- パーティー・ウェアの傾向と対策
今回は、早めの更新。われながら上出来!です。さて、11月も中旬ともなると、いやおうなしに盛り上がってくるのがクリスマス気分。ロックフェラーにツリーは来るわ、街中にもクリスマスデコレーションが増えてくるわで、これはもう、ウキウキせずにはいられません。で、クリスマスといえば、やっぱりパーティー。ショーウィンドウは、パーティー用の服、一色になります。毎年、ディテイルの変化はあるものの、何回かのクリスマスをここで過ごした結果、得た結論は、New Yorkのフォーマルは黒!ということでした。もちろん、違う色でも、センスよくステキに着こなしている人はたくさんいます。でも、そういう組み合わせのセンスには自信がないので、とりあえず黒のドレスやワンピース、スーツなどを選べば、かなり間違いがないと、個人的には決めています。 普通のニューヨーカーみたいに別に社交的でもない私には、パーティーなんて、ほとんどありませんが、唯一、毎年必ずあるのが、夫の会社のホリデー・パーティー。アメリカ人従業員主導で企画されるので、生バンドが入り、時にはカジノがあったりもする、とっても、アメリカンなパーティーです。もちろん、参加者もアメリカ人の方が断然多いので、毎年、皆さんのパーティーウェアをじっくり拝ませていただいていますが、やっぱり、アメリカ人女性のパーティーウェアはセクシーなものが多いですね。スタイルがどうであろうと、「どうだ!」と着こなしてしまう、アメリカ人女性の大胆さもすごい。お店に並んでいるものも、やっぱり、胸のカットが深かったり、背中バックリだったりするものが多いです。会社関係だけに、メンバーもほとんど毎年同じだから、同じ物を着ていくことも出来ず、今くらいの時期から、私のパーティーウエア探しが始まります。幸い、多くの日本人女性のように華奢ではないので、サイズに困ることはあんまりないし、こちらのパーティーウェアは、手ごろなものも多いのでよいのですが、どうしても困るのが、その露出度の高さ。アメリカにいるんだから、アメリカ人みたいに着てしまえ!ということもなくはないのですが、パーティーで挨拶するのは、日ごろ夫がお世話になっている日本人が主。とすると、やっぱり、あまりにアメリカンな服装というのもためらわれるのです。かといって、堅めのスーツとか、品がよさそうなセットものは値がはるからもったいなくて買えない、あまりにプレーンで全体を覆ってしまうスタイルもつまんない・・・と、いろいろ模索しながら、今年もパーティー・ウェア探しは続くのでした。
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