★ Chicago Travel Report ★

6月8日(金)(続き) 晴れ シカゴ <Part 4>◆このページをとばすときは
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Loopさて、Sears Towerの「おのぼりさん体験」を終えた後は、これもまた楽しみにしていたArt Institute of Chicagoでの美術鑑賞。そのまま東に歩いていけば結構近いのですが(地図はこちら)、ここでまたChicago名物体験のひとつとして、高架電車のLoopに乗ってみることにしました。
すぐ近くのQuincyからOrange Lineに乗り、美術館のすぐ前のAdamsという駅まで、時計回りの遠回りをして行ったのですが、電車の運行間隔もわりとあったし、なによりも、ビルとビルの建ち並ぶ狭いエリアをガタンガタンとゆっくり進むので、待ち時間も入れると30分以上かかってしまいました。でも、前にも書いた映画「The Fugitive」でHarrison Fordも乗ってたし、「While You Are Sleeping(あなたが寝てる間に)」では、Sandra Bullockが駅員という設定だったし、人気ドラマ「ER」にもよく登場するしで、単にただ乗ってみたかっただけなのでした。駅と駅の間隔も狭くって、なんだか動物園とか遊園地とかの園内の電車みたいな感じでした。

ArtInstituteofChicagoそして、今までも何回か前を通り過ぎていたArt Institute of Chicagoに到着。アメリカの3大美術館というと、ご存じMetropolitan Museum of ArtBoston Museum of Fine Arts、そして、このArt Institute of Chicagoとなります。学校や研究所などを意味する「Institute」という名称が付いている通り、19世紀後半に設立された美術学校に併設されていた美術館というのが元になっています。それからは、寄付によってコレクションが増え、それに伴い展示スペースも増やすといった具合で規模を拡大してきたそうで、今でも3つのビルに分かれて展示されているのが、鑑賞するうえでの大きな難点。ビルの間を鉄道が通っていたりもする(!)ので、全部のビルに繋がっているのは1階のフロアだけという、ちょっと複雑な構造になっています。GardenCafe
まずは、正面入口から入り、ランチをとりに夏の間だけオープンしているGarden Restaurantへ直行。枝を張った木々に繁った葉が、ちょうど屋根のように日差しを遮り、ヨーロッパ風の噴水を囲む中庭での優雅なランチは地元でもとても人気らしく、テーブルの待ち行列がありましたが、10分もたたないうちに案内してもらえました。料理は軽めのアメリカン。モッツァレラとトマトのサラダシーフードサラダ・サンドウィッチ夏野菜のパスタを食べましたが、どれもわりとあっさりめで美味しくいただけました。暑くもなく涼しくもない中庭があんまり気持ちよかったので、コーヒーとイチゴとルバーブのタルトまでいただいて、少しゆっくりしてしまいました。
閉館時間が4時半と早めなのに気付き、あんまりのんびりもしてはいられないと、レストランがあったRubloff Buildingから、入口のあったメインのビルAllerton Buildingへと戻り、20世紀前半の現代美術のあたりから見始めました。もちろん、今回は、Chicago行きを決定してから、ガイドブックや美術館のHPなどで、見たい作品などを事前研究していったつもりですが、それ以外にも有名作家の作品や、興味深い作品などがたくさん。
例によって、この日見た印象深かった作品をご紹介してみます。(『作品名』をクリックすると説明がご覧になれます。)

AmericanGothicLooking Twenty-Century Paintings
American Gothic(アメリカン・ゴシック) 1930
Grant Wood (American,1891-1942)
Nighthawks(ナイトホークス) 1942
Edward Hopper (American,1882-1967)
The Dasies(デイジー) 1939
Henri Matisse (French,1869-1954)
Time Transfixed(貫かれた時間) 1938
Rene Magritte (Belgian,1898-1967)
The Old Guitarist(老いたるギター弾き) 1903
Pablo Picasso (Spanish,1881-1973)
European Paintings RainyDayLooking
Paris Street; Rainy Day(パリ、雨の日) 1877
Gustave Caillebotte (French,1848-1894)
Two Sisters(ふたりの姉妹) 1881
Pierre Auguste Renoir (French,1841-1919)
A Sunday on La Grand Jatte
(グランジャット島の日曜日) 1884-86
Georges Seurat (French,1859-1891)
Fishing Boats with Hucksters
Bargaining for Fish
(漁船と行商人たち) 1837/38
J.M.William Turner (English,1775-1851)
The Assumption of the Virgin
(聖母被昇天) 1577
El Greco (Spanish,1541-1614)
Other
Triptych Window from a Niche in the Avery Coonley Playhouse (三面窓) 1912
Frank Lloid Wright (American,1867-1959)
America Windows(アメリカの窓) 1974-77
Marc Chagall (Byelorussian,1887-1985)
閉館時間まで、3時間あまりでしたが、とにかく、見て歩くのにすっかり疲れてしまいました。ビルが3つもあるということもそうでしたし、どうも、寄贈者のコレクションごとに部屋に集めて展示されていることが多いらしく、同じ作者の作品が違う展示室に何回も登場したりして、見る方としてはちょっと混乱しました。時代別、作者別に展示室が分かれているわけではないため、やっぱり、それぞれの展示室をくまなく見てしまうことになり、予想よりはるかに時間がかかってしまったのです。一応、超有名な作品だけは、なんとかほぼ見て回ることができましたが、それでも閉館時間の少し前に、早く帰りたさそうな係員たちに追い出されてしまい、いくつか見残しが出てしまいました。残りは、最終日に時間があったら、もう一度訪問しようということで、渋々美術館を後にしたのでした。

AdlerPlanetarium日がすっかり長い今ごろの時期は、5時前というとまだまだ真昼間のような明るさ。そこで、バスを乗り継ぎ、同じGrant Parkの敷地内ながら、美術館とは対角の位置にあるAdler Planetarium & Astronomy Museumに行ってみることにしました。プラネタリウムのある場所は、Lake Michiganに少し突き出た半島のようになった突端にあり、少し手前には、世界最大の屋内水族館であるJohn G. Shedd Aquariumがあります。時間的には、両方立ち寄ることも可能でしたが、半日で美術館、博物館3つはちょっときつかったので、今回はラクそうなプラネタリウムだけに。AdlerPlanetariumInside
光が差し込むドーム型の建物の中には、ふたつのプラネタリウムと、宇宙や天文学に関する様々な展示があります。もう閉まっていましたが、ガラス越しにダウンタウンを見渡せるレストランもあって、ここもなかなかよさそうなランチスポットのようです。入場料を払うときに、時間ごとに異なるプログラムが上映されるプラネタリウムのチケットも買い求めるのですが、金曜日の今日は閉館時間が9時と遅いので、試しにふたつとも見てみることにしました。
入場して間もなくの上映開始だったSky Theaterは、いわゆる普通のオーソドックスなプラネタリウムに近いもの。今回見たのは『Images of the Infinite』という無限に広がる宇宙をいかにして探索するかみたいな内容(多分)でしたが、ただでさえちょっと難しそうな内容の上、もちろん英語。背もたれが倒れるタイプの椅子で暗闇の中、私たちは気付いたら意識を失ってしまっていたのでした・・・その後に見たStar Rider Theaterは、インタラクティブな最新鋭のプラネタリウムとのことでしたが、それも手元にあるボタンを押すだけのかなりお子さま向け。『Black Holes: Into the Dark Abyss』というこちらの内容は、まだ前者よりはわかりやすかったものの、もともとそんなに宇宙や天体に造詣や興味が深いわけではないので、やっぱりちょっと退屈でした。SunsetView
でも、なんといっても素晴らしいのは、この建物の外から見るダウンタウンのスカイライン。高層ビル群が湖越しに見える眺めは、また格別です。うるさいカモメや、舞う小さな羽虫に耐えながら、夜景を見ようと30分くらいプラネタリウムのすぐ横の埠頭のところに座って待っていました。ところが、もうすぐ夏至を迎えようというこの時期、昼間の時間が本当に長いので、日の入りが8時過ぎといった具合。その後しばらくは、薄暮状態で、ビルのライトアップも目を凝らすとようやくわかる程度で、なかなか夜景にはなってくれませんでした。ここからダウンタウンへの最終バスが9時20分だったので、それまで待って結局夜景はあきらめてしまいました。
この景色は見る価値があると思うので、プラネタリウムは景色を見たついでに外観だけ見れば十分かな?と思ってしまいました。もちろん、お子さんがいたり、宇宙や天体にとても興味があったりする方の場合は、その限りではありません。

FountainLightupちょうどバスが近くまで行くので、昨日見逃してしまったBuckingham Fountainの夜のライトアップを見に寄ってみることにしました。昨日の昼間の静けさがウソのように、夜だというのにすごい人だかり。ちょうど、Blues Festival 2001の各ステージが終演を迎えていたようで、そこから流れて来た人たちもかなり多いようでした。普通の噴出のときにもただライトアップされていましたが、高さ40mにまで水が吹き上がるイルミネーションのショーがもうすぐ始まるらしいとのことだったので、コーヒーなどを買ってきて、噴水の周りにあるベンチのひとつで待っていました。
午後10時ちょうどになると、いきなり噴水の水の高さがみるみるうちに高くなり、ライトアップされている下の部分の色がいろいろに変わり始めました。赤紫オレンジとわりとせわしなく色が変わるので、幻想的というにはいまひとつでしたが、大きな噴水から水が勢いよく噴き上がっているのも威勢がよくて迫力がありました。ただ、この夜はまだ比較的涼しくて、皆、たいてい上着を着ていたくらいなので、清涼感を楽しむには、まだちょっと早過ぎましたが。

噴水のショーを見た後は、ようやくすっかり暮れたダウンタウンの夜景を見ながらホテルまで歩いて帰りました。公園でサンドウィッチなどを食べてしまったので、またもや夕食はルームサービスで、スープとサラダ入りのラップ。明日こそ美味しいものを食べなくては!

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