Art Institute of Chicago


Mao 毛沢東, 1973
Andy Warhol (American,1930-1987)
Mao
かなり奥まった展示室にありながら、通路からまっすぐ見えるところに置いてあるので、かなり手前からその存在感を示している大きなウォーホールのシルクスクリーン。途中の展示室には中国の陶磁器などが置いてあり、この作品のちょうど上の部分に漢字の文章が入って見えたりして、現物にたどり着くまでの演出もなかなか。縦が4.5mほどある巨大なキャンバス上で、アイシャドウと口紅、ほほ紅を施されたうえ、わかりにくいのですが、両脇にある紫色の楕円のところにも、毛沢東の顔が描いてあり、どう見てもギャグ以外のなにものでもありません。時代が時代だったら、こんなこと許されなかったであろうことを考えると、そのきわどさもアメリカ人のユーモアのセンスのうちなのでしょうね。

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