、凡打の山を築き、付け入るスキを与えませんでした。
IchiroHomeInIchiroBantHit守備では華麗なキャッチを見せていたイチローも、松井同様、打つ方はさっぱりでしたが、さすが、大リーグ3年目の貫禄!を見せたのは、4 - 0とMarinersのリードで迎えた7回の攻撃。ランナーを二塁に置いて、タイムリーヒットが期待される中、そのウラをかく?絶妙なセーフティーバント。当然、楽々セーフの内野安打となり、チャンスを広げました。そして、後続のバッターの二塁打で、一塁から長駆ホームイン、その速さといったら、まさに疾風のようで、あっという間にダイヤモンドを駆け抜けていました。
MatsuiAtBatHasegawaこれで、6 - 0となってしまい、そろそろ勝ちをあきらめたYankeesファンがドッと出口に向かった後の9回裏、私たち日本人としては、松井の最終打席があるので帰れず、人の少なくなった前の方の席まで進出して観戦していたら、なんと、相手ピッチャーに告げられたのは、長谷川 滋利投手。守護神佐々木 主浩が故障者リスト入りしていて登板できないので、試合を締めくくる役割で登場したのですが、期せずして、これこそ、本当の「日本人大リーガー対決」の場面が訪れたのでした。
HasegawaThrowingMatsuiOnFirstBase3打数ノーヒットで、先週の長期遠征ですっかり落としてしまった打率がさらに下がってしまった松井でしたが、ここは、先輩大リーガーからきれいにセンター前ヒット。最後の最後に一矢報いたような形になり、一塁ベースに立つ姿は、背中からでも、なんかホッとしたような雰囲気が漂っていました。長谷川も、大量リードで、ちょっぴり気が緩んだのかも?しれませんが、許したヒットはこの1本だけ。後続はきちんと打ち取り、松井を塁に残したまま、6 - 0でゲームセットを迎えました。
注目の日本人大リーガー対決、初戦は、Seattle Marinersの圧勝でした。というよりも、現在、アメリカン・リーグ東地区と西地区の1位同士の対決は、この3連戦以外にも、今年は計9試合もありますし、ポストシーズンのプレーオフで対戦する可能性もあり、まずは、双方、小手調べという感じといってもいいのではないでしょうか。投手の好不調が明暗を分けた試合で、イチローは、しっかり得点に絡んだものの、松井は目立った活躍はできず、ふたりだけに限っていえば、まずは、先輩に主役を譲った形になりました。でも、野球はチームスポーツですし、どちらのチームも、決して、それぞれが活躍しないと絶対勝てないような弱小チームではありません。そういう意味では、どちらのチームも好調な今シーズンは、これからの対戦も好ゲームが期待できそうで楽しみです。果たして、今年は、2000年のように、リーグ優勝決定戦で当たることができるのでしょうか・・・
この試合のスコアと日本人選手の成績についてはこちらでご覧下さい。

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