HAVE FUN!! in New York
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シーズン前にすっかり、松井応援モードに入っていたわけですから、当然、球場にも足を運ばなくてはなりません。試合での詳細については、長くなってしまうので、それぞれ別にするとして、まずは、Yankee Stadiumでの観戦全般についてのことからご紹介してみます。球場のある場所は、同じNew York Cityながら、Manhattanの北にあるBronxという地区。Manhattanからは、東側からなら、西側からならかの地下鉄1本で行けます。最近は、ワールドチャンピオンの座から遠のいているとはいっても、歴史ある人気チーム、いい席のチケット入手はなかなか困難ですが、試合の日が近くなると、ふいに、びっくりするほどよい席が出ることもあるし、当日券もあるので、結構いい席で見るチャンスもあり。数年前には、2階席が落ちる!?という事故もあったような、年季の入った球場ですが、たびたび改装しているので、今はすっかりきれいになりました。そうそう、それから、忘れてはいけないのが、警備の強化。球場には、バックパックやブリーフケースのような大きなカバンは持ち込めません。それ以外のバッグもすべて中身のチェックがあり、コートを着ていた場合は、それをはだけての簡単なボディチェックもあります。食べ物の持込はOKだけど、ペットボトル、瓶類は×。カメラはOKで、ビデオカメラは×。とにかく、身軽な格好でお出かけくださいね。 球場の中にも外にもたくさんあるのが、ヤンキースのグッズを売っているお店。今や、どこのお店の軒先にも55 MATUIのTシャツやユニフォームが掲げられています。高架下あたりのお店ならそうでもないのかもしれませんけれど、球場のすぐ脇や中で売っているTシャツは、お値段がちょっと高め。球場に来たら、気分が盛り上がってグッズが欲しくなってしまう・・・というファン心理を巧みに付いたものなのでしょう。全く同じTシャツで、ちゃんとライセンスショップである、ManhattanのYankees Clubhouseで買えば20ドル弱のものを、球場周辺では25ドルで売っていました。ちなみに、これらのグッズは、もちろん球場持込OKで、お店では中身が見えるよう、透明のビニール袋に入れてくれます。 でも、グッズは買わなくても手に入れる方法があります。大リーグの球団ならどこでもやっている、その日の入場者にグッズのお土産をくれるPromotionというのがそれで、子供だけでなく、大人にもくれる日も意外とあります。わが家には、カレンダーとバッチ、車に付ける旗?などがありますが、他にキャップをくれる日もありました。カレンダーは、通常、その年のレギュラー選手の写真が毎月使われているのですが、今年は、球団創設から100周年ということで、Babe RuthやLou Gehrig、Joe DiMaggioといった往年の名選手の写真でレトロな雰囲気になっていました。今のレギュラーは、最後のページにまとめて載っていて、一応、松井の姿(上段左から2人目)もありました。 直前に、アメリカの国歌を斉唱し、さあ、いざ試合が始まります。試合中のYankee Stadiumの名物といえば、こちら。5回が終了した後のグラウンド整備の際、整備の人たちが踊ってくれる「YMCA」。踊るといっても、整備中、ずっと曲がかかっていて、立ち止まって手を上げるのは、サビのところだけ。でも、その他のところでも、空いている方の手はこぶしを作って、リズムを取っていたりするので、注目してみてください。これは、私の知る限り、どうも、この球場でだけやっているようです。 7回の途中に、ストレッチで「Take Me Out To the Ballgame」を歌うのは、大リーグの球場どこも同じですが、New Yorkでは、9/11以降、犠牲者への哀悼のため、最近はイラク戦争で戦っている兵士たちへの応援の意味を込めて、「God Bless America」をまず最初に歌います。それから、これは、隠れた名物!?となっているのが、その後にスクリーンに登場するCotton Eye Joeなるカウボーイ。本人が球場に来ている場合は「Live from Control Room」と表示されて、本当に、バックネット裏の中継席のところで踊っています。「Live from Augusta」とかいうときもあって、どうも、どこにいても生中継?しちゃうみたい。意味はよくわかりませんが、要は、本場のカウボーイが、陽気な音楽に合わせて、踊るということみたいです。写真を撮ってみましたが、すっかりブレちゃっているくらい、激しく踊るので、人気があり、スタンドでも、同じように踊る人が続出。目立つか客がいると、同じようにスクリーンに映し出されるといった具合。夏場になると、ビキニ・トップのお姉さんあたりが映されることが多いかも。 試合が終わると、球場に高らかに流されるのが、Frank Sinatraの「New York, New York」。この曲を聴きながら、「今日もよい試合だった!」と思い返しつつ、ファンは、皆、家路に着くのです。 それでは、今シーズンの試合ごとの観戦記は、以下からご覧ください。観戦したら、逐次、追加して行きます。その日の松井の様子などは、こちらで。
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