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New York Yankees v.s. Tampa Bay Devil Rays4/12 1:05〜 Yankee Stadium
※違う日の試合を見るときはこちらから
ViewFromSeat 今シーズン初観戦は、開幕からしばらく遠征に出ていたNew York Yankeesが、本拠地Yankee Stadiumにようやくお目見えした最初の週末。前日の土曜日は、雨で試合中止になってしまい、この日も朝方まで小雨が残っていましたが、試合開始まもなく、初夏のような日差しが照りつける絶好の野球観戦日よりとなりました。今週末は、どうしてもナマ松井が見たかった!ので、数日前からTicketmasterをチェックして、ゲットしたのは、めったに出ない$77の内野席。Will Callの窓口(※1)でチケットを受け取り、勇んで席に向かいましたが、グラウンドにとても近くて、臨場感はバツグンなうえ、守備についている松井には激近!だったものもの、いざ試合が始まってみると、バッターボックスを見るには、地面と平行過ぎて、サードコーチや審判が邪魔だったりして、値段のわりには、いまひとつ・・・でした。MatsuiThrowingMatsuiStretchingMatsuiStretching
私たちの席は三塁側なので、相手チームTampa Bay Devil Raysが試合前のストレッチなどをしていて、Yankeesの選手は、ずっと遠くで走ったりしていました。でも、その中に松井の姿はなく、他の選手が、ほぼ終えた頃に、グラウンドに現れ、柔軟をしたり走ったりして、その後、軽くキャッチボールをしていました。この遅れは、やっぱり、彼はしっかり対応することで有名な、日本のマスコミへの試合前のインタビューかなんかかしらん?と、勝手に想像してしまいました。
試合開始に先立ち、選手の紹介がありましたが、この前の試合でチーム唯一、しかも日本なら勝利打点になるタイムリーヒットを放った松井への拍手は、ひときわ大きいものでした。ここで、Yankeesのスターティング・ラインナップについてご紹介してみます。 こちら をクリックしてご覧ください。ReyOrdonezLouPinera
対戦相手のDevil Raysは、同じアメリカン・リーグ東地区のチームですが、ほとんど万年地区最下位で、Yankees的には、組みし易しの相手。選手も若手が多いのですが、その中で個人的に注目している選手が約2名いました。ひとり目は、去年までNew York Metsで活躍していた、ショートストップのRey Ordonez。今でも、彼は大リーグでも守備のいちばん上手い選手だと信じて疑っていないのですが、去年は、その自慢の守備がいまひとつで、もともと、打撃の方はいまひとつどころか、今三くらいだったので、高額年俸もネックになってトレードで出されてしまいました。キューバ出身の典型的ラテンのノリの選手で、今年、Metsに戻ってきた新庄 剛志選手とも仲良しだったんですけどね・・・もうひとりは、選手ではないのですけれど、今年、初めて指揮をとるLou Pinera監督。去年まで、Seattle Marinersを率いていたので、日本でご存じの方も多いでしょう。Marinersのフロントと対立して、その去就が注目されていましたが、彼が選んだのは、若手が多いこれからのチームでした。その中では、ベテランともいえるOrdonezは、同じキューバ出身の監督とあってやりやすかったのか、開幕からかなり好調。華麗な守備に加えて、期待されていなかった?打棒まで奮っていて、Yankees的にはちょっと注意なのでした。MatsuiScreenMatsuiStrikeOut
先発投手が無難に抑えた1回の裏、早くも松井の打順まで回ってきました。Bernieのヒットで、2アウトながら、一、二塁の一応得点チャンス。早くも観客は盛り上がったのですけれど、あっけない見送り三振に倒れてしまいました。まあ、試合は始まったばかりだから、まだこれからもチャンスはあるでしょう。この後の2回裏には、Bubba Trammellの2点タイムリー二塁打と、Todd Zeileの2点ホームランという、元Metsの活躍で、一気に4-0としました。なんだか、今日も楽勝の予感・・・でも、今日のDevil Raysは、いつもとちょっと違いました。じわじわと反撃を続け、チャンスはありながらも、追加点が入れられなかったYankeesは、気づいたら、4 - 4の同点に追いつかれてしまいました。先発のJeff Weaverは、途中で打球が当たったりしたものの、なんとか持ちこたえていましたが、7回途中で降板してしまいました。
BernieWalking普通、終盤で同点の場合は、後攻、つまり、ホームチームの方が有利なはず。そして、そのチャンスは意外と早くやってきました。同点に追いつかれた直後の7回裏、1アウト二、三塁で、絶好調の4番、Bernie Williamsが敬遠、満塁となり、打席には松井が迎えられました。これって、もしや・・・そうです、つい数日前、本拠地のデビュー戦で、新人初という満塁ホームランを放ったときと、全く同じシチュエーション。当然、ファンは総立ちになり、あのときの再現を望む観客席から、自然と「Matsui! Matsui!」というコールが湧き上がりました。Yankee Stadiumで聞く「松井コール」というのは、なんだか想像以上に興奮して、ちょっと鳥肌が立ってしまったくらい。また、ここで打っちゃったりしたら、「神様、松井様」状態だと思って見守っていましたが、総立ちの人々の隙間から、わずかに見えた松井は、バランスを崩したスイングから内野ゴロを放ち、なんと、ダブルプレーという最悪の結果で、あっけない無得点の幕切れ。がっかりした一同は、力が抜けて、いっせいに着席してしまったのでした。
MatsuiLastatBatでも、勝負の神様は、まだ、松井のことを見放してはいませんでした。両チームの救援投手がふんばって、同点のまま迎えた9回裏、Yankeesにとっては、サヨナラ勝ちのチャンスに、再び同じことが起こったのです!ヒットなどで、1アウト二、三塁となり、Devil Raysは、再び、Bernieを敬遠し、松井と勝負する作戦に出ました。さすがに今度こそは!と、誰ひとり帰っていない観客は、再び総立ち状態。今日、2回目の「松井コール」が響く中、静かに松井がバッターボックスに入りました。今度こそ、外野フライでいいから打ってください、と祈るような気持ちで、手をたたいていました。1球目は見送りのストライク・・・MatsuiCelebrationHitDeki
そして、実は、ここから先は、本当に部分的にしかグラウンドが見えませんでした。2球目、松井のバットから放たれたボールは、内野に転がり、今度は、内野手の間を・・・抜けた・・・らしい・・・あ・・・サヨナラ・ヒットです!三塁ランナーがホームインしたのを確認して、夫と手を取り合って喜んでいたら、歓喜に沸く観客席が落ち着いて、次に視界が開けたときには、ヒーローの松井は、既にチームメイトの祝福を受け、ダッグアウトの中に戻ったところで、松井がヒットを打ったとき用に作られたに違いない「HIT-DEKI」という電光掲示板の表示だけが、彼がサヨナラ勝ちの立役者となったことを示していました。
満塁ホームランに続いてサヨナラ・ヒットと、バッターとしての記録的なことを、短期間に連発してくれた松井 秀喜選手。きっと、まだまだ、これからいろいろな記録や記憶に残る活躍を、ここYankee Stadiumでしてくれるに違いない!それを確信しらしめた今日の試合でした。試合後の球場に鳴り響く「New York, New York」のシナトラの歌声がこんなに軽やかに聞こえた試合も、そうそうなかったと思います。
尚、試合のスコアはこちらでご覧ください。

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