Art Institute of Chicago


The Assumption of the Virgin 聖母被昇天, 1577
TheAssumption El Greco (Spanish,1541-1614)
回廊のようになっている展示室の『Paris Street; Rainy Day』と階段を挟んでちょうど向かいにある大作。写真にしてしまうと、大きさが全く伝わらなくなってしまいますが、金色のりっぱな枠に入った絵はかなりの迫力。もともと彼の故郷であるスペインの教会の祭壇にあった絵ですが、いくつかの変遷を経て、この美術館にやってきたそうです。聖母マリアが、三日月に乗って天国へと昇天していく場面を描いたもので、キリスト教によると、マリアは自分で天国に昇るのではなく、天から召されているという考え方をするので、日本語では「聖母昇天」と訳すのだとか。暗い色合いの作品が多いエル・グレコにしては、さすがに主題が主題なので明るめなイメージ。でも、同じ主題の違う画家のものよりは、やっぱりちょっと暗めの色使いかもしれません。

※画像の大きさの都合上、写真は部分表示になっている場合があります。