TITLE Insomnia DATE 12/4/2003
□MOVIE V TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★★☆☆
COMENT :
犯人追跡中に誤って同僚を射殺してしまう刑事がアル・パチーノ、事件の犯人がロビン・ウィリアムス、射殺事件の隠された事実に迫る警官がヒラリー・スワンクと、豪華キャストと、アラスカの美しい大自然で興味深い映画ではありましたが、あくまでも、自分の起こした不祥事を隠そうとするアル・パチーノのキャラクターに納得できず、今ひとつ、ストーリーに思い入れが出来ませんでした。不眠症のアル・パチーノも凄みがあって、相変わらずの怪演でしたが、犯人役のロビン・ウィリアムスは、もっとサイコで、ふたりの対決がスゴイのかと思いきや、意外と普通の人の役だったので、ちょっと物足りなかったということもあるかもしれません。

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TITLE The Last Samurai DATE 12/6/2003
V MOVIE □TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★★☆☆
COMENT :
ウワサの超大作、封切り直後に観に行きました。批評家には、トム・クルーズがミスキャストと、あんまり評判がよくなかったのですけれど、実際は、そこまで違和感ありませんでした。でも、なんといっても秀逸だったのは、渡辺 謙。やっぱり、サムライは日本人が演じてこそ!ですね。ほとんど英語のセリフ回しも立派でした。絶対、日本には見えない景色や、ストイック過ぎる武家の女性の小雪とか、細部は??というところもありましたが、全体的には、外国人の作った日本の映画にしては、まずまずの出来という印象を受けました。渡辺 謙は予想通りですけれど、あんなに批判されてたのに、トムがゴールデングローブにノミネートされたのは、ちょっと不思議?
LINK http://lastsamurai.warnerbros.com/
TITLE Girl with a Pearl Earring DATE 12/13/2003
V MOVIE □TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★★★
COMENT :
画家フェルメールと、その家にお手伝いとして来て、彼の助手兼モデルとなった少女を描いたベストセラー小説の映画化。全米公開に先駆け、NYとロスだけの先行上映、しかも、上映館がものすごく少なかったので、こちらに来て初めて、映画を観るのにあんなに並びました。映写室も狭くて、本当に満席でしたし。内容としては、最後の方をはしょっていたものの、だいたい小説に忠実でした。少女役のスカーレット・ヨハンソンは、「Lost in Translation」に続き、こちらもハマリ役。なんとなく、いつも悲しげな面差しが、画家への思慕と同世代の少年との恋愛との間で揺れるティーンのお手伝い役にぴったりでした。フェルメール家の様子やデルフトの市場など、映像も雰囲気があって、クラシカルな音楽もマッチしていました。これは、フェルメールが好きで、あの小説を読んだ人なら必見の映画です。そうでない人には、ただ退屈かも。
LINK http://www.girlwithapearlearringmovie.com/
TITLE Eve's Bayou DATE 12/14/2003
□MOVIE V TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★★☆☆
COMENT :
戦前の南部が舞台で、黒人ながら、医者として活躍する一家の悲劇を描いたちょっと変わった映画。精力的な医者役は、サミュエル・L・ジャクソンで、かなり儲かるらしく、家は立派だし、奥さんは美人だけど、女性患者との浮気は絶えず、ふたりの娘はそれに薄々気づいてしまいます。そろそろミドルティーンになりつつある上の娘は、父親のお気に入りで、彼女も父親のことが大好きでしたが、その感情がエスカレートして父親を逆恨みすることになってしまます。そんな姉に同情した妹が父親の浮気を浮気相手のだんなに告げ口してしまい、最後は、サミュエル・L・ジャクソンがその男に射殺されてしまうというのが結末。妹の視点から綴られていて、自然あふれる南部の風景とともに、ちょっと感傷的なせつなさの残る不思議な印象の映画でした。


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TITLE Legally Blonde 2
Red, White & Blonde
DATE 12/19/2003
□MOVIE □TV V VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★☆☆☆
COMENT :
リーズ・ウィザースプーンの出世作ともいえる前作の続編。相変わらず能天気に頑張るエル・ウッズが、愛犬の母犬のために、化粧品などの動物実験の中止を訴えるため、ワシントンD.C.に乗り込むというストーリーですが、前作と比べると、かなり雑な作りになっているような気がしました。公開当時も、前作みたいな出来のよさは期待してはいけないと、評判が悪かったため、あえて劇場に行かなかったのですけれど、やっぱり、ビデオで十分でした。ディテイルが凝っていて面白かった前作に比べると、そういう工夫はあんまりなかったし、エルのキャラクターも、なんだか悪ノリし過ぎの感じ。結局、彼女の提案が下院を通過してしまうのですけれど、それも話がうま過ぎだし、あげくの果てに無事、結婚式も挙げてしまうあたり、そこまで世の中は甘くないでしょう!と思ってしまったのは、私だけではないはず。
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TITLE Kissing Jessica Stein DATE 12/20/2003
□MOVIE V TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★★★
COMENT :
マンハッタンに暮らすストレートの女性が、ふとしたきっかけから、同性愛に陥り、しばらくその女性と暮らしますが、やがて彼女とも破局し、次はまた男性と付き合う?というところまでを描いた、いかにもNew Yorkらしい、ちょっと交錯したラブストーリー。しかも、彼女の家庭は、それほど厳格ではないけれどユダヤ系だったりするので、その昔ながらの伝統を守る文化と、同性愛という現代的な文化の対比みたいなところも、なかなか面白かったです。ここだと、ゲイやレズビアンの人たちというのは全然珍しくありませんが、もしかしたら、こういうふうに、わりと簡単に同性愛者になり、また普通の異性愛に目覚めたりするのかなーなんて思ってしまいました。そういう意味では、とても興味深い映画でした。


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TITLE The Pallbearer DATE 12/20/2003
□MOVIE V TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★☆☆☆
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「Friends」のロスこと、デビット・シュイマー主演の映画。高校時代の友人が亡くなり、その葬儀で弔辞を述べ、棺を担ぐ役目を仰せつかったものの、その友人の記憶がさっぱりない・・・というところから始まり、それをきっかけに、学生時代に憧れていた女性に会ったり、職探しをしたりして、最後は人違いだったと分かるところまでの青春?映画。「The Graduate(卒業)」をパクッたみたいな感じのストーリーですが、彼の学生時代のマドンナ役は、グウイネス・パルトローが演じています。この映画、「Friends」が始まるか始まらないかくらいのときのものなんですが、25歳になっても定職が見つからず、親と同居しているという、デビットのやや負け犬っぽいキャラは、タイプは異なりますが、ロスととってもかぶってました。

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TITLE Bent it Like Beckham DATE 12/21/2003
□MOVIE □TV V VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★★☆☆
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イギリスに暮らす、サッカーの才能があるインド系の女の子が、保守的な家族の反対を振り切り、サッカー選手としてアメリカ留学を果たすまでを描いたヒット作。彼女がベッカムの大ファンなので、こういうタイトルになりましたが、アメリカではサッカーは人気がないので、日本と違って!?ベッカムというタイトルに引かれて観に行った人は全くいないと思われます。NYにも、インド系の人はたくさんいて、インド・コミュニティーというものは存在しますが、イギリスでもそんなんだということと、そういうコミュニティーに帰属している人たちは、例え異国で暮らしていても、やっぱり、インド人としての保守的な考え方をそのまま持っているということが、とても興味深かったです。コーチとの恋愛も、留学も、全てがうまく行ってしまう結末がちょっとハッピー過ぎて興ざめだったので、★3つにしましたが、そうでなかったら4つでした。
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TITLE The Other Sister DATE 12/28/2003
□MOVIE V TV □VIDEO □OTHER()
EVALUATION ★★☆☆☆
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ちょっと精神障害のあるジュリエット・ルイスと、ジョバンニ・リビシが高校で出会い、やがて結婚するという変わった設定のラブストーリー。ふたりとも、障害があることから、他の友だちがおらず、似た者同士で接近するというのはわかるのですが、結婚というのが唐突なのと、ジュリエット・ルイスの母親役のダイアン・キートンが、障害者の娘に対して、あまりにも冷たく、お金持ちで有識者のくせに、つねに体裁を取り繕うというのがなんだか不自然。障害者役のふたりのキャラクターも、障害者の典型みたいな喋り方や動きをするのに、細かいところでは、かなりしっかりしていたり、するどかったりして、ちょっと違和感がありました。やっぱり、この手の題材は、障害者の人たちをどういう目で見ているかということが出る気がするので、中途半端な作り方だと、見る方にも居心地悪い感じがするものだと思いました。
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