★ GrandTeton & Yellowstone National Parks Travel Report ★

9月3日(木) 晴れイエローストーン国立公園 <Part3>

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Yellowstone 3日目の今日は、宿泊地をMammoth Hot Springsから1日目に通ったGrant Villageに変えるので、来た時と同じようにUpper LoopからLower Loopの東側を下って行くことにしました。
最初の目的地、Roosevelt Countryまでの道は、Mammoth Hot Springsに来る時に通ったのですが、その途中に一方通行のBlacktail Plateau Driveという舗装されていない道路があり、ここは動物が見られるかもしれないとガイドブックにあったので、通ってみようと思っていたのですが、あいにく、通行止めになっていて通れませんでした。

RooseveltLodge Roosevelt Countryでの今日最初の予定は、その中心であるRoosevelt Lodgeから西部時代を彷彿とさせる馬車に乗るStagecoach Ridesに参加することでした。これは、30分ほど馬車に乗って、付近をまわるだけなのですが、本格的な幌馬車には乗ったことがないので、昨日のうちにホテルのフロントから予約をしてもらっていました。
Roosevelt Lodgeと周辺のCabinは1900年代の初めにTower Fallなどの周辺の木で作られた建物をそのまま使っているとのことで、かなり古く昔ながらのYellowstoneの中でも最も簡素な設備しかないところです。Cabinもトイレ、バスなしが多くて、料金も安いのですが、それが返ってアメリカ人には人気があるらしく、駐車場にはたくさん車が止まっていて、人が出入りしていました。Rosseveltという名前は、第26代大統領Theodore Rooseveltがお気に入りであったことから命名されたとも書いてありました
StageWagon私たちが乗ったStagecoachはこんな感じで、本来は屋根の上のところにも乗るのですが、観光用には危険なので中にしか乗せないそうです。
前の時間は、団体客でたくさん乗っていましたが、今回は私たちの他は、Californiaからという日本人の家族だけでちょっと寂しげでした。
馬車は思ったよりずっと速度が速く、軽快に草原の中に走り出して行きました。途中で、道路を横断する時には、道の脇に標識を持った係員がいて、車を止めるという原始的な方法をとっていました。HorseRiding
この辺りは、遠方に丘のあるなだらかな草原地帯で、まさに西部劇の風景そのまま、これにインディアンがいたら完璧かなというくらいでした。馬車が通るよう道にはなっているものの、舗装されているわけではないので、凹凸があるたびに馬車が大きく揺れました。
しばらく行ったところで、インディアンならぬ馬に乗った民間人らしき集団と出会いましたが、彼らは同じRoosevelt Lodgeから出発したHorse Ridingのツアーの一団でした。馬に乗れたらこれもなかなか楽しいかもしれません。
Coyoteそうこうしているうちに、そろそろ折り返し地点という、草原のど真ん中まで来たら、なんと少し離れたところにCoyoteがいました。手綱をにぎっていた人によると、Coyoteは用心深いし、草原のもっと奥に住んでいるので、この辺で見ることができるのは珍しいそうです。彼らは生後1年間は家族と一緒に住んで、その間に食べ物を確保する術を覚え、独り立ちをするそうなのですが、このCoyoteは小さいので巣立ったばかりの若者ではないかとのことでした。この辺りには、小動物の巣があるので、それを狙いに来たと思うと言っていました。遠目でしたが、初めてみたCoyoteは確かに小さくてやせた犬みたいでかわいい印象でした。若いからか、こちらに気づいてもさっと逃げたりせず、しばらくきょとんと見ていたしぐさもなかなかCuteでした。
Coyoteを見られただけでも乗ってよかったと喜んでいたら、Uターンして来た道を引き返した途端、すぐ脇に黒々と大きなBisonが草をはんでいました。行きにはいなかったのに、いつの間に来たのか不思議でしたが、彼らはのろまそうだけど、その気になったら時速30マイルで走れるということを思い出して、私たちがCoyoteに気をとられているうちにどこかからやってきたに違いないと思うことにしました。馬が恐がるとのことで、Bisonのそばはさっさと通り過ぎてしまいました。
30分のStagecoach Ridesはあっという間でしたが、屋根があるから日焼けもしないし、適度な速さで快適でした。絶対お勧めというほど強い印象の残るアトラクションではありませんが、時間があったらのんびりしていて悪くないかもしれません。

YellowstoneRiverRoosevelt Lodgeの中のレストランも素敵だったのですが、朝はまたまたTerrace Grillでハンバーガー類を食べてしまっていたのでおなかがすかず、そのまま次の目的地に向かうことにしました。
1日目に東側の観光ポイントは結構制覇してしまっていたので、今回は少しずつ気が向いたところで止まるか動物発見に神経を集中することにしました。
ElkRooseveltを南下してすぐのTower Fallはすでに見たので、その少し先の展望台のようなところで止まってみました。ここからは、眼下に流れるYellowstone Riverを見下ろすことができました。川岸の岩の色合いがGrand Canyonの岩と同じように微妙な色合いで重なり合って相変わらず見事でした。
動物の方は、道を横切るリスは時々見掛けましたが、大物にはなかなか遭遇しなかったものの、Canyon Countryに入ったところで、もはやおなじみとなったElkを発見。
今回もよくいるメスで、きゃしゃでかわいかったのですが、見慣れてきてしまったため、ポイントが低いことは否めませんでした。


そうこうしているうちに、再び、Bisonの宝庫、Hayden Valleyに到着、またもや、彼らは渋谷のコギャルに匹敵するほど掃いて捨てるほどいて、最初の時ほどの感動はありませんでしたが、やはりここまでそばで見られるというのもそうそうあることではないので、ついついカメラを構えてしまいました。
Bison 今回はちょっと違う光景を撮ってみました。
ひとつは、真正面から見たBison。両脇に角が突き出しているのがいかにもですね。まさに「美女と野獣」の野獣という感じです。
BisonCrossingRoadさらに道路を渡るBison。前にも書いた通り、彼らは非常にマイペースな動物なので、車が来ようが来まいが関係なく、反対側に行きたいと思ったら行動に移します。このBisonたちはまだ道路を横断しているのでよいのですが、この少し先では、道路を車の進行方向と同じに歩いているBisonがいて、Park Rengerの人が後ろから車で急き立てていました。
こんなBisonたちですが、やはり天敵がいなくて平和に暮らしすぎているためか、すごく繁殖してしまい、冬に食べ物をあさりに街の方まで進出して来るので、やむなく殺すこともよくあるそうです。
いつも期待を裏切らないHayden Valleyを過ぎて、Lake Countryに入り、行きは通り過ぎてしまったLake Villageで遅い昼食をとることにしました。

ここには、ありがちなLodge Cabinの他に、100年以上の歴史を誇るLake Yellowstone Hotelがあるので、そこに行ってみました。白とクリーム色を基調にした外観も素敵ですが、内側もすごく凝っていて、置いてある調度品のひとつひとつや、しきりになっている彫刻の模様入りのガラスなど、さすが国の歴史的保存物に指定されているだけのことはあります。
LakeYellowstoneHotelメインダイニングも広く外光を採り入れられるような作りになっていて、外装同様、白っぽい家具がいくぶん強い午後の日差しに映えて高級感がありました。
メニューもファーストフードと違い、私はスープとハーフサンドウィッチのセット、夫はチキンカレーを頼みました。チキンカレーは期待したようなどろどろしたカレー液とごはんではなく、焼いたチキンと野菜にタイ風のカレー液がすこしかかったものに蒸した米をそえたというものでした。スープ、サンドウィッチも味は平均点でしたが、Yellowstoneでこのメニューは評価できます。調子に乗って、食後にケーキまで食べてしまいました。
食事の後、湖に面した出口の方から出てみたら、車寄せとかもあって、どうもこちらが正面玄関だったようです。
料金表をもらってみたら、この豪華さのわりにはびっくりするほど高いというわけではなく、日本人だったら絶対泊りたがるだろうと思いましたが、Yellowstoneに来るアメリカ人はキャンピングカーとかで来てしまう自然派の人が多いので、優雅にホテルライフを楽しむというこういう所に泊りたがる人の方が変人扱いされてしまうかなという気もしました。
ただ、Yellowstoneにあって、こういうゆったりした優雅な雰囲気を味わえる場所はあまりないので、中を見てお茶をするだけでも来る価値のあるところだと思います。

今日の観光予定はこれまでで、これから2泊する主なVillageの中では最も南に位置するGrant Villageに向かいました。
ここは、1984年にできたYellowstoneの中では最も新しい施設で、ここのGrantという名前もYellowstoneをNational Parkに指定した時の大統領Ulysses S. Grantの名前をとったそうです。
今回宿泊するところは、CabinではなくてMotelという方があっている、2階建ての集合住宅のような建物で、もちろん暖房も完備、シャワーもホテル並み、おまけに部屋に電話までありました。MammothのCabinもそうでしたが、シャンプー・リンスにクマの形の石鹸というアメニティセットもかわいくてGood。ここは、Yellowstoneでは珍しく、ペット持ち込み禁止でしたが、この辺りも味気ないということで、アメリカ人にあまり人気がない原因かもしれません。
Grant Villageの中には、General Store、Service Station、郵便局などの他、シャワーとコインランドリーまであったので、私たちもCamperの真似をして溜まった洗濯をすることにしました。機械もNew Yorkのアパートで使っているものとほぼ同じだったので、外にあるテーブルに座って本を読みながら洗濯が終わるのを待っていた時に、つくづくアメリカの利便性の追求のすごさを感じました。こんなへんぴな所まで来て、家と同じように洗濯ができるというのも奇妙なものです。
BearPosterその後、General Storeをチェックしに行ったら、ここは、今まで見た中で一番広くて物が充実していました。行きに、違うところですごく気に入って買ったクマの子供の絵葉書をポスターにしたものがあったので、思わず買ってしまいました。
その他、Grand Tetonも含めた動物が写真入りの解説で出ている小冊子(M.Douglas Scott & Suvi A.Scott著 Wild Life of Yellowstone and Grand Teton National Parksが手ごろな値段($5.95)であったので、それも購入して、今まで見た動物についておさらいをしました。この本は、今回、まとめるのにも非常に役立ちました。
夕食は、行きに朝食をとったイタリアンのファーストフードで。スパゲティはまずくはありませんでしたが、ソースがちょっと脂っこかったかな。
施設を歩いて回って感じたのは、今までで日本人の宿泊客がいちばん多いということでした。多分、施設が充実しているうえに、Motelタイプの部屋なら不満も出にくいので、ツアーの人が多いのだと思います。

明日はいよいよ、最後までとっておいたOld Faithfulを中心とするGeyser Countryをまわります。

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