公演数もそこそこあるし、値段だって決して安くないのに、人気の演目のいい席を入手するのは難しいメトロポリタン・オペラのチケット。それは、チケット販売の方法が、ある意味、ちょっと特殊だから。入手の方法をご説明します。
♪ Subscripition ♪
秋に始まるシーズンのチケット手配は、なんと春先から始まります。Subscription(前売り)の種類はいくつかあり、まとめて買う公演数が多いほど、チケットの売り出しが早くなります。Full-Seriesという、6〜10公演分の組み合わせチケットは3月、Mini-Seriesという、3〜5公演分のものだと6月といった具合。いずれも前回チケットを買った顧客向けに案内のレターが届きます。添付されてくるパンフレットの演目や出演者、公演日などを見て、希望の組み合わせ、座席位置を指定してオーダーするしくみ。今回、わが家では4公演のMini-Seriesを申し込みましたが、締め切りが6月末、実際にチケットが届いたのは、申し込みした記憶もやや薄れつつある(?)8月下旬頃でした。どれも同じ席の番号がふられたそれぞれの公演のチケットが切り込み入りの1枚の用紙に印刷されて届きます。
私の知る限り、これがいちばん確実に見たい公演のよい席のチケットを手に入れる方法で、こちらに住んでいる日本人の方もほとんどこの方法で入手しているようです。基本的にはリピーターにしか、申し込み書類は郵送してくれないのですが、送って欲しい場合は事前に申し込めば大丈夫です。(HPからも申し込み可)。うちは、毎年申し込んでいる方から、用紙をいただいて申し込みました。
♪ 公演ごとのチケット ♪
とはいっても、上の方法だと、数枚まとめて買うわけですから、出費もかさみますし、組み合わせの中には見たくない演目が混じっていることもしばしば。さらに、旅行などであれば当然、1公演だけ見たかったりしますよね。とすると、やはり公演ごとのチケットを買いたくなるものですが、これはSubscriptionの手配が終わった後になります。なので、やはり人気演目のよい席はある程度売れてしまっているというのが実状のようです。
それでも、とにかく早めの手配なら、オーケストラ席などの手配もまだまだ可能。入手方法としては、直接Metropolitan Operahouseの窓口で買うか、あるいはMETのホームページhttp://www.metopera.orgからもクレジットカード決済で買えます。スケジュールの中から、見たい公演を選ぶと、主な配役などの下にチケット販売状況が表示されます。もし、このページから買わないにしても、空き状況などを調べるのにも使えます。
HPからオンラインでのチケット入手が可能になるタイミングは、その時々によりますが、年内と1月くらいまでの公演は8月下旬、年明けの分は11月中旬くらいのようです。いずれにせよ、インフォメーションは、早めにHPに掲載されますので、来るべきシーズンはぜひメトロポリタン・オペラを見たい!と思ったら、少なくとも夏が始まる頃からは、たびたびHPをチェックすることをおすすめします。