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February 2002
WTCSkyline

世界を揺るがしたテロ事件から3ヶ月半余り経った2001年12月末に、現場であるGroun Zeroを見るための展望台The Platformが作られました。事故現場を観光スポットのように公開することについては、もちろん賛否両論ありましたが、事件の傷跡が消えつつあるNew Yorkにあって、やはり、その現場を見ておきたいという人は多く、連日、多くの人々が訪れています。ここでは、位置や整理券の入手の仕方など、見学する人のための情報をご説明します。
* LOCATION *
MapWorld Trade Centerのある場所は、ご存じの通り、Lower Manhattanの西側。その事故現場を望む展望台(通称 The Platform)は、その東側に設置されています。位置的には、BroadwayFulton Streetが交差している辺りです。
見学には、無料で発行される整理券が必要ですが、整理券が発行されている場所は、東にあるSouth Street Seaport。同じFulton Street沿いですが、East Riverに面した東端。チケットブースは、すぐ横に博物館になっている帆船が停泊しているPier 16のたもとにあり、すぐわかります。
チケットをもらった後、直接The Platformに向かう場合は、Fulton Streetをそのまままっすぐ歩いていけばよいのですが、時間的には10分程度でも、寒さが厳しいときなどは、ちょっとつらいかも・・・
地下鉄の最寄駅は、Fulton Street沿いにあるFulton St-Broadway Nassauで、 A , C , J , M , Z , 1 , 2 , 4 , 5 の各ラインが通っています。但し、路線によって駅の場所が多少離れています。とりあえずSouth Street Seaportに行く場合は、2nd Avenueを通って、Water Streetを南下するバス 15 がおすすめ。ルートによっては行かない場合があるのと、降りる場所がわかりにくいので、乗るときに「South Street Seaportには行きますか?」と尋ねてから乗ってくださいね。時間はちょっとかかりますが、天気の悪い日にはラクチンです。

* GET THE TICKETS *
TicketBoothSouth Street Seaportを川に向かって歩いて行くと、PIER 16の文字がてっぺんに乗っているチケットブースがあります。普段は、ここから出発するクルーズのチケットを売っているブースですが、クルーズの本数が極端に少ない冬場の今は、The Platformのチケットを求めて来る人がほとんど。枚数しか聞かれないので、必要枚数を言ってください。一応、ひとり2枚まで。配布時間は、10:00am 〜 6:00pmで、当日の12:00pm 〜 8:00pmと、翌日の9:00am 〜 12:00pm30分単位の時間が指定されたチケットを、各時間帯250枚ずつ配布します。つまり、午前中に見学したい場合は、前日の夕方までにはチケットを取らなくてはなりません。また、週末は平日に比べれば、かなり混雑するので、チケットも早めになくなってしまう可能性大です。
Ticketsこちらがゲットしたチケット。私たちは、配布開始時間の11時を少し過ぎたくらいに行ったので、ほとんど並ぶこともなく、その日のいちばん最初の時間帯「12:00〜12:30」という時間指定のチケットをもらえました。観光協会の説明では、「それより遅い時間のチケットをもらうこともできる。」とあったので、もっと遅い時間のに替えてくれないかとお願いしてみたところ、「今はこのチケットしかない。」とにべもなく断られました。おそらく、早い時間帯から順に配布しているようなので、自分の都合で時間を選ぶことはできなさそうです。なので、あまり、きっちりスケジュールを組んでしまうと、予定通りに行かない場合が多々あるかと思いますので、あらかじめ時間的余裕をもった予定を立てておくことをおすすめします。ちなみに、チケットの色は時間帯ごとに異なり、これが実際に展望台に入場するときのポイントになります。

* ENTER THE PLATFORM *
PlatformEntrance一応、指定時間の15分前くらいに行くようにということでしたが、中途半端に時間が余りそうだったので、かなり早め(30分くらい前)ではありましたが、そのままThe Platformに直行してみました。そうしたら、入口のところに係の警官の人がひとりいて、チケットを持っている人を中へ入れていましたが、彼が手に握っていたチケットは、私たちが持っているのと同じ色。これなら、すぐ入れるに違いないと思い、そのまま入口から入っていったら、全く問題なく入れました。時間帯によっては、人々が列を作っている場合も多いようですが、まずは、先頭に行ってみて、チケットのチェックをしている人に自分のチケットを見せてみることをおすすめします。指定時間より、かなり早めでも、そのときの混み具合などによっては入れる場合も多いようです。
また、緩やかなスロープを登って到達する展望ポイントの人数は制限されており、入口を入ったところで、再びストップされます。見学時間の目安としては、一応、ひとり15分。すごく混んでいれば別ですが、冬場は、あまり長居できない天候の場合もあるので、あんまりあわてなくても大丈夫。

* ON THE PLATFORM *
GroundZeroView展望台に立つと、World Trade Centerがあった場所を見下ろす形になります。遠景だけご紹介してみますと、事故後しばらく残っていた、ビルの壁面などの残骸はほとんどなく、生々しさはずいぶん消えていました。ただ、まだ多くの消防士はじめ、建設現場の作業員などが作業にあたっており、現場を出入りする姿も見られます。左のドーム形の黒っぽいものは、ツイン・タワーがあったときには、隠れて見えなかった、World Financial Centerのアトリウム、Winter Gardenの部分。現在の光景の中にあるものを見て感じるというよりも、あの街のシンボルともいえたツイン・タワーがそこにないという事実の方が、心に重く響くような気がします。
GroundZeroMemorialGuestBookスロープを下りて行く途中に、Memorial Guest Bookなる大きな紙が張ってあって、世界各国からここを訪れた人々が、思い思いのメッセージを書き残していました。これ以外にも、木製の壁に直接書かれたメッセージも多く、人々がそれぞれ、様々な思いを抱えて、ここを訪れたことを感じさせます。その中でも、いちばん目に付いたのは、簡単に描ける万国共通のピースマークでした。
GroundZeroArtその他、事件直後、工事現場などに巨大な垂れ幕となって掛っていたのを見かけた、NYPDFDNYの勇士たちをたたえるアートが飾ってあったり、現場で作業している人たちを表している?のか、人々が横に並んで腰掛けている巨大な彫像があったりして、ろうそくや花のような小さなお供え物類はなくて、もう少し整然とはしていますが、今や、街中ではほとんど見かけなくなった9月11日のメモリアルのようになっています。
尚、今のところ、展望台はこの1ヶ所のみですが、市の計画では、あと2ヶ所設置し、合計3ヶ所の展望台を一般に公開する予定です。また、公開時間等については、変更もありえますので、詳細の情報は、New York Cityの観光局、NYC & CompanyのHP http://www.nycvisit.com/の、Visitorsのセクションに、WTC Viewing Platformに関する注意事項が記載されていますので、ご確認ください。

〜 最後に・・・ 〜
日夜続けられている復旧作業によって、当時に比べれば、事故現場の生々しさというものはかなり薄れています。それでも、文中に述べた通り、まだまだ多くの人々がその作業に関わっているわけですし、依然、遺体が発見されていない犠牲者の方々もいます。また、この現場に足を運ぶことなど思いもよらないような、心に傷を抱えている人たちがまだまだ多くいることも事実です。なので、「ぜひ、見学をおすすめします。」とは、正直申し上げられません。そういう現場を見るという気持ちをもって、見学するかどうかをご自身で決めてください。

※2002年5月をもって、現場の撤去作業が終了し、展望台も閉鎖されました。6月現在、現場の南に位置するLiberty Streetからの見学が可能になっています。

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