★ HAVE FUN!! in New York ★

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Major League Baseball

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大リーグのふたつの球団をかかえ、そのいずれもがリーグ優勝を果し、2000年の優勝決定戦ワールドシリーズを独り占めしてしまったNew Yorkは、最近、またの名を「Baseball Capital of the World」とまでいわれるほど。その象徴ともいえる、3年連続記念ワールドチャンピオンに輝くNew York Yankeesは、21世紀最初のシーズンも優勝候補筆頭であることには間違いありません。日本人大リーガー初めての野手として、活躍中のイチローと今やリーグを代表するストッパーとなった佐々木 主浩の両選手が所属するSeattle Marinersとの試合観戦の様子を、チケット入手方法や球場までの交通手段などの説明も交えながらご紹介してみました。
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YankeeTicketsもともと、New Yorkerは野球好きですが、去年のワールドシリーズでのNew York両球団の激突で、それにさらに拍車がかかったような気がします。特に、98年から3年連続でワールドチャンピオンに輝くNew York Yankeesの人気は、その実力に比例してますます高まり、もともと入手しにくかったいい席のチケットが、ますます手に入りにくくなってしまいました。それもあって、どちらかというと、ずっとNew York Metsの試合を見続けていたわが家でしたが、今年はそうもいかない大きな理由がありました。それは、日本プロ野球界最高の選手として、メジャーに挑戦したイチローの存在。彼と去年、見事リーグ新人王を獲得した「大魔神」こと佐々木 主浩投手の所属するSeattle Marinersは、ヤンキースと同じアメリカン・リーグの西地区のチーム。とすると、リーグの違うメッツとの対戦はありませんし、同じリーグでも、地区の違うヤンキースと、しかもNew Yorkでの試合となると、数もかなり少なくなってしまうのです。やっぱり、イチローのメジャーでの活躍をどうしても見たいわが家では、シーズン前にスケジュールを調べ、Yankees v.s. Marinersの試合のチケットを購入したのでした。
いつもなら、ManhattanにあるClubhouse Shopという球団のショップでチケットを買うのですが、今回は、できるだけいい席のある試合を見つけようといろいろ検索してみたかったため、Yankeesの公式HP経由、ticketmaster.comで購入しました。試合まで、日にちがあったので、チケットは自宅まで郵送してもらいました。その他、チケット購入方法全般については、こちらで。
No4SubwayYankee Stadiumに行くのに便利なのは、やっぱりなんといっても地下鉄。Manhattanのミッドタウンからは、番を利用します。でも行けますが、本数が多くて所要時間も短いの方がメジャー。このラインは、Manhattanのいちばん東を南北に走る線の快速ラインで、Manhattan内は停車駅数が少なく、グランドセントラル駅から約30分足らずで、Bronxの161 Street - Yankee Stadiumに到着します。地上に出てすぐの駅なので、乗り過ごさないようご注意ください。(かくいう私は、2回乗り過ごしたことがあります・・・)
161StStation駅のホームからすでに球場が見えているので、どこの出口から出ても迷うことはありません。ただ、座席はとってもわかりにくいので、たくさんいる球場の係りの人にチケットを見せてどこだか聞くのがいちばんの近道です。
帰りは、試合を最後まで見ていると、10時、11時と深夜に近くなりますが、試合のある日に限っては、皆、地下鉄を使って帰るので、利用に際しての問題はありません。Manhattanに着いてから、タクシーで家やホテルまで帰れば大丈夫。
また、駐車場も結構あるので、車で行くことも可能で、ポイントは、地下鉄の駅とは反対方向にある駐車場を利用すること。そうすれば、ゲーム後、勝っても負けてもほろ酔い気分でゆっくり歩く観客たちに邪魔されず、早く帰路に着くことができます。
Baseball Game Report ( April 25th v.s. Mariners ) Baseball
Scoreboard 今シーズン最初の大リーグ観戦は、待ちに待ったイチローのNew Yorkデビュー連戦。例年になく涼しい春のNew Yorkらしい、かなり肌寒いナイターで、たいていの選手は長袖襟付きのアンダーシャツを着用。観客もウールやダウンなど、冬物のジャケットを着ている人が多いような夜でした。夏時間が適用されてからは、試合開始の7時くらいでもまだこんなに明るくて、ちょうど目の前で行っていた試合前のウォームアップもよく見えました。日本で見ていたときよりも、ひとまわり以上たくましい体つきになったイチローは、チームメイトと談笑しながら、時にはお茶目なしぐさまで見せたりして、ストレッチや軽いランニングをこなし、チームにもすっかり打ち解けているようでした。IchiroSinging
試合開始に先立ち、いつもように国歌斉唱。観客も選手も起立してセンターバックスクリーン方向を見上げます。アメリカ人はここで、口ずさむのですけれど、そうもいかない私たちは、ただ見てるだけ。イチローもちょっと神妙な表情。ところで、上の写真は、試合開始直前のものなのですが、左側のポールにはためく星条旗の下には、栄光のワールドチャンピオンのチャンピオンフラッグが掲げられています。そして、中央の電光掲示板の左上には、現在のバッターを示す背番号の表示があって、「51」が。そう、この試合、1回の表の先頭打者はイチローなのです。
迎え撃つYankeesの先発は、前年に19勝をあげている左のエースAndy Pettite。初回、いきなり3者三振という絶好調の立ち上がりは、今日も手強し・・・を感じさせました。ということで、ここで、両チームのラインナップについて、ちょっとご説明しておきますね。Seattle Marinersのラインナップは こちら New York Yankees こちら をそれぞれクリックしてご覧ください。IchiroAtBat
好調Pettitteは、なぜか2回に急に崩れます。四球とエラーなどで2死満塁のピンチ。ここで、打率1割台にあえぐ9番バッターが、快心のタイムリーヒット。外野がもたつく間に走者一掃となり、マリナーズが3点を先取しました。なおもランナー二塁のチャンスにイチローの第2打席。マリナーズファンの期待通り、ヤンキースファンの心配した通りに、センター前にゴロで抜けるヒット。打点1をあげ、リードを4点に広げました。さすがイチロー!
押せ押せのマリナーズは、続く3回にもクリーンナップの活躍で1点追加。序盤で好投手Pettitte相手に5-0と大量リードし、ちょっと楽勝ムード・・・でも、そのままラクに勝たせてくれないのが、ヤンキースの王者たるゆえん。すぐ裏に、恐怖の9番バッターScott Brosiusのソロホームランで反撃の口火が切られ、続く回にもクリーンナップで1点追加。マリナーズが立ち直ったPettitteに凡退を繰り返している間に、5回裏に無死満塁のチャンスを作り、あっという間に5-5の同点に追いついてしまいました。YankeeSouvenir
前日に続く接戦に、皆、真剣にグラウンドに目を注ぎ、No.1の大きな手やピンストライプの旗などの応援グッズを売るお兄さんにも目もくれません。ちなみに、観客の皆さんは、今日のような平日のナイターは、球場に来る時間は比較的遅めで、球場に到着してすぐは、とにかく腹ごしらえ。やっぱり、ビールとホットドッグが定番。今日のわが家の夕食はチキンウィング、フライドポテト添えとチーズバーガー、コーヒ(クリックして写真をご覧くださいね。)になりました。銀色の包みの中がハンバーガーです。チーズが溶けているハンバーガーも、香ばしいチキンもわりといけました。お酒がダメというのもさることながら、今日は寒くって、ビールよりも暖かい飲み物が欲しくなってしまったのです。そうそう、ビールのおともに人気があるのは、ピスタチオなどのナッツ類で、私たちの前に陣取っていた「イチローは英語ができるのか?」と聞いてきたおじさんたちは、大リーガーたちがベンチ内でやっているのを真似て、すごい勢いでピスタチオを食べていたので、足元は一面ピスタチオの殻だらけでした。5thYMCA
5回の攻撃を終わったところで、他の球場と同じようにグラウンド整備が入りますが、ここでの名物はそのときのパフォーマンス。あのおなじみの音楽「YMCA」とともに現れた彼らは、リズムを取りながら大きな熊手(?)みたいなので荒れたグラウンドをならし、例の「♪YMCA」のところでは、動きを止め体でアルファベットを作る振り付けをちゃんとやってくれるのでした。アメリカに来て、最初に野球を見たのがこの球場だった私は、この楽しいパフォーマンスはどの球場でもやるのかと思いましたが、ここだけでした。テレビ中継だとカットされてしまう場面なので、球場ならではのお楽しみのひとつです。そうそう、もちろん、7回の攻撃が始まる前には、ストレッチの時間と称して、観客は立ち上がり、みんなで「Take me out to the Ball Game」という歌を歌います。これは、よく7th Stretchなんて呼ばれていますが、歌詞をこちらに書いておきますので、ぜひ一緒に歌ってみてくださいね。IchiroAuroraVision
そうこうしているうちに、マリナーズはまたもやエラーをきっかけに、下位打線でチャンスを作り、9番Carlos Guillenが今日2本目となるタイムリーで勝ち越し。またまたチャンスでイチローがバッターボックスに向かいました。球場内に「Rightfielder No.51 Ichiro Suzuki」のアナウンスがとどろき、バックスクリーンにイチローの顔が大きく映し出されると、球場ほぼ全体を占めるヤンキースファンから、いっせいにすごいブーイング。ブーイングのすごさでは、他のどのマリナーズ選手よりすごく、これは、さっきのタイムリーも含めて、イチローがヤンキースにとっていちばんイヤなバッターであるということの証明に他なりません。このあたりも、すでにすっかり一流の仲間入りということですよね。この3連戦は、私の知る限りでもかなりの数の日本人が、イチロー見たさに球場に足を運んでいたはずなのですけれど、血気盛んなヤンキースファンのこのブーイングには、おとなしい日本人は立ち向かえるはずもなく、私たちも含めて、皆、心の中や日本語の小さい声で「行けっ!イチロー!」という大きな声援を送っていたのでした。その声援に応え、今度は、バットをちょこんと合わせる技ありのセンター前ヒットで、またもやタイムリー。今日2打点目をあげました!これで7-5とマリナーズ2点のリード。当然、われわれの次の興味は、守護神佐々木の出番です。SasakiComing
ヤンキースも必死の反撃で、チャンスは作るのですが、マリナーズの継投にかわされ、2点差のまま試合は終盤へ。8回は2死から、イチロー以上のブーイングの中、去年までヤンキースの中継ぎとしてピカ一の活躍をしていたJeff Nelsonまで投入したので、もしかしたら、昨日も投げた佐々木の出番はないかも?と思いきや、9回裏は最初から出てきました!大魔神佐々木 主浩投手。ヤンキースタジアムのブルペンは、レフトスタンドの直前にあり、ヤンキースのピッチャーは見えないのですが、相手チームのピッチャーの様子はスタンドからもよく見えます。7回途中あたりから、ブルペン入りした佐々木は、8回にはアップも出来上がっていたようでした。ブルペンのドアを開けて、マウンドまでは歩いて向かいます。連日の登板ご苦労さま。
先頭打者は、今日ホームランを放っている好調Brosiusでしたが、空振り三振に打ち取り、まずはひと安心。続く1番Chuck Knoblauchには左中間を破る二塁打を打たれ、打席には勝負強いDerek Jeter、その後には、クリーンナップが続くというあわや・・・というピンチを迎えてしまいましたが、そこはさすがここまでのセーブ王。落ち着いて後続を打ち取り、両リーグトップのセーブポイントの数を11に伸ばしたのでした。
それにしてもイチローが打ち、佐々木が締めるという、日本人にはたまらない展開のマリナーズの勝利をライブで見ることができて、かなり寒かったけれど、大満足!の観戦でした。絶好調マリナーズは、次の試合でもヤンキースに打ち勝ち、3連戦を3連勝と王者を完膚なきまで打ちのめしたのでした。4月の勝率が8割という圧倒的な強さを誇っているマリナーズの戦いぶりと、それを支えるイチロー佐々木コンビの活躍が今後も楽しみです!なんだか、ヤンキース観戦記というより、完全に「頑張れイチロー・佐々木応援記」になってしまいましたが、ここまで活躍してくれると、それもしょうがないですよね。
尚、試合のスコアはこちらでご覧ください。数が少ないマリナーズ戦は厳しいかもしれないけれど、そうではなくても、ぜひ、皆さんもこの興奮を球場でナマで味わってみてくださいね!!

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